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2020.06.07

Duolingoのラテン語でトロフィー獲得!

 このブログにも書いたが、先日たまたま発見した、Duolingoのラテン語のコースだが、その後、地味に継続して、というか、それなりに熱心にやって、トロフィー獲得!となった。久しぶりに奇妙な達成感があった。そういえば、日本語から学ぶ中国語でもトロフィーをゲットしたが、こちらは今日材料が少なく、達成感がない。なので、中国語については、英語から学ぶコースを継続している。それなりに教材が多いのでまだしばらくトロフィーには至らない。

Latintp
 トロフィーとはいえ、ごくごく初級である。率直に言って、ラテン語が学べたなどという実感はさらさらにない。なにせ、恥ずかしい話だが、名詞の格変化もおぼつかない。じゃあ、どうやってやったの? というと、地味にただやって到達したというだけの話。基本この手の学習アプリはエビングハウスの無意味つづり学習の理論に拠っているので、機械的に繰り返すと学習が進む。とはいえ、Duolingoとしてはあたらしい学習モデルを形成しているが、それでも基本は無意味つづり学習のようだ。
 大学生んときに学んだラテン語はこれも率直に言ってほとんど覚えていない。が、この間、フランス語を学び、イタリア語を学び、あと、英語もかなそれなりに学び続けていたので、ラテン語が自然にわかるところが多くなった。動詞活用など、現代イタリア語からけっこう類推できちゃうのが自分でも驚いた。前置詞の使い方もよく似ている。
 あと、Duolingoのラテン語では、普通の言語として教えるので、リスニングはけっこうある(発音は実質ないが)。それと、語順は、ラテン語に自然な語順になっているので、格変化がわからなくても、類推しやすい。というか、ラテン語って、そういう言語だったんじゃないかと考えさせられた。
 ラテン語を学ぶモチベーションになったのは、この間、フォーレのレクイエムの練習をしているのだが、このラテン語の歌詞がよくわかるようになった。それまでもミサ曲とかも歌ったし、意味はそれなりに確認したが、文法レベルまできちんと理解できると、ああ、普通の歌だという感じが深まって楽しい。ラテン語の歌がすごく身近になって嬉しい。
 ラテン語の学習はもう少し続けるつもり。実は、少し恥ずかしいというか、中二病的でもあるのだが、ラテン語で会話がしたいなと思っている。YouTubeを眺めていると、けっこう現代人でもラテン語で会話をしている人たちがいるものだと思った。

 

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