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2013.04.16

[書評]ピンチョス360°(ホセ・バラオナ・ビニェス)

 先日、人とうまい物や料理の話をしていた際、レシピの話の流れだったかと思う、「クックパッドって、見ますか?」と聞かれた。即座に「見ないですよ」と答えたが、全然、見ないわけではないのに気がついて、「ああ、見ることはありますし、さっと読んで参考にすることはありますが、あれで料理を作ったことはないですよ」と補足した。こうすればいいよとリンクで人に知らせたことはあったかもしれないけど、たぶん、あれで何か作ったことはなかったと思う。
 クックパッドのレシピが悪いとはまったく思わないし、よく知らないけど、たぶん、カリスマ的な料理研究家さんもいるのではないか。でも、そうであったらむしろ、クックパッドじゃなくて、自分でブログに掲載するとか、レシピ本でも出せばいいのではないか。
 料理を媒介にしたSNSとしてクックパッドは面白い試みだと思うけど、私にしてみると、なんというのか、現状だと中途半端に実用的なわりに、オーソドクシーや料理を通して何か訴えかけてくるものが見えないので、参考にしていると、なんか自分を見失っちゃうような感じがする。とま、そんな話もしたと思う。
 それから、市販のレシピ本の話になって、「でも、クックパッドのせいでレシピ本が売れないんですよ」ということを聞いて、ちょっと驚いた。そんなことがあるのかと、知らなかった。
 私は人の料理本とか好きで、結果的に趣味の一ジャンルになっているし、今でもよくレシピ本は買う。面白いレシピ本、多いと思うけどなあ。

cover
ピンチョス360°
 私が面白いと思うレシピ本には二種類あって、一つは変わった料理。もう一つは、見ていてうっとりするようなの。その場合だと写真がきれいなのがいい。
 というわけで、比較的最近ので、飽かず眺めているのが、これ、『ピンチョス360°(ホセ・バラオナ・ビニェス)』(参照)である。表題どおり、ピンチョスの本。「360°」とあるのは前書きでも補足されているように、「全方位」ということ。各種のピンチョスのサンプルがきれいな写真で掲載されている。
 ピンチョスというのは、一口サイズの軽食。バゲットにカットトマトを載せたりとか、串に刺した小さなハンバーグみたいのとか、よくホテルの立食パーティとかに出てくるあれ。
 日本人の感覚からするとちょっとした洋酒のおつまみみたいな感じ。つまんで食べられるから、フィンガーフードとも言うらしいこともこの本に書いてある。
 元来はバスク地方のバーから広まったものらしい。ピンチョスの名前から分かるように、ピンチということで、元々はおかずをパンに串刺し(ピンチ)したものらしい。スペイン語だから、タコスがタコとも言われるようにピンチョにもなるらしい。スペインなんで軽食のタパでもあるそうだ。まあ、そんな話は野暮なこと。
 とにかくかわいい。きれいだ。うあ、食べたいと子供のように思える。


バゲットに載せていく

 いろんな種類がある。バゲットに載せたり、潰してこんがりさせたパンに載せたり、ポテトに載せたり、野菜や果物に添えたり、一口スープと合わせたり、スイーツや、焼きおにぎりもある。ということで、この感覚だと、江戸前寿司も十分ピンチョスになるというか、ピンチョスだったのですね、寿司やおにぎりって。サモサや春巻きもピンチョス・ピンチョス。
 それにしても見ているだけで楽しい料理の本だ。作り方については、後半に簡素にささっとまとまっている。基本的にどれもそんな難しいものではないから、作り方も簡素。でも、「ああ、あれとあれを組み合わせるのか」と感じることが多く、他の料理のレシピを考えるときのヒントになる。そう、料理を考えるときのヒント満載の本だ。
 作り方については簡素と書いたが、後半にある「ピンチョスの味のベース」として数ページだけど重要な調理が解説されている。自分もよく作るけど、パプリカを真っ黒に焼いてから皮を剥いてマリネした「エスカリバーダ」は美味しいですよ。
 この本はスタイリッシュに出来ているけど、このネタを数品用意して、クラッカーに載せてるとアメリカン。ということで、ピンチョス風のネタを数点用意して、クラッカーに載せると簡単にパーティー料理になるし、簡単な朝食や昼食にもなる。
 
 

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2013.04.15

ファイナル・レモンドリンクとレモンコフィチュール

 気温が暖かくなりちょっと冷たい飲み物でも飲みたい季節になってきたが、市販の清涼飲料水が、きつい。甘すぎたり、香料がきつかったり。では好みの飲み物を自分で作るかということで、お手製のレモンドリンクと、そのついでに出来ちゃうレモンコフィチュールの話でも。
 レモンドリンクという言い方は正確ではない。何と呼んでいいかよくわからない。まずレモネードとかレモンジュースとどう違うのかということになる。飲んでいただけたらすぐにわかるはずだけど、甘みと酸味がしっかりという飲み物ではない。もちろん、酸味も甘みもある。でも、どっちかというとそれはほのかな程度に抑えて、レモンの香りが漂うというレモン水といったものである。じゃあ、レモン水でいいじゃないのというと、それもちょっと違う。大人の苦みがしっかりしている。仮に、ファイナル・レモンドリンクとしとこう。
 ポイントは香り。そしてレモンの香りは皮、ピールにある。それとレモンの味のいいところは苦み。これは皮の内側の白いワタみたいな部分にある。皮の香りと味をどう引き出すかということだ。レモンの価値は皮にある。ところが、輸入物の安価なレモンだと、皮の部分の安全性がちょっと不明。きれいに洗えばどうってことはないとも思うけど、よくわからないなあと思っていた。が、最近、国産の無農薬のレモンが比較的安価で販売されるようになって、それでじゃあ、ピールを活かそうと思った。
 作り方。レモン二個をがーっとミキサーにかける。丸のままだとミキサーに入らないことがあるので、適当な大きさにナイフでカットする。私はまず半分にしてそれからその半分をさらに四分の一にしてからミキサーに入れる。ミキサーのガーは適当。5ミリくらいのピースになったらそれでよし。みじん切りである。ミキサー使わずナイフで細かく切っていってもいいし、薄い輪切りでももちろんいい。
 レモンのみじん切りを適当なサイズのビンに入れて、砂糖を入れる。ビンは雑貨屋さんとかに売っている1リットルちかいの大きめなのがいいと思う。
 砂糖の量は、レモン2個に大さじ10くらいかな。すごい砂糖の量と思うかもしれないけど、これで最終は2リットルくらいになる。
 レモンのみじん切りと砂糖をビンに入れてまぶすように揺すって、あとは一日くらい冷蔵庫とかに置いておくと、砂糖がとけてレモンのエキスが出てくる。このビンに水を適当に入れて(200mlくらいかな)、揺すって漉す。漉すのは金網みたいなのでいい。


こんな感じ。

 漉したエキスをさらに好みの甘さと酸味に薄めれば、ファイナル・レモンドリンクはできあがり。酸味と甘みと苦みが自然で、ほんのりとして美味しいですよ。炭酸で割ってもよし。
 なお、酸味も甘みも要らない、レモンの香りだけのレモン水がいいというなら、生のレモングラスを刻んで水に入れておくとよいです。これは沖縄生活のとき、庭でレモングラスを育てていて作りました。というような話は『考える生き方』(参照)にも書きました。
 次はレモンコンフィチュール。レモンジャムと言ってもいい。漉されたレモンのみじん切りのほうを使う。この時点で、種をできるだけ除くといい。
 これに砂糖を大さじ8くらい入れ、弱火で煮る。私はスロークッカー(参照)の弱で2時間くらい煮る。すると、レモンコンフィチュールができる。とろっと香り高く、苦みのあるジャムができる。甘みは十分。ただし酸味は足りない。酸味はドリンクのほうに行っているからだ。酸味を補うにはどうするかというと、クエン酸を2gくらい足す。クエン酸はたいていの薬屋さんで売っているのでそれを使う。
 クエン酸を足すのかよ、と思うかもしれないけど、酸味の調節には煮上がってからクエン酸を使ったほうがいいし酸味も引き立つ。クエン酸は持っていると、料理にも使えて便利。
 できたレモンコンフィチュールは普通にパンにつけて食べてもいいし、ヨーグルトに入れてもいいし、チョコと合わせても食べても美味しい。好みはあると思うけど、ポークソテーや鶏の唐揚げのソースに使っても美味しい。ヨーグルトと合わせてシャーベットにも。紅茶に入れても可。
 煮るのにスロークッカーを使わない場合は、弱火で10分くらい煮ればできるんじゃないかと思うけど、試したことがない。よくあるレモンコンフィチュールのレシピだとレモンから煮始めるみたいだけど、最初に砂糖に浸しておくと煮やすくなっているはず。

 材料:レモン2個。砂糖(200gくらいかな)、クエン酸(食用)
 用具:蓋付きビン、スロークッカー、ミキサー(なくても可)


気がついたらあっという間にほとんど空っぽになってました。
 
 

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2013.04.14

にゃんこ大戦争が終結

 今朝、にゃんこ大戦争終結の日を迎えた。
 始めたのはいつだっただろう。毎日ログインしてもらえる経験値とかが今朝終わったのだ。30日目ではないか。一か月間、けっこう没頭してやっていたわけだ。55歳、『考える生き方』(参照)の著者・finalventです。こんにちは。
 最後に貰ったのは、「ねこりんりん」である。経験値が余っていたのですぐに「猫ギャング」に進化させた。でも、まあ、もう数日前に戦闘は実質終わっていた。
 「にゃんこ大戦争」というのは、昨年10月だったかに発表された、しょーもない対戦ゲームだ。犬だとかヘビとか羊とかゴリラとかが左端の拠点から攻めてくるから、右端の猫拠点から各種の変な猫を繰り出して戦うという一次元ゲーム。線上の戦場なわけ。
 戦場となる場所は、日本の都道府県で九州から始まる。これ、あれでしょ、百鬼大戦絵巻とかのギャグか。
 最初、やってみて、バカみてー、なにが面白いんだよ、とか呟いていたのだけど、大分県あたりだったか、おや?と思った。面白いのですよ。微妙に戦略があることがわかった。
 また、繰り出すねこのキャラがいちいち、おかしい。よくこんなキャラ考えたなあと思う。
 第一章は比較的軽くクリアというか、最終の西表島でちょっと手こずったけど終わった。
 第二章。最初は楽。なんだ同じことの繰り返しじゃないかと思ったが、島根県あたりだったか、あれ?とか思う。そのうち、戦うネコの特性をよほど考えて繰り出さないダメなんだな、これ。
 というわけで、もうけっこう必死というか夢中でやりましたね。それと、経験値というのをアップしてキャラを育てていかないといけない。いやあ、キモネコとかほんと強くなりました。
 すっかり本気になったんで、第二章の沖縄まではがちがちと進めて、あー、そのお、東北から北海道に進むと最後沖縄から西表島というふうに進むわけです。で、この西表島で出てくる敵のニャンダムが、つおーい。そういえば、東北あたりで出てくるクマとかもけっこう強かった。
 それでもこっちはもう本気ですよ。勝ちましたよ。ネコヴァルキリーもゲットですよ。ずさっ。第三章に入る。
 第三章ってなんか意味あるのか?と疑問も多少思ったけど、このあたりで、お宝率が響く響く。お宝率というのは、戦場の各県をクリアするとお宝というのが出てくるのですよ。粗悪な鰹節とか。それを地域毎にできるだけ質のいいお宝で貯めないといけない。これが、たるいぜ。同じ戦場を何度もやるわけで、たるいたるい。お宝、出ねえ出ねえ。
 私、これでも高校生のとき皆勤賞を取ったくらいなディリジェントな人なんですよぉ。ブログだって10年近くも書いてます。女性にはあまりマメではないんですが、なんの話だっけ、にゃんこ戦争。なんとかお宝率も上げてきました。ふっ。
 最後、第三章の西表島。なんですか、これ。ぶんぶん先生。ありえない強さじゃないですか。無敵のキャラでしょ。勝てるんすか、これ。
 いやあ、この時点で、インターネットつうものが世の中にあることを思い出した私もブロガーです。ようつべに攻略法というチートがある。ちーと覗いてみると、3キャラで倒せると。
 やってみた。ダメ。でも、やっているやついるじゃん。やってみる。だめ。無理だわ。
 無理な理由はですね、まだお宝が足りなかったのと、やはり、微妙な技術があること。ネコドラゴンが多ければいいわけじゃないし、最初に地味に防戦して時間を稼ぎ適切な数のネコドラゴンを貯めて……おっと、まあ、けっこうめんどくさい攻略法が必要なんです。
 てか、よく考えられてるわ、このゲーム。ぶんぶん先生とか考えたヤツ、すごいわ、と思った。
 結局、3キャラの攻略法は難しいんで、ヴァルキリを混ぜて、ついに、釘付けにしたぶんぶん先生を倒しました。やったね。やればできるよ、うん、金正恩。
 つうわけで、先週くらいに、だいたいゲームも終わったけど、それとは別にチャレンジモードというのがあって、これがまた、無敵な強さで攻めてくる地獄のバトル。
 4億点くらい出せるようになったんで、もういいかと思ったら、これもっと出るんじゃないかということで、ちょっと入れ込んで、7億5千万点を出しました。まあ、ほぼ限界じゃないでしょうか。金使わないでやると。

 というわけで、無課金でやりました(ネコギャングが映ってますが)。
 課金に違和感はないんだけど、課金してクリアしちゃうのって自分の流儀じゃないし、このゲームそもそも無課金で出来とるんかというのが知りたかった。
 だいたい終わってから、ところで「神様」も使ってみるかなと思って、ちょっとやってみました。笑った。黒い太陽がもう消えません。

 課金キャラは使わなかったけど、たまにネコ缶というクーポンみたいのを貰うので、だいたい終わりに近くなってから「ネコの箱詰め」を貰った。使ってみると、これがあればゲームが楽になるっていうものでもないなと思った。MRはちょっとチートっぽい感じがするけど。
 っていうわけで、おしまい。にゃんこ大戦争は終わって、日本に平和が訪れたわけです。やぁ、平和って本当にいいもんですね~。


 
 

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