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2019.11.13

ボールペンのこと

 先日、とある公的機関で若い人が手書きで文書を書いているのを見て、あれ?と思った。それは水性ボールペンじゃないのか? こういう文書を書くときは油性ボールペンを使うほうがいいものだがとふと思ったのである。
 社会人なら油性ボールペンを使いなさい、できたら、ちゃんとしたのを使いなさいというのは、社会人の常識だろうかと、それから考えた。私が若い頃はそういうものだったが。
 ちなみに、社会人と油性ボールペンとか、水性ボールペンとダメとかのキーワードでググったがとりわけ常識らしきものも出てこない。というあたりで、ああ、これは現代では微妙な問題なのかもしれないなと気がついた。
 まず原則がある。公文書に使用できるペンは、日本工業規格(JIS規格)の中で、「公文書用特定の品質項目」を満たしたものに限られる。油性ボールペンについては「油性ボールペン及びレフィル」JIS S6039というのがある。厳密に書かれていて、一般にはわかりにくい規格だが、「油性ボールペン及び油性ボールペン用レフィル(以下,レフィルという。)の品質について規定する」とあり、油性ボールが強調されているのがわかる。が、規格はこれだけではないようで、水溶性は公式文書にダメというわけでもない。ややこしい。
 そこで典型例をあげると、水性顔料のジェルインクのサラサだが、発売元のゼブラでは公式文書に使えるとしている。当然、黒は問題ないとして、他の色についてはどうか。その情報には記載されていないので、よくわからない。
 概ね、黒であれば使用できないボールペンのほうが少ないので気にしなくていいと言いたいところだが、フランスでも大人気のフリクションだがこれは公式文書には使えない。そうした点でいえば、公文書ではフリクションは避ける、黒(濃紺)以外は避けるとすれば問題ないかもしれない。
 もう一つ。
 ジェットストリームだが、これや油性インキなので上の問題はない。が、個人的に気になることがあって、自分もこれが出た時に飛びついた部類だが、いつからか使わないようにしている。筆圧が落ちるからだ。公文書と限らず契約書的なものは、カーボンコピーになっているものが多く、写しを明瞭するにはできればある程度の筆圧があったほうがいい、と思う。ので、そこも考慮しておいたらいいんじゃないかと。
 ちなみに、アフィリ的には、自分も一本常備しているが、「三菱鉛筆 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-07 黒24」がいいと思う。

 

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