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2014.08.18

久しぶりに中野ブロードウェイに行ってみた

 先日、「まんだらけ」の万引き犯と見られる人物の防犯カメラ写真を公開するかしないか、というニュースを見たとき、僕は二つのことを思ったのだった。
 一つは、久しく中野ブロードウェイに行ってないこと。どのくらい久しぶりになるのか。思い出したらもう20年くらいになるぞ。そんなになるのか。びっくりした。もう一つはその万引き内容が鉄人28号のブリキ玩具だったことだった。
 そういえばのそういえば、阿佐ヶ谷にもアニメのなんか商店街が出来たんだかっけな。最初そっちに寄ってみた。高架下の「阿佐ヶ谷アニメストリート」だった。ちょうどコミケの時期に重なっていたからかもしれないが、閑散としていた。なんかこう、なんとかならないもんかなあという閑散感だった。途中、同じく高架下の阿佐ヶ谷ゴールド街を抜けたのだが、こちらの閑散感は風流というか昭和にスリップした感じだった。ポッカ缶コーヒーのやつに会いそうな雰囲気だった(参照)。

 で、中野。中野は昔、オイリュトミー講習会で通ったり、友だちとか会ったり、新井薬師に行ったり、もちろん中野ブロードウェイもだけど、よく行ったほうじゃないか。駅前の雰囲気は変わったふうでもなかった。中野ブロードウェイに至る道は、変わったといえば変わったか。ファストフード屋が目立つ感じがした。それなりに人出も多かった。
 中野ブロードウェイに至る。雰囲気は変わらない。ビルも相変わらず古い。店舗は変わったかといえば、変わったものが多いようだが、変わってないものもある。20年前、自分はここで雑誌や古本眺めながら、気がつくと二時間、三時間と時を過ごしていた。さて、今の私。そういうのに関心がなくなっている。なんてこった。
 関心がないというより、わからんのだな。コミックとかが現在、なにがどうなっているかわからない。全体像というか関ヶ原両軍マップみたいな感覚がなんもない。しかたないね。と思いつつも見て回る。
 見て回るうちに琴線に触れるものもある。いや、ありまくり。これ欲しいだろ。おい。ドンガバチョ。スナフキン。

 予想はしていた。鉄人28号のブリキ玩具みたいなもんがあるんだろうなと思っていたのだった。いやあ、あるある。ソニー坊やの人形とかもあった。これって、俺の幼稚園時代のおもちゃ箱にあった新幹線と同じだろみたいなのも。
 いかんなあと気がつく。こんなの見ていると一種、退行催眠みたいになるぞと警戒する。というか、中野ブロードウェイってオタクとか若い人というより、俺くらいの年齢にとっても、ど真ん中物がいろいろあるんだなと思った。やべーわ。

 本もそうだ。小学校んときの図書館の棚じゃねの、みたいな本がある。
 そういえば、引っ越しとき、もういらねという古本を売ったのだが、これは売れないなあという児童書を山にしておいたら、古本屋、それをチラ見して、あっちを売ってくれないですかねえ、とぼやいていたな。売らないよ。

 コスプレ物も売っている。自分の時代にこういうのがあったら、着てたなあと思う。今着たらドット・ピクシスだよな。笑いを取ってどうする。

 ちょっとかわいげな小物とかあるかなとも見て回った。けっこうある。
 最近なんかやらなくなっちゃったズーキーパーだけど、あの園長のキーホルダーとかあったら絶対買おうかと思った。だけど、それはなかった(けっこう見て回ったのだった)。キャラクター製品世界にもいろいろ掟があるんだろう。
 そういえば、漫☆画太郎さんの個展をやっていた。すげー長蛇の列で諦めた。いや、すげー、列でした。

追記(2014.8.19)
 この事件の容疑者が逮捕された。産経「まんだらけ「鉄人28号」、50歳男を逮捕 「お金にしようと…」6万円で売却 警告「知っていた」」(参照)より。


古物商「まんだらけ」(東京都中野区)の店舗で漫画「鉄人28号」のブリキ製人形が万引された事件で、警視庁捜査3課と中野署は19日、窃盗容疑で、千葉市若葉区都賀の台、アルバイト、岩間和俊容疑者(50)を逮捕した。同課によると、「ショーケースが少し開いていたので盗んでしまった。売ってお金にしようと思った」と容疑を認めている。


岩間容疑者が7日に中野区内の別の古物商で、身分証を提示し、被害品とみられる同型の人形を6万4千円で売却していたことから関与が浮上。

 エントリーでは明示的には書かなかったが、鉄人28号のブリキ玩具に魅了されるのは、50歳過ぎの私くらい年代ではないかという思いがあったので、容疑者が50代との速報では、やはりという感じがしたが、上述の最新のニュースのように容疑者は50代といっても50歳ちょうどで、鉄人28号のブリキ玩具に魅了される年代ではない。また、それを安値で売り払おうとしているところには、この玩具への愛情は感じられない。実を言うと、なーんだ、ただの金目当てだったかという思いもした。金目当てでなければいいとは思わないが、金ではなくこの玩具に魅了された犯罪ではないかと「期待」していた面はあった。
 
 

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コメント

こういう記事、とてもいいね。もっとすればいいのに、写真で取材しつつ。都内だけでなく、旅行へいけるなら旅行で。「奥の細道」だって、このスタイルを、俳諧をベースにしているわけで。文章の引用ではなくて、写真というところがとてもいい。

投稿: | 2014.08.19 07:30

中野の「まんだらけ」なぁ。
神代の昔には、
「明屋書店」の脇で、
細々と営業している感じだったのになぁ。

投稿: | 2014.08.19 07:42

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