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2019.10.04

NHKの語学番組が面白そうになってきた

 語学が趣味である。としか言えそうにない。大してできないから。他に趣味らしきものはないから。で、趣味というのは、金をかけるのも楽しいが、かけなくてもできる趣味もある。語学はというと、微妙。いくらでもかけられるが、かけなくても、できる。無料もあり。あ、NHKの受信料を払っていればだが。それと、それぞれテキストがあってもいいとも思う。特にラジオ系は。
 話は、NHKの語学番組が面白そうになってきた、ということ。
 何年前からだろうか、NHKの語学番組がダメになってきた。特に、テレビのが。特に、英語以外が。いや、英語もそうか。こんなんで語学習得できるわけねーだろという、うっすーいバラエティ番組番組になってきたのだ、それがどんどんと。まだ4年くらい前なら、それなりにフランス語の動詞活用とかラップにするとか工夫してたのに。旅するうんたら、なんだよ。
 で、だ、この、ふざけた語学バラエティ番組が、なんかふっきった。語学なんか気にしないで、だらだら見て、無問題。

旅するドイツ語
 俳優・佐藤めぐみさんが、ドイツのパンを求めてという、まいどのだるい企画なのだが、場所が、え?である。ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト(黒い森)だ。それは、ちょっと面白いんじゃなかろか。
 ミュンヘン、ハンブルク、ケルン、ベルリン……とかではなさそう。というか、そういうのもういいや感、ある。
 できたら、アルザス国境まで足を伸ばして、びっみょーな問題を扱ってほしい!

 

 

旅するフランス語
 ヴァレリーノの柄本弾さんがフランス南西部の旅。というと、これもまただるい企画か。で、どこへ、トゥールーズ。まあ、ありがち。と、思ったら、バスクへも。バスク、いいなあ。ここでも、びっみょーな問題を扱ってほしい!

 

 

旅するイタリア語
 俳優の小関裕太さんがシチリア島。ありがちと思いきや、そうでもないんじゃないか。シチリア島だけでイタリア語の語学番組ってよいのでは。ぜひ、イタリア語の標準的ではない部分に、がっつり触れてほしい。ノルマンとかギリシアに関わる歴史なんかもあればなおよし。

 

 

するスペイン語
 ミュージシャンのシシド・カフカさんがアルゼンチン。お、それだけでかなり、グッドじゃまいか。スペイン語って、スペインの言葉であるけど、スペインに限定されない、なんだろ、国際語でもあるし、南米では独自の言語でもある。

 

 

アラビア・シャベリーヤ
 いつからアラビア語が旅するのシリーズに入ったのか知らないが、今回は、俳優の金子貴俊さんが、モロッコ。モロッコ、こりゃまった、面白いところを突いてきたなあ。なんでモロッコと思ったら、実質は花沢ウライヤさんでした。

 

 

ボキャブライダー on TV
 これ見てます。英語の勉強というより、あまりのばかばかしさに笑えるので。よくこんな変な番組作ったものだ。

世界へ発信SNS英語塾
 普通に英語の勉強になりますね。

攻略ABCニュース英語
 3月末で番組終了と聞いて、がっかりしたが、リニューしてまったく同じのやっている。これも、普通に英語の勉強になる。

CNNスチューデントニュース
 英語の勉強というより、米人高校生がなにを教えられているかという点で面白い。というか、日本人の国際常識、大丈夫なのかと感じることとしばしば。というわけで、この番組は英語で見る必要はないと思う。

 

実践ビジネス英語
 杉田敏先生がとにかくすごい。レベル的には、C1くらいだろうと思う。ビジネス英語としては易しい部類だろう。たまにやってやめて、また再開するかと思う。

 

 

高校生からはじめる「現代英語」
 この二年半ほど高校生の娘とやっている。毎月、2冊買っている。
 娘にどう英語を教えるかなと悩んで、いい教材ないかと探し、試して気に入った。表題からわかるように、レベルはそんなに高くないが、意外な知識が身につくので気に入っている。癖のない、普通の現代米語に触れられるのもいい。日本の英語教材って、奇妙な癖がついたものが多く困るなあと思っている。

 

 

まいにちフランス語
 入門編は再放送だし、まあ、普通の入門編。やや現代フランス語的な言い回しが多いくらい。
 で、今回すごいのは、応用編だ。清岡智比古先生が応用編?とちょっと驚いたが、内容がさらに。簡単にいうと、フランコフォンの世界を描いている。もちろん、基本の朗読は、アニメ声のレナ・ジュンタさんなのだけど。
 フランスという言語の持つ、帝国主義の残滓というか、その発展というか、私たちがついおフランスとして考える部分じゃない部分が、とても重要に思える。

 

 

まいにちイタリア語
 入門編は、すみません、たるすぎ。応用編は、条件法と接続法に特化。テキストはざっと今月分予習したが、たるかったら、やめるかも。

 

 

そんなに語学ができるかーい
 録画は基本。ラジオ系は一週間分ストリーミングできる。これを使うといい。
 で、ええとですね、テレビの旅するシリーズでは、思いっきり、語学を忘れるといいです。だらっと見るだけでいい。環境映像でもいい。普通に旅番組として面白いです。
 NHKのテレビ英語のミニ番組は貯めといて、適当にまとめて見るといいです。貯まりすぎたら古い録画消して捨てるといい。河の流れのように。ほいで、結局見ないなら、録画自体やめる。
 ラジオの語学講座だけど、テキストを買ったほうがいい。そして、テキストが届いた時点で、一ヶ月分、まとめて予習やっておくといい。どれも1時間くらいじゃなかろか。というか、それ以上の負担があるならよしたほうがいい。別の言い方すると、「まいにち」ってあるけど、毎日は経験的にも無理。といいつつ、Duolingoは毎日やっているが、これも、せいぜい10分。
 あと、がっつり体系的に初歩レベルの語学を学ぶなら、放送大学の教材がいい。BSで見る分には無料。テキストも販売されているが、テキストより講義のほうがかなり濃い。ちなみに、私は、『初歩のイタリア語』を学んでいる。

 

語学を学ぶということ
 たぶん、語学というのは、二週間とか一ヶ月、三ヶ月、半年と、没入したようにするほうが学習効率がよいんじゃないかと思う。で、問題は、それ以降。続けていないと、めきめきと衰える。どっかにひっかかりを持っていたほうがいい、という点で、NHKのたるい語学番組はその役目で使うといい。
 そういえば、亡き三笠宮様も言語が趣味だったらしく、NHKのラジオ講座を各国語学んでいたらしい。

 

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