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2007.01.26

ナンのいい加減な作り方

 好例、食い物の話でも。で、何だろ? 何だろ、ナンだろ。というべたな洒落でナンのいい加減な作り方。きちんとした作り方についてはぐぐると情報があると思う。
 必要な物は、量り、計量さじ、小麦粉強力粉、イースト、塩、砂糖、油、それと水。
 強力粉はカメリア粉でいい。薄力粉を半分まで混ぜてもいい。これが200グラム。これに砂糖を大さじ2、塩小さじ1、イースト小さじ2を入れて箸でよく混ぜる。油を大さじ2を入れ、水120CCを入れて練る。油はなんでもいい。バターを入れると美味しい。
 手がべたべたになるのがいやなら、「極東ブログ: 手抜きうどんの作り方」(参照)みたいに水回ししてから練るといい。練るものだいたいうどんと変わらないが、ナンの場合はもうちょっとゆるくなる。
 練りながら耳たぶよりちょっと柔らかい感じで均質になったら丸めてボールか鍋に入れて濡れ布巾でも被しておく。室温でいい。待つこと小一時間。おやぁ二倍くらい(立体なので8倍)になったら半分に切って(スケッパーがあると便利)、平たく円盤にする(麺棒があると便利)。厚みは1センチくらい。ここでもう30分くらい待ってもいいけど待たなくてもいい。
 丸めた生地がうまく膨らまないならもっと待つ。夜中に丸めておいて朝に焼いてもいい。小一時間とかにはこだわらなくていい。膨れたら食える。
 さてこの円盤をフライパンで焼く。中華鍋がいい。油は引かない。弱火でちろちろと片面10分くらい焼く。焼くときは鍋蓋かなんかで蓋をする。ひっくり返してもう10分(蓋してね)。焼くのを焦らないのがコツ。
 生地を薄くしているならもう少し短時間で焼ける。急いでいるならそのほうがいいかも。

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 これでできあがり。
 のこり半分の生地はビニール袋に入れて冷蔵庫に入れておいてもいい。焼いてから冷蔵庫に入れておいてもいい。もちろん、焼いて食ってもいい。
 レトルトカレーに付けて食う。原価は全部で三〇〇円しないんじゃないか。二〇〇円くらいかな。
 最初はうまくいかないけど、生地が膨らんでいたらとにかくナンにはなって食えるよ。
 応用編。
 その1。薄く丸く焼いたナンってなんだかピザ生地みたいじゃん。あたり。ピザ生地になる。ピザソースを塗って、それにちぎったとろけるチーズとサラミを乗せてオーブントースタで焼けばまんまピザです。
 その2。ナンを膨らますとき、深いテフロン鍋に入れておいて、半日くらいおくと鍋一杯に膨らむ。これを超弱火というかガス台に餅網のせてその上で三〇分くらいかけて焼くとけっこうマジなパンになります。私はこの簡単パンを十年くらい食っていた。沖縄暮らしでめんどくなってべーカーリー・マシンを買ったので、ナンを作るときもこれで作ってしまうことも多いけど。

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自動ホームベーカリー HBD816
私もこれ使ってますよ
 その3。ピザ風よりさらに薄く焼いて(これだとすぐ焼ける)ソーセージとか炒めた挽肉(クミンと塩炒め吉)とかを巻き巻きして食べる。生タコスっていうのかシェルじゃないタコス風。市販出来合のハンバーグを崩してレタスと一緒に巻いて食っても良い。サルサ吉。これを英語でロールアップとか言うんじゃなかったか。なんか具を巻いて食うだけ。海老甜麺醤吉。天ぷらウスターソース末吉。巻き方はこぼれないようにすればなんでもあり。
 貧乏生活は粉食ですよ。

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2007.01.24

最近の二件のトラック事故で気になること

 不二家バッシングがまだ続いているようだが私は皆目わからない。被害者がいたのだろうか。何か違法性があるのだろうか。わからないものはわからないのでただ関心が持てないというだけになる。それに比較してブログ・天漢日乗のエントリ”風見しんごの長女を轢いたトラックは花王の配送車”(参照)には関心を持った。
 この事件には明確な被害者がある。違法性についてはわからない。該当エントリを読み進めるについて、気掛かりになったことがあり、それをこのブログに書くべきか悩んだ。
 最初にお断りしておきたいのだが、私は特定企業をバッシングしたいという意図はまるでない。また気掛かりになった点について裏は取れていない。その意味で不確か情報の伝搬になることを恐れる。しかし、それでももしこの気掛かりになんらかの事実性が含まれているとしたら、私たちの市民社会にとって考慮すべき課題が潜んでいるのでないかと思う。なので、簡単に書いておきたい。
 ブログ・天漢日乗のエントリ”風見しんごの長女を轢いたトラックは花王の配送車”についてだが標題には「花王の配送車」とあるが正確には花王ロジスティクスの配送車であり、法人格としては別なのだろうと思う。ただ、花王が花王ロジスティクスの経営にどの程度の影響力を持つかについてはわからない。
 該当エントリは2ちゃんねる情報をベースにしているので、私にとってはまず不確か情報ということに分類される。だが、この情報は現在発売中の週刊朝日(2007年02月02日号)”風見しんご「なぜ娘が・・・」-10歳愛娘がトラックにひかれ死亡”のレベルでの確認はできるので早速雑誌で確認してみた。


加藤容疑者は04年9月、「花王ロジスティクス」に契約社員として入社。トラック運転手として、せっけんや洗剤などの「花王」製品を世田谷区内のスーパーやコンビニに配送して回る仕事に携わっていた。


 トラックが走ってきた路地は歩行者専用のスクールゾーンだったというが、広報担当者はこうも言った。
「配送先の順番は決めているが、ルートまでは(社で)決めていない」

 雑誌記事のレベルで確認できることは、まずこのトラックが花王ロジスティクスであることだ。私が気になったのは、スクールゾーンでの事故だと確認できるのかということと、それに対する同社の指導の責任はどうなのだろうかということだ。
 話を戻して、ブログ・天漢日乗のエントリでは、冒頭「発掘! あるある大事典II」のスポンサーとして花王についての言及があり、昨今の空気としてはそれに関連させてしまいがちな心情の反映はあるかもしれない。が、その問題とこの問題はかなり別だと言っていいだろう。
 以上の話だけであれば、トラック事故はとても悲劇的な話だがそういうことも世の中あるということで終わる。私が気掛かりになったのは、続けて該当の2ちゃんねるの「花王ロジスティクスってどうよ」(参照)を読んで知った、昨年十二月のひき逃げ事件の言及についてだ。

593 :国道774号線 :2006/12/06(水) 05:25:45 ID:xQvSJVFV
今度は、ひき逃げの死亡事故が起きたんだって?
「死亡事故発生。安全運転を心がけましょう。」だけってアホか。
どういう道で、どういう状況で発生したのか、詳細な説明がないと
参考にもならない。
「運が悪かったね」で所詮、ひとごとだよ。

594 :国道774号線 :2006/12/06(水) 17:06:05 ID:OHR480j0
日曜日に、センター長とマネージャーと誰だっけ3人位、緊急召集とやらで本店に出掛けたよ

595 :国道774号線 :2006/12/06(水) 17:11:56 ID:OHR480j0
書き忘れ。山道って言ってと思うけど巻き込んだの気付かずに3キロ位走って、信号待ちで後ろついて同業者に言われてはじめて気付いたって聞いたぞ!しかも32年間無事故無違反だったらしい。


 この事件の報道にはなんとなく記憶に残っていた。ネットをサーチすると、共同ソースだと思われるが「事件ですニュース:イザ!」”トラックに3キロ引きずられ死亡 茨城の陶芸家”(参照)が該当するのだろう。短い記事であり内容は事実報道に限定されいるのであえて全文引用する。

12/03 11:01
 2日午前10時15分ごろ、茨城県笠間市片庭の県道で、自転車に乗っていた近くに住む陶芸家林秀行さん(62)がトラックにはねられ、車体の下に巻き込まれたまま3.2キロ引きずられて死亡した。
 笠間署は業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の現行犯で宇都宮市御幸ケ原町の運転手、山口二三男容疑者(51)を逮捕した。調べでは、山口容疑者は林さんをはね、バンパー裏側に巻き込んだまま逃走、死亡させた疑い。後方にいた乗用車の運転手が事故を目撃、クラクションを鳴らして停止させた。

 ニュース記事にはトラックの所属について言及されていない。2ちゃんねるの情報ではその所属についての暗示がある。
 このトラックの所属がどこであったか、私からはなんとも断定的なことが言えない。ただ、それが2ちゃんねるの情報の示唆の通りであるなら、一市民社会の構成員として偶然なのだろうかという憂慮を覚える。
 たかがブロガーである私にはこれについて一時情報を持っていない。マスメディアもジャーナリズムもその情報は明らかにしていない。明らかにしなくていい問題なのかもしれない。ただ、私は知りたいとは思う。知りたいのは、特定企業をバッシングするためではなく、なにか特定企業と限らず社会的な構造的な要因がないか懸念を覚えるからだ。

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2007.01.23

ファイザーの来し方行く末

 予想されていたことではあるがファイザーの縮小戦略が実施段階に移るとちょっとぞっとするものがあるなと思った。朝日新聞”米ファイザー、1万人削減 愛知の研究所も閉鎖へ”(参照)より。


 愛知県内の中央研究所の正社員は約400人。ファイザーの広報担当者は「日本の他部門への異動などを検討する」としている。だが、同社は05年12月にも日本法人の社員のうち約300人に退職を勧告し、労使対立が深刻化した経緯がある。外資系で最大級の研究・開発拠点を構え、日本の医薬業界に定着してきただけに閉鎖をめぐる反発が強まる可能性もある。

 いろいろと波及はありそうに思える。
 ファイザーの抱えている問題については、朝日新聞の同記事に特許切れの話があるが、これに加えた状況については、日経”米ファイザー、世界で1万人削減・愛知の中央研究所閉鎖”(参照)が簡潔にまとめている。

 追加リストラに踏み切るのは、後発医薬品との競争が厳しくなる一方、収益のけん引役となる大型の新薬が不足しているため。06年10―12月期には、後発医薬品との競争が厳しくなり、抗うつ薬「ゾロフト」が79%の大幅減収になった。主力製品に育つと期待されていた高脂血症治療の新薬開発も中止に追い込まれた。

 高脂血症治療の新薬はトルセトラピブである。グーグルのフィーリングラッキーで検索すると〇五年六月二九日付けのハッピーな時代のプレスリリース”ファイザー社、トルセトラピブ/アトルバスタチン合剤の生産工場が稼動 可能性を秘めた心血管疾患治療薬の新しい展開”(参照)が出てくる。

LDL(いわゆる悪玉)コレステロール値を下げる薬剤として世界で最も処方されている「リピトール」は有効性と安全性が立証されており、トルセトラピブ/アトルバスタチンは、そうした「リピトール」の実績を踏まえてファイザー社が開発を進めている合剤です。男女を問わず世界の主要死亡原因である心血管疾患のリスクを減らすためにはLDLコレステロール値を引き下げることが非常に重要であるということは、スタチン系薬剤の数多くの試験によって証明されています。ファイザー社の研究開発部門では、HDLコレステロール値を上げると同時にLDLコレステロール値を下げることで心血管疾患のリスクを更に減少することができるという仮説の検証を進めています。

 しかしこれは中止になった。日本語で読める記事を探すと昨年一二月八日付けでフォーブスの邦訳記事”Pfizer製薬、新薬の開発中止で苦境に”(参照)があった。

製薬最大手の米Pfizerが、非常に有望視されていた医薬品の開発を中止する決定を下した。臨床試験の結果、服用によって死亡率が増大することが明らかになったためだ。Pfizerにとっては手痛い開発中止となった。


Pfizerは、トルセトラピブの試験に8億ドルもの研究資金を注ぎ込んできた。他のどの医薬品の試験にもこれほどの費用はかけていない。同社が夢に描いたのは、リピトール(Lipitor)の成功を再現することだった。リピトールは、世界でも売上高トップクラスの医薬品で、年120億ドルを生み出すPfizerのドル箱だ。Pfizer幹部らは「トルセトラピブが製品化されれば、リピトールに劣らない成功を収めるだろう」と話していた。

 ファイザーの合理化はその夢が崩れ落ちた後始末でもあるのだが、それにしても新薬開発のリスクというのはここまで高いものかなと考えさせられる。製薬会社の経営というのはどうあるべきなのかいわゆる経営学的な枠組みで対応できるものなのだろうか。
 それほど関連がある話ではないが、同分野のニュースとしては一八日三菱ウェルファーマと田辺製薬が合併へ協議を開始が気になった。FujiSankei Business i”総合/三菱ウェルファーマと田辺製薬、合併へ協議”(参照)より。

三菱ウェル、田辺両社ともに同日朝、協議を認めるコメントを発表した。三菱ケミカルが合併後の新会社に50%超出資し、三菱ケミカルグループの新たな製薬企業とすることで最終調整しているもようだ。合併会社の売り上げ規模で国内6位になる。

 関連エントリとしては〇四年二月に”極東ブログ: 国内製薬会社再編成がようやく始まる”(参照)を書いたが時代は変わっていく。
 FujiSankei Business iの同記事ではまたこうも触れていた。

 国内市場は薬価(薬の公定価格)引き下げの流れの中もとで今後も伸びが鈍化することが見込まれる中、製薬企業は海外市場に活路を求めなければならなくなっているが、18年9月中間期決算での海外売上高比率は三菱ウェルが6.8%、田辺が9.9%にとどまっており、武田薬品工業(48.5%)やエーザイ(59.3%)などの上位4社に比べ大差が開いていた。

 拡大はむしろアジア市場など市場全体に依存していくのかもしれない。

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2007.01.22

東国原英夫宮崎県知事

 タレントそのまんま東が宮崎県知事選で当選したのには驚いた。この選挙に関心がないせいか泡沫候補ではないかと思っていたからだ。蓋を開けると大勝である。今日付の朝日新聞”宮崎知事選、そのまんま東氏が大勝 自公推薦候補ら破る”(参照)より。


 宮崎県知事選は21日投開票され、無所属新顔のタレント、そのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)=が新顔4氏を破り、初当選を果たした。官製談合事件に絡む前知事の辞職に伴う出直し選挙で、県政の信頼回復が争点になった。東氏は特定の政党や団体の支援を受けず、「しがらみのなさ」を強調。圧倒的な知名度を生かして無党派層や各党の支持層から幅広く支持を集め、政党の支援を受けた候補らを大差で破った。任期は同日から4年。投票率は64.85%で、前回03年7月の59.34%を上回った。当日有権者数は93万2127人。

 投票率アップにそのまんま東立候補の影響があったのかもしれない。票差は次のとおり。

そのまんま東 266,807
川村秀三郎  195,124
持永哲志   120,825
津島忠勝    14,358
武田信弘     3,574

 川村と持永の票を合計すると東を上回る。川村は前林野庁長官。自民党の衆院宮崎一区支部推薦を受けたことがあり、今回は民主、社民、連合宮崎の支援も受けた。持永は自民、公明推薦。ということは、持永を担ぎ出さなければ東の目はなかったのだろうから、戦犯は公明党ということかなという印象を持つ。自民党的には川村をひっこめろということかもしれないが。いずれにせよ、東は漁夫の利ではあるのだろう。
 公務についてからは東国原英夫となるそうだがそれにしても「ひがしこくばる」とは珍しい名前なので、新聞の過去記事などを検索すると鹿児島県などに数名あったが、大半はそのまんま東が逮捕されたり書類送検された記事であった。ウィキペディアを見ると(参照)と「トレードマークは禿頭。ちなみに、東国原姓は宮崎県都城地域や鹿児島県曽於地域においては少なくない氏姓である。」とある。選挙にはそれがプラスだったか。ちなみに「原」を「ばる」と読むのは沖縄などでも同じだ。
 そのまんま東は私と同い年なので、その分昔からなんとなく関心を持っていた。もともとインテリなのではないかと思うし、風俗店で一六歳の少女と関係したというあたりも身につまされるものがある……いやそれはないない。美人の奥さんがいていいなと思うがと、かとうかずこのことを思い出し、彼らの離婚の直接的な原因は夫東の政治家転身ではなかったかと思った。今ならかとうかずこは知事夫人だし、そんなふうに縒りを戻してもいいのではないか。だがなんとなく、かとうはそうしないのではないか。ここで東がかとうに三千顧の礼でも縒りを戻すなら、ああ、こいつはたいした男だなと私は思う。
 連想はかとうかずこに向かう。彼女は昭和三三年産まれだが二月なのでやはり私と同級生である。率直に言うとかとうかずこは私が好きなタイプの女優ではないのだが、それでも私の世代には大きな意味を持つのは、田中康夫作「なんとなく、クリスタル」(参照)の映画(八一年)の主人公であり、私自身まさに青春のまっただなかの思い出に結びついているからだ。アマゾンを見たらDVDはない。これは映画としてはハズレだったのだろう。
 ところでウィキペディアを見て知ったのだが、「かとうかずこ」ではなく「かとうかず子」と「子」のところだけ漢字に昨年改名しているのだった。知らなかった。
 彼女が結婚したのは九〇年だった。東は再婚のようだ。かとうが三二歳、東が三三歳といったところだったか、確認してみると九〇年三月一五日入籍で二人とも三二歳とある。同年に長男出産、三歳離れて長女出産。お子さんたちももう随分大きくなる。というあたりで、東の心に父親として立派になりたいという欲望があったのかもしれない。
 〇一年の読売新聞”女優・かとうかずこ(3)いつまでも果敢に挑戦”というインタビュー記事が面白い。

 彼(夫、そのまんま東)とは同い年です。二十代の私は自分本位で、男も見た目と思ってた。それが三十歳過ぎて彼に出会ったら、同級生の男の子もこんな風に大人になるんだ、と分かって。成長の具合がお互い、ちょうどよかったのかなあ。お金で買えるものはもういい、と思えるようになっていた。
 三年前、主人が参考人として警察に事情を聞かれ、騒動になった。マスコミは、私が彼をどう怒ったのか聞きたがったけれど、私が罰する前に、仕事がなくなったり、一番痛手を受けたのが彼だったじゃないですか。
 私はまず、子どもたちが傷つかないようにするにはどうしたらいいか考えた。つまらない情報が流れ、よその親から子どもの口を通じてわが子に聞こえるのがいやだった。そして、親がこういう職業だから子どもがいじめられるのなら、親が責任を取らなければならないな、と。

 良妻賢母というところだと思う。いい奥さんじゃないか、東国原英夫知事がんばれとでも言いたくなるが、そういうものでもないのだろう。
cover
そのまんま東へ
FUNKY MONKEY BABYS
 東国原知事の選択は宮崎県民にとって失敗になるのではないかと青島幸男を選んでしまった都民は思う、いや私はそのとき沖縄県民だったな。
 東国原知事の失敗を願うものではない。だが、失敗したらそれも妙に男の人生かなと思うのでしばらく見続けていたい。ま、がんばれ同級生、とは思うな。今年は五〇歳だな。

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2007.01.21

納豆の健康効果

 「発掘!あるある大事典II」第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」でまさに新事実が発覚し、関西テレビ放送も「視聴者の皆様へ」(参照)で公式にアナウンスした。この番組は何年か前数度見たことがあるが今でも継続してやっているとは知らなかった。先日スーパーに行ったら納豆が売り切れていて、この番組の影響と知り呆れた。とはいえこの回は見たら面白かっただろうとちょっと残念に思った。


テンプル大学アーサー・ショーツ教授の日本語訳コメントで、「日本の方々にとっても身近な食材で、DHEAを増やすことが可能です!」「体内のDHEAを増やす食材がありますよ。イソフラボンを含む食品です。なぜならイソフラボンは、DHEAの原料ですから!」 という発言したことになっておりますが、内容も含めてこのような発言はございませんでした。

 爆笑。なかなかないいジョークなんじゃないか。楽しめるエンタイメントでFA(参照)、でいいような気もするが、DHEAが日本のお茶の間に出てくる時代なのか。ちなみにウィキペディアにDHEAの解説があるかなと思ったら、あったのだが(参照)。

デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA)とは、副腎から分泌される男性ホルモンの一種である。

 「男性ホルモンの一種」と言い切っていいのだろうか。エストロゲンにも変化する前駆体のはずだが。英語版を見ると(参照)ちゃんと書いてある。

Dehydroepiandrosterone (DHEA), is a natural steroid hormone produced from cholesterol by the adrenal glands, the gonads, adipose tissue and the brain. DHEA is the precursor of, androstenedione, testosterone and estrogen. It is the most abundant hormone in the human body.

 DHEAはホルモンには違いないが、コレステロールの一種と見てもよいのではなかったか。いずれにせよ米国では十年来サプリメントで事実上人体実験をしているが特に効果はなさそうだ。という以前になぜそれが納豆?
 ついでにウィキペディアで納豆の項目(参照)を見ると親切というかなんというか。

とくに関東地方以北と南九州で好まれている。特有の匂いのためか、その他の地方(特に関西・四国地方)ではあまり消費されなかったが、製法や菌の改良などで臭いを少なくしたり、含まれる成分のうち「ナットウキナーゼ」の健康増進効果がテレビなどのメディアで伝えられるようになった結果、1990年代後半にはほぼ日本中で消費されるようになった。また、ビタミンKも豊富で、大豆由来のタンパク質も豊富であり現在でも重要なタンパク質源となっている。総務省統計局の全国物価統計調査の調査品目に採用されているほどである。

ただし、一部マスコミが主張するような、ナットウキナーゼが直接体内の血栓を溶かすなどという現象は現実にはあり得ない(ナットウキナーゼは分子量が大きいのでそのままの状態では腸から吸収されない)ので、非科学的な煽動に踊らされて過剰な期待をよせることには注意を要する。


 というわけでナットウキナーゼが血栓を溶かす効果はないと断定し、しかもその理由は分子量が大きいので腸から吸収されないからだそうだ。つまり、それは非科学的な煽動なのだそうだ。へ~ぇ。
 英語のウィキペディアを見るとそこまで非科学的な記述はしていない。

Natto for example contains a compound Pyrazine, which not only gives natt? its distinct smell, but also reduces the likelihood of blood clotting. It also contains a serine protease type enzyme called nattokinase[1] which may also reduce blood clotting both by direct fibrinolysis of clots, and inhibition of the plasma protein plasminogen activator inhibitor 1. This may help to avoid thrombosis, as for example in heart attacks, pulmonary embolism, or strokes. An extract from natto containing nattokinase is available as a dietary supplement. Studies have shown that oral administration of nattokinase leads to a mild enhancement of fibrinolytic activity in rats[2] and dogs. It is therefore plausible to hypothesize that nattokinase might reduce blood clots in humans, although clinical trials have not been conducted.

 数例だがラットと犬の実験では血栓溶解が示されたと記し、それを元に人間でもその効果が期待されるが臨床実験はいまだなされていないとしている。概ね正しい。
 ”The enzyme of enzymes - Nattokinase”(参照)には臨床試験の示唆がある。

Nattokinase has been the subject of 17 studies, including two small human trials. Nattokinase's most intriguing role promises to b e its involvement in coagulation homeostasis. While other soy foods contain beneficial enzymes, it is only the natto preparation that contains the specific nattokinase enzyme.

 この試験についてはPub Medでは確認できなかった。恐らく、倉敷芸術科学大学須見洋行教授の研究だろうと思われる。
 まあ、納豆を食べることで血栓溶解を期待するというのと、納豆から血栓溶解の薬品を作り出す研究をするというのは話が別だが、この数年の動向から見るとそれほど納豆に期待できそうにはない。やっぱりここはミミズですかねとかふざけて書くわけにもいかない。
 十年以上前だがラットの研究”Thrombolytic effect of nattokinase on a chemically induced thrombosis model in rat.”(参照)ではナットウキナーゼをウロキナーゼと比較している。
 ウロキナーゼと言えば小渕元総理の怪死とその総理大臣権限の委譲の闇が思い出される。がまだまだ語るべき歴史には所属していないだろう。ましてブログに書くこっちゃないでしょう。

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