20代でも脳年齢が50歳!? いや、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないよ。
ブログがお留守になったので無駄話でも。
で、オバマケアの頓挫でオバマ大統領もついにレイムダックかってな話もどうかと思うし、シリア情勢やエジプト情勢などは以前の予想からさして大きな変化もない。リビアもひどいまま。イラン核問題はあまり期待していない。フィリピンの台風は大変だったなあというのもあるけど、特に言及することもない。
さて無駄話だが、先日、Woorisというサイトで「20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣」(参照)というネタを見て、ちょっと思ったことがあったのだった。
僕は56歳なんだが、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないんですよね。
元ネタは体型についての話題ではないけど、そっちでは、20代前半のころは55kgだったかな。身長は171cmあるので、BMI18.8。たぶん、痩せている部類だっただろうと思う。そのころいたガールフレンドも、僕のことを痩せていると見ていたと思う。30代に入ってどうかというと、57kg。少し増えたといえば増えたが、まあ、それでもBMI19.5。まだ痩せているほうだし、そう見られていた。
一時期、マクロビオティックをやって52kgくらいになったことはある。即身成仏というか釈迦の苦悩図みたいな身体になった。いろいろあって、そういうのも行きすぎだなということで55kgから57kgくらいに戻る。
その頃、父親が死んで急遽喪服を作ったおり、叔父がこれから中年になると太るから太めの礼服にしときなさいと言われ、だぶっとしたのを作ったが、さほど体型は変わらず。
沖縄に移住したら、げ、10kg太りました。自分でもこりゃなんだと思った。さすがに中年かあと。ところが意識していると、62kgに戻り、そのくらいで中年体型が落ち着いたかなと思ったけど、この初夏から筋トレ・有酸素運動とかしていたら、58kg。そこから筋肉が多少ついて現在59kgといったところ。
BMIで見ると、だいたい30代に戻った。
一時期を除けば、20年くらい前のものでも普通に着られる。もっと30年くらい前のものでも着られる。ただ、体型はちょっと変わって、20代30代のころは大腿筋が太かったが、これは40代後半から痩せてがっかり。あまり戻らない。筋トレでは上半紙にちょっと筋肉が付き、特に肩筋が付いたので、ナチュラル肩パットで服が着やすくなった。
うだっと書いてしまったが、20代の体型は50代になっても、それなりに維持できるもんだった。
体型は変わらないが、相貌は爺になった。それはけっこう自覚している。そこは頑張ってメイクしようとかいう気はない。そもそもアンチエージングとか関心ない。
体力はどうかというと、これも面白いなと思うのだけど、筋トレしたら、力が出るようになった。20代もへなちょこだったから、現在のほうが力が出るんじゃないか。持久力もそれほど変わらないような気がする。ただ、疲れやすさみたいのはあるし、若いときのような深い眠りはない。余談だが、試しにグリシン3g飲んだら、眠りは深くなった。これが健康にいいかわからないので継続はしていない。
さて、脳はどうかというと、これが意外にボケない。
特に40代くらいのころは、あれ、年取ってもあまりボケないものだなと思って変な感じがした。さすがに50代後半に入って、ちょっとボケた感じがしたので、チェックがてらにフランス語にチャレンジしているのだが、実感として、どうもボケてない。20代のころにフランス語を学んだ能力より、若干増しているような感じがする。
他、読書などでも脳が衰えたということは特にない。徹夜して読書ということはなくなったか。文章を書く点ではたぶん能力は向上している。数学は読むばかりで実際に数式とか使わなくなったので、衰えた感はあるが、どうもこれもただ習慣っぽい。
もっとベタな脳の能力はどうかなと、このところ『ZOO KEEPER』(ズー キーパー)をよくやっているのだが、こんなものでもやっていると能力が向上して、園長さんに褒められることもある。その他、べたなゲームもやっているとそれなりに能力が向上してきて、年齢的な限界というものでもない。ちなみに、『ZOO KEEPER』をやると脳の疲れが取れる感じがする。やっていると一種、無心の境地になるみたいだ。
視力はじわりと衰えている。よくネットでも老眼、爺、とか言われるが、なぜそう言われるのか理解できない。老眼はほとんどないからだ。近眼と乱視。聴覚は残念ながら衰えた。たぶん、これは持病のせいだろうと思う。すごく残念。それでも、ある種の音は普通の人より聞きわけれるんじゃないかなと思うことがある。
まあ、自分は50代になっても20代のころと変わらないことが多い。
えっへんとか言いたいわけではない。
自分で、なんだか、変わらないものだなあとむしろ変な気持ちでいる。
感性はどうか?
若い人と感性は合わない。「進撃の巨人」とか「キングダム」とか愛読しているが、「黒子のバスケ」とか、面白くない。「ファイブレイン3」はそれにかかわらず面白くない。ぷんすか。
そのあたり、年寄りに見られるかもしれないが、これはどうもただ世代の差みたいな感じがしている。僕が20代・30代のころの文化と現在の文化が違うという差なんじゃないか。とはいえ、そう若いころの文化に愛着があるわけでもない。というか、70年代、80年代カルチャーは、き・も・い。
話を戻して、Woorisというサイトで「20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣」というネタだが、これって英語サイトのネタをぱくったものらしい。
変な気がしたのだ。米人は「20代でも脳年齢が50歳!?」といった発想はしないんじゃないか。
ということで、同サイトにはリンクがなかったのだけどちょっと元ネタを調べたら「The 10 Best Ways to Damage Your Brain」(参照)というサイトだった。
読んでみると、20代とか50代とかいう話は一切ない。ただ、単純に「脳にダメージを与える10個の方法」というだけのこと。つまり、Woorisというサイトの人は、脳にダメージを受けたのが50代なのだという解釈を押しつけたわけだ。
いや、怒るというのじゃなくて、たぶん、その人、50代のことを知らないなんだろうなと、かく思った。
その元ネタの「脳にダメージを与える10個の方法」だが、これ。Woorisと元ネタを並べてみた。
(1)朝食をぬかす(Skipping Breakfast)
(2)食べ過ぎ(Overeating)
(3)タバコを吸う(Smoking)
(4)大量の糖分摂取(High Sugar Consumption)
(5)大気汚染(Air Pollution)
(6)睡眠不足(Sleep Deprivation)
(7)頭まで布団をかぶって眠る(Cover Your Head While Sleeping)
(8)病気の時に頭を使う事(Working Your Brain During Illness)
(9)刺激不足(Lacking In Stimulating Thoughts)
(10)あまり人と会話をしない(Talking Rarely)
9の「刺激不足」は「知的な刺激不足」としたほうがいいかもしれない。
これらのリストだが、常識的にそうだろうという他には、さほど医学的な根拠はないんじゃないか。
自分の経験からすると、脳にダメージを与えるのは、アルコールだろうと思う。適度ならアルコールなら健康によいとも言われるし、ストレスが低減されるというメリットもあるだろう。というわけで、人は酒を飲むのだね。僕は自著(参照)にも書いたけど、やめました。
もう一つ、経験的に思うのは、知的関心に加えて、美的関心の欠如というのがありそうな気がする。
まあ、そんな気がするというだけのことだけど。美しい物、美味しい物とか、そういうのに触れてないと、なんかずぶずぶ沈んでしまいそう。
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コメント
三食を食べた後すぐに読書すると頭がよくなる
三食を食べた後すぐにトレーニングすると筋肉になる。
三食を食べた後すぐにPCでネットするとバカになる。
まぁ、三食後にゆっくりにしたラジオ体操をして時々、正式なスロートレーニングを取り入れるで充分なような。ジブンの場合、歩くの好きだから歩く主体で、スロートレーニングをとりいれてって感じかな。あと、オススメなのは、シナモン。糖質が多い食事なら。
研究されていたのは、三食後十五分歩くと、2型糖尿にとかというやつ。ま、そんなこと考えなくて、家に引き篭もっている人とか、デスクワークばかりで、それも食べた後、運動せず、デスクワークしているとかの人は、はっきり効果でるんじゃないかな。意外だったのは、疲れなくなるんだよね。食べて休む方が疲れがたまる。
投稿: | 2013.11.21 07:05