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2008.09.21

北京オリンピックが終わったので、プラズマテレビを買った

 3月のエントリ「極東ブログ: 北京オリンピック近づくに黄砂の他に舞うもの」(参照)でこう書いたものだった。


私はオリンピックにはほとんど関心はないが、つつがなく北京オリンピックが成功すればいいなと思っている。そしてできたら秋口に値崩れしたハイビジョン・ディスプレイでも買おうかな、とその程度の思いしかない。

 というわけで、ハイビジョン・ディスプレイっていうか、ハイビジョンテレビを買った。結論からいうと、プラズマテレビにした。「Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800」(参照参照)というやつ。
Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800
Panasonic VIERA 42V型
地上・BS・110度CS
デジタルフルハイビジョン プラズマテレビ TH-42PZ800

 この手のものを買おうかなと思ったのは昨年2月、エントリ「極東ブログ: 普通に人が知っていることで私が知らなかった三つのこと」(参照)にも書いた。この時点でまるで理解しておらず。

 とりあえず自分なりに納得したものの、またダイモンはささやく。どうもサイズが変だ。ハイビジョン・ディスプレイのサイズが、ブラウン管のそれと違うようだ。
 帰宅してネットで調べてみた。解説によると、29型ブラウン管テレビの縦のサイズは32V型のハイビジョン・ディスプレイのサイズより短いらしい。とにかく、そうらしい。なので40V型を買えとのことだ。これも普通に人が知っていることで私が知らなかったことみたいだ。

 このエントリでdrpさんから有益なコメントをいただいた。

地上デジタル放送は1920x1080(インターレース)で配信されています。これをハイビジョンと呼ぶなら、パネル画素が1366x768しかない多くの横長テレビはハイビジョンデータを低解像度で表示する「似非ハイビジョン」です。これを知っているマニアの間では、そのようなテレビに対して「ハーフHD」という屈辱的な呼称が用いられています。

ところが、電器屋の集い(JEITA)の定義上は垂直650画素を超えれば「ハイビジョン」を呼称できることになっているため、店頭の多くの似非ハイビジョンも「ハイビジョン」と表記しているわけです。で、似非ハイビジョンを「ハイビジョン」と呼んでしまったために、本来のハイビジョンに対応しているものは「フルスペックハイビジョン」などという複雑な名前で呼ばなければならないという、消費者置いてけぼりの状態となっているのが現状です。


 他にも有益なコメントをいただいて今回購入時に参考になった。ということは、実は今回購入するにあたってよくわかっていなかった。今では多少理解して、というか実際に見て納得したが、現行の地上デジタルは1440×1080iが多いようだ。NHK BS hiは1920×1080で、これを「フルハイビジョン」と呼ぶらしい。ちなみに、私は早々にBS hiは受信契約している。
 いろいろと無知だったな、なのだが、なかでも実に無知だったなと思うのは、通常のDVDの多くも4:3のSDTVだったわけだ。ディスプレイ購入後映してみて、わかったというか、なるほど世人がブルーレイっていうわけだ。というか、DVD映像汚いじゃん。
 プラズマテレビ購入に至るまでのどたばただが、当初、ソニーかシャープの液晶を考えていた。親族の家で見せていただいたおり、液晶よりプラズマがいいよとは言われていたが、プラズマというのもよくわからなかった。サイズは37型くらいでいいと思っていた。
 で、いくつか液晶テレビを家電店店頭で見たのだが、どうもキモイ。なんか表示が普通じゃないという感じがする。そのうち、微妙に船酔いみたいになる。これはいったいどういうことなんだろ、でかいディスプレイに慣れてないからか、目が悪いからか、と思ったのだが、どうも気持ち悪いな感は再現する。同じような感想を持つ人はいるんじゃないかとぐぐって知ったのだが、どうも「液晶酔い」ということらしい。へぇ、まいったな。
 最近の液晶テレビ技術だと描画速度も上がってそういうことはないという話も聞くので、また家電店で見てみるのだが、最新の機種のでも来る。だめだわ、俺、大型テレビ向いてねぇと思ったあたりで、そうでもないのを見つけた。つまり、それがプラズマ。
 じゃ、プラズマテレビで考えますかと、いうところで困ったのは、プラズマテレビって37型というのはほぼない。じゃ、42型でもいいか。液晶テレビを選択するときはあれこれ迷ったけど、42型のプラズマテレビとなると、ぐっと選択は狭くなる。で、当初パナソニックのPX80というのを考えた。ちなみにこれだと37型もある。店頭で見てみた。液晶酔いはないんだけど、なんか暗いし発色悪い、横のと比べるとジャギー、ということで、この時点で、ようやく「ハイビジョン」と「フルハイビジョン」の違いがわかった。PX80はフルハイビジョンではないのか。
 なんかセリの金額が上がっていくようだが、次にフルハイビジョンのPZ80を検討した。ま、これでいいんじゃないのと思った。そこで隣に置いてあるPZ800と見比べなかったら、そのままPZ80にしていたと思う。でも、比べたら、色が違った。まいったな、オレこんな些細な色にこだわる人間だったのかよと自嘲して、まあ、PZ80で決まりということにいったんした。買うのは後日もう一度別の家電店で比べてからにしようと思った。
 眠れない。
 というほどでもないが、どうもPZ80の発色が気に入らない。発色なら液晶のほうがええんでないのと液晶を見ると、ああ、もうだめ。しかたないなということで、この機種TH-42PZ800にした。ネットで買うと安いのだけど、この手のものは地域の家電店で買ったほうがいいだろ、そのくらいは経済学でいう「取引コスト」の部類かなと。
 私はもともとテレビ番組はほとんど見ない人というか、VDRに適当に貯めて再生するだけなんだが、実際に部屋に入れてみたら、42型でもすごい迫力っていうか、きれいなもんだな。というわけで、VDRの録画のほうもHDクオリティというのかハイビジョンにしたし、地上波デジタルなんてイラネとか思っていたけど、以降、地上波デジタルしか録画しませんよ、オレ。
 Wiiに接続したら、げ、Wii Fit島のこんなところにマリオいるじゃん、ひどいよ的ですよ。こんなに世界は広かったのか。では、広い世界でグラディウス・リバースやったら楽勝じゃんとか思ったけど、それはダメでした。
 とま、すっかりハイビジョンな私になってしまって、あれですな、気分は。

汚れっちまった悲しみに
今日もきれいな映像だ
汚れっちまった悲しみに
今日も女の皺を見る

汚れっちまった悲しみは
たとえば狸の玉裘
汚れっちまった悲しみは
小雪(参照)のかかってちぢこまる


 昨日のエントリ「極東ブログ: パパと一緒に食べたいの♪」(参照)で昔のCMソングの話を書いたが、あのなかに「うちのテレビにゃ色がない♪」というのがあったが、白黒テレビからカラーテレビ、そしてハイビジョンテレビを経験したなあ。なんだか夢の未来を生きているみたいだ。

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コメント

はじめまして いつも有益なお話を読ませていただいています。
そして、このたびプラズマテレビ42型お買い上げおめでとうございます。

プラズマテレビは注意する事が有ります。
それは「焼き付き」です。まず焼き付き対策をする事をお勧めします。解説書から「焼き付き」と書いてある所をチェックして指示に従ってください。
私の友人のBShiしか見ない友人のテレビの右上に「BShi」と字がくっきり。

液晶は動きが遅く、電卓の後ろからライトを当てるので、黒がグレーに見えると言う仕様です。
プラズマハイビジョンは200万個の蛍光灯が光りますので消費電力が液晶より大きいと言う仕様です。(グローも有りますので)
私のプラズマテレビは5年前のプラズマで40万画素しか有りませんが今でも十分に満足です。
今のテレビは調整しだいですネ。

投稿: kiton | 2008.09.21 20:24

祝! ビエラご購入~
いまだに20型平面ブラウン管TV(SONY)ユーザーとしてうらやましいかぎりです。というのも、finalventさんはあまりテレビを見ないので気がつかないかもしれませんが、数年前からテレビ画面の中の情報量がすごく多くなった(つまり、文字が小さくなった)のです。ああ、はやく家人を説得しないと。その意味でも大変参考になる(説得材料になる)エントリーをありがとうございました。

投稿: tom-kuri | 2008.09.21 20:54

finalvent先生がこんなに映像技術にお詳しいとは思いませんでした。

私は生物-化学系の中でも極端にデジタルテクには疎いので、話についていくのが大変でした。お恥ずかしい限りです。

北京オリンピックについては、開催前も、開催中も、インターネットに限らず、できる限り言及を控えてきましたが、終わってみれば、トラブルといっても、それほどでたらめ極まりないトラブルはほとんどなかったようだし、競技はほぼフェアに行われていたと判断してよろしいのだろうと思っています。

私の家のテレビは液晶テレビですが、私はテレビというと、気象情報とNHKのニュース以外はあまり見ないので、液晶テレビ特有のトラブルには困っていません。

むしろ、活字の小さな文庫本や新書版を長時間読めなくなって苦しんでいます。大学生時代は結構長時間読んでいられたのですが。大きな字体の木版本が廉価に復活してほしいと思っています。プラスチック製の版木に、機械彫刻すれば、それほどコストもかからないだろうし、本当の版木本がどうしてもコスト上不可能なら、デジタル技術でイメージ印刷してしまえばよかろうと思っています。

「金剛般若経」や「信心銘」のルビつき版木本が廉価に出版されないかなあ。このエントリーを読んでそう思っています。

投稿: 映像技術 | 2008.09.22 10:56

はじめまして。私もやっぱりプラズマの画質が好きで日立の42インチ買いました。今でも店頭で液晶と比べてみますが、やっぱり液晶は最新機種でも独特のざらつきとか、ぼやけ方があってなじめません。
世間では液晶の方がもてはやされている印象がありますが、みんなあの液晶独特の画質に満足しているのかなぁと疑問です。
あと地デジでも一部でてくるSD画像のアップコンバート映像とか、普通のDVDなんかは液晶は盛大に画質低下しますよね。プラズマだとあそこまでひどくない所も気に入ってます。
これから買う人は、高額商品ですから画質は良く確認して、自分の好みの物を買った方がいいですよ。

投稿: kato | 2008.09.22 22:53

2016年の東京オリンピック招致の手ごたえがよいそうです。

オリンピック招致に成功するかどうかわかりませんが、招致に成功したら申し上げたいことがあるので、またそのときにコメントを入れさせて頂きます。

投稿: enneagram | 2009.04.19 09:16

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極東ブログさんの北京オリンピックが終わったので、プラズマテレビを買ったという、ちょっとマッタリとしたエントリーを読んで思い出した。 ドラッカーの言う「すでに起こった未来」*1の1つとして、かなり高い確率で発生するだろうと考えた。それは、日本の多くの電気店が2... [続きを読む]

受信: 2008.09.22 02:42

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