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2013.10.09

[書評]魔法びんでゆでるだけ おいしい豆のおかず(牛尾理恵)

 豆を食事に取り入れたいと日頃から思っている。理由は、というと、たんぱく質摂取にできるだけ肉食は避けたいなあという心情もあるが、豆は上手に料理するとおいしいからというのもある。
 若い頃、一時期マクロバイオティックスをやっていて、その豆料理などもよく作った。そこでひよこ豆(ガルバンゾー )の使い方も覚えた。
 で、問題は、というか、問題でもないけど、豆の下ごしらえに手間がかかることだ。豆にもいろいろあるが、たいていは乾物なので、長時間かけて水で戻して、しかも長時間煮る。手がかかる。

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魔法びんでゆでるだけ
おいしい豆のおかず
失敗知らず・手間いらず
体にいい毎日の
おかずと作りおきのおかず
 話がいきなりずっこけるが、近年、豆を食べるのに手のかからない方法も増えた。缶詰やパックなどで茹で済みの豆が購入しやすくなったことだ。あと、冷凍品。なかでもグリンピースの冷凍品がけっこうおいしい。カッテージパイを作るとき、ポテトだけだと重たいなあと常々思っていたが、以前英国人仕込みのを食べたら、どっさりグリンピースが付いていて、これはいいと思って、以降、カッテージパイには冷凍グリンピースをどっさり付けている。値段も手頃。さらに話がずれるが、最近の冷凍食品ってとてもおいしい。
 とはいえ、基本は乾物の豆だろ。ということで、なんとか簡易にならないものかというので、この本、『魔法びんでゆでるだけ おいしい豆のおかず(牛尾理恵)』(参照)に手を出した。なんか簡単にできそうである。
 正直に言うと、ちょっと違うのだ。
 実は簡易な魔法瓶で豆を茹でるということは前から知っていた。なのに実践しなかった。理由は二つ。煮え具合の調節が難しいことと、豆には毒があることが多いからだ。
 この本でも、特に、豆の毒性について気になった。豆は基本、毒性があると考えてよい。ジャガイモなどのでんぷんも毒性と隣り合わせで、人類の農業というのは、けっこう植物の毒性と戦いでもあった。
 豆の毒性でなかでも気になるのは、インゲン豆の系統。以前、ヘンテコな健康番組のダイエット特集で、白インゲン豆を炒って食うという話があって、社会問題になったことがあった。厚労省から「白インゲン豆の摂取による健康被害事例について」(参照)というのも出た。
 そこでも書いてあるが「インゲン豆は通常の調理法(水に十分浸してから、沸騰状態で柔らかくなるまで十分に煮る)を行えば、食品安全上全く問題はない」ということで、伝統的な調理法なら、毒性の問題はない。
 問題は、魔法瓶でどうかなということだ。
 考えてもわかるように、魔法瓶だと、初期温度が沸騰状態でもあとはだんだん下がるだけなので、その下がり具合と毒性の消去がどうなっているのか、が問題なのだ。
 そこで、この本、どうか?
 読み落としがあるかもしれないが、少なくとも目立った部分に豆の毒性についての注意書きはなかった。しいていうと、保温性能が「2時間後、80度以上のもの」、保温効率が「1時間後、86度以上」とある。これで毒性が消去できるのか?
 先の厚労省の文書には「インゲン豆のレクチンは75℃での加熱では毒性が残るものの、沸騰状態で5~10分の加熱で壊れた等の報告があります。」とあり、同書の基準と対応の判断が難しい。
 困ったなと思っていた。どっかに情報はないかと探していると、豆類協会の「豆の基本的調理法に関する諸説を検証(その2)」(参照)に魔法瓶で豆を茹でる場合の毒性の研究が掲載されていた。結論から言うと、同研究での実験では、保熱性のよい魔法瓶で沸騰後3時間経過すると、毒性は「特段の問題はない」となるらしい。
 注意したいのは、この結論は、この研究の結果であって、総合的な指針とはならないことだ。実験に使った魔法瓶の状況が、この本の状況と完全に一致しているとも断言できない。
 でも、概ね、本書の指示どおりに使えば問題はなさそうだなという印象はもった。なかでも、この本の指針で面白いなと思ったのは、豆を入れて魔法瓶に入れるというのではなく、豆を最初沸騰した熱湯で洗う点だ。これで豆の温度が上がる。
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AL Colle
スロークッカー・タイマー付
煮込み名人 ASC-T22 ホワイト
 私としては実は、豆を茹でるのに魔法瓶は使わない。スロークッカーを使うのだが、それでも豆の毒性が消えるか不安だったので、白インゲン豆や同系の金時豆を使うときは、水でふやかして10分沸騰させてから使っていた。が、以上の経緯をみると、どうもそのままスロークッカーに入れて、6時間もすれば問題なさそうだなと思い、やってみると、まあ、問題ないです。もっとも、自分の使っているスロークッカーはAL Colle(参照)。なお、このスロークッカーベースの「スロークッカーでつくるはじめてレシピ」(参照)にも、白インゲン豆の調理が掲載されている。
 というわけで、秋になってちょっと冷え込むようになってから、朝食用にミネストラを夜に仕込むのだけど、くず野菜などに加えて、豆をぽいぽいっと放り込むことにした。朝になるとええ塩梅にやわらかく煮えていておいしい。
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ガルバンゾー 200g
 ところでどんな豆。この本に出てくる豆は、大豆・青大豆・黒豆、きんとき豆、レンズ豆、ひよこ豆、えんどう豆、あずき・ささげ、の基本6種。それぞれに料理の例が示されている。率直に言って、あっと驚くようなレシピはなかったけど、それなりに面白い。たぶん、豆好きには参考になると思いますよ。
 
 

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2013.10.08

政府から聞こえてくる、10%消費税増税を巡る奇妙な不調和

 8%消費税増税が決まったらとたんに10%消費税増税の話題が出て来た。しかも、政府内に今後の経済の低迷を睨んで政局に関連した不調和がありそうだ。情報が積み重なって錯綜する以前に、気になった時点の動向もメモしておきたい。
 今朝、奇っ怪なニュースが流れた。産経新聞「消費税率10%引き上げ判断、来年末前倒しで調整」(参照)である。消費税増税10%を決定する時期についての話題である。ソースに注目したい。


 消費税増税法で平成27年10月に予定される消費税率8%から10%への引き上げに関し、政府が実施の判断時期を当初想定していた同年4月から、27年度税制改正を取りまとめる26年末に4カ月程度前倒しすることで調整を進めていることが7日、分かった。
 政府高官は7日、10%に引き上げるかどうかを判断する時期について「来年中に判断することになるだろう」と述べた。別の高官は「増税判断の前倒しに備えて26、27年の経済成長が維持できるよう大規模な経済対策を今回取りまとめた」と指摘した。
 10%増税の是非を判断する時期は、8%への引き上げを決断したときと同様、景気動向を踏まえて6カ月前の27年4月とされていた。ただ、各年度の予算は、税収見込みを決定した上で赤字国債規模などを計算し、前年の12月末に閣議決定するのが通例だ。軽減税率の導入も税制大綱に盛り込む方が混乱が少ないとみて、判断時期を前倒しする必要があると判断した。27年4月には統一地方選が行われるため、政治の混乱を回避する狙いもある。
 安倍晋三首相はデフレ脱却を最優先課題に掲げており、10%への税率引き上げを決断する場合は成長軌道を確保できる見通しが立つことを条件にする考えだ。まずは8%増税後の成長軌道を確保するため、規制緩和や国家戦略特区などの経済対策をさらに加速させることができるかが試金石となる。

 消費税10%への増税を決定するのは平成27年4月であったが、これが変更されて平成26年12月になる、というのだが、そのソースが二人の匿名の政府高官である。
 産経新聞とその二人の高官との繋がりがあるのだろうが、形の上では匿名からのリーク情報であり、飛ばしの可能性もある。
 匿名高官リークにまつわる奇っ怪さに加えて、消費税10%増税の話題が、8%増税が決まって、その後の動向を検討する間も待たずに、ほいっと出てくることも奇っ怪である。
 さらに奇っ怪なのは、文脈で読む限り、安倍晋三首相の意思に反していることだ。首相は「成長軌道を確保できる見通しが立つことを条件にする考え」なので、れいによって、この匿名高官らは公式な安倍首相の立場を否定している。首相の内心をリークしているのか、謀略的な動向なのか。
 二人の政府高官リークの内容も見ていこう。この二人が消費税増税10%決定時期を半年早めるとする理由は、27年4月に予定されている統一地方選挙を避けるためであるというのだ。ようするに、消費税問題を選挙の争点マターとするのを避けるといういうことだ。
 この産経新聞の奇っ怪な報道はなんなのだろうかと思っていたら、間を置かす関連ニュースが正午のNHKで流れた。「麻生氏 消費税10%判断は来年末に」(参照)。

 麻生副総理兼財務大臣は、法律で再来年10月に予定されている消費税率の10%への引き上げについて、予算案の編成などを考慮すれば、引き上げるかどうかの判断は、来年の年末までに決めるのが望ましいという考えを示しました。
 消費税率引き上げ法は、税率を来年4月に8%にしたあと、再来年10月には、10%に引き上げると定めています。
 これについて、麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で「消費税の引き上げが必要なのは、毎年1兆円ずつ増える社会保障費の歳出をきちんとした形でみんなで分担しあうということだ」と述べ、社会保障費を賄うため、法律に定められたとおり、再来年10月には消費税率を10%に引き上げる必要があるという認識を示しました。
 そのうえで、麻生副総理は、「消費税率が10%に引き上げられる再来年度の予算編成は、来年の12月末には終わるので、12月までには決めてもらわなければ、予算編成が難しくなる」と述べ、予算案の編成などを考慮すれば、消費税率を10%に引き上げるかどうかの判断は、来年の年末までに決めるのが望ましいという考えを示しました。
 
法律の規定にしたがって判断する
菅官房長官は閣議のあとの会見で「さまざまな方がいろいろ発言しているが、法律の規定にしたがって適宜適切に判断していくというのが政府の基本的な考え方だ。安倍総理大臣も『判断時期を含めて適切に判断したい』と記者会見で述べており、それがすべてだろう」と述べました。

 先の産経新聞がリークした二人の政府高官と同じ内容を、麻生副総理兼財務大臣が、閣議のあとの記者会見で述べたのである。「消費税率が10%に引き上げられる再来年度の予算編成は、来年の12月末には終わるので、12月までには決めてもらわなければ、予算編成が難しくなる」ということである。
 時系列に誤解があるかもしれないが、二人の政府高官による、消費税10%増税のリークがあったのちに、麻生副総理兼財務大臣が同じことを述べたことになる。
 まず端的に疑問なのは、この二人の政府高官と麻生副総理兼財務大臣の関係はどうなっているのか、ということだ。麻生大臣の思惑なり内心を二人の政府高官がリークしたのか、二人の政府高官が振り付けしたことを麻生大臣にダメ押しさせたのか、それとも、麻生大臣にそう語らせるように追い込んだということなのか。
 このNHKニュースでも奇っ怪なのは、またしても、安倍首相の思惑とはずれていることだ。菅官房長官は閣議のあとの会見で、彼は「さまざまな方がいろいろ発言しているが、法律の規定にしたがって適宜適切に判断していくというのが政府の基本的な考え方だ。」と述べている。文脈から普通に考えて、二人の政府高官や麻生大臣の発言は、政府の基本的な考え方に反するしていることを示唆している。これが公式見解である。麻生大臣の発言がなければ産経新聞の匿名リーク記事は飛ばしも疑われただろう。
 同種のニュースは日経新聞でも流れた。「財務相、消費税率10%上げ判断「14年末までに」」(参照)である。ここでは二人の政府高官は出て来ず、形の上では、麻生大臣の言明は政府の公式見解ではないことが暗示されている。

 麻生太郎財務相は8日午前の記者会見で、消費税率の10%への引き上げの判断をする時期について「(来年)12月までにはやらないと予算編成が難しくなる」と語った。政府は2015年10月に消費税率を10%に上げる予定だが、最終判断の時期については明らかにしていなかった。
 消費税率の引き上げは、経済状況などを踏まえて最終判断することが法律で決まっており、政府がいつ判断するかが焦点になっていた。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「法律の規定に従って適宜適切に判断する」と述べるにとどめた。
 麻生財務相は「(判断は15年)4月1日でもよいという人がいるが、予算のことを忘れているのではないか」と指摘。来年末に最終判断するのかとの記者団の質問に「事務的に言えば、12月までには決めてもらわないと予算編成が極めて複雑なものになる」と述べた。
 来年12月末までに引き上げを決めれば、政府は新しい消費税率を前提に15年度予算案を編成できる。消費税率の引き上げに伴う景気の下振れなどにも、予算や税制改正などの措置であらかじめ対応できるようになる。
 政府が来年末までに税率引き上げを判断するとすれば、来年後半の経済情勢が極めて重要になる。政府はすでに来年4月の消費税率8%上げに備えた経済対策を決めているが、次の判断を見据えた追加の対策が課題になる可能性もある。

 日経新聞記事からは麻生大臣の思惑は読みやすい。この点で、先の産経新聞のリーク記事とは趣きが異なる。
 ある程度踏み込んで読み取れば、「消費税率の引き上げに伴う景気の下振れなどにも、予算や税制改正などの措置であらかじめ対応できるようになる」ということから、8%増税によって生じる景気の下振れを懸念してのことである。
 さらに踏み込めば、それが、統一地方選挙でその問題が自民党に波及するのをできるだけ防御するということである。
 安倍政権の維持というよりも、自民党維持の政局と財務省の駆け引きが、安倍首相抜きで始まったという印象もあるし、消費税増税による日本経済の落ち込みを今から織り込んでいるんじゃないか、という印象もある、きちんと。
 

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2013.10.06

筋トレ4か月、56歳

 意識して筋トレを再開してだいたい4か月経った。
 6月初旬、手始めに、手頃な筋トレ本を読み、とりあえずの基本を学び、それから関連の英書とか読み、毎日やるもんじゃないからと最初は二日空けてジムに通い、それから三日空けてもよいんじゃないかとして、4か月継続した。
 世の中には三日坊主という人がいるが、私の場合、だいたいなんでも3か月くらいはやる。で、成果が出るかというと、微妙な成果が出て、終わる。三月坊主である。
 筋トレ本でも、「2、3か月はやっても身体に変化はないのでくじけるな」というので、まあ、3か月はとにかくやってみた。今回の筋トレはどうか。微妙。
 効果がないということでもない。力こぶも見えるくらいはついた。でもまあ、筋トレやりましたという力こぶじゃないです。30代もこのくらいあったか。腹筋はどうか。残念ながらシックスパックにははるかに及ばない。というか、シックスパックというのは、基本、皮下脂肪がなければできるものなんで、そっちの問題ではある。
 大胸筋はうっすらついてきたような感じはある。大胸筋ぴくぴくもちょっとできる(気持ち悪いもんです)。脚の筋肉は、ついてきたというより、岩みたいにゴツゴツとしてきた。ふくらはぎに割れ目が少し見える。年取ってぐへーと思ったきっかけの大腿筋も、昔の太さには戻らないが、なんか筋肉ぽくはなってきた。
 まあ、でも、ものは考えよう、というくらいなもの。さすがに56歳ともなると、そう簡単に筋トレの効果は出ないものだなという感じはする。
 筋トレの訓練方法は、最初はいわゆる入門書にあるように、70%くらいの力で10回の反復を3セットというのをしていた。最初は、とほほなほど力が出なくて、しかも四十肩だか五十肩だかもやったので腕立て伏せも潰れるような状態だったが、二週間くらいで腕立て伏せが潰れないくらいにはなった。総じて、見た目の変化はないけど、筋トレって1か月くらいすると、自覚できるくらいの筋力アップにはなるような気がする。階段とか昇る脚も軽くなる。
 その後『10のパワー』(参照)のスーパースロー方式に変えた。20秒1回、これを10回以内の1セットで終わり。というか、6回くらいでフェイル(力尽きる)というやつである。
 やってみると、スーパースローのほうが筋肉のパンプアップ感が残る。1セットだし、レスト(休息)が入らないので、さくさくと進むのもいい。やっていくうちに、『10のパワー』方式をちょっと変えて、10回でフェイル近いくらいのほうがきちんと筋肉動かしている感があるので、そちらにした。
 現状、通常の筋トレに比べて、初期に設定する負荷が半分以下になった。たとえば、レッグプレスだと通常の方式だと70kg近くまで出せたのに、最近では45kg程度である。なんか、傍から見ていると「何、この軟弱おっさん」というくらい軽い。でも、スーパースローでやると8回くらいですげーきつくなってくる。まあ、それが自分の現状ということで受け入れて、むしろできるだけ負荷を下げてみて、それから少し上げて、10回でフェイル近くになるように設定した。
 もしかすると、この方式だと筋力増強に筋肉増強にもならないのかもしれない。が、やっている実感としては一番正しい筋トレのような気がしている。それと、通常速度で最大筋力を出すと、どうもスジを痛めるような感じがするのだ。どうも身体のあちこちに、微少なスジとか関節の故障が貯まっているような感じもして、56歳だぜ、俺、もっと自分の身体いたわれよ感がある。(ちなみに、タニタで計ると身体年齢は41歳。)

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Transcend
MP3プレーヤー
MP300 8GB
 スーパースローで難しいのは、正確にスローの速度を維持すること。当初はランニング用のペースメーカーを使っていたのだけど、回数の記憶が難しいので、カウントの音声(英語にした。欲しい人いるならあげるよ)を入れたMP3プレーヤーを使うことにした。iPod nanoを最初を使っていたが、あれでもちと操作がめんどくさいので、トランセンドの2000円ちょいのを買った(参照)。これ、8GBも容量あって、入れているのは3MBだけという状態。なんかなあと迷ったのだけど、現状では正解だった。こういう使い方をする人や、流しかシャッフルだけでいいという人には、このMP3プレーヤー、軽くて簡単で便利ですよ。
 筋トレで気がついたことは、いろいろある。当初気になっていたのは、50歳過ぎて大腿筋が細っていってやだなあと思っていたのでそこをなんとか、ということだった。だが、それもだけど、上半身の筋肉、なかでも肩がダメダメでしたね。そもそも重たい物を持つとか、腕力を行使するということがなくなっているので、肩がダメダメ。さっきもちょっと書いたけど、これじゃ五十肩にもなるわ、と納得した。現代人、上半身けっこうダメなもんです。
 筋トレ本などを読むと、そのあたりの話は、デルトという項目にある。「デルト」ってなんだと思ったら、"deltoid"のことを普通は、deltと呼ぶのだな、ふーんである。で、デルトを意識するようにした。先日、「後ろ姿がちょっと変わった?」とか人に言われたが、もしかすると、ちょっと「デルト」が付いたのかもしれない。まさかね。
 もともと肥満でもなかったから、それほど身体に変化はないけど、それでも身体が締まって来た感はある。夏の初めに買ったデニムを秋になって履いてみたら、ウエストは緩くなっていた。もともとウエストは細いのだが、さらに細くなったみたい。
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エリプティカルE825
 筋トレだけでなく、カーディオトレーニング、つまり、有酸素運動もしている。使っているのは、エリプティカル(参照)というやつ。日本ではクロストレーナーとか呼ばれている。以前からその存在は知っていたけど、実際にやってみたら面白かった。10万円以下の安価なものから、60万円くらいのものまであって、見たら、Amazonでも売っていた。個人で買う人いるんだろうか?
 エリプティカルというのは、簡単にいうと、トレッドミル(室内歩行・走行訓練機)を改良して、膝に負担にかからないようにした機械。トレッドミルでいいじゃんとか、外を走れよ、というのもあるかもしれないけど、米人のおデブさんとか老人てけっこう膝を痛めているので、その衝撃を少なくするために出来た機械。中年、老人、おデブ向けと言ってもいいのかもしれない。
 これで走るというか、スカイウォークっていう感じで動かすと、けっこう気持ちいい。高級機だといろいろ負荷のかけ方がプログラムできるし、心拍数の管理もできる。気に入ったのはこの心拍数管理で、自分に最適の最大負荷が維持しやすい。これも当初は、15分くらいでへたばったが、やっていくと、めきめきと能力は向上する。そのうち、筋トレより面白くなってきてしまった。
 一回に30分、距離に換算すると4km弱を走ることになる。最近、というか暑い日が続いているのでロードを走ってないが、現状、5kmくらい軽く走れそうな気分ではある。でも、エリプティカルに慣れると、脚・膝の衝撃がわかるようにもなった。ジョギングって年取るとよほどいいシューズで調整しないとヤバそう。
 エリプティカル30分で、消費されるカロリーは250kcal弱。いやあ、汗ぐっしょになって、こんだけ。セブンイレブンのスイーツが一つ。僕は、肥満になったことないんで、いわゆる痩せるダイエットしたことないんだけど、エリプティカルやるようになってから、スイーツは減りました。あれだけの運動が、これで、パア?っていう意識が強くなった。
 この手の有酸素運動は痩せる効果があるんだが、どうか。痩せましたね。僕は170cmちょいの身長だけど、60kgが切れそう。というか、30代は57kgだったので、沖縄暮らしで一気に67kg近くなり、ぐへーとなり、その後は、62kgぐらいを維持していたのだけど、まあ、そこから少し痩せた。体脂肪も13%台になった。この体脂肪というのがくせ者で、気を抜くと15%くらいになる。肥満体質ではないけど、脂肪って付きやすいものだなと思った。
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飲みやすくて美味しい!
これが次世代プロテイン!
SAVAS(ザバス)アクア
ホエイプロテイン100
 食事ももともと小食っぽいのだけど、筋トレに合わせて、ちょっとたんぱく質摂取量を見直した。普通の日本人の食事をしているとたんぱく質不足はない。僕はもともと日本食をあまり食べないのでましてたんぱく質不足はないのだけど、もうちょっとあってもよいかもしれないと思って、プロテンも買ってみた。
 プロテイン? うげー不味そう、と思ったけど、勧められた「SAVAS(ザバス)アクア」というのを飲んだら、え?という感じだった。まず、透き通っているのな。クエン酸が多く入っているので、普通に飲むときっついけど、筋トレあとだと、うまいんじゃね、感がある。
 へえと思って、自分はどっちかというとヴェジタリアンだしなあとソイ(大豆)プロテンも買ってみた。ダメでした。身体に合いません。普通のホエイはどうかと思っていろいろ探してみたけど、これは米国から注文した(Puritan's Pride)。バニラ味というやつ。もしかして、これうまいんじゃないの?と思ったら、うまかったです。いや、水に溶かすと、ちょっとなあだけど、低脂肪牛乳に溶かして飲むと、けっこうおいしい。秋になったので、シェイクしたあと温めて飲んだら、うまーでした。おいしいプロテインってありなのか?
 低脂肪牛乳って書いたけど、僕はこれまで低脂肪牛乳なんて飲むのは意味ないなと思っていた。牛乳の脂肪だってそう多く摂取するのでなければいいじゃんと思っていた。だけど、カロリーとかその他考えて、低脂肪牛乳を飲むようになった。というか、これも最近のは、けっこうおいしい。世の中なんかいろいろ変わったね。
 で、プロテインなんだけど、結論からいうと、筋トレでの効果はなさそう。筋トレのあと、SAVASアクアを飲むけど、これで筋肉が付くということは、少なくとも自分ではなさそう。
 筋トレ本とかだと、プロテインは就寝前に飲むのが効果的とかあるけど、やったら、胃腸が重たいです。どうも自分はそもそもあまりプロテインには向かない。実際、プロテインって消化されるまで2時間くらいかかるから、筋トレと合わせて考えるより、普通の食事でプロテインの総量を考えたほうがよさそうだ。
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アミノバリュー
パウダー8000 47Gx5袋
 そこでよせばいいのに、BCAAなら吸収速いんじゃねと思って、最近は、筋トレではBCAAに切り替えている。アミノバリュー(参照)とかアミノバイタル(参照)とか。効果はまったく実感されません。
 この手のものは、心理的な期待を高めるというくらいで、実際上はほぼ効果ないんじゃないかと思う。もともと、ムキムキになりたいわけではないし。というか、ボディビルダーという人々の生態もなんとなくわかっていて、それ、健康によくねーわとか思う。
 でも、この数日、ぐっと冷え込む日があったが、それでもティーシャツ一枚で寒くない。自分でも、え?という感じ。さすがに半ズボンはよせ、という声があったので、やめたが、半ズボンでも寒くない。
 そういえば、30代でヨガよくやっていた一時期、真冬でもティーシャツ一枚で大丈夫だった。なんか、ヨガのパワーみたいので身体を覆う感じがあった。あの感じはもうない。なんとなく、筋肉が防寒になっているっぽい。このまま巨人化しないのか。
 ま、そんな感じですかね。
 自著(参照)にも書いたけどもともと難病抱えているし、先日も小発作あったので、健康な振りして調子こいていると、そのうちとんでもないことになるんだろう。もうしばらく、年相応にワークアウトが続けられたらええんじゃないか。
 
 

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