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2019.10.25

湯たんぽ遍歴

 また、湯たんぽを買った。またまた、というべきかもしれない。歴史を振り返ってみよう。最初に、湯たんぽ、ありき。まあ、それはいいや。僕が子供の頃だ。半世紀も前のこと。古代といってもいい。近代はというと、fashy(ファシー)だ。日本人からの印象だと水枕という感じか。ゴムのようでふにゃっとしている。でも、ゴム臭くないので(ポリウレタンのコンドームもゴム臭くない)、ゴムではないだろう。素材は何でできているんだろう。ドイツで普及しているという。たぶん、なんかエコロジーな素材なんだろう。触っても自然な感じがする。夏の水枕にはそのまま使えないこともない。が、ふつうカバーをする。ファシーの楽しいところは、カバーである。 というか、カバーに凝る。

 


 ファシーは2リットルだと、夜にお湯を入れて、朝までほんのり暖かい。湯温度は55〜50℃くらい。湯たんぽ全体に言えるが低温やけどしないように。
 次の世代は、「レンジでゆたぽん」とかいうやつ。お湯は入れない。すでになんか、ゲルというのだろうか、ぶにょぶにょしたものが入っている。これを電子レンジでチンするとあたたまる。便利? 便利かもしれない。愛用している人も多い。ただ、なんだろ、あまり使わなかった。ファシーに戻ったのである。荘園を脱走した農奴もまた故郷に帰ってきたというか。

 


 第三世代、というか、最近試しているのが、「充電式 ゆたんぽ」というやつ。電子レンジ湯たんぽと似たようなゲルが入っているのだが、これに電熱線が通っていて過程電源で温める。15分くらいでできる。「充電」というが、これ、充電器が入っているわけではない。最初に電熱器の原理で温めるというだけだ。もちろんというべきか中国製である。この手のものはだめなんだよなと思いつつ、使ってみると、よいのである。何がよいのか?

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 充電うんたらはどうということはない。電子レンジ湯たんぽと同じだと言っていい。よいのは、カバーである。なるほど、この手があったかと思った。カバーの上下の厚みが違うのである。
 普通湯たんぽというのは、湯を入れたら、低温やけどしないようにカバーに入れる。ファシーだとカバーがファッショナブルで楽しいが、ようするに原理は普通のカバーだ。だが、このカバーは厚みがあるほうを上にしておくと、下が毛布と布団とかだと、それだけで保熱性が高い。使うとき、最初は、厚いほうを上にしておく、朝ひっくりかえすと薄いほうは十分暖かい。厚みの差で保熱や温度調節ができる。これって中国人の知恵? あと、この充電湯たんぽ、手が入る。寒いところに座っているとき、膝にのっけて、手を入れると手が暖かい。中国ではそうやって使っているのだろうか?
 まあ、湯たんぽカバーの上下の厚みを変えるというのは、なかなかいいアイデアだなと思った。

 

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