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2008.09.26

麻生首相がやって来て小泉元首相が去った、で?

 麻生首相がやって来て小泉元首相が去った、で? 私には何の感慨もない。麻生首相に期待もない。いやまったくないわけでもなく景気回復につながる政策をしてほしいと思う。だけど与謝野馨経済財政担当相に増税以外の何が期待できるだろう。中川財務相金融相兼任の「兼任」って何かの冗談か。いやいや、”日銀、8日連続の資金供給…合計16兆円以上”(参照)とか効くかもしれない。
 小泉元首相が去ったというか政界を引退した件についても何にも思わない。いやこれもしいて言えば66歳の引退は他の自民党議員に比べると若いようにも思う。が、当面無益な待望論を打ち消すにはよいか。というか、小泉元総理は長年の夢であった郵政解体以降すでに引退していたようなものだ。事実上安倍元総理がダメになるのを見越していたし、福田内閣にも関心はなかった。小池百合子にマジで期待していたとも思えない。
 で? この件で何か、いやほんと何にもない。一応世相の話題でもあるし、一応政治の話題でもあるのだけど、何にも思い浮かばない。海外紙だと、こういうときにどんな話をするのだろうか。と見ていた。が、ワシントンポスト社説では特に言及は無かったようだ。そりゃ、ないんじゃないかな。
 ニューヨークタイムズにはあった。”The Return of Taro Aso”(参照)がそれ。「麻生太郎の復帰」というけど、何が復帰、あるいは再来なのだろう。タイトルの語感がよくわからない。出だしを読むと萎える。オーニシ記者が書いたのか、みたいなクオリティ。


Japan’s new prime minister, Taro Aso, is well known --- and not fondly remembered --- by Japan’s neighbors as a pugnacious nationalist. As foreign minister from 2005 to 2007, Mr. Aso soured relations with China and South Korea and raised tensions throughout the region, praising the achievements of prewar Japanese colonialism, justifying wartime atrocities and portraying China as a dangerous military threat.
(日本の新首相は、日本の近隣諸国に有名だが、好ましくというのではない、喧嘩を好む国粋主義者として有名ということ。05年から07年の外務大臣時代、中韓の関係を悪化させ、この地域に緊張をもたらし、日本の戦前の植民地主義の達成を称賛し、戦時の虐殺を正当化し、中国を危険な軍事的脅威として描いた。)

 麻生さんを弁護する気はないが、そうだったかなと思うし、罪状あげつらったどくさに付け足した最後の"China as a dangerous military threat"(軍事的脅威としての中国)についていえば、それほど変な認識でもないのではないかというか、ニューヨークタイムズさんのお国と同じ見解のような気がするが。
 というわけで、執筆子、もしかすると麻生さんがクリスチャンというのも知らないのかもしれないなみたいな間抜けな雰囲気が漂う。

Now, the power brokers in the long-governing Liberal Democratic Party have made him Japan’s fourth prime minister in just two years and rebranded Mr. Aso as a “pragmatist.”
(今や長期の自民党政権の黒幕は彼をこの2年間の日本で4人目の首相とし、麻生氏を「現実主義者」のブランドに変えてみた。)

 というブランド変更が”The Return of Taro Aso”ということで、ようするに中韓に嫌われる国粋主義は自民党の黒幕だという感じの戯けた陰謀論のように書いてあるが、それをいうなら中韓受けのよかった福田元首相こそ黒幕の産物だった。ニューヨークタイムズは日本のこと知らないのだろう。くだらねえ社説とか思ってざっと読んでいく。

Nationalism is enjoying a disturbing political revival because many Japanese fear that their country, once Asia’s clear economic leader, is losing ground to booming neighbors. The answer for that doesn’t lie in the nostalgic fantasies about Japan’s ugly past for which Mr. Aso has become well known.
(国粋主義が不穏な復活を遂げつつあるのは、多くの日本人にとって日本国がかつてアジアの明確な経済的な盟主であったのに、今や台頭しつつある近隣国に対して地歩を失っているからだ。この解答は、麻生氏が知悉する日本の醜い過去についての郷愁的幻想にはない。)

 よく言うよだけど、その先に、おや?

Instead, Japan needs to modernize its economy by completing the market reforms begun by Junichiro Koizumi, the former prime minister.
(そうではなく、日本は経済を近代化する必要があるが、それは小泉純一郎元首相が着手した市場改革を貫徹することだ。)

 えええ、そこで小泉賛美が来るわけ? お茶吹いちゃいましたよ。これって社説じゃなくてジョークか。
 ジョークといえば、フィナンシャルタイムズはニューヨークタイムズみたいにオチに持ってくるのではなく冒頭でカマしていた。”A temp in Tokyo ”(参照)より。タイトルがまた面白いのだけど、意訳すると「日本政府の日傭い労務者」かな。

One feature of today’s Japan is the prevalence of contract workers in a once-stable labour market. Now even the prime minister holds a temporary job. Japan’s previous two premiers, Shinzo Abe and Yasuo Fukuda, lasted one year and 11 months respectively. The latest incumbent, just sworn in, will do well to beat even that poor showing.
(今日の日本の特徴の一つは、以前は安定していた労働市場における契約労務者の蔓延である。今や首相ですら日傭い労務者となれるのだ。日本の前首相二人、安倍晋三と福田康夫はそれぞれ1年または11か月職を得ることができた。就任したばかりの目下の現職は、体裁悪くても最善を尽くすんじゃなかろうか。)

 この嫌味な文章にしびれるが、さらにビリビリと。

Taro Aso, a blue-blooded aristocrat known for his slips of the tongue and penchant for teenage comics, is the latest gamble by a Liberal Democratic party desperate to retain its long hold on power.
(舌禍と青少年漫画偏愛で有名な、名門貴族出身の麻生太郎は、長期の権力維持のために焼け糞になった自民党の最近の賭けなのである。)

 うまいぞ、こら。嫌味がすべるすべる。

Like the haken shain, the dispatched workers sent by temp agencies, Mr Aso will have to please his new employees, the Japanese people, who have dismissed the last two prime ministers via lousy opinion polls. If he does not pass the test, he will be sent back to the Liberal Democrats to be replaced by yet another short-contract hopeful.
(日傭い派遣業者が送り込む労務者である"haken shain"こと派遣社員のように、麻生氏は雇い主である日本国民を喜ばせる責務がある。というのも日本国民は前二人の首相を世論支持低迷によって解雇してきた。もし彼がこの試験に落第すれば、別の希望に満ちた短期労働者と交代に自民党に送り帰されるだろう。)

 うまいぞ、こら。って、ネタがすべりすぎだよな。実際のところどうしろと? え、また小泉ですか。小泉は中国との関係をこじらせたが、として。

Mr Koizumi’s rhetoric was sometimes misleading. But he still provided a framework in which issues such as tax, spending, social welfare and Japan’s international role, could be debated.
(小泉氏の弁舌は時に間違っていた。しかし、それでも彼は、税制、歳出、社会福祉、国際的役割など検討可能な枠組みを提出した。)

That framework has been lost. Japan has been drifting. Almost no meaningful legislation has been passed since the opposition Democratic Party of Japan seized the upper house last year.
(その枠組みはすでに失われた。日本は漂流してきた。昨年参院を民主党が牛耳るようになってから有意義な法案は通らなくなった。)


 まあ、なんだかんだいっても小泉は偉かったという感じなのか、フィナンシャルタイムズ。
 では、麻生はどうすべきかというと。

Mr Aso’s chief task is to break this logjam so that Japan can regain some sense of purpose. Unfortunately, he holds few cards.
(麻生氏の主要な仕事は停滞を打ち破り、日本に目的意識を持たせることだ。残念ながら、彼にはその持ち駒はほとんどない。)

 つまり、麻生首相はダメでしょと。じゃ、どうすんの?

The best Mr Aso can hope for, then, is to provoke political realignment by enticing opposition parliamentarians into the LDP fold. Paradoxically, if he led his party to electoral defeat that might serve Japan better still. At least it would give the opposition a chance to show what it could do --- or how spectacularly it could mess things up.
(麻生氏が望みうることは、対立議員を自民党に組み入れて政界再編を喚起することだろう。おかしな話だが、彼が選挙を敗北に導けば、日本の事態はよくなるかもしれない。少なくとも、反対政党に何ができるかを明示させるチャンスになるからだ。つまり、どんだけめちゃくちゃなことになるか、わかるよ。)

 ほぉ。

Neither is likely. Japan’s premiership is likely to remain an on-the-job training scheme for some time yet.
(ってなことはでも起きないだろう。もうしばらく日本の首相の仕事は、新人研修的な状態に留まるだろう。)

 なーんだ、やっぱりネタか。
 しかしまあ、国際的に見れば、日本の目下の内政はこんな感じに見えるのだろう。

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「時事」カテゴリの記事

コメント

小泉氏は演説の際に故事成語を引用していましたが、麻生氏は案外と英語圏の名言名句に通じていたりするんでしょうか。

故事成語といえば、先日『論語』(加地伸行全訳註)を購入したのですが、大胆な解釈で本気にしていいのか戸惑っております。加地氏のほかに金谷治、宮崎市定の両氏も翻訳を出されていまして、呉智英氏は岩波文庫(金谷訳)を私塾で使っておられたようですが、一番信頼できる論語は誰の訳注だと思われます?

投稿: Prociono | 2008.09.27 01:44

 弁当爺ちゃんは政治に対する理想が高いよ。高すぎるよ。
 そんな上等な連中なんか永田町どころか国土のどこにも居やしませんて。居ないの承知でどーにか成らねーかって消費欲求だけ無駄に高まってるから、賞味期限が短いんでしょ。どこのテレビゲームですかと。

 あと近代的?民主的?な世の中希求する気持ちがあって、だから民主党に期待を寄せるって見解がある点については大いに賛同するけど、それを現実に民主党様にやって頂こうってのは、無理でしょ。小沢さんがやるわけがない。

 弁当爺ちゃんは、最初の理念と現実的な希望・期待値が物凄いねじれ現象起こしてるとしか言いようが無いんですけど。何故ですか?

 どーでもいいけど『グラディス・リバース』は今んトコ2周目の5面が熱い! 熱すぎる!! あと野良猫が可愛い!! でも飼わない!!

投稿: 野ぐそ | 2008.09.27 01:53

オオニシの記事にマジレスですか。ネタにマジレスという奴です。まあ、安倍を慰安婦謝罪決議で間接的に潰したのはアメリカですし、福田が思ったほど傀儡として役に立たないので斬ったのもアメリカですし、NYタイムズにはアメリカの本音が良く出ます。今になって思うと、小泉はアメリカにとって都合のいい総理だったということですね。アメリカにとって、日本の総理の評価は、財布の紐が固いか緩いかでしょう。

もっとも、リーマン破綻でアメリカが混乱期に入ったから、
自民党は安心して麻生を選んだんでしょうね。

投稿: タカダ | 2008.09.27 20:14

小泉さんは総理をやめたら国会議員を辞めると思ってました。すぐにも辞めるかと思ってました。任期だけは全うしたんですね。(息子の為だったってことですが)
きっとお正月あたりのクイズミリオネアに出てきます。んでもって1000万もらって帰ります。ファイナルアンサーです。

投稿: ぷぷ | 2008.09.27 20:22

誰が首相になるにせよ、21世紀の全世界が16世紀の西ヨーロッパ世界のアナログになるだろうという歴史認識は有していてもらいたいと思います。

15世紀半ばのグーテンベルクの活版印刷技術の改良に始まる近代はじめの情報革命が16世紀の西ヨーロッパ社会に地理上の発見と(イタリア)ルネサンスと宗教改革をもたらしたのだけれど、21世紀の全世界も20世紀半ばのENIACの発明に始まるIT革命の影響で16世紀の西ヨーロッパ世界くらいの激変が起こると思っています。

16世紀には、西ヨーロッパにアジアの物産と新大陸の銀が大量に流れ込んで、今まで高付加価値だったものが信じられないほど入手容易になり、一方、今まで自由財か自給的な製品だったものにも市場経済価値が出るようになりました。今起きているように、高付加価値製品がコモディティ化し、低付加価値製品のインフレが起きる前例は、16世紀にもあったわけです。これは、印刷技術にせよ、IT革命にせよ、情報革命がもたらす必然の結果みたいです。

そんな中で最初に浮かび上がったのは、地理上の発見で先行していたスペイン(とポルトガル)ではなく、フランドル地方の毛織物産業を背景にしていたオランダでした。結局、情報革命の勝負は、もっとも知識集約的かつ資本集約的かつ労働集約的な仕組みを作れたやつらが勝者になれるわけで、ばくちに最初に勝ちを占めたやつらではなかったわけです。歴史の鑑です。

もう少し話をすると、毛織物産業に立脚していたオランダを、木綿工業と石炭製鉄業を発展させたイギリスが破り、そのイギリスも蒸気機関鉄道の発明以降の重要な工業発明で遅れをとってドイツとアメリカに追い上げられます。活版印刷技術の情報革命の時代は製造業の進歩が国力の要件だったのだけれど、IT革命の時代はどういう社会の仕組みや体系知が強み弱みになるのかまだわかりません。時代がそこまで展開していないから。

なんにせよ、今のところは、IT革命の時代なりの「地理上の発見」と「ルネサンス」と「宗教改革」を実現できるように努力すべきなのでしょう。これが「ポストモダン」なのかどうかはなんともわかりませんが。もちろん、首相本来の仕事とは何なのかも私などにはわかりはしませんが。

投稿: 歴史認識(?!) | 2008.09.28 08:34

>歴史認識さん

興味深い話、ありがとうございます(^^

投稿: ひろ | 2008.09.28 19:50

小泉元首相が政界を国会議員としては引退される。

私自身は小泉改革の支持者でした。そして、そうであるがゆえに、自由化と引き換えにわずかな安定を失ってしまった、多くの人たちとともに。それでも、私は小泉首相に感謝こそすれ、小泉首相を全く恨んでいません。ただ、後になって自由と自由化が別の誰かによって騙し取られずにすむとよいと思っています。近代のヨーロッパと違って、平等の宣伝と引き換えにわずかな安定を奪われたのち、平等まで騙し取られた人々のようには、もう、最後の手段としてアメリカかどこかに移民するという手も今ではなくなってしまっているようであるから。

私は、政治家の世襲をそれほど悪いとは思っていません。何年かに一度は選挙があるだけ、官僚や医者や法律家や学者の世襲とその一族の既得権益取得ほど害はないとさえ思っています。こういう意見を吐けるだけでも、自分は恵まれた立場にいる幸運な人間なのだろうとも思います。

小泉氏が首相になる前、「この人はすごくセンスのいい人だな」と感じたのは、横浜ベイスターズが優勝したあと、権藤監督とテレビ出演したとき。「少年たちに慕われるのは、チームを優勝させたプロ野球チームの監督ですよ。将来政治家になりたいと思う少年なんてほとんどいないでしょう。」と話して、神奈川県選出の国会議員として、ベイスターズの優勝をひどく喜んでいたことを今でもよく覚えています。

小泉元首相が次の選挙に出馬しないことを表明したのがソフトバンク・ホークスの王貞治監督の勇退の発表と同時期であるのもこの政治家のセンスの良さなのだと思います。郵政民営化の陰に隠れてあまり目立たないことだけれど、小泉首相の時代とその直後にずいぶん重要な大都市部の交通インフラの整備と完成がいくつもなされたことは重要な業績だったと考えています。塩川財務大臣の起用もあの時点では好判断だったと思います。

その塩川財務大臣のテレビ出演で記憶に残っているのは、田原総一朗氏が大臣に向かって、「そういえば大臣の選挙区の道路、狭くて渋滞していてひどいですもんねー」と揚げ足取りをしたのに対して、「そのとおりです。お恥ずかしい。大変申し訳ない。」と素直に視聴者に詫びていた場面です。

確かに詫びを入れたとおり、大都市部の交通インフラ整備に力を入れた内閣だったのだから、よい内閣だったと思ってよいと判断します。

小泉氏の後継のご子息については未知数だから、現在では何も申し上げることはありません。ただ、自由と自由化と引き換えにわずかな安定を奪われてしまったわけだから、その自由と自由化を騙し取る側には回らないようにしていただきたいだけです。それが現時点の意見。

投稿: 引退について | 2008.09.29 09:57

欧米というか、英米のメディアは、
実に立派に仕事をしていると皮肉にも思ってしまうのは、
自国に有利か不利かで、他国の政治家の価値を決めます。
プーチンさんがよい例ですね。
英米のメディアがこぞって非難するということは、
よほど優れた政治家だということです。
ですから今のロシアは経済的にとても豊かになれた。

逆に小泉さんは英米のメディアが賞賛しました。
構造改革にこそ日本の命運がかかっている。
同じ時期にル・モンドはまったく逆のことを述べていました。
構造改革は必要ないし、無理にやれば日本の将来は危うくなる。
結果はというと、ル・モンドは正しかった。
行政と民間の癒着で、他国企業の侵入を拒んでいた日本社会。
英米の目からすれば、
どうしても行政と民間の癒着を切り崩す必要があった。

今回の引退で、小泉さんは頭がよい人だなぁと改めて思いました。
リーマンの破産したこの時期こそ、最良の引き際です。
これから不況になれば、小泉改革は愚者の政策だったとなる。
そうしたことを予期し、判断したのだろうと思います。
日本人は東条さんをA級戦犯呼ばわりしていますが、
プーチンさん、小泉さんの例を考えると、
東条さんはものすごく偉い人だったのかもしれませんね。
戦争に勝ってもなお死刑にし、遺骨を破棄したのだから、
英米にとってよほど恐い人物だったのでしょう。
日本にとってはプーチンさん同様に傑出した人物になります。
英米の新聞はひっくり返して、裏返しに読むべきかもしれません。
麻生さんが極右だとか国粋主義者だとか呼ばれているのなら、
英米は恐れているということですから、褒め言葉でしょう。
実際には日本にはもはや国粋主義の政治家なんて、
ひとりもいませんけど。

投稿: オルフォー | 2008.09.30 19:39

へーじゃあヒトラーやムソリーニはよほどの大政治家ですね。ともに

祖 国 を 破 滅 さ せ ど ん 底 に 導 い た

んですけどね。東条と同じく。

投稿: | 2008.10.02 12:56

>>歴史認識(?!)どん

 欧米の思潮を日本が同程度に受け入れていればその方向性もアリかと思いますが、丁度そのルネサンスの時期に日本の歴史はどうだったかということを考えると、昨今の日本人の精神性がどんだけ欧米化?しているかを考えると、「あくまで日本風」に帰結するんじゃないですかね?って感じ。

 欧米見習いさえすれば道が拓けるわけでは無いよ。どこのみどりさんですかと。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.02 14:52

 あとねー。欧米が恐れるか否かで個人の偉大さや価値を論ずるのはどうかと思うよ。それは、言っちゃ悪いけど田舎の爺さん婆さんがやたら世間体を気にする姿勢と何も変わらんし。
 人がどう思うか、人にどう思われるか、も勿論重要ではあるけど、先ず自らがどうあるか、が先にないと話にならんのだから。

 それと、欧米さんは、自らが価値基準を生み出す→勝手に他者を裁断する→言うこと聞くヤツには多額の報酬で酬いて、そうじゃないヤツは飢え死にしても哂ってやり過ごす…感覚で世界をかき回すでしょ。
 それに対して、資源がベースか技術がベースか精神性がベースか知らんけど、兎も角「NO!」って言うから、だから嫌がる(恐れるでも何でもいいけど)んだよ。偉大か傑出かってのは二の次三の次。独立自存であられることが、一番厄介なんだ。

 テレビなんかでも、評論家やコメンテーターが言ってることをある程度聞いて受け入れてりゃ双方満足?だから商売成り立つかもしれんけど、どっかの馬鹿が「知るかバーカ」とか「お前らの構図や構造はこーだろ」とか「んなこと言ったって実態はこーじゃんか」って言っちゃったら、ペテンがバレて信用ガタ落ちじゃん。

 それ困るって言ってんのと同じだから。欧米は。日本におけるマスコミの在り方と、そんなに変わらんのよ。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.02 15:04

野ぐそさん、「日本風」を馬鹿にしてますけれど、「日本風」は案外すごんですよ。

正確な数字は忘れたけれど、関が原の合戦で、東西両軍が所持していた鉄砲の総数は、ナポレオンの戦争で、ナポレオンとたしかオーストリア軍が所持していた銃器の総数よりはるかに多かったはずです。関が原の合戦のほうがナポレオンの戦争より100年以上昔のはずです。

日本人は本気になり出すととんでもないことやってのけます。

日本人が活字印刷を知りながら活字印刷を使わないで木版印刷にしていたのだって、木版本の文字のほうが日本人の高度な美意識にかなったからだという話もあります。明治の初期に、あるイギリスの外交官が、江戸の街中で、町人たちが書物を本屋で立ち読みしているのを見て、「ヨーロッパには、中産階級が本屋で書物を立ち読みするほど民度の高い国などない。この国とだけは戦争するわけには行かない。」と日本の国力の層の厚さに恐れ入ったという話もあります。

自分の国が何でもナンバーワンだなどと夜郎自大になる気はないですけど、自分の国は見くびるほどでもないようです。

なお、法然上人らによる日本の宗教改革はルターによる西ヨーロッパの宗教改革より数百年早く、ルターの宗教改革が活版印刷技術という技術主導によるものなのに対して、日本の宗教改革の背景は、流通業の発達と成熟が背景にあったという説明がなされています。

まあ、なんにせよ、21世紀の世間のわたり方も日本風になるのは間違いないはずですけど。

投稿: 日本風? | 2008.10.05 12:40

>If he does not pass the test, he will be sent back to the Liberal Democrats to be replaced by yet another short-contract hopeful.

もしこの試験に失敗すれば、彼は自民党に送りかえされ、新たな、希望に満ちた短期労働者がやってくることだろう。

If he does~でなくif he does not~ですので、訳はこうなるのでは?
些事ですが、一応ご報告まで。

投稿: ac | 2008.10.06 11:03

acさん、ご指摘ありがとうございます。ご指摘を反映した形で本文を訂正しました。

投稿: finalvent | 2008.10.06 11:58

第1次世界大戦後について、日本のことだけ申し上げますと、第1次世界大戦の戦時景気でものすごく好況だったあと、戦後恐慌がやってきます。その後の話は、年号の順番はしっかり覚えていないけれど、金融恐慌、関東大震災、金解禁、世界大恐慌ときて、陸軍が暴走して、満州事変と2・26事件が起きてしまいます。

戦後恐慌から、2・26事件まで来てしまったら、おそらく誰が政治責任を負う立場になろうが、きっと、第2次世界大戦参戦は回避不可能だっただろうと思います。日本の現代史を考えるときは、第1次世界大戦後から考えるようにしたいものだという感想を私などは持っております。

もちろん、東條内閣を良い内閣であるなどとはまったく考えませんが、東條英機首相個人については、軍人とは名誉のために生き、名誉のために死ぬものであるにもかかわらず、これ以上ないほどの汚濁にまみれた死を平然と受け入れてすべての悪を他のA級戦犯の刑死者たちとともに背負って、あの世に行った人だと思っています。彼には、たまたま、開戦時に、日本の指導者のおはちが回ってきてしまったというところだろうと思っています。

すべての悪には、日本(とナチスドイツ)の悪のみならず、連合国、特に原爆投下国のアメリカと、スターリン支配下のソ連の悪も含まれていることにも留意していただきたいと思います。

投稿: 第1次世界大戦後 | 2008.10.07 12:03

>野ぐそさん、「日本風」を馬鹿にしてますけれど、

 んん? 少なくとも前のコメントでは「日本風を馬鹿にした」わけではないと思うけど? まぁいいや。

>正確な数字は忘れたけれど、関が原の合戦で、東西両軍が所持していた鉄砲の総数は、ナポレオンの戦争で、ナポレオンとたしかオーストリア軍が所持していた銃器の総数よりはるかに多かったはずです。関が原の合戦のほうがナポレオンの戦争より100年以上昔のはずです。

 正確な数字は覚えてませんけど、確か100万丁くらいじゃなかったでしたっけ? 80万丁でしたっけ? よく覚えてないですけど、そんなもんだったような気がします。豊臣秀吉が大明討伐に出掛けたり切支丹武将が東南アジアで傭兵やってたのも、刀狩りから鎖国政策に及ぶ長期的な武装解除政策が続いたのも、そんな背景があったからでしょうね。

>日本人は本気になり出すととんでもないことやってのけます。

 ですね。

>日本人が活字印刷を知りながら活字印刷を使わないで木版印刷にしていたのだって、木版本の文字のほうが日本人の高度な美意識にかなったからだという話もあります。

 ここに関しては、「美意識が逆に作用して技術の発展を阻害した」とも言えますね。結果的に。一長一短ですか。

>明治の初期に、あるイギリスの外交官が、江戸の街中で、町人たちが書物を本屋で立ち読みしているのを見て、「ヨーロッパには、中産階級が本屋で書物を立ち読みするほど民度の高い国などない。この国とだけは戦争するわけには行かない。」と日本の国力の層の厚さに恐れ入ったという話もあります。

 んで、明治以降100年経て大敗、と。

>自分の国が何でもナンバーワンだなどと夜郎自大になる気はないですけど、自分の国は見くびるほどでもないようです。

 うん。だから、少なくともここのコメント欄では見くびってないよ?

>なお、法然上人らによる日本の宗教改革はルターによる西ヨーロッパの宗教改革より数百年早く、ルターの宗教改革が活版印刷技術という技術主導によるものなのに対して、日本の宗教改革の背景は、流通業の発達と成熟が背景にあったという説明がなされています。

 日本に縁らず、東アジアで改革・革新・革命の類が起こるときは流通・商業者の意向が強く反映されるでしょ。商売の神様であるところの関羽雲長さん@三国志は塩の密売屋(兼流通業)じゃないですか。
 だから、儒学では商業者を蔑視することで社会潜在的に力の発露を抑えてるんだと思いますよ。抑えないと何でもやるしトコトンやるでしょ。そこが「日本人は本気になり出すととんでもないことやってのけます。」なんじゃないですかね?

>まあ、なんにせよ、21世紀の世間のわたり方も日本風になるのは間違いないはずですけど。

 …と思うし願うんだけど、世界は決してそうでもないような。

「日本風」の一番ヤバくて拙い弱点は、どんだけ学力上げても技術レベル上げても美意識発露しても、「NO」「それ要らない」って言われたら脆いところなんよね。
 少なくともここ10年、「脆くなってから」の転げ落ち具合を見てると、決して日本風が最上とも言い難いでしょ。世界には200近くの国があって、それぞれの事情に応じて平気でNOって言うんだから。NOから始める交渉術みたいなのが前提にある国々とYESYESで昇る国では、自ずから相違が出てくると思うのよ。
 その「相違」が何百年に一遍か世界と邂逅して、少なくとも迎え撃つ場合には完勝だけど、日本の側から出てったときに限れば全敗してるわけだから。戦略ベースでは。

 今後は、そーゆー部分を考えて逝きたい感じですね。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.08 02:01

「野ぐそ」さん、言葉尻捕らえてごめんなさい。それに、あまり「野ぐそ」さん相手に対話してるのもまずいのだけれど、とりあえず。

「野ぐそ」さんが「大敗」、「全敗」という表現を使用してくれたから話題ができたのだけれど、本当に「完敗」といっていいほど「大敗」、「全敗」だったのかしら。

白村江の戦いはおそらく大敗で、完敗だったかもしれないけれど、太閤の朝鮮侵攻と第2次世界大戦は、その後の経緯を見れば、軍事的には敗北していても、政治的には敗北とは言いがたいと思います。

朝鮮侵攻をした後、明朝は滅びて、中国は、満州人の軍事統治下に入ってしまったのだけれど、日本は、確かに豊臣家は滅ぼされたけれど、その後、17世紀、18世紀には、中央政府も存在しながら地方分権も表向き確保された中で、当時の世界でもっとも快適といってもよい生活を市民(町人)が享受できる都市社会、都市文化、都市文明を成立させるのに成功したといってもよいみたいですよ。しかも、江戸は、18世紀には早々と金本位制経済だったみたいだし。これでは、どっちが戦勝国でどっちが敗戦国だかわからないと思われます。

第2次世界大戦にしても、降伏したのは日本だけれど、勝者である、イギリス、フランス、オランダなどは、その後、アジア・アフリカの植民地をほとんど丸ごと失っています。そして、戦後の経済推移を見れば、日本がいつのまにかGNP世界第2位の経済大国になって、日本の統治をしぶしぶ受け入れていた韓国と台湾も、いつのまにか、新興国というより先進国の仲間に入るような国になっている。

こういうこと考えると、見た目の敗北も、政治的には、「大敗」、「全敗」とはいいがたくて、戦争を終わって20~30年もすると、どっちが戦勝国でどっちが敗戦国だかわからなくなっているような話になります。

ただ、本当に、「迎え撃つ」方が向いていて、こっちから無理に「出て」いかないほうが無難かもしれないですね。でも、「日本の側」というのは、むきになって戦をするより、したたかに腹芸で、仲良くする振りして、得して損しないやり方をするのも上手なのではないかしら。そういうやり方が向いているような気はしています。U.S.A.とは異質です。でも、U.S.A.もずいぶん異質だとは思いますけど。

投稿: 「大敗」、「全敗」? | 2008.10.09 09:55

>「野ぐそ」さん、言葉尻捕らえてごめんなさい。

 余人は兎も角、私に御免は要らないですよ。
>「大敗」「全敗」という表現を使用してくれたから話題ができたのだけれど、
 …と同様、言葉尻とらえも「きっかけ」のひとつに過ぎませんから。

 あと、対話そのものが拙いかどうかは貴方と私の判断ではなく弁当翁さんの判断に依るものでしょうから、駄目なら何らかの禁止通達なりコメント削除・投稿非反映等の形で結果が出ることと思います。実際、今までにも私のコメントは数件非反映の刑に処されて居ますんで、それに準じるで差し支えないと思います。で、削除の刑に処された私の感覚だと、刑執行は当然でしょう? と思うだけですので。特に問題も不都合も感じておりません。弁当翁さんの良識良心に委ねて何ら問題無いと思います。

>本当に「完敗」といっていいほど「大敗」「全敗」だったのかしら。
 戦術・戦略面では、そうでしょ。ただ、政治経済含めた政略面から言えば、貴方のおっしゃる通りの以下略なんじゃないですかね? 卓見かと思いますし、それが「日本人一般にとっての標準的な感覚」に成れば嬉しいなと思います。そういうの、俗諺で「損して得取れ」なんじゃないですかね?

>白村江の戦い太閤の朝鮮侵攻と第2次世界大戦は、その後の経緯を見れば、軍事的には敗北していても、政治的には敗北とは言いがたいと思います。

 白村江戦役は現在に残る資料が無いか少ないから何とも言い難いのでしょうけど、その後数十年単位の世界の動向から推察するに、多分朝鮮戦役や東亜戦役と同じように、後の政治的には勝っていたと思います。

>しかも、江戸は、18世紀には早々と金本位制経済だったみたいだし。これでは、どっちが戦勝国でどっちが敗戦国だかわからないと思われます。

 大体日本では軍人さん兵隊さん海外放出の刑(ぶっちゃけ、間引き)の後、残った貴族階級と庶民階級が反映を謳歌すると言うか。そういうパターンを延々繰り返してますよね。それがお家芸なんでしょうね。

>こういうこと考えると、見た目の敗北も、政治的には、「大敗」「全敗」とはいいがたくて、戦争を終わって20~30年もすると、どっちが戦勝国でどっちが敗戦国だかわからなくなっているような話になります。

 戦勝国って普通に没落するんではないですかね?
 全世界の通史に詳しいわけじゃないから何とも言えませんけど、大体、勝ち過ぎた先には没落が待っているような気がします。日本における史上初の迎撃戦であるところの元寇にしても、勝者である筈の鎌倉幕府は、その後30年に及ぶ港湾防衛隊編成事業や戦時体制の維持を通じて経済の疲弊と御家人からの求心力低下を招き、結果的に滅びてますよね。

 ゆえに、
>ただ、本当に「迎え撃つ」方が向いていて、こっちから無理に「出て」いかないほうが無難かもしれないですね。
↑言うだけ言っちゃった手前ナニですけど、実はこれもそれなりに怪しいと思ってます。戦わぬが一番。です。

 孫子の兵法にもあるように、兵は凶事・国家存亡の危機でもない限りやらぬが無難・やるなら絶対に生き残ることを主眼に、勝つことが当面最大の目標であるにせよ、勝つことだけを追い求めない、と。
 どうしても「勝ち(価値)」という定義を与えたいのであれば、貴方のおっしゃるように数十年単位の長い目で見て、結果的に耐え凌いだからこそ「政治的に勝ってる」と言い張るw格好に収めておくのが、最良かと思います。そういった裁量の出来る人物が宰領に成るんでしょうね。なんつって言葉遊び。

>でも「日本の側」というのは、むきになって戦をするより、したたかに腹芸で、仲良くする振りして、得して損しないやり方をするのも上手なのではないかしら。そういうやり方が向いているような気はしています。

 言葉いじりで申し訳ないですけど、したたかな腹芸による過程と結果には「仲良くする振りして、得して損しないやり方をするのも上手」もあり、反面「仲悪い振りして、得捨てて損するやり方をするのも上手」も、要ると思うんです。
 上記「仲良くする振りして~」戦略の帰結であるところの経済的な繁栄は、それ単体では世界の中で浮くだけでしょう。嘗て…5,60年前から現在に至る日本がそうだったように、アメリカさんに因縁付けられて小銭巻き上げられるだけとか。アフリカその他にODA散々やってもそこまで信頼勝ち取れなかったとか。そんな結果を招くだけだと思います。ニッポン現代史だと思います。

「仲悪くする振りして~」戦略は、相手が直情型であった場合に「本当に仲が悪くなってアリャリャ」な最低の結果を生み出す可能性もあるので非常にリスキーですけれど、その人自身に利や得や益を生み出す資質がある限り、そいつが常に損を出し続けるようであるならば、その限りに於いて周辺の人間は何らかの利や得や益を享受するわけですから。
 全体通して見た場合、そういうパターンのヤツや国が居ることは、結果的により大きなパイの大きさを産み出すことに繋がると思うんですね。
 なので、どっちも大事、が。今後将来生きてく上で幾許か重要な要素になるんじゃないかな?と思います。

 みどり運動公園のみどりさんなんかは、そのへんの按配や匙加減が非常に上手いですよね。得を出す部分は得を出す、損をする部分では損をする。そういうメリハリがハッキリしている。今みたいに沈没上等なご時世になったらば、ああいうタイプの按配の上手な人がそれなりに伸し上がって逝くもんだと思いますよ。

 また、そうでないと、世の中面白くない。人生はそういうもんだと思います。

投稿: 野ぐそ | 2008.10.09 20:54

「野ぐそ」さん、うまいこと言って下さいましたね。

「仲悪い振りして、得捨てて損するやり方をするのも上手」というのはとても大切だと思います。私ひとりではこの考えは思いつきませんでした。この考えが出てこないというのは私も気が小さくて臆病なのだと思います。

北朝鮮と国交を正常化したいなんていっているやつらに聞かせたいですね。

考えてみれば、韓国や台湾とは、仲良くする振りをしているより、仲悪い振りをしているほうが、国際社会では安心してもらえるかもしれませんね。

あ、日本も、フランスとドイツ、ブラジルとアルゼンチン、インドとパキスタンみたいにしか近隣諸国とは付き合えないんだ、って国際社会に思ってもらったほうが、損なようで得かもしれません。

それで、対韓国外交、対台湾外交で問題発言をした政治家のことを左翼系マスコミにたたきまくらせたほうが、長期的には、よい結果を生むことが多いだろうと。

こういうの、日本的な「プラグマティズム」っていうのかなあ。

投稿: 賛成! | 2008.10.10 12:24

麻生首相誕生にもっとも力を入れられたのは鳩山邦夫総務大臣ですから、このエントリーに鳩山大臣の話を書きこませていただいても不自然ではないと思います。

鳩山大臣の法務大臣時代の宮崎勤死刑囚の刑の執行ですが、これがらみの話についてはあるアカ新聞の匿名子が的外れな非難をして話題になりましたが、わたしは、鳩山大臣が宮崎死刑囚の死刑を執行されて、宮崎死刑囚の親族や彼とかかわりを持つ周囲の人たちの多くが大臣に感謝しているのではないかと思っています。わたしは、彼が処断されたことによって、彼との縁を断てない人々の地獄の責め苦がどれほどかは軽減されたのではないか、と思う者です。筋違いな考えかもしれませんが、わたしは、仏様というのは、慈悲深い姿をした観世音菩薩や地蔵菩薩だけでなく、魔物と同じ力を行使して魔物を退治する憤怒の姿の不動明王や降三世明王も仏様であると考えるのが現実的なものの捉え方だという自論を持つ者です。

近日の話題に移りますが、わたしは、行管局移管問題の是非については、正直判断能力を持ちません。しかし、かんぽの宿の一括譲渡にストップをかけて下さったことについては、よくぞ職権を発揮してくださったと思っております。

わたしは、鳩山大臣の抱えてらっしゃる政治課題のすべてを知るものではないし、当然、知っていたところでそのすべてに判断能力を持つものなどではありませんが、鳩山大臣は真摯に職務に当たってくださっていると思っています。

大臣、どうかこれからもがんばってください。

投稿: 真摯さとは(本当の慈悲心とは) | 2009.01.19 10:42

日本郵政の西川社長の続投なんてとんでもない!

絶対阻止すべきです。私はそう思います。

鳩山総務大臣かんばれ!

投稿: enneagram | 2009.05.31 10:25

鳩山総務大臣が突破に成功するか、屈服するかで、今後の世の中の光景と展望はまったく別のものとなるはずです。

大臣が突破に成功しようと、屈服しようと、鳩山総務大臣ご自身と、私も含めて、かんぽの宿問題での大臣の支持者たちが、いずれ、なんらか社会的な報復なり制裁なりを受けるのはおそらく避けられません。

でも、大臣が突破に成功しても、屈服しても、大臣の反対者たち懐柔者たちも、社会から、なんらか、報復なり制裁なりを受けることは避けられないと思われます。

日和っている傍観者たちだって、いずれなんらか火の粉が飛んできて、知ってて知らん振りしていた自分の無責任さのツケをどこかの段階でかならず支払わされると思います。

この問題では、後のことを考えると、鳩山総務大臣が突破に成功されるのに越したことはないと思われます。それが最善のはずです。

そう思いますので、鳩山大臣、西川社長の続投の件では、簡単に屈服しないで、確固たる信念の下、できる限り粘り腰でがんばってください。

投稿: enneagram | 2009.06.05 12:20

もう一言付け加えますとね、正義を主張する公権力者が、不正について疑わしい民間人に裏技でねじ伏せられてしまうような前例は作ってはなりません。

そんな情けない前例は、できるかぎり成り立たせるべきではないのです。

投稿: enneagram | 2009.06.07 15:03

今まで、これだけ騒いできた自分が、この事態に対して何も申し上げないわけには行きません。

鳩山総務大臣、最後まで筋を通してくださって本当にありがとうございます。

わが国は、世界に誇るべきとは言えないまでも、世界に恥じることのない政治大国であると思っています。

あとは、ご自身の選挙に努力を傾注なさってください。有権者は、何が正しいかを知っているはずです。仮に今はわからなくても、いずれはいろいろなことが明らかになるはずです。

投稿: enneagram | 2009.06.13 06:59

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