また腕時計を買った
体に物を装着するというのが苦手で、若い頃から腕時計もしない。が、たまにする。機能性を重視しているので、チプカシで十分、というわりに、むしろチプカシが好き。で、いくつかチプカシを持っている。とりあえず、もう腕時計の必要性はない。なのに、また腕時計を買った。ちょっとはずかしいんでどれを買ったかのアフィリエイトしない。
買った理由は、腕時計があったほうがいいかな、というなんとなくの気持ちと、ちょっと、自分なりに気に入ったデザインの時計がほしくなかったからだ。腕時計の趣味なんて自分にはないか、チプカシみたいなのが好み、ということだったのだけど。自分の感覚がなんか変わってきている。
いや買ってしまったな。高価なものではないけど、私みたいに爺さんが装着すると、カラフルであれげな感じがするが、まあいいだろう。年とってますます、個人的な趣味に走るようになったな。竜頭がでっぱってないのもいい。
すごく軽い。金属接触感覚は気持ち悪いのでなし。チプカシふうのゴムっぽい感じもなし。こういうのは初めてだな。世の中、いろいろアレルギーの人がいるからなんでしょうか。
数字なし。これは我ながら意外。自分は、数字がけっこう好きなのである。数字の文字のデザインも好きなので、数字のない時計というのは好まなかったのだが、今回のこれ、数字なし。もちろん、機能的にはなんの問題もない。逆さに見るということはないし。
買ってから、時刻合わせで気がついたのだが、秒針がないのである。ほお。秒針がない。おおっ、秒針がない!
私は時刻にマニアックではないし、30秒くらいずれていても気にしないが、それでも数分ずれるのはいやなので、時計合わせをよくするのだが、秒針がないと、そういうふうに気にすることも減る。
というか、秒針がないと、時計はうるさくなくていい。腕時計ってこうあるべきなんじゃないか。時間に追われていない感じがいい。もちろん、秒針がない時計は用途に合わないという人はいるだろうけど。
スマートウォッチが今後どれほど普及していくかわからないが、多機能で高機能なウエアラブル端末が求められていく潮流にはあるのだろう。そうしたなか、数字もない秒針もないといいう腕時計という、逆行したヒューマン・インターフェイスもいいような気がする。
でもまあ、この腕時計、すぐに飽きるかも。
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