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2007.05.24

[書評]Wikinomics:ウィキノミクス(Don Tapscott:ドン・タプスコット)

 「Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything(Don Tapscott, Anthony D. Williams)」(参照)の訳書が5月31日に「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ(ダン・タプスコット、アンソニー・D・ウイリアムズ)」(参照)として出版されることから、「Wikinomics:ウィキノミクス」という概念に、日本のIT産業界やネットの世界が注目し始めたようだ。このエントリでは訳書出版以前ということもあり、原書ベースで簡単なメモを記しておきたい。

cover
Wikinomics:
How Mass Collaboration
Changes Everything
Don Tapscott
Anthony D. Williams
 まず副題を見るとわかるが、原書と訳書とで差がある。原書副題How Mass Collaboration Changes Everythingでは「どのようにマスコラボレーションがすべてを変えるか」として、変化がすべてに及ぶとしている。
 これに対して訳書では「マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」として、その経済現象的な側面と新時代が強調されている。経済的・市場な側面への関心を喚起していると言える。このため、「Wikinomics:ウィキノミクス」という新語を「Wiki+economics」つまり、レーガノミックスのように、「ウィキ経済学」と理解したい傾向も生じうるし、普通の英語の語感としてもその含みを持つ。韓国語版のウィキペディアを見ると、韓国ではそのような訳語があった。

cover
ウィキノミクス
マスコラボレーション
による開発・生産の世紀へ
ダン・タプスコット
アンソニー・D・ウイリアムズ
井口耕二
 しかし本書では、Wikinomicsの語解釈として明示的に経済(economics)を示唆している文章はなく、この新語が経済面の限定性を強調しているかは判断しづらい。語形成としては単純にErgonomicsのように、Wiki+nomics、つまり、基幹となる語にギリシア語のノモスを追加した造語であろう。ノモスの語感をオモテに出して訳せば「ウィキ秩序」となるかもしれない。とはいえ本書全体からは、やはり経済的な世界の側面を描いていると受け止めてよいので、ウィキ経済学といった解釈もあるだろう。
 Wikinomics(ウィキノミクス)という新語のもう一つのポイントは頭4文字のWikiという言葉にある。誤解しやすいのだが、WikinomicsのWikiとは、Web技術者がWikiとして理解しているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)ではなく、元になるハワイ語の語源的な意味「素早い」もそれほど関連していない。むしろ、このWikiはWikipedeia(ウィキペディア)を連想させるための造語のようだ。ウィキノミクスでは、オンライン百科事典ウィキペディアのように、多数の人が執筆・編集に参加するというイメージが重視されている。

A new art and science of collaboration is emerging --- we call it "wikinomics." We're not just talking about creating online encyclopedias and other documents. A wiki is more than just software for enabling multiple people to edit Web sites. It is a metaphor for a new era of collaboration and participation, one that, as Dylan sings, "will soon shake your windows and rattle your walls." The times are, in fact, a changin'.
(共同作業を進めるための新しい技芸と知識が出現してきている。それを私たちは、ウィキノミクスと呼ぼう。私たちは単にオンライン上の百科事典やその他の文書を作成することについて語るつもりはない。wikiなるものは、単にWebサイトを多数の人が編集可能にするソフトウェア以上のものである。それは、共同作業と参画の新時代の比喩となるものだ。ボブ・ディランが「君の窓は震え、君の壁は崩れる」と歌ったように、本当に「時代は変わる」。)

 具体的に本書において、Wikinomics(ウィキノミクス)はどのように定義されているだろうか?
 明示的な定義の説明はないためわかりづらい。事実上の初出は序にある次の文脈である。

To succeed, it will not be sufficient to simply intensify existing management strategies. Leaders must think differently about how to compete and be profitable, and embrace a new art and science of collaboration we call wikinomics. This is more than open source, social networking, so called crowdsourcing, smart mobs, crowd wisdom, or other ideas that touch upon the subject. Rather, we are talking about deep changes in the structure and modus operandi of the corporation and our economy, based on new competitive principles such as openness, peering, sharing, and acting globally.
(既存の経営戦略を単に強化することは成功のための十分条件ではなくなってくる。指導者は、競争と利益体質の手法について考え方を変え、私たちがウィキノミクスと呼ぶ共同作業を進めるための新しい技芸と知識を採用することが必要になる。これは、オープンソース、ソーシャルネットワーキング、クラウドソーシングなるもの、スマートモブ、集合知、その他、このテーマに寄せられる各種の考え方を越えるものだ。むしろ私たちが語ろうとしているものは、法人や社会経済の構造や活動形態の根底的な変化であり、それは、オープン性、ピアリング性、共有性、グローバル性など新しい競争原理に基づく。)

 先の引用部にも見られたように、Wikinomicsの文脈では、"a new art and science of collaboration"というフレーズが表れている。これをもってウィキノミクスの定義としてよいだろう。
 試訳では「共同作業を進めるための新しい技芸と知識」としたが、artは「極東ブログ: 教養について」(参照)で触れたように、教養と人文学の語感があり、これに対して、scienceは知識と自然科学の語感がある。別の言い方をすれば、artは経験から徒弟的に学ぶものであり、知識はデータベースや体系として整備できるものだ。この語感をウィキノミクスという言葉に反照させると、そこに感性を通して経験的に取得される部分と、知識として整理して学習される部分の二面になる。もっとも、このart and scienceは決まり切った言い回しなのでそれほど分けて考えなくてもよいかもしれない。
 ウィキノミクスでは、この新しい技芸と知識が共同作業(コラボレーション)に向けられていることから、ここでウィキノミクスの文脈における共同作業の理解が重要になる。それは通常の共同作業とは異なる。

Word association test: What's the first thing that comes to mind when you hear the word “collaboration”? If you're like most people, you conjure up images of people working together happily and productively. In everyday life, we collaborate with fellow parents at a PTA meeting, with other students on a class project, or with neighbors to protect and enhance our communities. In business we collaborate with coworkers at the office, with partners in the supply chain, and within teams that traverse departmental and organizational silos. We collaborate on research projects, work together to make a big sale, or plan a new marketing campaign.
(言葉の連想をしてみよう。あなたが「共同作業」という言葉を聞いたとき最初に思い浮かぶことは何だろうか? 多数の人は、人々が楽しく生産的に共同で作業をしている状況が思い浮かぶだろう。日常生活では、PTA会合で子どもの親たちと共同作業をしたり、学生なら学級活動で共同作業をしたり、地域活動なら隣人どうしで地域の安全や改善に共同作業をするものだ。ビジネスにおいては、仕事場で同僚と共同作業をするし、流通上の関係者とも共同作業をする。部門や組織の枠組みを超えたチームの一員となることもある。私たちは、研究や、大売り出し、新商品の販促活動などで共同作業をするものだ。)

Google CEO Eric Schmidt, says, "When you say ‘collaboration,' the average forty-five-year-old thinks they know what you're talking about --- teams sitting down, having a nice conversation with nice objectives and a nice attitude. That's what collaboration means to most people." We're talking about something dramatically different.
(グーグルの最高責任者エリック・シュミットは、「共同作業という言葉で45歳以上の人が考えるのは、チームが会席して、お上品な態度でお上品な目的についてお上品に語り合うといったものでしょう。それが多くの人にとって共同作業の意味でしょう」と語る。しかし、私たち語るのは、それとはまったく異なる。)


 ウィキノミクスにおける「共同作業」は、通常の意味のそれではないという。では、それはなんだろうか? 先の文脈はこう続く。

We're talking about something dramatically different. The new promise of collaboration is that with peer production we will harness human skill, ingenuity, and intelligence more efficiently and effectively than anything we have witnessed previously.
(しかし、私たち語るのは、それとはまったく異なったものだ。共同作業に新しく期待されていることは、ピアプロダクションによって、人間の技術や創意の能力や知性について、従来当たり前とされた状態を越えて、より効率的かつ効果的にその可能性を活用することなのだ。)

 この説明と用語が難解に思えるが、二つ要点があるだろう。一つは、ピア(peer)ということだ。この点については後で触れる。もう一つは、ハーネス(harness)という言葉とその語感だ。私の誤解かもしれないが、この用語の独自な含みはマイケル・ポランニの哲学に由来よるものだろう。ポランニはこの言葉を創発の哲学の主要な原理とした。ハーネス(harness)とは、馬に比喩される本源的な過剰な力を馬具(harness)によってより有用な動力源に変えることだ。
 ピア(peer)は本書ではより重要な概念になっている。ウィキノミクスにおける共同作業、あるいは多数を巻き込むマスコラボレーションは、ピアプロダクション(peer production)とも言い換えられるからだ。本書では次の注釈が最初の注釈となっている。

The term "peer production" was coined by Yele professor Yochai Benkler. See Yochai Benkler, "Coase's Penguin, or Linux and the Nature of the Firm", Yele Law Journal, vol.112,(2002-2003). Throughout the book we use peer production and mass collaboration interchangeably.
(ピアプロダクションという用語を造語したのは、イェール大学ヨハイ・ベンクラー博士である。Yochai Benkler, "Coase's Penguin, or Linux and the Nature of the Firm", Yele Law Journal, vol.112,(2002-2003).を参照のこと。本書では一貫して私たちはピアプロダクションという言葉をマスコラボレーションと同じ意味で使っている。)

 ウィキノミクスという共同作業が他の共同作業と異なる側面を持つことを明示するのが、ピアプロダクションだと言える。では、ピアプロダクションとは何だろうか。
 ここでピアプロダクションの定義以前に、ウィキノミクス(Wikinomics)という新語の比喩(メタファー)が活きている点に注意を促したい。つまり、ウィキペディアをピア(仲間)がよってたかって共同作業で創作するというイメージがある。
 ピアプロダクション定義に移ろう。

Before we launch into the stories of the peer pioneers, a few words about peer production are in order. First of all, what is it and how does it works?
(ピアプロダクションの諸相を物語り始める前に、この言葉について補足しておくほうがよい。一体全体、この言葉は何で、どのように使われるのだろうか?)

In its purest form, it is a way of producting goods and services that relies entirely on self-organizing, egalitarian communities of individuals who come togather voluntarily to produce a shared outcome.
(理念型として考えるなら、ピアプロダクションとは、共用できる産物を生み出すために自発的に集まった個々人からなる、自己組織的で平等なコミュニティに全面的に依拠することで、商品やサービスを生産する手法である。)


 訳がこなれていないせいもあるが、イメージとしては、やはりウィキペディアを作り上げる個々人とその集団を想定するといいだろう。ピアプロダクションは、共有できる物を生み出すために、個人個人が平等の立場(ピア=仲間=同等)で集い、共同作業をすることだ。
 ウィキノミクスの理念型は、本書では4つの基本原理としても提示されている。補足を含めてリストしておこう。

  1. Being Open(オープン性:参加に開放されていること)
  2. Peering(ピアリング性:参加者は本質的に対等であること)
  3. Sharing(共有性:古い著作権・知的所有権の考えを抑制すること)
  4. Acting Globally(グローバル性:国境を越えて共同作業すること)

 以上、ウィキノミクスの基本的な部分にこだわったが、こうした文脈から、ウィキノミクスとは、マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(参照)に描かれる、プロテスタンティズムの倫理、つまり、プロテスタントのエートスにも似た、新時代のエートスとしても考察できるだろうし、それは資本主義を超えていくといった構図も見えてくるだろう。
 本書はしかし社会学的な考察よりも、より具体的なイメージを結びやすい記述が多く、ある意味でアルビン・トフラーの「未来の衝撃」(参照)や「第三の波」(参照)に近い。特に本書においてトフラーが造語したプロシューマーという概念は、第5章の章題となり一章が充てられている。つまり、ピアプロダクションとしてプロシューマーが位置づけられている。
 他に、ピアプロダクションは本書において7つの典型例が提示され、それぞれに一章が充てられている。全体の章構成との関連で確認しておこう。

  1. Wikinomics(ウィキノミクス)
  2. The Perfect Storm(完全な嵐)
  3. The Peer Pioneers(ピアの開拓者)
  4. Ideagoras(アイデアゴラ)
  5. The Prosumers(プロシューマー)
  6. The New Alexandrians(新アレキサンドリア人)
  7. Platforms for Participation(参加のためのプラットフォーム)
  8. The Global Plant Floor(グローバル工場)
  9. The Wiki Workplace(ウィキ的作業場)
  10. Collaborative Minds(共同志向の考え方)
  11. The Wikinomics Playbook(ウィキノミクス脚本)

 ピアプロダクションの7つの典型例が、第3章 The Peer Pioneers(ピアの開拓者)から第9章 The Wiki Workplace(ウィキ的作業場)に割り当てられており、それらは、具体的にピアプロダクションの具体的な事例の連載として読める。ある程度ウィキノミクスの基本概念が理解できたなら、これらの章は折に触れて関心の向く部分からランダムに読んでも問題ないだろう。それぞれのテーマはウィキノミクスとしてくくらずそれぞれの範囲のなかで読んだとしても十分に興味深い。
 逆に、ウィキノミクスという概念は、序章、第1章 Wikinomics(ウィキノミクス)、第2章 The Perfect Storm(完全な嵐)、および第9章の Collaborative Minds(共同志向の考え方)の4つの章にまとまっているので、ウィキノミクスを理解するにはこの部分を丹念に読む必要があるだろう。補足すると、第1章 Wikinomics(ウィキノミクス)は読みやすいが、第2章 The Perfect Storm(完全な嵐)は重要な記述が多いわりに構成的にはやや錯綜した印象もあるかもしれない。だが、この章にリストされる次の3点は留意しておきたい。

  1. the rise of the second-generation Internet(第二世代インターネットの興隆)
  2. the comming of age of a new generation of collabollation(コラボレーション新世代の到来)
  3. the collaboration economy(コラボレーションの経済)

 1点目のthe rise of the second-generation Internet(第二世代インターネットの興隆)は事実上、Web2.0と呼ばれる動向に等しい。2点目のthe comming of age of a new generation of collabollation(コラボレーション新世代の到来)は本書の著者の一人タプスコットの前著「デジタルチルドレン」(参照)とも重なる。日本では「75世代」と呼ばれる世代に近いだろう。三点目のthe collaboration economy(コラボレーションの経済)が本書全体から見ても、一つの山場を形成しており、企業人はこの部分だけでも一読しておくべだろう。
 具体的にウィキノミクスによる大きな変化にどう対応するかに触れてエントリを終わりにしたい。
 企業は、大きな潮流となるウィキノミクスに逆らうことは事実上できないので、逆に積極的にウィキノミクスを志向していくほうがよい。そのための指針が第9章の Collaborative Minds(共同志向の考え方)にまとめられている。大著のウィキノミクスだが、この部分が結論だとも言える。

  • Taking cues from your lead users(先導的なユーザーたちから解決の糸口を得る)
  • Building critical mass(一定規模の集団を作り上げる)
  • Supplying an infrastructure for collaboration(共同作業のための基本ツールを提供する)
  • Take your time to get the structures and governance right(コミュニティ機構と運営の権限を獲得したいなら十分時間をかけること)
  • Make sure all participants can harvest some value(参加者すべてにそれなりの見返りを約束すること)
  • Abide by community norms(コミュニティのローカルルールに従うこと)
  • Let the progress evolve(コミュニティ自身の発展に口出ししないこと)
  • Hone your collaborative mind(共同志向の考え方を洗練させること)

 指針の詳細は本書を読めばわかるが、もし企業人、特に企業経営者なら、オープンソースに関わる社内エンジニアを一人呼び出し簡単な関連の質問をすれば、そのエンジニアがウィキノミクスという大著を読まずに、これらの指針の詳細を明確に伝えることができることを理解するだろう。ウィキノミクスは、多くのITエンジニアにとってすでに常識として飽和した感覚に対して、秩序と実例を含めて詳細に叙述したにすぎないとも言えるはずだ。

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コメント

あえて環境対策をはずす言葉のNOMICS、 NOMIXとふざけないところは
なにかにかなっている様に思えますが (微笑み)。

投稿: と | 2007.05.24 23:59

アメリカの製造技術の衰退から産まれたエコノミクス。かつて、ドラッカーはアメリカのMBAと全くかけ離れていた持論。ガルブレイスも同時代ながらドラッカーへのコメントはなかった(もちろん私自身の知見の範囲内で)。この二人の巨人が言いたかったのは市場社会の見直しなのであり、推進ではない。欲望のラディカリズムの抑制だったと思う。潤沢な資金の行く場を失い血迷っているのがファンドの行動。それに追従するのがアメリカ仕込の日本経済人。翻って、斉藤一人とは何者か?税金を多く払っているのですよ。欧米追うより彼のような人間を経済研究に取り入れるべきでは。

投稿: アカギ | 2007.05.25 02:30

訳者の 井口 耕二 って自分のHPで誤訳・醜態を晒してるので有名な人?

投稿: a | 2007.05.25 06:17

「HPで誤訳・醜態を晒してる」のまとめ:

> スタンフォード大学卒業式におけるジョブズのスピーチの和訳
http://www.buckeye.co.jp/blog/buckeye/archives/cat36
で同じ翻訳者が無礼な言いがかりをつけている。

一つ目、"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
これは後半がジョークのオチになっていて、井口[氏]の言ってる事は全て間違い。

二つ目、"Stay Hungry. Stay Foolish." は 「ハングリーであれ。馬鹿であれ」 が簡潔で正解。
井口[氏]がご丁寧に間延びした悪訳を提示している。

投稿: a | 2007.05.31 06:18

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いわゆる「○○ economics」本というカテゴリに入りそうなタイトルの有名 [続きを読む]

受信: 2007.09.27 21:31

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