« [書評] ぼくがいま、死について思うこと(椎名誠) | トップページ | フランス語入力に向かないフランス語キーボード »

2016.01.22

Chromebookを買って変わったこと

年初Chromebookを衝動買いした。この手の衝動買いで当たる確率は、高くない。低い。一割行くだろうか。それでも一割のヒットは自分を変えるのだが、ハズレの多さに自己嫌悪と、そして、安物買いがつきまとう。そしてこれがヒット率を下げて、さらに悪循環に至る。ふつう、たいてい。しかし、今回はとりあえずここまでの現状では、そうでもない。安物Chromebookはとりあえず当たり。どう当たったかということは、どう自分が変わったかだが、気軽に文章を書くようになった。

思えば思春期から何かと書く人ではあったし、自分としてはそれでも、さほど書く人でもないとも思っていたが、まあ、話を端折るとそれがいつからか、書くことはパソコンに向かうことになり、パソコンとの関わりが書くことに影響しだした。簡単にいうとパソコンに書くことが支配されて、うざったいのである。特に、パソコンがである。うざい。何がよくないのか。固定される、その上、起動が遅い。

デスクトップパソコンは字義通りデスクに固定され、利用者が固定される。良い面もあるが、強制感が強い。じゃあ、ノートパソコンでいいじゃないか。これが嫌いなのである。重いからだ。ノートじゃないだろこの重さ。関連して重たいからそれほどほいと持ち歩かない。結局、ノートパソコンといっても使っているときは、デスクトップと変わりない。

これがChomebookだと、けっこうそうでもない。軽いというほどではないが、ずいぶん軽い。読みかけの本に栞をする気軽さで、デスプレイをぱこっと綴じて、適当に片手で本みたいに置いておける。

だったらMacbookでいいんじゃないか。そのとおり。Macbookはいいなと今頃思うようになった。

Chromebookは意外なほど電池の保ちがよい。日なが使ってもそれほど充電を気にすることはない。それでも逆に長時間使うようになり、もっと電池が保っていいのにとは思う。もっと軽くてもいいとも思う。

起動はめっちゃ早い。デスプレイをぱかっと開くとすぐに使える。アプリも機能が制限されていることもあるが、もたつきはない。このドアを開けたらすぐしば漬け(古いなあ)感はパソコンというものの感覚を変える。まあ、これもMacbookは同じだろう。

と書いていくと、Macbookに勝るメリットはなんもないぞと思う。まあ、そうだな。

メリットばかりを書いたがデメリットも多い。基本、Wifiがないところでは使えない。しかし、どうも世の中、けっこう使える方向にはなっていく。クラウドへのセーブもすっかり慣れてしまった。ちなみに、オフラインでの保存もできるし、文章書きくらいならオフラインでもできる。

他、デメリットでは、使いたいアプリケーションが使えないこと。例えば、イラストレーターは動かない。Wordすら動かない。Excelも。だめじゃん。じゃあ、なんも使えないじゃないというと、まさしくそれはそう。ただ、この手の作業は基本部分ならけっこうなんとかなってしまう。それは使い分ければいいのだなと思う。

あと、アンドロイド端末のアプリも動くといいなと思って、移植してみたら、けっこう動いた。ネットの情報を見ると動かないという話が多いが、単純なアプリなら動く。FlipboardもWeb版が出たらしいが、試しに移植したら動いた。

Chromebookが自分の生活に定着してきて、使い勝手の広がりが合わせて、あれを買ったのである。あれ。先日、IKEAに行ったおり、Byllanという、ラップトップ膝のせ台。これも多分に衝動買いである。外国人を見ていると、日本人がノートパソコンと呼ぶラップトップパソコンを椅子に座ってマジでラップトップに載せて、よくぱこぱこ操作しているが、あれのサポートによいのだろうなと思ったのである。使ってみると、意外によい。なるほど、ラップトップ(膝のせ)かと思う。膝も暖かいし。アフィリを貼っておくが紹介のためで、実際に欲しいならIKEAで買ったほうが安いです。

結局、Chromebookと限らないが、ノートパソコンというのは、できたらせいぜい800g程度での重さでサイズは、学校とかで使う普通のノートより少し大きめがよいだろう。キーボードの打ちやすさにはある程度の大きさが必要だし。

というので言い忘れていたが、Chromebookもものによるのだろうが、キーボードがとても打ちやすい。この手のもので打ちやすいなんてないと思っていたのだけど、考えを変えた。タッチバッドも当初は使いづらいと思っていたが、慣れた。これってマウスより便利かもとも思う。二本指スクロールは便利だなと思う。スリータップ操作も便利。

他、いろいろキーボードショートカットがあって(Ctrl+alt+?でヘルプが出てくる)、使えるショートカットを増やしていくと、操作はさらに簡便。昔、Vzエディターを使っていた感じになる。外国語を使う人にもいい。以前にも書いたが、フランス語とロシア語のキーボードの切り替えているが簡単。C'est facile.Это просто.それ以前に日本語と英語の切り替えも簡単。

|

« [書評] ぼくがいま、死について思うこと(椎名誠) | トップページ | フランス語入力に向かないフランス語キーボード »

「生活」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Chromebookを買って変わったこと:

« [書評] ぼくがいま、死について思うこと(椎名誠) | トップページ | フランス語入力に向かないフランス語キーボード »