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2006.12.12

[書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)

 対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 本、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。
 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。
 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍「ウェブ進化論」ほどには構造化されていない。書籍は「情報の構造化」に適している。また現状では、社会に幅広く影響を与える媒体として書籍の位置付けは依然変わらない。「ウェブ進化論」の読者はウェブの世界で進行していることに開眼させられたが、梅田は逆に書籍という存在の重要性を再確認した。

cover
ウェブ人間論
梅田望夫
平野啓一郎
 書籍とは、それを古典と言い換えるなら了解しやすいように、人間の精神である。山本夏彦風に言えば魂が籠もりうるやっかいな代物だ。そこに再度直面した梅田は、精神性を生み出す人間という存在についてもう少し踏み込んで思考しなくてはならないと思ったのだろう。うまい言い方ではないが、彼の起点となる疑問は、ウェブ2・0と呼ばれている世界を創出しているのは奇妙な狂気とも言えるものだとして、ではそれを生み出した人間とはなにか? 人間の専門家でもある文学者に問うてもみたかったのだろう。だが、それが問える文学者は残念ながら数少ない。平野はむしろ例外的な適任者に近い。
 対談の主軸は、ウェブ2・0という情報様式が強いる「人間の変容」である。この主題は「第一章 ウェブ世界で生きる」「第二章 匿名社会のサバイバル」で平野の執拗ともいる思考力と対話力によって維持されている。この執拗さこそが彼の文学的な素質を形成するものでもあり、同時にこの作家の興味深い資質でもあるのだろうが、実際に語られる背景に潜む矛盾に関心の核があるようだ。そしてそれは、思索のための方法的な疑念ではなく、この情報化の潮流のなかで人間という存在が明確に変わってしまうだろうという確信を伴っている。

平野 テクノロジーの進歩は人間の本質を変えることはできない、人の「心」は変わらない、という考え方を表明する人が、特に保守的な思想の持ち主の中に見受けられますが、やっぱり、変わるでしょう。どう考えても、狩猟時代の人間と今の人間の精神構造とがまったく同じだとは考えられない。テクノロジーが進歩すれば人間の生活の条件は大いに変わるし、人間自体も劇的に変容するでしょうね。

 梅田は対談者として沈黙しているわけではないのだが、こうした平野の疑念の最初の形をできるだけ損なわないように、自己の考えの表明を抑え、若い平野に傾聴している。一章二章において平野がよく語っているかに見えるのは、梅田の傾聴の精神的な耐久力でもある。
 そうした忍耐を欠く私は結論を急ぐようだが、梅田は七五年世代の代表にも見えるはてな創業者近藤淳也と同じものを平野から聞き取ろうとしているのだろう。私はむしろ、この対談書で梅田の職業的な精神の構えのようなものを知り、驚かされる。
 梅田の巧妙な傾聴のもとに、読者は対談を読み続けながら平野が提起する人間の変容という着想を聞き込むことになる。平野は、ネットやウェブが可能にする人間の匿名性を重視している。これは名前を隠しているというだけの、いわゆる匿名性とは異なる。むしろ、性的な身体の欲望性を可能にする匿名性ということで、隠されているのは名前であるより、欲望をむき出した身体なのだという直感が平野にはある。そして同時に平野はその匿名性の身体の持つ可能性に両義性も感じている。
 ここで対談の枠をそれてしまうのだが、そうした匿名性は、ウェブの可能性のなかで人間の変容を問うための新しい課題なのだろうか。私が想起したのは、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」である。この物語は、冒頭、名前を隠した女が主人公の男に性的な欲望をメディアを介在して語りかけるところから始まり、そして性的な情熱を持って結ばれるべき他者との断絶と統合が織りなしていく。ここでも匿名的な身体性(痛みのない身体、時空をすり抜ける身体など)が問われているが、物語は現代的なウェブ的な対話に収斂する。リアルな身体性には帰着しない。あたかも人間は情報と性的な身体とに分断された状態が必然であり、そこに特異な精神性が強調されざるを得ないような予言的なエンディングが置かれる。
 平野が見つめている人間の変容は村上が九〇年代に問いかけたことを超えた地点にあるのか、あるいは一つ後退した地点にあるのか。いずれ平野の文学に展開されてくるのだろうが、私としてはその道程にミシェル・フーコーやハンナ・アーレントの言説が置かれていることにある古さを感じている。この感性はウェブの世界がもたらしたものだろうが。
 平野が性的な身体という発想から、ウェブ世界の欺瞞性を照射しようとする場は、彼自身も自覚的なのだが、きわめて政治的な場である。単的に言おう、ブログなどでいくら政治を語ってもそれが匿名であり身体をもたないのであれば、それは欺瞞なのではないか? こうした感覚は西欧人にとっては自明な前提になっている。彼らにとって国家とは作為の契機によるものであり、国会が決したことでも実際の身体的な関与による革命的な活動によって転換しうるものだ。それは自明なことだ。ウェブが人間を変容させるというとき、その自明性は、再獲得になりうるし、退化ともなりうるかもしれない、そう平野は見ているようだ。
 私の上の世代に当たる全共闘世代にとって、政治的であることに身体的な関与を外すことはありえなかった。さらに突き詰めれば、市民の銃口なくして最終的な政治の変革はありえないことだった。が、歴史の何かがそれを変えた。私や梅田の世代はその蹉跌感が原点にあり、つねに重苦しい空気の中に存在した。
 平野の世代になってその重苦しさが抜けていくのだが、そこには史的な蹉跌の感性は継承されておらず、むしろ普遍的な疑念から人間や国家というものが問えるようになってきている。梅田も私も、そのような新しい人間を驚きをもって見る。そしてそこに情報技術のある必然的な関与も感じ取っている。
 人間の変容について、平野が提起する性的ともいえる匿名の身体性については、梅田は、対談のなかでうまく受け止めてないかに見える。だが逆に第四章に移ると局面は変わる。梅田はなんとか平野に情報技術を推進する人間のある種の狂気について伝えようとする。

梅田(前略)
 ただグーグルの連中は、歴史とか政治とか、そういう人文系の深いところは何も考えていないんですよ。熱中しているのは数学とITとプログラミング、そして『スター・ウォーズ』が大好き、という感じの若者たちが多いですから。
平野 ほんとうですか(笑)? 『ブレードランナー』や『マトリックス』じゃなくて、『スター・ウォーズ』っていうところがミソですね。
梅田 そうです。まさに恐るべき子供たちですよ。大好きな数学とプログラミング技術を駆使した凄いサービスを開発して、『スター・ウォーズ』の世界をイメージしたりしながら、世界中の情報をあまねくみんなに行き渡らせたいと思っている。

 対談者二人に私はここで少し皮肉を言う。平野が『ブレードランナー』や『マトリックス』を持ち出すあたりは坂本龍一などを連想させる古臭い教養主義でしかない。梅田は『スター・ウォーズ』をよく見ていない。
 誰か語ったことがあるだろうか。『スター・ウォーズ』とは民主主義を否定する物語なのである。特に、後から作成されたエピソード1から3の主要なテーマは、正統な民主主義が悪を生み出すことであり、この映画は、悪を暗殺する集団を是とするとんでもないサブリミナル効果を持つ。この悪に明確に歴史のイメージが背負わされているのは悪とされる人々のゲルマン的なコスチュームからも容易に推察できる。もっと簡素に言おう、この映画は、民主主義を含め、現在世界の体制を生み出す全ての機構はある絶対的な正義によって転倒しうるという強い情念を植え付ける。それは仕組まれたサブリミナルのメッセージというより歴史の限界性が自然に生み出したものかもしれないのだが。その感性がヒューマンな快感として、そして技術と結合して語られる。ハイデガーよ永遠に眠れ(参考)。
 梅田にとってはその狂気の由来が自己からは少し離れたものとして知覚されている。

梅田 僕には欠けている資質ですが、時代の最先端を走る彼らには、さっきのジョブズやベゾスと同様に、やっぱり何か狂気みたいなものがあるんです。それがないと時代を大きく変えるようなことはできない。


平野 ハッカー・エシックというのは、どういうものでしょうか。ハッカーの倫理ですか?
梅田 プログラマーという新しい職業に携わる人たちが共有する倫理観とでもいうべきものですね。プログラマーとしての創造性に誇りを持ち、好きなことへの没頭を是とし、報酬より称賛を大切にし、情報の共有をものすごく重要なことと考える。そしてやや反権威的、というような考え方の組み合わせというか、ある種の気概のようなものです。

 この部分の対話はエンディング近くに置かれている。ここで平野は逆に彼の精神の忍耐性を少しかいま見せる。彼はたぶんそうした狂気の実在を予感しながら、梅田がそれに圧倒されている具体性(身体性)を当面の未知の思索課題として認めたからなのだろう。
 対談の結語近く、梅田はこの「狂気」を社会でサポートしていかなくてはならないと語っているが、それは圧倒的な狂気に向き合ってしまった、ある変容後の人間の姿なのかもしれない。

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コメント

平野の「新潮」連載中の「決壊」を読むこと

投稿: ken | 2006.12.12 17:14

 けふのてんさく

>平野 テクノロジーの進歩は人間の本質を買えることはできない、
→平野 テクノロジーの進歩は人間の本質を変えることはできない、
※「買える」でも間違いではないでしょうけど。

 弁当おじちゃんの間違いにも、軽く「時代の狂気」入ってますよ。ご笑覧あれ。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 19:54

 人間は狂気を飲み込んで生きていくものですよ。
 ってか千日行終えてからパーワー出てますな。
 力こそパーワーですか。どうですか。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 19:56

 んとね どおぶつの ばあいわ ぼすが めすげっと したら
 ほかのおすわ いっしょお どおてえ じゃない

 でもね にんげんわ はんらんする いきものだから
 ただでわ すませて くれないんじゃ ないかな

 どうかな?

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 20:03

>狩猟時代の人間と今の人間の精神構造とがまったく同じだとは考えられない。

 すいません。私、子供の頃近所の竹やぶで竹伐採して自分で竹槍とか竹弓とか作って動物追い掛け回してました。チャンバラとか。殺す目的じゃなくてレクリエーションですけどね。でも、一歩先を考えると、その種の「狂気?」私の中にも眠ってますね。とも言えますけど。

 とりあえず、さ。「心の闇」をネタにして盛大に煽るの止めましょうよ。馬鹿がのぼせて突っ走りますよ?

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 21:10

 とりあえず「正気」についてのお話かなと思ったんだけどさ。
商機
詳記
勝機
笑気
小機
匠気
将器
瘴気
鍾キ(九道)
 も、「しょうき」と読むんだよね。じっくり字を見比べると、それぞれ(こじ付けながらも)意が通る。不思議なモンですね。先人の知恵は。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 21:51

↑これとか、読みを書いて変換すると、とりあえず上記単語、一発で全部出るじゃん。そういうのを徹底的にプラス思考の人間が「勿体無いから全部足しちゃう」状態で纏め上げたら、さ。

>じっくり字を見比べると、それぞれ(こじ付けながらも)意が通る。不思議なモンですね。

 こんな感想が出ても不思議じゃない。っていうか俺が出した。言葉にするかしないかの差で、心の中に「漫然と在る」状態かもしんない。無いかもしんない。

 それを指して「狂気」で纏めてるだけなんじゃないの? っていうか、それ狂気? いいんじゃないの? 別に。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.12 23:48

君たちには本質が見えていない
我々はかなり先を行く
WEB2.0という言葉では
なにも捉えられない

あなたがたは、もうすぐ、目の当たりにすることとなる

言葉は通じない
理屈は意味を持たない
ここには肉体もない
しかし、人々は虜になる

投稿: Awesome | 2006.12.13 03:21

↑まあ最低限「自分で鏡見て言ってる」状態に在ることも想定しとけよ。そんな台詞吐いたら気持ち悪いでしょ。

 プチ教祖誕生(死産)の現場から、お届けしました。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.13 07:11

私個人はあまりこの方向性を好きになれません。イノベーションも天才も、自分と同じ人間の地平にあると信じます。物理の変容は人間でなく様式に現れると信じます。この信仰が全能感という「狂気」の源であると信じます。
全能感が何でいかに導き利用するかではなく西洋の選ばれた者のみの天恵であるとすれば、それは知識ではなく投資関係者以外には関係の無いどうでもいいことになると思うのです。

投稿: papepo | 2006.12.13 11:04

おいおい
インディ・ジョーンズとロッキーと
特攻野郎Aチームを忘れんなよなw

投稿: Marco11 | 2006.12.13 12:36

IT技術者のモチベーションは、つまるところ技術下克上。SWのエピソード1~3は全然見てませんが、民主体制かどうかではなく、古いもの=アンシャンレジームという観点しかないのでは。ちゃぶ台返しができる能天気さ「だけ」がアメリカンデモクラシーの精神と逝ってしまってもいいのかも。

投稿: ■□ Neon / himorogi □■ | 2006.12.13 15:13

↑どっか具合でも悪いん? 落ちとるもん拾うて食うちゃあ逝けんよ?

投稿: ハナ毛 | 2006.12.13 16:30

 天皇家の三種の神器って何と何と何だっけ? そこに「知恵」が隠されてるでしょ。お前らどこの国の人間やねん。そんな感じ。

投稿: ハナ毛 | 2006.12.13 17:31

>ただグーグルの連中は、歴史とか政治とか、そういう人文系の深いところは何も考えていないんですよ。熱中しているのは数学とITとプログラミング、そして『スター・ウォーズ』が大好き、という感じの若者たちが多いですから。

実は、一度梅田氏のブログに書き込んでやろうと思いつつ、その話題が中々でてこないのでやりすごしてきたんですが、googleについて何かものすごい勘違いをやっているんじゃないか。という気がするんです。

梅田の述べているgoogleは全てをインターネットの中に持ち込んでしかも最終的にはgoogle上の全てのサービスを全く人の手を解さずにコンピュータ上でやってしまおうとする、というものですが、それは「できない」ことはすでに論理学上絶対に不可能なことがすでに証明されています。(俗にいうチューリングマシンです)

にもかかわらず、梅田氏はまるでそれが可能であるような書き方をしているし、しかもgoogleはそれを目指しているような書き方をしている。
googleのトップってただプログラミング理論しかやってなくて、論理学なんか理解していないと思わせるような記述ですが。

投稿: F.Nakajima | 2006.12.13 22:27

ついでにエピソードⅠからⅢにかけての政治的な描写をみると明らかにあれは反ネオコン及びそれを選択したアメリカの保守化に対する嫌悪感ですね。あれは。

ジョージ・ルーカスの出身・映画製作を学んだ学校(カリフォルニア大学)及び映画を作り続けている場所は明らかに西海岸の民主党が地盤としているリベラルの地です。その思想的影響を受けているのは明らかです。

投稿: F.Nakajima | 2006.12.13 22:37

というわけで誰かさんみたいに連投と続けているわけですが、言いたいことはもう一つあるのでね。このまま続けます。

>『スター・ウォーズ』とは民主主義を否定する物語なのである。特に、後から作成されたエピソード1から3の主要なテーマは、正統な民主主義が悪を生み出すことであり、この映画は、悪を暗殺する集団を是とするとんでもないサブリミナル効果を持つ。

本当にⅠからⅢまで全てみたんですか?
一度ジェダイの共和国の行政システムとの関わりについて考察したことがあるのですが、ジェダイが完全に共和国政府に対して自立して独自の行動、つまり「正義の押し付け」をやったことはないですね。彼らが政府に対してある程度の自治権を持っていたことは描かれていますし、政府からの依頼で特殊任務をこなしていたことは度々ですが、逆に彼らが政府に対して政策要求を出したことは一度として描かれていません。

もちろん民主主義が衆愚化していくところはかなりえぐく描いていることは認めますが、ルーカスはだからと言って悪の元凶を暗殺することによって止める。という解決策をジェダイに採らせるように描かなかったことは注目すべきです。日本人ならそう描くんでしょうが。

おまけだ。ハイデガーを持ち出すとはね。彼の政治的立場を言えばナチスに対する日和見でしょ。ココで持ち出すような人物じゃないでしょうが。

投稿: F.Nakajima | 2006.12.13 23:06

Googleだけじゃないよ、現在の空気を全然わかってないよきっと

スターヲーズとインディジョーンズの違いを
思想的に論じる時点で、俺はずれてると思う。
爽快感と勧善懲悪って先生のアングルは結構良いと思う
それでも、ロッキーになると、先生も米ソとか言いそうw

そういうことじゃねんだよ
だからやっぱり、特攻野郎Aチームなんだよw

投稿: marco11 | 2006.12.14 12:28

先生!梅田君の
「恐るべき子供達」
の使い方は間違っていると思います!

投稿: marco11 | 2006.12.14 12:29

>『スター・ウォーズ』とは民主主義を否定する物語なのである。特に、後から作成されたエピソード1から3の主要なテーマは、正統な民主主義が悪を生み出すことであり、この映画は、悪を暗殺する集団を是とするとんでもないサブリミナル効果を持つ。

『スター・ウォーズ』をそんな風に解釈されて喜ぶのはブッシュとかラムズフェルドだけだろうなあ(笑 ルーカスは泣くと思うよ。

>誰か語ったことがあるだろうか。
そんな恥ずかしい解釈を口に出す人がいなかっただけじゃないですか(笑

投稿: ootu | 2006.12.14 17:25

専門家によるユーチューブの紹介サイト。

投稿: @ユーチューブ | 2007.07.16 23:48

書評とは直接関係ありませんが、普段から疑問に思っていることがあります。

世の中で「狂気」という言葉を軽々しく使っている人たちの中で、本物の「狂気」を理解している人たちはどれほどいるのだろうか?と。

「狂気」の定義によって違ってきますが、人間は昔から狂気と共存して生きてきたと私は考えています。

投稿: みほ | 2008.06.14 13:28

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