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2019.11.05

15年ぶりくらいにワイングラスを買った

 先日、愛用していたワイングラスが割れた。15年は使っていたものだった。当時沖縄暮らしでなかなかいいワインが現地で買えず、オーストラリアから空輸したり(箱で買うと補助金のバックがあったりした)、本土のヴィノスやまざきのワイン頒布会を楽しみにしていたりしたが、そのとき店のプレゼントでもらったものだ。底面の部分に自分の名前を入れてもらった。
 陶器もガラスも割れるものは割れるとわかっていても、割れてしまうと残念な気持ちにはなった。と、ふと思い出したが、ロイヤルコペンハーゲンのカップはなかなか割れないがあれも割れたらちょっと残念な気持ちになるだろう。
 ワインが趣味のような生活をしていたが、その間、難病もあって寛解期の維持にはお酒をやめたほうがいいだろうということで断酒した。その後、少しならいいかと飲むと発作が出た。もう酒に縁のない人生だと決めたのだが、昨年あたりから、ワインを少し飲む。フランス料理を食べていて、さすがにワインがないと様にならない。グラス半分くらいならいいだろうということにした。
 実質、そんなにワインも飲まない。少ないのだから、いいワインをと思っていたが、この間、子どもが3人成人した。子どもと酒を酌み交わすというのを人生の喜びにしている人もいるが、私はそうでもない。ただ、成人した子どもに飲ませるワインとなると、量もはけるのでそう高級ともいかない。というあたりで、世の中のワイン事象が変わったことに気がつく。妻がセブンイレブンのワインをひょこっと買ってくるのだが、これが意外においしいのである。いくら?と聞くと800円くらい。500円くらいのワインでもそれなりにおいしい。先日は、だめだったら煮詰めてブフ・ブルギニョンにしようと思って、イオンで350円というのを買ってみたが、飲めるのだった。昔だったら、このレベルで1500円はしたんじゃないか。
 ワインが安くなったのだな。なんとなく思うのだが、製造管理にIT(情報技術)が生かされている面も大きいのではないか。発酵管理とかがかなり自動化されているのではないか。いずれにせよ、それほど高級なワインでなくてもいい時代になったのだなと思う。これなら、コップで飲むのがいいかもしれない。ギリシア旅行ではミネラルウォーターよりワインが安くてアルミカップで飲んでたこともあったな。
 さて、グラスだ。コップはさすがにおいしくない。酒だのお茶だのというのは気取るつもりもないのだが、それなりの器でないとおいしくはないものだ。グラスかあ。名前入りのグラスはもう一つがあるが、妻と揃いというのが(めおとグラスとかではないが)愛用の理由でもあったな。グラスを新しく買うか。アマゾンあたりで。
 物色すると、人気商品でお勧めに、「RIEDEL リーデル 赤ワイン グラス ペアセット オヴァチュア レッドワイン 350ml」というのがあった。それほど大ぶりでもない。割れたら割れたでいいが、ドイツ製で、意外と頑丈そうだ。どうせ高価なワインを飲むわけでもない。ぽちり。
 これが意外によかった。赤ワイン用を買ったのだが、飲みやすいし、香りも楽しめる。白ワイン用やスパークリング用も欲しくなったな。
 それほどアフィリエイト記事を書きたいわけでもないし、そもそも、そんなこともなく売れているようだ。廉価のワインが普及すれば廉価のそこそこ使えるグラスも普及するのだろう。こんなところもに世の中の変化というか進歩といっていいんだろう、あるものだなと思った。

 

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