ファイナル・シュクメルリ
松屋のシュクメルリを食べたあと、これなら作れるかなと思った。本物のシュクメルリがどういうものかわからないが、shkmeruliで画像検索すると、グリルしたチキンにニンニクの効いたソースをかけているようにも見える。まあ、本物がなんでもいいし、サツマイモ入れるというアイデアも面白いなと思って試作してみた。
イタリア料理に、名前を忘れたが、ニンニクをミルクで茹でてペーストにしたのがあったなと思い出し、あれをベースにしたらいいんじゃないかと作る。ニンニクの臭みが抜けて上品なものが出来てしまった。うーむ。松屋のシュクメルリはけっこう生ニンニクのにおいがきついので、弱めようと思ったら弱めすぎ。
次は、バーニャカウダの要領でオリーブオイルにニンニクの香りを移して作る。うーむ。ニンニクの効いたチキンクリームシチューみたいなものになる。
それから、ニンニクをスライスしてローストしてみたりもしたが、いまいち。というあたりで、そもそもニンニクをがっつり食べる料理にしちゃえばいいんじゃねと思いつき、試作し、さらに誰でも作れるようにレシピを簡素化した。これで、「ファイナル・シュクメルリ」でいいんじゃなかろうか。というわけでご紹介。
【材料】二人前換算
もも肉 1枚
ニンニク 1株
塩コショウ
オリーブオイル 大さじ2
薄力粉 大さじ2
牛乳 1カップ
さつまいも 中半分
あとお好みで
コンソメ顆粒
シュレッドチーズ
【作り方】
写真は4人前です。
1 もも肉の準備
肉側に塩コショウして20分くらい置いておく。塩コショウの量だが、やや多め。2人前で小さじ1くらい。これで最終的な塩味のベースにする。
2 皮を下にして中火で焼く
フライパンに薄く油を引き、鳥もも肉の皮を下に中火で焼く。オーブンペーパーをかぶせて、水を入れたケトルで重しにするとよい。
皮が焼けたら終わり。5分くらいか。
4 ニンニクの準備
株をばらし、もとを切って、皮付きのまま包丁の背で適当に押し潰す。潰すと皮が剥きやすい。
5 さつまいもの準備
適当にカットして、耐熱容器に入れ電子レンジをかける。800Wなら3分くらい。ナマっぽくなくなればよし。
6 ニンニクのロースト
もも肉の皮の残り油にオリーブオイルを足してニンニクをローストする。狐色に焼きめが付くくらい。
7 もも肉を入れてさらにロースト
肉にだいたい火が通るくらい。
9 混ぜ合わせ牛乳を3分の1くらい入れ中火
さらに2回に分けて入れる。
とろみはミルクの量で調整。水を足してもいい。
11 さつまいもに十分火が入ったら完成
旨味が足りないと思ったら、コンソメ顆粒を足す。シュレッドチーズを加えてもよい。塩気がまだ足りないときは、少しずつ加えて仕上げる。
出来上がり。