イタリア製の地球儀を買った
地球儀を買った。イタリア製だった。
買った理由は、娘が、欲しがったこともあるが、まあ、一家に1台、地球儀はあるべきだと思っていたのだった。
発端は、娘からの問いかけである。「うちに地球儀ないの?」と。
「ああ、今はないかも」
「というと、かつてはあった?」
「あった。兄ちゃんたち用にいくつか買った」
「でも、今はない」
「今はないかも」
「買ってくれる?」
「いいよ。行政図と地勢図とどっち?」
「それなに?」
「これとこれ」と画像を見せる。
行政図というのは、国がわかるように色分けした地球儀だ。地勢図は、大地の様子がわかるようにした地球儀だ。宇宙から見た地球みたいな感じ。
「地勢図のほう」
「そうかあ」と私は少しがっかりする。
「?」と娘。
「いや、行政図の地球儀って、色分けにピンクとか使っていて、美しくないんだよなと思って」
「でも、国がよくわかるほうがいい」
というわけで、探していて、これを見つけた。色調が落ち着いていて、部屋においてもインテリア風になる。
「これでいい? ちょっと地味っぽいけど」
「それでいい。なんかいい感じ」
というわけで、購入。娘も気に入ってた。思ってたより、いい仕上がりだった。
実は、これ、イタリア製だった。
買う前に一番気になったのは、文字のフォントだ。中国製品とかだと、漢字が中国文字のフォントとかになっていることがあるんで、ちょっとそれは見づらいかと思っていた。が、そんなことはなかった。フォントも美しい。
さて、これ、イタリアのどこで作っているのだろうかと、調べてみると、フィレンツェだった。作っている会社は、Technodidatica。技術教育社という感じだろうか。ホームページにこうある。
Dal 1950 l’azienda è pioniera nella produzione di globi geografici. Negli ultimi anni ci siamo concentrati su ricerca, innovazione di materiali e design, fino ad arrivare a una versione nuova e moderna del mappamondo.
1950年以来、我が社は地球儀の生産のパイオニアです。 近年では、私たちが専心してきたのは、研究や、素材のイノヴェーション、デザインです。そしてついに、最新版で現代的な地球儀をお届けします。
ホームページで、同社で販売されている各種地球儀を見た。さすがイタリア製だな、美しいな、という製品がいろいろあった。
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