« ドレミの歌の謎 | トップページ | 日産自動車元会長・カルロス・ゴーン被告の国外逃亡 »

2020.01.01

2020年がよい年でありますように

 2020年になった。そのことに、感慨があるようなないような宙ぶらりんといった感じがしている。困惑、だろうか。ついこないだ、2000年になったばかりじゃないかという思いが去来する。でもあれから20年。
 「令和2年」にもなった。昨年の今頃は、「今年は新元号元年になるのだな」と思っていた。つまり、一年前の元旦は「平成31年」だった。そしてその連想から、平成になった30年前を思い出し、自分が見た平成史を書こうと思い立ち、実際に書き始めたのだが、執筆は平成4年あたりで中断している。平成2年までは書いた。
 そのおり、平成2年で思ったことは、その年の元旦、それからバブルが崩壊していくことに気がついている人は、ほとんどいなかったのだろうな、という感慨である。平成2年1月4日の東証の大発会で200円ほど下落し、その後1月は、一進一退というか、一進二退とでもいうように下がり続けた。株価の暴落が現実味を帯びたのは2月に入ってからだった。
 私は昨年、自身の平成史の資料として、その1月の主要紙を読み返してわかったことは、その1月の新聞の、浮かれたというほどでもないが、楽観とした空気だった。いずれ上がるさという気分が1月にはまだ覆っていた。振り返ってみれば、確かにまだバブルの崩壊のリアリティをあのころ感じていなかった。
 その、ある種の楽観的な無感覚を、令和2年の元旦にも感じている。これから、日本の経済が暗転していくのだろうなというような予感でもある。悪い予感だ。幸い、予感に過ぎず、根拠はない。それでも、日本経済がまた沈んでいったあとで今を振り返れば、いろいろこの予感に理屈はつくだろう。
 今年の前半は、オリンピック気分で浮かれていくだろう。オリンピックが終わると、安倍政権の余命(総裁任期)は議会解散がなければ1年となる。政局が沈んでから選挙ということはないから、オリンピックに浮かれた気分が残る秋の頭に総選挙の話が盛り上がるだろう。そう考えるだけで、げんなりとしてくるものがある。「アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ」そんな言葉が脳裏をよぎる。
 でも、2020年がよい年でありますように。

|

« ドレミの歌の謎 | トップページ | 日産自動車元会長・カルロス・ゴーン被告の国外逃亡 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ドレミの歌の謎 | トップページ | 日産自動車元会長・カルロス・ゴーン被告の国外逃亡 »