判子(ハンコ)のこと
判子(ハンコ)は日本の悪習とも言えるだろう。実印以外だと法的にどういう位置づけなのか、よくわからない。実は実印すら法的根拠はよくわからない。
なので、ハンコを軽視する向きもあるだろうが、社会人になったら、ハンコは持っておいたほうがいい、と思うのだが、ふとそんな話を若い人としたら、え?みたいなリアクションを受けた。もしかしてとググってみると、なんだかめちゃくちゃな話が多い。というか、以下の話もそのめちゃくちゃからもしれないと思いつつ、まあ、書いておく。
その前に昔話をすると、僕が中学卒業するとき、学校でハンコを作った、というか作らされた。社会人になると必要になるということらしい。当時はまだ中卒が少ないわけでもなかった。
で、普通は名字で作るんだが、僕はまあ変わった中学生でもあったのだろう、名字じゃなくて名前のほうで作れますか?と教師にきいた。そのときの教師の微妙な曇り顔が忘れられない。できないわけではないが、それ言うなよということだろう。特に、女子の話に広げるんじゃねえということだろう。が、話はふくらんだ。俺も、私も、という声が続いたのである。悪かったなあ、先生。僕はそういうわけで、名前のハンコを作って今も大切にしているが。
さて。
社会人ならハンコは3つあるといい
まず前提。絶対とかいう話じゃない。そうしたらいいんじゃないのということ。
① シャチハタ印
最初に重要なことだが、シャチハタ印やゴム印は実はハンコじゃない。なんだかんだと日本文化だと判が必要になるのであると便利ということ。アマゾンの受け取りとかにはハンコはいらず署名でいいけど、逆にシャチハタ印でもいい。そのほうが楽。
② 銀行印
銀行とかで印が必要というときに使う。引っ越しとかにもよく使う。
認印と別にしろという人もいるが、同じでいいと思う。
朱肉のついたホルダーもあるといい。変わった名字でもなければ、学生なら生協(生協にもよるが)でも購入できるだろう。いずれにせよ、1500円くらいが上限。
ハンコは高いものを売りつけられるので、要注意。
③ 実印
これは成人したら作っておくといい。親はもっているから、親にどんなのがいいか相談し、できたら親に買ってもらうといい。意外と高い。ホルダー込で10000円くらいがいいだろう。で、これを市役所に届ける。印鑑登録証明書カードできる。
なんに使うかというと、不動産とか買うときに必要になる。ということは、ほとんど不要とも言えないこともない。
ちなみに、婚姻届に実印は不要。印は必要だが銀行印や認印でいい。シャチハタ印はだめ。
ハンコの問題は冒頭に書いたが日本の因習とも言えるので、つっこむとロクなことがないが、まあ、とりあえず、自分のハンコはもっておくと話は楽だ。
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