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2020.04.14

"He screwed the pooch."を自動翻訳させてみた。

 ほんの出来心だった。"He screwed the pooch."を自動翻訳させてみた。うーむ、こうなったのだった。

Google翻訳
He screwed the pooch.
彼は犬をねじ込みました。

Bing翻訳
He screwed the pooch.
彼はうんちをねじ込んだ。

Excite翻訳
He screwed the pooch.
彼は犬をねじ止めした。

みらい翻訳
He screwed the pooch.
彼はその犬をねじった。

DeepL翻訳
He screwed the pooch.
彼は犬を騙した。
(彼は犬とヤッたんだ。)

Cross-Transer
He screwed the pooch.
彼は、犬をねじ込みました。

 まあ、そうなるかなという結果だが、もしかしたらという期待もあった。
 ちなみに、”screw the pooch”は、熟語で、意味は、と、英辞郎を引いたら載ってなかった。え? Weblioも見たが載ってなかった。が、こちらは、Wikitionaryへの参照があった。イディオマティックな動詞ということになっている。

Verb
screw the pooch (third-person singular simple present screws the pooch, present participle screwing the pooch, simple past and past participle screwed the pooch)
1. (idiomatic) To screw up; to fail in dramatic and ignominious fashion.

 語源もあった。

1950s, from earlier fuck the dog (“fritter, waste time”) (1935) (compare fuck around), later sense of “make an embarrassing mistake” (compare screw up, fuck up). Popularized by use by Tom Wolfe in The Right Stuff (1979), and film adaptation The Right Stuff (1983).[1]

 なるほど、と、これを訳して解説していいものか悩むところだが、現在の意味は、“make an embarrassing mistake”ということなので、日本語的には、「ドジ踏みやがって」「下手打った」あたりだろうか。
 そして、この語源を見ていくと、言い回しの元では、dogがあったようなので、dogの言い換えで、poochが出てきたようだ。
 ああ、poochかあ。
 こちらは、辞書に載っている。「犬」の俗語である。Merriam-Websterにも載っていると見ていると、screw the poochも載っていた。

screw the pooch
US slang
: to botch an activity or undertaking : SCREW UP
He's a little cocky, but he's not about to screw the pooch.
— Douglas M. Bailey
Such is life. Sometimes you score big, and sometimes you screw the pooch.
— Greg Jerrett

 ということで、screw upの同義としている。これは、洋ドラにやたらよく出てくる。"OMG, I totally screwed up."とか。他動詞的な用法もある。

 さて、このpoochなんだが、なぜ、犬? というのが語源的にわからず、調べると諸説ある。
 日本語大辞典で「ぽち」を引くと、捕注に、語源として、《(イ)英語でspotty、(ロ) 米語でpooch(俗語、犬の意)、(ハ)フランス語でpettit (小さい意)からと、諸説ある》とある。調べると、ドイツ語のputz説もありそうだが、よくわからない。
 が、同辞典に明治30年代、40年代に流行した、とある。
 思いつくのは、唱歌『花咲爺』である。

うらのはたけで、ポチがなく、
しょうじきじいさん、ほったれば、
おおばん、こばんが、ザクザクザクザク。

 1901(明治34)年の『幼年唱歌(初の下)』で発表。曲は田村虎蔵、詞は石原和三郎である。年代的には、日本語大辞典にある時代ときちんと重なる。もしかすると、この唱歌で、「ポチ」が定着したのかもしれない。
 というところで、変なことを思い出した。以前、誰からから、「ぽち」って"fetch"が語源じゃないのという話を聞いたことがある。
 まあ、「ぽち」の語源もわからない。
 ってなことを調べていたら、『犬たちの明治維新 ポチの誕生』という本があるのを知る。読んでみるかな。

 

 

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