11月上旬の昭和記念公園散歩
私は騒がしいものが好きではない。天皇陛下即位パレードである「祝賀御列の儀」で沸き立つ都心もできたら避けたい。が、よい天気である。散歩日和だ。さてどこに行くか。令和の天皇の時代となると、昭和という時代は、ちょうど昭和な私が明治時代を思うようなものだろうか、とふと考え、そうだ、昭和記念公園にでも行くか。と行ってみた。まだ、紅葉には少し早いだろうが、たしか、2日から黄葉紅葉まつりなるものもやっているそうだから、少しは見られるだろう。ただ、あそこも混んでないかなと懸念はした。
たしかに、いつもより、人出は多いようには思えた。歩いていて人にぶつかるほどではない。集まっている客の三分の一くらいは、ノンジャパニーズではないだろうか。スカーフをした若い女性と付きそうよるな男性のグループがいて、どこから来たのときいてみたら、インドネシアとのことだった。観光?と聞くと、Workingとのことだ。なんの仕事かまでは聞かなかった。楽しんでね。
日本庭園に寄ってみた。今年から夜はライトアップするらしいので、あちこち電線やしかけがあってうるさい感じがした。
お茶をいただく。お菓子もお薄もおいしいのだが、同時に出さないでほしいなと少し思う。見ていると、お客さんによっては、分けて出しているみたいなので、混雑具合によるのだろう。というか、以前は分けて出たか。まあ、茶席でもないしな。
この公園ができたのは、1983年。ちょうど大学院を出た年で、できたころ行ったことがある。あちこちまで造成の途中だった。赤土とブルトーざーと土管といった風景だったように思う。それが、今ではイノシシも出るという。明治神宮もただの畑だったらしいが、自然なんて半世紀もあればできちゃうものだな。
それ以前は米軍基地だった。私は5歳の誕生日、中武デパートの最上階のレストランから、この基地の飛行機を見た記憶がある。
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