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2020.05.22

朝鮮語とローマ字化について

 Duolingoに韓国語のコースがあって、始めると、朝鮮語とローマ字化についてまた考えさせられた。
 きっかけは、中国語。Duolingoに日本語から中国語を学ぶコースが昨年にできていたのを知らなかったことだ。なので、試しにやってみると面白かった。気がつくと、提供されている教材のレベル1は終えたのだが、教材の量が少ないのに気がつく。英語から中国語を学ぶコースのほうが多い。こちらは以前、少しかじったくらいだったが、この機にこちら、つまり、英語で中国語を学ぶコースを継続している。合わせて、ポール・ノーブルの中国語講座も聞いている。
 そうしたなか、もしかして韓国語はどうなっているのかと、Duolingoを調べると、あった。当然といえば当然だが、今まで想像していなかった。
 早速、試しに、英語で韓国語を学ぶコースを開始。まずは、ハングルである。ハングルって基本はそれほど難しくないので、比較的短時間に覚えられるのだが、ということは、同時に忘れやすい。自分についてはそう。読めないハングルが多くなってしまった。김치がキムチだよあくらい。지하철역は、どうか。チハチョルヨク? ああ、地下鉄駅かなと思う。

 지-地 하-下 철-鉄 역-駅

 日本語の名残かなとも。このくらいは読めるのだが、読めないのも多くなった。
 簡単に習得できるとことは、簡単に忘れてしまう。というわけで、また再学習かという気になったのだが、Duolingoで韓国語学ぶと、当然だが、英語から学ぶわけで、ローマ字が出てくる。김치だとgimchi。これはまあ、簡単すぎるんだが、지하철역だとこうなる。

 지하철역
 jihacheol-yeog

 文化観光部2000年式である。構成は、こう。

지-ji
하-ha
철-cheol
역-yeog

である。
 破擦音をどう割り当てるかというのは、中国語のピンインでもそうだし、フランス語でもそうだが、ローマ字化にあたっては恣意的である。日本語もそうか。
 ここで、あれれと思ったのは、철-cheolと역-yeogである。
 まず簡単にパッチムの역-yeogとなるのが、역-yeokではないのか? しかし、これはそれほど問題でもない。文字部位だけ見ると、こうなる。

 ㅓ - eo
 ㅕ - yeo

 これを軟口蓋化と言っていいか、yを単独音素で子音と見るかは、さておき、法則的になっている。
 で、単純な疑問にぶつかった。
 なぜ、ㅓ - eo なんだろう? つまり、これだと二重母音のように見える。実際は、単音である。北朝鮮の北1992年式では、ŏ だし、フランス語に慣れた自分などからすると、このほうがわかりやすい。中国語のピンインでもこうした紛らわしい表記はない?
 英書の歴史書によく出てくるイェール式だと、eになり、中国語ピンインに似ているし、フランス語でもそうだとも言えるが、これもわかりにくい。
 そもそも、イエール式に至っては、ㅔがey、ㅐがayというのも同様にわかりにくい(短母音である)。ちなみに、ここは、文化観光部2000年式だと、ㅔがae、ㅐがeである。まだわかりやすい。というか、なんとなくなが、日本語や英語に配慮している感じもしないではない。
 さてごちゃごちゃ言ったが、文化観光部2000年式を変更することは無理だし、日本での韓国語学習ではローマ字は使われてない。そもそも、韓国ですら、ローマ字が使われているのだろうか? というのは、中国語だとコンピュータ入力はピンインだが、韓国語では2ボル式が主流で、Windows10ではローマ字入力ができるとはいえ、利用されているのかわからない。
 で、何が言いたい?
 韓国語学習におけるローマ字のパス(経路)を整備してもいいんじゃないだろうか?

 

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