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2019.11.04

東大博物館で『貝の建築学』を見た

 いい日和だったので、小石川植物園を散歩し、東京大学総合研究博物館小石川分館/建築ミュージアムに寄ったところ、特別展示『貝の建築学』というのをやっていた。ようするに貝殻の展示ということなのだが、「建築」という視点で貝の構造を見るというのも、面白い体験だった。

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 なぜ、建築ミュージアムで貝殻?
 理由は、「貝はみずから貝殻を形成してその中で暮らしており、貝殻は貝の建築物とみなすことができます」ということで、それだけ聞くと洒落のようだが、百聞は一見に如かず、見ればなるほどと思う。重要なのは、貝殻の断面が見られることだ。というか、私は、貝殻の断面なるものを見たことがなかった。中はただの渦巻きになっているのだろうくらいの想像で、それ以上の関心を持っていなかった。見ると、それは神秘的なと言いたくなるほど美しいものだった。なるほど、これは、建築物(アーキテクチャ)と言えそうである。

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 特殊な技術で断面が見られるように裁断したらしい。説明を聴いたが忘れた。
 加えて。貝が建築物(アーキテクチャ)というのは、自然がもたらすこうした造形を実際の建造物の設計のヒントとしたいらしい。これも言われてみれば、ガウディの建造物やシュタイナーの建造物なども貝を連想させる。
 常設展示も興味深かった。ついでに東大博物館の本館も行ってみるかと思ったら、なにやら休館中らしい。

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 最初のほうで説明しておけばよかったが、建造ミュージアムは、明治9年に建築された東京医学校をここに移築したものだ。建造物は、明治初年の木造擬洋風建築特有の特徴があり、それ自体も興味深い。

 

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