グリューワイン
寒くなるとグリューワインを飲む。ホットワインのことだ。作り方は簡単で、ただワインをミルクパンで温めればよい。温度は好みだが、沸騰させないようにする。電子レンジで温めてもよい。ホットミルクを作る要領だ。
砂糖を入れて甘くすると飲みやすい。蜂蜜でもよい。飲むときにレモンのスライスを浮かべてもいいし、紅茶用のシナモンスティックを入れてもよい。ドライフルーツを入れてもいいんじゃないか、飲みづらそうだけど。
普通スパイスを入れることが多い。シナモンだけでもいいし、クローブを少し入れると引き締まる、というか、クローブの香りはクリスマスティーっぽくてこの季節を感じさせる。
ティーパックタイプで専用のスパイスも販売されているし、チャイ用のスパイスを入れてもかまわない。黒胡椒を入れてもいい、まあお好きなら。そういえば、最近はやらなくなったけど、セージのドライを少し入れたこともあった。
グリューワインを作るための材料のワインは普通のワインでいいし、飲み残しのワインでかまわない。普通は赤ワインを使う。すでにグリューワインとして販売されているのもある。私は最近はそういうタイプの買ってきて、温めて飲むことも多い。軽くていい感じだ。ドイツからの輸入なので1リットルとなっているのが、なんか律儀な感じがする。ワイン棚を覗くと、Bacchusfeuerというのがある。アルコールは9.5%のようだ。つまり、軽い。
そういえば夏場、冷やしたサングリアとコーラを割って飲むことがあるが、これも温めて飲んでもよいのではないかな。以前コーラの歴史を調べたことがあって、その過程でコーラを温めて飲むことがあるというのを知った。やってみたけど、酸味がきつくなる。もちろん、炭酸は抜ける。
話がだんだんグリューワインからそれてくるが、そういえば以前自分の父親くらいの世代の女性で米人と結婚した人と話していて、風邪をひいたらコーラにピーナッツを入れて飲むといいのよと教えてくれた。なんのこっちゃと思ったが、その後、そういうものがこの世に存在することを知った。ググってみると、”The Minorcan Factor: Coke n Peanuts”(参照)という記事があった。そう有名なものでもないのか。なんか喉につまりそうで、日本だと、危険な飲み物だな、こりゃ。
| 固定リンク
「食」カテゴリの記事
- 最近買ったキッチン周りの物など(2015.04.02)
- IKEAのミートボールを真似てみた(2014.09.30)
- セブンイレブンのThermos drop、買ってみたらけっこうよかったですよ(2014.01.11)
- ハウス「炒めて香るカリーソース」作って食った(2013.09.04)
- 男は中年になると郷愁の味を好むのか?(2013.06.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
イタリアワインとサングリアが大好きです♪
でも、サングリアのコーラ割り、という飲み方は知りませんでした。早速試してみます。
ただ、コーラ入りを温める勇気が出ません(汗)。
まずは冷たい方から始めてみます。
グリューワインもまだ未体験。
これも、試します!
美味しそうだし、クローブ入れたものを呑んでみたい!!
投稿: みほ | 2008.12.27 21:10
コーラにピーナッツというのは、私が読んだ唯一の村上春樹の本『‘THE SCRAP’—懐かしの1980年代』にアメリカ人はこうする、だっけな、そんな感じで紹介してあったので試したことがありますね。案外いけました。
投稿: ino_i | 2008.12.29 23:03
マルドワインのことですねヨーロッパは寒いから
農夫がマグカップみたいのですすっているのを見た事がある。今、日本酒のお屠蘇をぬる燗で飲んでるがちょこっと砂糖を入れて飲むので、考えてみれば
グリューワインと同じ事。洋の東西を問わず文化は収斂するのか。でも年末の風俗はどこ似てる。自分としては一つの文化が拡散したと思いたい、今日この頃の世界情勢です。
投稿: | 2009.01.04 20:54
はじめまして。
年末所用でベルリンに行き、クリスマス前の屋台でグリューワインをしこたま飲んできました。一杯2.5ユーロ、陶器のコップを持って帰ると5ユーロでした。かなり砂糖の量は多めで、熱く、あぶったラム酒をのせてくれます。野外で飲むと身体は温まりますが、酔いが回るのも早いです。
投稿: 在南アジア | 2009.01.07 11:46