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2009.07.08

ウイグル暴動、雑感

 5日午後、中国北西部、新疆ウイグル自治区区都ウルムチで数千人規模の暴動が発生し、報道によれば、156人が死亡し、1080人が負傷した。車両も多く炎上され、破壊建築の面積は5万6000平方メートルに及んだ(参照)。中国当局による逮捕者は1434人(参照)だが、大半はウイグル人であろう。
 事件の背景はウイグル族といわゆる漢族の対立がある。元来新疆ウイグル自治区は隣接旧ソ連CIS(独立国家共同体)のように独立志向が高い。歴史的な経緯については、以前「極東ブログ: [書評]「多民族国家 中国」(王柯)」(参照)で少し触れた。関心のあるかたは同書などを参考にされるとよいだろう。
 「新疆ウイグル自治区」が策定された共産党中国設立時には、同地域にいわゆる漢族は7%だったが現在は40%に及び、植民地支配に近い印象を与える。アムネスティなどからも、この地ではウイグル族に対して就職や教育の差別があると指摘されている。
 今回の暴動の直接的な引き金となったのは、自治区ヌル・ベクリ主席も指摘しているが、先月26日中国広東省韶関市の香港系玩具工場、旭日玩具廠における従業員のウイグル族と漢族の衝突だろう。同工場のウイグル族従業員2名が殺害され、118人(内ウイグル族79人)が負傷した(参照参照)。衝突の背景には、5月からウイグル族を多数従業員とした後、女性従業員の強姦事件が発生し、これをウイグル族の仕業と見なした噂から漢族の襲撃があったようだ(参照)。
 暴動のようすはユーチューブなどで公開された。「Uyghur Workers」をキーワードに検索するとヒットする(参照)。今回のウイグル暴動の重要点の一つは、この種の映像の伝搬がどれだけ暴動に影響を与えたかだ。大きな影響を与えたのではないかと見る指摘もある(参照)。
 中国政府は当初ウイグル暴動を「世界ウイグル会議」が扇動したと見ていた(参照)。毎日新聞記事「クローズアップ2009:7・5 血塗られたウルムチ--その時何が」(参照)では中国政府説をこうまとめている。


 中国国営新華社通信によると、5日午前1時6分、ある人物がネット上で同日午後7時にウルムチの人民広場での集会を呼びかける情報を流したと、中国当局の指揮センターが通報を受けた。公安当局は午前3時過ぎ、二道橋に警察を配置し、不測の事態への対応を開始した。自治区政府や新華社通信によると、5日午後5時ごろ、人民広場に200人余りの民衆が集まった。同6時40分ごろには、人民広場に若い男性を中心に大人数が集まっていた。警察が約70人を強制排除した。
 世界ウイグル会議は広場に集まったのはウイグル族の大学生ら数千人だったと説明。中国広東省韶関市にある玩具工場で6月26日に起きた漢族とウイグル族の労働者衝突事件に対する真相究明を求め、ウイグル族に対する偏見に抗議する平和的な集会で、暴徒ではないと主張している。
 だが、新華社通信によると、人民広場から二道橋に向かう道には大勢の人が流れ込み、興奮した民衆が路線バスの窓ガラスを割り、公安車両をひっくり返し破壊した。午後8時ごろには、人民広場のほか、解放路、バザールなどでも暴動に発展。民衆は車の窓ガラスを割り、警察車両を放火し通行人に暴行を加えた。殺害行為も起きた。このため公安当局と武装警察は民衆を拘束する一方、消火活動も行った。中国軍や武装警察など計2万人が出動。車両の放火や商店の破壊は続き、6日未明になって暴動は収束したという。

 同記事ではこの説への間接的な批判も掲載している。

 在外ウイグル人の現状に詳しい水谷尚子・中央大非常勤講師(現代中国史)も「世界ウイグル会議は経済的・組織的基盤が強くなく、大規模なデモを組織するのは不可能」と強調。「在外ウイグル組織の力を誇張することで弾圧の口実にしている」と中国政府の姿勢を批判している。

 CRIが伝える「新疆日報」の論説要旨では新華社の発想と異なり、直接な扇動を事実上否定しているように見える(参照)。

 この文章は、「5日に発生したウルムチ暴動の本質が民族と宗教との矛盾ではなかった。民族分裂分子・ラビア・カーディル率いる海外反政府勢力「世界ウイグル会議」が広東省韶関市内の玩具工場で発生した暴力事件を利用して、民族的恨みをあおり、ウルムチ暴動を起こした。

 ここでも要点は「広東省韶関市内の玩具工場で発生した暴力事件を利用して」の実態になる。ユーチューブなどが閲覧できる状態であったのだろうか。
 私の印象としては、今回の暴動にはそれほどの組織性はなく、どちらかといえば積年の反目が発火したように思える。また、ユーチューブの影響はそれほど大きくないのではないか(簡易に閲覧できないのではないか)。
 今回の暴動を中国側の対応という視点で見ると気になることは二点ある。一つは、ウルムチ市当局は外国メディアの取材を歓迎していた点だ。6日午後にはウルムチ市内ホテルにインターネットが利用できる「臨時プレスセンター」が設置され、外国メディア向けに当局撮影の映像提供や、封鎖地域への取材ツアーも実施された(参照参照)。昨年のチベット騒乱とはかなり異なる対応である。中国当局側の思惑はなんだろうか?
 少なくとも、現地の暴動の映像が当局側の不利益にはならないとの確信があったことは確かだろう。単純に想定するなら、ウイグル族の行動は非難されるべき暴動であり、当局は正当に鎮圧できるという自信はあっただろう。また、チベット騒乱時の国内外の中国人の反応のように、その映像を流してもウイグル族の行動を支援する活動はないという自信もあったに違いない。
 反面、情報統制自体の自信もあるだろう。中国に流れ混むインターネット情報、国際電話、海外報道は規制されている。暴動を報じたNHKの海外テレビ放送ニュース番組でも米国在住ウイグル人の映像で打ち切られた。また、現地報道が自由に行われているかに見えるのは、体のいい統制かもしれない。「世界ウイグル会議」は今回の暴動の死者を840人と見ている(参照)が、それを隠蔽する仕掛けかもしれない。
 気になったことのもう一点は、イタリア・ラクイラの主要国首脳会議およびポルトガル公式訪問を急遽キャンセルして帰国した胡錦濤中国国家主席の行動をどう捉えるかだ。暴動の初動が沈静化してからの帰国ということを考えると、当初胡氏は事態をそれほど重大なものだと見ていなかったか、あるいは中国側から胡氏に重大ではないと伝えられていたか、いずれにせよ、北京政府側では大きな問題だと認識していなかったことは想定される。このことは、先のプレス優遇にも整合的だ。
 しかしその後、胡氏は失態ともいえる帰国を断行した。想定されていなかった、胡氏による決断があったことは確かだろう。別の言い方をすれば北京政府に胡氏が欠かせない状況が発生していると見てよい。むしろ中国政権にありがちな悪化した事態を謀略に利用する事例であるかもしれない。このあたりは多分に陰謀論的な読みに踏み込まざるをえない。
 気になるのは同種のチベット騒乱である。すでに「極東ブログ: チベット暴動で気になること」(参照)で同種の謀略を私は想定したが、今回もポスト胡錦濤に一番近い存在として習近平氏がなんらかの関与をしているのではないだろうか。
 先ほどNHKの7時のニュースを見たのだが、中国政府は当初の「世界ウイグル会議」扇動説を事実上ひっこめ、ウイグル族といわゆる漢族の宥和の演出に乗り出している。暴動が沈静化したのでその事後処理に見えないこともないが、方針の変化であると見るなら、この変化は胡氏の帰国と関係しているはずであり、であれば、これまでの弾圧路線のグリップは習氏に拠るものであったかもしれない。もちろん、習近平対胡錦濤という対立ではなく、習氏に惨事の責務を負わせて失脚することで胡氏を失墜させるという、天安門事件のような構図があるのかもしれない。
 ウイグル暴動自体はそれほど組織性もないように見えるので、今後の手ひどい悪化もないだろうし、それはウイグル族の苦難の継続を意味する(類似の暴動は各所で発生するだろう)。しかし、北京政府側の波及は意外に大きいかもしれない。

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「時事」カテゴリの記事

コメント

>ユーチューブなどが閲覧できる状態であったのだろうか

youtubeでは無くても、他のサイトで閲覧できたはず、その上そのようなことが起こって「世界ウイグル会議」が黙ってられますか?
又それ以外の情報通信、例えばQQ、電話などを通しても充分知る機会があったでしょう。
百度にいって検索してみてください、そこで色々見てから書いてください。

byウルムチ出身の中国人留学生

投稿: | 2009.07.09 03:22

ついでに、です。

グロ注意
http://www.6park.com/news/messages/33011.html
http://blogs.yahoo.co.jp/eva4833620

投稿: | 2009.07.09 03:24

アフガンイラク戦争は、パキスタンへの波及やキルギス米軍基地などを見ると、中国を対象にした戦略的布陣を整えるための戦争のようにも見えます。ウイグルは中国が中央アジアの資源へのアクセス回廊ですので、こことミャンマーを押さえられると中国は相当に封じ込められた状態になります。
ロシアは、第二次大戦時も日ソ中立条約を破った国で、米国と取引をする前科のある国ですから当てにはなりません。中国国内の内紛だとしたら、中国人は相当な間抜けですね。日本人は戦略的な間抜けですが、中国人はそうではないです。ですから内紛はありえないと思います。

投稿: nanashi | 2009.07.09 08:19

秋山昌廣先生のブログでも、近日、新疆のウルムチ滞在記のエントリーが紹介されたのだけれど、ウルムチには、中共の軍隊の新疆平定の記念碑があったり、近年の中国の経済成長のため、ウルムチでは、ウルムチ在住の漢族とウイグル族の経済格差が大きくなっているそうです。加えて、中国沿海部の都市住民の観光客がたくさん訪れて、ウルムチが中国の富裕層の観光地化しているそうです。

これまでも大きな不満を持っていたウイグル族たちには、もう我慢が出来ない状況が起きているのだと思われます。ある意味では、今回の暴動は、中国の著しい経済成長のひずみであるともいえるのではないでしょうか。

民族問題、宗教問題だけとは思えません。もちろん、今回の暴動に、インターネットの関与が大きいことは否定できないと思います。

投稿: enneagram | 2009.07.09 08:59

finalvent先生、ところで、極東ブログって、海外の日本人だけでなく、日本語の堪能な中国や韓国や台湾やシンガポールのネイティブの方々にも広く読まれているんですか?英語や中国語や韓国語のコメントは表示されないけれど。

日本語で書いているから内輪話だろうと思ったら、世界中を情報が駆け巡っているのだとしたら、とんでもないことですな。

でも、きっと、そういう時代なのでしょう。それでは、これから、上野の国立西洋美術館に行ってまいります。

投稿: enneagram | 2009.07.09 09:09

暴動が組織化されてないってことは古今東西あり得ませんよ。
積年の恨みってのなら尚更。

自分には第一次インティファーダの始まりと重なってしょうがありません。

投稿: | 2009.07.09 10:39

>アフガンイラク戦争は、パキスタンへの波及やキルギス米軍基地などを見ると、中国を対象にした戦略的布陣を整えるための戦争のようにも見えます。ウイグルは中国が中央アジアの資源へのアクセス回廊ですので、こことミャンマーを押さえられると中国は相当に封じ込められた状態になります。

アメリカは、ソ連を倒したあと、中国も同じやり方で打ち倒そうと思っているということでしょうか。だとしたら、中国は、ソ連と同じやり方では、アメリカに打ち負かされることはないだろうと思います。

本当は、東アジアに残された冷戦の残滓は、アメリカが直接軍事力で中国を屈服させることで解決するのではなく、アメリカは脇役に回って、日本が主役になって中国と対峙して、時間をかけて解決すべきだと思われます。

朝鮮半島の南北統一と中華人民共和国の崩壊という、ドイツ統一とソ連崩壊の歴史の二の舞をアメリカ主導でシナリオを書くより、東アジアの民たちは、もっと老獪(狡猾?)にことを処理できると思うのだけれど。

東アジアに関することは、正直なところ、アメリカは主役にならないほうがよいと思います。中国の共産化も、ベトナム戦争の敗北も、東アジア特有の事情に無知なアメリカのかつての大失敗です。

投稿: enneagram | 2009.07.09 12:49

1980年代は、米ソの冷戦のピーク。そして、レーガン大統領のワンサイドゲームの勝利。

1990年代にクリントン大統領によるジャパン・パッシングがありました。日本の庶民はそれほどひどく気にかけなかったけれど、日本の親米派の人たちは強く気にかけて、日本の親米派が、湾岸戦争のときのクウェートの感謝表明の日本はずしと同じくらい気にするので、いまでは、アメリカの親日派たちがクリントン大統領の中国訪問の際のジャパン・パッシングをひどく気にかけているそうです。

21世紀になって、アメリカが派手にイスラム圏を空爆しているころ、日中関係は、小泉元首相の靖国神社参拝問題で、表面的には険悪でした。アフガン空爆やイラク戦争があったのに、中国で反日暴動があったために、日本の首相の靖国神社参拝問題は、21世紀のはじめに世界中から注目されました。

まあ、アメリカの政治家で、小泉元首相ほど中国の政権中枢を感情的にさせて挑発できる政治家はいないと思います。的をついたことをするという点だけではなく、度胸があるという点でも。

まあ、こんな回顧をしてみても、ソ連相手の第1の冷戦の民主主義陣営の主役はアメリカだったけれど、中華人民共和国相手の第2の冷戦の先進国陣営の主役は、どうしても日本になるように思います。だいたい、中国はアメリカと正面衝突する気はまったくありません。

アメリカの政治家は、東アジアの人間の心性について、重要なことをひとつ知っておくべきです。

東アジアの人間は、殴り合いで負けても、自分の全人格が相手に敗北したとは考えません。競売で競り落とすのに負けてもそれで自分の全人格が相手に敗北したとは思いません。でも、禅問答で敗れたら、自分の全人格が相手に敗北したことを受け入れます。これが東アジアの人間たちの人間性。

それから、西洋の賢人は、ニュートンやヘーゲルみたいに、森羅万象を貫く原理や法則を提示するタイプの人たちが典型です。
一方、東洋の賢人は、知性が実存的で実際的で、ある前提の下で限定的に、ものの役に立つ助言をできるのが典型。例をあげれば、一休さん。

ジャイアンも、掴み合いのけんかをする相手なら組み伏せるのが得意だろうけれど、相手が自分より弱そうに見えても、中国拳法を習っているやつだったら、相手にしないほうが無難。ローキックを一撃食らったら、けんかの後で病院送りになるのはジャイアンのほうかもしれない。そういうこと。

投稿: enneagram | 2009.07.09 14:36

外国人も見てますよ、ただ中国語で打たないだけ。

所以不要乱说话,这些言论不光是你们日本人看,我们看了也会对你们有看法。
如果不太明白,或者没有亲身经历过,看过,就不要装懂不懂,胡扯八道了。

投稿: | 2009.07.09 17:28

 enneagramさんはご自分のブログを開設してそこで書かれては?

 enneagramさんのコメントは記事に直接関連しないものも多いですし、現状では他の人のコメントがenneagramさんのたくさんのコメントに埋もれてしまっているので。

 内容は興味深いので、enneagramさんのご意見としてまとまった形で別のブログで読めた方が嬉しいです。

投稿: summercontrail(左近) | 2009.07.09 20:17

争いごとを起こすと、現地の自己管理ができなくなって人口が増える。
人口が増えると資源が相対的に足りなくなって争いが増える。
アジアは少なくとも100年は平和を保たないと人口が正常にならない。
はっきりって、アメリカにはうんざりする。
白人にはうんざりだ。
日中がアジアの覇権を争うにしても、100年後にしましょう。

投稿: nanashi | 2009.07.09 22:06

>summercontrail(左近) 様

ならびに他の読者の皆様、いつもブログを読みにくくしてご迷惑をおかけしてまことに申し訳ございません。

正直申し上げまして、自分のブログ"Bloga Enneagramica(まるっきりデタラメなラテン語)"を、来年2010年立春2月4日をめどに立ち上げる準備をただいまいたしております。

当然、自分のつたないブログを開設すべきであるという考えは持っていますが、いまのところ、ちょっと準備も必要だし、年回りも気にしていて(わたし、アマチュア気学師なもので、九紫火星中宮生まれですので、来年の八白土星中宮の年に新規事業は立ち上げたいと思っています。)、そんなわけで、ブロガーにも読者の方々にも大変迷惑をかけています。

来年、ブログを開設したらどうか皆さん、立ち寄ってください。さまざまのご叱正をお待ち申し上げております。

そんなわけで、もう半年程度、このブログの迷惑な間借り人をさせてください。

投稿: enneagram | 2009.07.10 10:35

>summercontrail(左近)さん

 どうせ嘘八百ですよ。「このブログの迷惑な間借り人」←この部分を「野ぐそ」に対してあてこすってるだけですよ。今の今まで、そういう書き方しかしていないんだから、余人が何ぞ申し上げたところで聞きゃしませんよ。私が自発的に極東ブログから立ち去るか、弁当翁さんに出入り禁止をされるまで、延々つきまとってくるだけですて。

 ですので、左近さんにおかれましては「他の人が迷惑するから野ぐそはいい加減消えれば?」や「このままでは示しが付かなくなるからfinalventさんの管理者権限で野ぐそを出入り禁止にした方が良いですよ」とでも仰った方が良いのかもしれません。
 私は弁当翁さんのご判断に従うまでのことですから、どういう成り行きになろうとも、それはそれまでのことだと思っています。発言者に対してどうこう思うところは、ありませんよ。


 私が嘗て『切込隊長ブログ』にて同じような状態になって、その際にも「管理者権限で排除するならその旨には従います」と言ってたのに、件の管理人さんはそうしないでネチネチ嫌味を言ったり視聴者投票をして「どう思うか?処置するか?」みたいなこと(それって公開イジメでは?)をやってましたけど。そういう流れを『極東ブログ』に持ち込もうとしてるだけですね。

 やり口が(悪い面での)2ちゃんねる臭いし(悪い面での)切込隊長臭すぎるんですわ。そんなだから、和解に持ち込めば済む程度?の口喧嘩をわざわざ裁判沙汰にして双方罰金払ってるんですよ。そりゃもう事件じゃん?ってなるまで止めないんじゃあ、流石に話になりませんわ。

投稿: 野ぐそ | 2009.07.11 00:07

ロシアや東欧で共産政権が崩壊している中、中国共産党政権を維持するために敵を常に必要としています。なお、民族に限らず、ウイグル人以外、漢民族の人々でも数多くの人が中国共産党に迫害されていた。一番驚いたのは、臓器狩りのことですね。これはカナダの人権弁護士マタス氏が暴かしてくれました。(詳しくはhttp://jp.epochtimes.com/jp/2009/07/html/d12350.html)

しかも今でも進行形なんで、日本のマスコミ、政治家たちはどうして黙っているだろうと思いました。

投稿: sunsakura | 2009.07.13 00:15

具体的解決法を発見したいです

投稿: 世界の日本 | 2009.12.22 10:47

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受信: 2010.06.20 07:57

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