意外に知られていない米語発音・表現の現実そしてTPing
先日のネタ、「米語発音の実態。"Mary/merry/marry"の違い知ってますか? 「ねーよそんなもん」がほとんど正解。: 極東ブログ」(参照)の続きというか、122個の事例を見て思ったことをメモ。
"ant(蟻)"と"aunt(叔母)"の発音はほとんど同じ。(1)
これは知ってた。ここまでそうなっているのかというのはちょっと驚き。
"been"の発音は、ウィスコンシン州とかだと"ben"になる。(2)
これも知っていたが、比較的特定の地域に固まっているのは意外だった。
"caramel"は東部だと、"car-ra-mel"で3シラブルだが、他は"car-ml"で2シラブル(4)
予想はついていたが、Forvo(参照)で聞いてみた。
"route"はしばしば"out"のように発音される。(26)
これは想定より地域が多いので驚いた。Forvoでも確認できた。
"cot"と"caught"は西部では同じ(28)
これも予想していてが、はっきり見たのは初めて。
"almond"の"al"は"all"と同じ(29)
スペリングに引っ張られるのだろうと思う。学校英語だと分けているはず。
"chromosome"の"s"の発音は"z"(33)
これは辞書と違うのでへえと思った。理由はあとからは推測は付くけど。
"grocery"の"cer"は多くの地域で"sher"(36)
これは意外。なぜなんでしょうかね。
"strength"の"g"の発音は"k"(42)
"length"も同じ。日本人だと知らない人は多いのではないかな。
「みなさん」は南部では"y'all"、他は"you guys"(50)
意外と地域差がくっきりしていた。
「蛍」は"firefly"の他に"lighting bug"(65)
米人らしいものの見方だなと思う。即物的というか。
「ザリガニ」は南部では"crawfish"。他は"crowdad"や"crayfish"(66)
食材が知識対象かということの差かな。
「運動用ゴム底靴」は東部では"sneakers"だが他では"tennis shoes"(73)
これはうかつにも意外だった。
「天気雨(suns hower)」は多くの地域で知られていない(80)
そういう気象がその地域にあるか、ということかも。
「目やに」は"sleep"で"eye booger"は使われない(82)
これは知らなかった。
"oil and vinegar"とはいうけど、"vinegar and oil"とはあまり言わない(91)
なぜなのかけっこう気になる。"r"を最後にしたいのだろうか。
「ゴミ箱(缶)」は北部では"trash can"、南部では"garbage can"(97)
呼び名の違いは普通に習慣でしょうね。
「家や家の前をトイレットペーパーで巻くことをなんて言う?」答え、"tp'ing"(106)
これはびっくり。この手の映像は見かけたことはあるけど、特定の言い方があるとは知らなかった。というか、けっこう知られているのか。
カットしてないパンの端は、"heel"(111)
辞書だと「パンの耳」としているのがあるけど、ちょっと違う。自分でパン作ると、heelはよくわかる。前後の端のところ。
「自動車の助手席は」"shotgun"(120)
知らなかったので勉強になった。なるほどね。これ、お子様でも使う言葉なのか。
感想
発音関係で「ええ?」と思った部分は、Forvo(参照)に当たってみるといろいろ面白かった。
「家や家の前をトイレットペーパーで巻くことをなんて言う?」の問題の意味がわからなかったが、"TPing"で画像検索したらわかった(参照)。なんですか、これ。
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コメント
Running shoesでは?
投稿: | 2013.06.10 16:15
So what?
投稿: F.Nakajima | 2013.06.10 18:13