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2012.01.24

カラダトレーナーを使ってみた

 ポラールの心拍モニターも持っているけど、もっと簡単に使えて緩和なトレーニングのモニターもあっていいかなと簡易な心拍測定器を探していたら、セガトイズの「カラダトレーナー」(参照)というのを見つけたので、しばらく試してみた。これはこれでいいんじゃないの感があった。どのくらい支持されている製品なのかわからないし、発表されてからけっこう経つようなので、後続機に期待を込めて書いてみたい。余談だが、最近流行のステマの記事ではないよ。

cover
カラダトレーナー
 「カラダトレーナー」とはまたベタな名前だなと思うが、音声でもっと運動しろとうるさく言ってくる感じを表現しているのかもしれない。
 外観はネック型ヘッドホンだが、装着感はそれほどよくない。上半身をよく動かすトレーニングだと落ちてしまうのではないか。
 装着し起動すると、ビッビッビッとリズム音に合わせてもっと運動するのが理想的ですなんたらと女性の声が片耳からする。もう片方は単三のアルカリ電池が入っている。電池は仕様では15時間保ち、取り換えはネジで開封する。重量は45g。ちと重たい。
 もうおわかりだと思うが、もうちょっとデザインやUIをどうにかできなかったものか感がある。これじゃ、おもちゃだ。だって、セガトイズだ。それはわかるにはわかるが。
 参考価格は5775円とあるがアマゾンで見ると970円だった。2008年に出たのでハイテク機の価格の降下としては穏当かもしれないし、だめもと感の価格に落ち着いているのかもしれない。
 対応する運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスの3種類だが、後者につれ、きつくなる三段階のようだ(参照)。
 起動すると、選んだ運動に合わせその運動時の心拍を定期的にモニターする。モニターは電池側の装置にあるクリップを耳たぶに挟む(痛くない)。耳たぶの毛細血管の血流変化を測定して脈拍数を計測する(が、脈拍数は表示されない)。
 この脈拍に合わせて適時な心拍数のゾーンを決めて、それ以下だともっと運動しろ(「リズムに合わせてもっと強く運動してください」)、それ以上だとしすぎだ(「リズムに合わせてもう少し弱く運動してください」)というメッセージになる。

 心拍数のゾーンは、安静時心拍数からカルボーネン法(Karvonen Formula)で計算している。
 そこで最初に使うときに、年齢設定や安静時心拍数の計測をするのだが、やってみると意外に難しい。添付文書にもあるが、メタボ解消にやってみようかなという中年は、装置に慣れるまでは実年齢より5歳くらい高めに設定するとよいようだ。つまり、最初は弱く。
 ウォーキングで試してみると、ウォーミングアップとして理想心拍ゾーンに接近させようと、もっと強くと促されるので、ついせっかちに歩くことになる。こりゃいかんと小走りっぽくすると、ウォーキングとしては心拍が上がりすぎ。自分がどのくらいの運動でどのくらい心拍が上がるかという感覚をもって、最初のウォーミングアップをしたほうがいいようだ。
 慣れてくると、上手にゾーンに入れる。そしてうるさいリズム音が消える(リズム音は言わば罰として機能しているようだ)。ウォーキングというのをマジで運動としてやったことはなかったので、こうしてやってみると通常の歩きでは十分に心拍が上がらないものだなと思った。
 ウォーキングなのだから、散歩気分で外を歩くのだが、いやこれ装着していかにもウォーキングでせこせこ歩くというのもなんだなと思い、通販生活で買ったエクサーのエアロビクスステッパーで使ってみた。ウォーキングに相当するように踏み込みを軽くした。余談だけど、このステッパー、もう10年も使っている。高いなあと思ったけど、これだけ長持ちするのはこの機種くらいじゃないだろうか。
 ステッパーで使ってみて、これも意外だったのだけど、気を許していると設定したゾーンをすぐに超える。いやそれでこそ運動でもあるとも言えるけど、緩和な運動で制御するとなるとゾーンを守ったほうがいい。そこで運動を落とす。このあたりの使ってみての感覚はポラールの心拍モニターのジョギングにも似ている(参照)。
 運動すると脳にエンドルフィンが出ると言われているし、それなりに研究もあるのだが、そんな大げさなと思っていた。が、これでゾーンを意識してみると、なるほど、ゾーンを越えようとするあたりで微妙な快感が圧している感はあるな。へえと思った。これが運動やり過ぎの元でもあるのだろう。
 運動時にiPodなど携帯音楽プレーヤーとの併用もできるとのことだが、安全を考慮して音が流れるのは片側だけとのこと。しかもこれがゾーンから外れたときはリズム音に混じる。なんだこれと思ったが、普通にiPodのイヤホンをしてこれを装着してもなんら違和感はなかった。まあ、二つ付けるとちょっとアホっぽいけど。
 後続機が作成されるのかわからないが、価格帯はもう少し上でもいいから、Nike + iPod(参照)のようにBluetoothでiPhoneやAndroidに対応するほうがよいのではないかな。あと、ゾーンを知らせる音も人間の音声じゃなくてアラーム音が選べるとよいと思うが。
 中年以上の人が健康管理に使うのであれば、小一時間個別指導を含めた講習会があったほうがいいのではないかとも思った。使い始め、何かとわからないことがあった。
 
 

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