[書評]水泳初心者本三冊
若い頃からなにかとプールには縁があったものだが、沖縄暮らしで遠ざかっていた。海辺に暮らしていても、泳げないのである。いや、泳げって言われれば泳げるけど、泳ぐところじゃないんだね、沖縄の海。実際、けっこうな数のうちなーんちゅが泳げない。海に囲まれて、海辺でビーチパーリーして、夕べになればTシャツ着て海にじゃぼじゃぼ入って遊んでんのに、泳げない。なぜ? プールがないから。復帰後はそうでもないかもしれないが。その話はさておき。
東京に帰って四十肩やって、俺もうダメだわと思ったがなんとか戻る。次は五十肩でしょ。っつうわけでもないが、そういえばとぽそぽそ泳ぎ始める。昔と違って息が上がるのでマジな泳ぎはできない。っていうか、マジで泳げるのはきちんとフォームを習った平泳ぎくらい。
のんびりゆっくり平泳ぎ、ケロッケロッケロッいざ進めーである。それでもいいでしょと思っていたが、飽きるのでクロール。やるとそれなりにできないこともない。でも息上がる。というあたりで、クロールもゆっくりやればいいんじゃないの?と思った。けっこうゆったりクロールで泳いでいる人もいるし、そういえば父も若い頃けっこう優雅にクロールを泳いでいたものだった。
あれ(ゆったりクロール)ってどうやるんだろう? と思って、水泳初心者本を結局三冊買った。読んでみて、へぇである。何かとうなずきまくりんぐ。若い頃教わったクロールとけっこう違うでやんの。
クロールが速く きれいに泳げる ようになる! |
クロールが きれいに泳げる ようになる! |
ゼロからの 快適スイミング ゆっくり長く 泳ぎたい! もっと基本編 |
一番まいったのは「ゼロからの快適スイミング」は2ビート。「クロールがきれいに泳げるようになる!」は6ビート。私は普通に6ビート。昔習っていたときは、速く泳ぐために2ビートもやったが、これはもう無理。というか、体が覚えていない。え?2ビートを初心者ができるのかよと思ったが、あれこれやってやってるうちに、そう無理でもない。というか実際に水のなかでいろいろ試してみると、当初は「ゼロからの快適スイミング」と「クロールがきれいに泳げるようになる!」はけっこう違うなと思ったが、そうでもなくなってくる。6ビートでも2ビートが基本だし、どうやら2ビートの練習をしたほうがよさそうだ、というあたりが現状。
ついでにゴーグルも買った(参照)。のんびり平泳ぎでは必要なかったが、クロールだとそうもいかないし、塩素が目に痛い痛い。さらに耳栓まで買ってみた。最近の耳栓ってこういうものかと使ってみるとこれも便利。ふーんである。
ケロッケロッケロッいざ進めー、水泳再挑戦!である。キビシーとかなったらなんとなく中断してしまうだろうか。
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コメント
ども。
石原シンちゃんは、シュノーケルつけて泳いでいるみたいですね。
いいアイデアだと思うのですが、プールの人に文句言われるんじゃないかと心配。
まあシンちゃんは「何が危険なのか言ってみろ!」と開き直るのでしょうね(笑)
投稿: 挨拶専用85 | 2007.04.12 18:33
綺麗に泳げるようになるには、足よりも手のストロークだと思う。
あとは体を伸ばしたまま安定させることと、呼吸時に頭の位置を動かさない。
ずっと水泳づけだったから、どうやれば泳げるようになるのか他人に
説明しづらい。体で覚えるってのはこういうものか。
投稿: 元水泳部 | 2007.04.13 10:46