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2008.10.18

ウォーレン・バフェットのありがたいご託宣

 ウォーレン・バフェット(参照)のありがたいご託宣がニューヨークタイムズに掲載されていた。”Buy American. I Am.”(参照)。とてもありがたいのだけど、タイトルが今一つよくわからない。「アメリカ製を買え。私あり」なのか。まあ、いいや。
 いつもみたくいちいちめんどっちい英文をたらっと引用すると、そうでなくても読まれねーブログなんで、多く人に大明神のお言葉を伝えるべく、今日はライフハックみたいに責めてみたいと思います(鬱)。
 アリガッチなわかりやすい文章の書き方みたいに結論から書くと、バフェット大明神の話は、「当面、株価の動向はわからないけど、長い目で見るならアメリカは成長するんだから、アメリカの株を買えよ、アメリカ人」ということ。大明神、個人マネーは全部アメリカの未来に突っ込んだそうだ。20年先の明るい未来に輝く瞳、78歳。
 「アメリカ」のところを「日本」に置き換えるとどっかのブログにありそうな威勢のいい話になるが、それはさておき、やっぱ、ここは心に染みるお言葉で。

Be fearful when others are greedy,
and be greedy when others are fearful.

人が貪欲なときは恐る恐る行け、
人が恐る恐る行くときは貪欲に行け。

 FXで儲かったぜと人が騒いでいるときは、びくびくとガチな債券とか買って、人がガーン損こいたぁとわめいているときに株を買え、と。
 株だけじゃない。これは人気のラーメン屋のスタンドでもあてはまりそうだ。美女を落とすときにもあてはまるという人もいる。つ、使えるぜ。
 次。

if you wait for the robins,
spring will be over.

春を告げる鳥を待とうとすれば
春は過ぎ去る。

 株式市場ずんどこの冬の時代はいつ終わるのだろうと待っていると、儲けのタイミングなんか過ぎさっちゃうものね、ということ。
 これも株だけじゃない、人生の青春にも、モテ期にもいえることだ。もっとウマーな相手がみつかるんじゃないかと思っているうちに、魔法使いになれるお年になるとか。

In short, bad news is
an investor’s best friend.

手短に言えば、悪い知らせというのが
投資家の最善の友なのだ。

 株式市場がさらにひどくなると騒いでいる状態というのは、投資家にしてみれば心開いていける友情の時間。
 アンパンマンのテーゼにも通じる。愛と勇気だけが友だちさ♪ である。ジャムおじさんだってバタ子さんだってチーズだって本当は信用できない。本当に好きなのは、バイキンマン、君だけだ、ってことだよ。

The hapless ones bought stocks
only when they felt comfort in doing so
and then proceeded to sell
when the headlines made them queasy.

救いようのない奴は心地よいときにだけ株を買う
そして、新聞の見出しでゲロ吐きそうなときに
いそいそと売り払ってしまう。

 世の中絶好調とかいうとき気分で株を買っている奴は救いようがない。株価の低迷で吐きそうなゲロ抑えて、塩漬けにせよとか。

Indeed, the policies that government will follow
in its efforts to alleviate the current crisis
will probably prove inflationary
and therefore accelerate declines
in the real value of cash accounts.

ぶっちゃけ、目下の危機の緩和に政府がやっていることは、
インフレということになる。
だから、現金の価値は加速度的に低下していく。

 おお、どっかのブログでこそっとつぶやいていたようなことも大明神がつぶやいている。大丈夫か? 大丈夫なのか。

Equities will almost certainly outperform cash
over the next decade,
probably by a substantial degree.

ガチな話だが、株の価値はむこう10年で
かなり現金を上回ることになる。

 カネを溜め込んでいる奴は向こう10年ですってんてんになるよということだ。そうかもしれない。それを国という単位で考えるとろくな絵が浮かばないので、おしまい。

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「経済」カテゴリの記事

コメント

Buy American.Iam.なら「国産を買え、無論俺も買うさ」って感じかと思われますがが。

投稿: Lの字 | 2008.10.18 12:53

 極東弁当大権現のありがたいご託宣

 終風翁(本文参照)のありがたいご託宣が極東ブログに掲載されていた。”Buy Buy G-class lunch”。とてもありがたいのだけど、タイトルが今一つよくわからない。「サヨナラ弁当爺さん」なのか。まあ、いいや。
 いつもみたくいちいちめんどっちいクソコメントをたらっと垂れ流すと、そうでなくても読まれねーコメントなんで、多く人に大権現のお言葉を伝えるべく、今日はねこファックみたいに責めてみたいと思います(妖)。
 アリガッチなわかりやすい文章の書き方みたいに結論から書くと、終風東照大権現の話は、「当面、極東ブログの動向はわからないけど、長い目で見るなら極東ブログは面白くなるんだから、極東ブログを読めよ、日本人」ということ。大権現、残りの人生は全部極東ブログ繁栄に突っ込んだそうだ。20年先の明るい未来に輝く瞳、50歳。
 「極東ブログ」のところを「緑運動公園」に置き換えるとどっかの砂場にありそうな威勢のいい話になるが、それはさておき、やっぱ、ここは心に染みるお言葉で。

Be fearful when others are greedy,
and be greedy when others are fearful.

 人が貪欲なときは恐る恐る逝け、
 人が恐る恐る逝くときは貪欲に逝け。

 パチスロで儲かったぜと人が騒いでいるときは、びくびくとガチな給与貯蓄とかやって、人がガーン損こいたぁとわめいているときに宝くじ買え、と。
 株だけじゃない。これは不人気な農家の微妙経営でもあてはまりそうだ。ねこを養うときにもあてはまるという人もいる。つ、使えねぇぜ。

 次。

if you wait for the robins,
spring will be over.

 ねこが鼠&鳥獲って帰るのを待とうとすれば
 ねこは先に食べている。

 ねこ市場ずんどこの冬の時代はいつ終わるのだろうと待っていると、ねこはドンドン懐いて結局俺んちを占領するのね、ということ。
 これもねこだけじゃない、爺ちゃんの青春にも、極東ブログにも言えることだ。もっとウマーなネタがみつかるんじゃないかと思っているうちに、魔法使いになれるお年を余裕で通り越して大権現になるとか。

In short, bad news is
an investor’s best friend.

 手短に言えば、性質の悪いコメントというのが
 ブロガーの最大の敵なのだ。

 ねこ市場がさらにひどくなると騒いでいる状態というのは、愛猫家にしてみれば心開いていける友情の時間。
 アンパン野郎のテーゼにも通じる。アンパンと購買資金だけが友だちさ♪ である。ジャリのようなおじさんだってバタ臭いおばちゃんだってチーズ臭い爺の股間だって本当は信用できない。本当に好きなのは、アンパン、買う金だけだ、ってことだよ。

The hapless ones bought stocks
only when they felt comfort in doing so
and then proceeded to sell
when the headlines made them queasy.

 救いようのねこは餌があるときにだけ俺に寄る
 そして、餌があると見做したらゲロ(鼠&鳥)吐いて
 いそいそと猫缶食ってしまう。

 世の中絶望調とかいうとき気分でねこを可愛がってる奴は救いようがない。ねこ価の低迷で吐きそうなゲロはさっさと吐いて、もう一遍飲めとか。

Indeed, the policies that government will follow
in its efforts to alleviate the current crisis
will probably prove inflationary
and therefore accelerate declines
in the real value of cash accounts.

 ぶっちゃけ、目下の危機の緩和に俺がやっていることは、
 ねこ愛護ということになる。
 だから、俺の存在価値は極限まで低下していく。

 おお、どっかの運動公園でこそっとつぶやいていたようなことも大権現がつぶやいている。大丈夫か? 大丈夫なのか。 大 丈 夫 じ ゃ な い だ ろ !!

Equities will almost certainly outperform cash
over the next decade,
probably by a substantial degree.

 ガチな話だが、ねこの価値はむこう10年で
 かなり俺ちゃんを上回ることになる。

 ねこを可愛がっている奴は向こう10年でねこに家を乗っ取られるよということだ。そうかもしれない。それを極東ブログという単位で考えるとろくな絵が浮かばないので、おしまい。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.18 13:23

なんて救いのない真実なんだ…。

投稿: 東方不敗 | 2008.10.18 14:37

Buy American.I am American.ってことじゃないのかな?

投稿: 通行人 | 2008.10.18 15:04

Lの字さま

Buy American, I do.

でないとこが面白いためであるので、

「(ここはひとつ)メリケーンをかっとくれよ。わしがそうじゃ」

みたいなヤケクソ調かと思われます。

投稿: じゃぱにーず | 2008.10.18 16:25

聖ウォーレンに向かってなんて罰当たりなことをw

今回彼が書いたことは60年代にBERKSHIRE HATHAWAYを買収して以来、50年以上決算書に書き続けている運用方針と何ら変わることはありません。それで彼は未だにありとあらゆる金融機関を上回る運用成績を上げているのですから誰も文句が言えないわけです。

言っていることは商売人の眼からみたら当然なことしか書いていません。職人の眼から見たらそうじゃないかもしれませんがね。

投稿: F.Nakajima | 2008.10.18 18:12

Buy American. I am (buying it).
『アメリカを買いなさい。私は買っています。』
が、僕には一番自然に思いますけど。

投稿: tksh | 2008.10.18 19:23

Buy American, I am (buying).
じゃないですかね。
あとアメリカ製じゃなくてアメリカ株だと思いますが。

某所に全文訳出てます。(表題の訳は無いですが。)

投稿: | 2008.10.18 20:27

Buy American. I Am(erican) will do. なニュアンスではないでしょうか

投稿: super | 2008.10.18 20:53

アメリカ株を買おう。私も買っている。

では。

投稿: | 2008.10.18 21:51

アメリカ株を買おう。私も買っています。

だと思います。

投稿: | 2008.10.18 21:52

そうですね、
Buy American, (As) I am (buying).  ってノリだと思いますよ。

投稿: kf | 2008.10.18 22:37

長い目で見たらアメリカは成長するからアメリカの株を買え


この論法は、長い目で見たら南アフリカ共和国は成長するから南アフリカ共和国の国債を買えというのとほぼ同じこと。

これからもアメリカは南米から収奪し続けられるから大丈夫って、そういうこと?

そう読み替えるとバフェットらしいのかな、とそう思ったというだけです。

投稿: 長い目で見たら | 2008.10.19 10:12

 イングリッシュで言うたら"Buy American. I Am."でしかないのに、なんでまた日本の識者のお歴々さんは、こうも解釈に差を生じるんですかね? 言葉に確たる意味なんか無くて俺の解釈の仕様次第だよーんってことなの?
 それが多様性の国ニッポンの美質であり難点ってところなんですかね? そのへんのところねこさんに聞いたら「なぁ~ん」って言ってたから、多分そういうことなんだと思うよ。日本語の美しさ、ですな。

>職人の眼から見たらそうじゃないかもしれませんがね。

 私は別に職人さんじゃないから職人さんがどう見るのかは分かりませんけど、職人気質って斯様ガチガチかと思いますわ。まぁ、私なんかは職人様や資格様には及びも付かぬタダの馬鹿派遣でしたんで、月々12~15、多いときで18程度の手取り金の中から、差配して勘定して消費して貯蓄しとりましたがな。途中で体壊して延べ2年くらい休んでここ10年(実質8年弱)の平均給与200万も逝ってないけど、それでも職人根性「見習って」コツコツやったら小金持ちですわ。職人さん生き様教えてくれてありがとう、って感じ。

 あたしゃ商売人さんが嫌がるところの余計な俸給(費用)なんか一銭も貰わずやってますんで。むしろ商売人さんの都合の良さの枠組みの中でずーっとやってますんで。四の五の言おうが、知りません。不景気で商売繁盛しないなら、さっさと首を括ったらいいんですわ。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.19 13:27

[動](bought /bt/) (他)
(2)…にだまされる, 乗せられる

つまり「アメリカに騙された、私も」
が自然だと思います。

投稿: 識者 | 2008.10.20 01:55

 もしかしてみんな馬鹿なの? ぼくといっしょなの?

投稿: 野ぐそ | 2008.10.21 00:10

検索からふらりと立ち寄りました。
やっぱバフェットの言葉って心に響きますね!

>手短に言えば、悪い知らせというのが
>投資家の最善の友なのだ。

納得。(笑)

投稿: 成功者ファクトリー | 2009.03.17 20:57

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