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2016.01.12

外国語の入力にはChromebookがとても便利だった

一ヶ月くらい前からだっただろうか、Duolingoにロシア語が加わった。当初の話では昨年の8月くらいということだったが、それなりに遅れた。しかもまだベータ版である。それでも、Duolingoでロシア語が学べるというのは感慨深い。おっと、英語からロシア語を学ぶということで、日本語からはまだ対応していない。

教材の組み方は、ざっと見た感じ、他の言語の学習と同じようだ。基本的に語彙の学習を中心に文法学習も語彙から派生したようにする。公式にはモバイル系のアプリでは対応していないはずなのだが、ブラウザー側でロシア語を選んでおいたままiPadのアプリに移動すると、ロシア語が出てくる。いずれにせよ、そのうち対応するだろう。

ロシア語の学習で気になるのは、フランス語やドイツ語と違って文字である。キリル文字をどうやって入力させるか。これまでのDuolingoだと、フランス語やドイツ語で英語にはないアクサンやウムラウトの文字については、表示されている専用のパネルから文字ごとに選択できるようになっている。こうしたラテン字母の拡張はそれほど数が多いわけではないから、これでいい。これがロシア語のキリル文字となると、そう簡単にはいかない。どうするのだろうと気になっていた。

参考として、Googleの翻訳のオンライン・サービスを見ると、こうした入力についてはいくつかの手法を採用している。ロシア語については、ローマ字変換、ソフトキーボード、手書きの三通りがある。さて、Duolingoはどうするか? ソフトキーボードあたりかなと思っていた。

どうだったか。意外なことに、そのいずれも採用してなかった。ということは、そのままロシア語キーボードでキリル文字を入力せよということか。概ね、そうだと言っていいのだが、驚いたのは、最初から入力に際して、ローマ字入力を認めていることだった。"Я студент."というのだと、"Ya student."のようにしてもよいのである。実際にこの例が採用されているかちょっと確認していないが、それにしても、最初からローマ字表記が選べるようになっている。

たしかにロシア語といえばキリル文字というのが普通だが、ロシア語自体はローマ字で表記してもよいし、実際、ロシア語のローマ字表記は芸術家名のローマ字表記のようによく使われてもいる。それはそれなりに便利なのものだ。

とはいえ、ロシア語を学ぶならキリル文字もなんとかしなくてはならない。そして大抵のパソコンだと、一応各国語のキーボード設定はできる。Windowsでもできる。Macでもできる、が、具体的にどうなるかはちょっと確認していない。話を、Windowsで進めると、ロシア語のキーボードは選択できるのだが、切り替えがめんどくさい。設定もそもそもめんどくさい。専門にロシア語を使うならしかたがないが、学習者がいちいち切り替えるにはやっかいだなあと思っていた。

ところが、今年の正月、衝動買いしたChromebookだとこれが実に簡単だった。設定はやや深いところにあるが、それでもわかりづらいというほどでもない。インストールは瞬時。切り替えもShift+Altでトグルするし、フランス語キーボードを混ぜてもトグルに時間はかからないうえ、日本語に戻すには「かな」キーですぐに戻る。ということは、英語は「英数」キーで戻る。

さらに驚きは、いや驚くことでもないのだが、ラテン字母キーボードと折衷した入力方法が利用できる。どういうことかというと、"student"と入力すれば"студент"と出てくるのである。一種のローマ字入力といってもいいけど、これならラテン字母と対応していない部分の文字キーをいくつか覚えるだけで、すらすらキリル文字が入力できちゃうのである。えええ? すごいんじゃないの? Хорошо. Браво. Ура!

実は、フランス語のキーボードも結果的にこれに似たのがあって、つまり、カナダで使われているフランス語キーボードである。英語キーボードとほとんど同じ。アクサンなどはちょっと入力に手間取るが、頻繁に使う"é"はワンストロークでいい。慣れるとこれもフランス語キーボードより使いやすい。まあ、これでいいのかなあという感じもするが、キーボード入力は無意識に近くなるから、慣れまでの敷居が低いほうがよい。

ちなみに、購入したChromebookは、HPの11インチ。最初はこれ使えるのかなといじっていたが、これでたいていのことはできるし、キーボードもゆったりとしているにし押す深さもあり、けっこう楽に打てる。

Macbookとかだと各国語対応はどうなっているのかわからないけど、少なくとも数カ国語使う人には、Chrombookは、かなり便利。ちなみに中国語もチェックしてみたけど、便利。ただし、韓国語については基本的にれいのハングル入力になるようだ。それでもいくつか手法が選べる。




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