[映画] 今年見たアメリカ映画3つ
難病の影響で映画館の映画が見られないという状態が長く続いたが今年あたりから、少し見られるんじゃないかと、少し見るようになった。さて、何を見たかなと思い出すと、アメリカ映画が3つ思い浮かんだ。率直にいうと、特にお勧めという作品でもない。世の中、こういうのが人気なんだなあ、へーえ、という感じだった。
美女と野獣(参照)
ディズニーものというのは意外にメッセージ性が強いし、この作品もご多分に漏れずの類ではあるが、印象では、とにかくエマ・ワトソンに煮詰まっていた感じ。ベルがエマ・ワトソンだよ、それだけでメッセージじゃんというか。
歌も声優も楽しい。ミュージカルっていいなあとうっとり(日本語訳でも見たいかな)。映像も美しい。CGはさすがだなあ。物語の展開については、それは言うな。
そういえば、「美女と野獣」は、英語で”Beauty and the Beast”となっていて、the Beastには定冠詞があるが、Beautyには定冠詞がない。はてと思ったが、「ベル」ちゃんという固有名詞なのにべた訳したなごりのようだ。すると、フランス語ではと調べると、”La Belle et la Bête”で定冠詞あるじゃんなので、よくわからん。
ラ・ラ・ランド(参照)
うーむ。これ、いい? 大人のほろ苦い恋の思い出? っていうか、JAZZ好きの感じ出てる? うーむ、いきなり否定的なことを言ってしまたけど、期待していたので、その分、はにゃあという感じだった。
公平に見るなら、いい映画ではあったと思う。ミュージカルとしてもよくできていたし、映像もそれなりに美しい。おっと、ちょっとネガティブまた入りしまた。つまり、CG的な映像はそれほど美しいとは思わなかった。ロサンゼルスの普通の街の光景が美しかったというか、自分も所在なく、恋の行方もわからずに、東京の夜景を見下ろす感じとかあったんで、その心細さが蘇って胸キュンとかはあった。俺、歳だな。
あと、エマ・ストーンはけっこう惚れるなあ、デフォで。ライアン・ゴズリングは『きみに読む物語』のノアですね。というか、『きみに読む物語』はいい映画だった。すまんが、『ラ・ラ・ランド』の1.4142倍はいいと思う。
話戻して。最後の走馬灯回想シーン、ネタバレは避けるけど、男の視点なのか女の視点なのか、あえてぼやかしているのか、とか、思ったけど、これは文学的にはドローン視点でしょう。そもそもこの作品が予めドローンという初期村上春樹ちっくな情感なのではないかな。
とかいいつつ、その後、『ラ・ラ・ランド』のサウンドトラックはよく聞いている。終電近い駅のフォームで遠い夜景を見ながら聞いていると、とても、ええ。
ワンダーウーマン(参照)
運命の宿敵(っていう表現がアレだが)アレスが「戦争こそ人間の本性だあ」とか言うと、ダイアナの心は揺れるけど、恋人(?)をトレバー思い出して戦う。かくして歴史は動き、第一次大戦はロンドンで休戦協定される。うーむ。なんだ、これ。
正義に燃える強い女の子というのはわるくない。っていうか、僕は同じくDCの『スーパーガール』のファンなんだけど(すまんがスゲーファンだ)、ワンダーウーマンはなんか違うよなあこれ。どこが違うのかよくわからないが。
とはいえ、映像はきれい。格闘シーンは美しい。我ながら、暴力シーン大好きになりつつあるのが情けない。
映画見てからガル・ガドットってどんな人と調べてみたら、わーお、まじもんですね。あのマーシャルアーツ、伊達じゃありませんね。すごっ。ドラマ『デアデビル』のエレクトラん役エロディ・ユンもすげとか思ったけど、世の中すごい女優さんがいるものだなあ。
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