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2006.11.19

チョムスキーとチェイニーと

 秋も深まりというわけではないが、イラク戦争についてつらつらと考えることが多くなった。米国中間選挙の結果を機に、日米ともにジャーナリズム的にはイラク戦争は間違った戦争という空気になっている。いや歴史的にもそういう評価が固まるだろうか。問題があったのは統治であって開戦ではないという議論は、だから間違った戦争ではないという反論にはならないだろう。イラク戦争が間違った戦争なら開戦そのものも間違っていたと、朝日新聞や小林よしのりのように息巻くほうが理が通っているようにも思える。私にはむずかしい問題だ。
 米国政治の辛辣な批判者でもあり、いいだももの訳書からの馴染みでもあり、私も沖縄にいたとき米軍問題で支援のメールをもらったこともあるが……そうチョムスキー御大はイラク戦争についてなんと言っていたか。
 ネットに”ZNet Iraq Noam Chomsky Interviewed"(参照)があり、その翻訳”ノーム・チョムスキーが語る イラク侵略戦争の真実”(参照)もあった。訳文のほうが読みやすいので引用する。日付は二〇〇三年四月一三日。


あれから今までつづく経済制裁のために、[100万人もの]人びとが死に、社会が荒廃しました。同時に、サダムが支配力を強めています。人びとが生き延びるためには、食料や生活必需品を(実に効率よく)配給する彼の体制に依存するしかなかったからでした。こうして、イラクの民衆が蜂起する可能性は、経済制裁によって摘み取られました。

 気になるのは、経済制裁で死んだとされる人数が百万人とされていることだ。原文にはそのような記載はない。

The murderous sanctions regime of the following years devastated the society, strengthened the tyrant, and compelled the population to rely for survival on his (highly efficient) system for distributing basic goods. The sanctions thus undercut the possibility of the kind of popular revolt that had overthrown an impressive series of other monsters who had been strongly supported by the current incumbents in Washington up to the very end of their bloody rule:

 訳者が勝手に補ったのかもしれないが、そういう批判をしたいのではない。私もそれに近い数値の記憶があるが、はっきりとしない。
 この経済制裁とは、同時に石油・食糧交換プログラムでもあった。石油・食糧交換プログラムはフセインの独裁を深め、かつイラク民衆を苦しめるための世界システムとして機能していた。チョムスキーはここでは語らないが、石油・食糧交換プログラムは国連と仏露の不正の温床でもあった。この問題は当ブログで執拗に扱ってきた。
 石油・食糧交換プログラムをどうすればよかったか、それを制裁という問題だけに絞るなら、チョムスキーの回答はこうだ。

経済制裁がなければ多分サダムも[他の怪物たちと]同じ最後を迎えたことでしょう。デニス・ハリデイとハンス・フォン・スポネックがずっと指摘してきた通りです。[イラクで国連による石油食料交換プログラムを指揮していた]このふたりはイラクのことを一番よく知っている西洋人です(けれど、彼らの書いたものを見つけようと思えば、カナダやイギリスなど、どこか外国を探さなければなりません)。

 つまり制裁がなければ民衆蜂起が起きて独裁者は倒されていたというのだ。
 私はここで少しだけ苦笑する。たぶんそうはならかっただろうと思うからだ。現状と似たアノミーを起こしていたのではないだろうか。この点については別の見解もあるだろう。
 チョムスキーの話にはイラク戦争がなぜ引き起こされたかという考察もある。

最初の質問にもどりましょう。侵略の理由の一つは確かに、世界第2位の石油資源を支配することにあります。[軍事研究者の]マイケル・クレアが言うように、[石油で]「世界経済の喉元を押さえる」ことができれば、世界を支配する上で、アメリカの地位はさらに強力になります。彼によると、この長期目標を達成することが、侵略の主要な動機でした。しかしそうすると、時期の説明がつきません。どうして今でなければならないのか。

 私はチョムスキーのこの洞察が正しいと考えている。ただ引用だけ見ると、イラクの石油を米国が支配しているかのようにも聞こえるが、チョムスキーはそこまで阿呆なわけはない。これは石油市場を支配するという意味だ。そしてこのことは、チョムスキーのレトリックを外すなら、端的に石油市場を意味している。石油が市場から通常の商品として調達できるという状態そのものが、チョムスキー的には米国による石油支配である。
 私は皮肉を言っているつもりはない。チョムスキーの考えが間違っていると言うわけでもない。私が考えていることは、その市場なくして日本は存立できないだろうという思いだけだ。そうでなければ、現在の中国がやっているように原油の囲い込みに日本も奔走しなければならない。それが達成されれば、あるいは中国がそれを達成すれば、米国による世界の石油支配は終わる。日本はどうなるか。
 考えのスジがそのままイラク戦争を肯定するものだと先読みしないでいただきたい。そう直線的には考えていない。というのは、日本という国は、その石油市場から富を生みだし結果的に米国という帝国を支える世界システムに組み込まれている。それは米国が日本を支配するシステムもであるし、その支配とは、自由主義なりグローバリズムというものと同質であろう。単に言い方を変えてみるという程度のことだ。
 話をもう一コマだけ進める。チョムスキーの問いでもあり、私も疑問に思っていたのだが、なぜあの時期だったのか? チョムスキーはそれなりの回答の試みをしているが私は納得していない。
 私は、これはチェイニーの心の問題ではないかと思う。日本のジャーナリズムも米国のジャーナリズムを真似てブッシュ大統領をよく叩くが、彼はある意味でチャーリーブラウンのようなものでたいした脳というか能があるわけでもない。本当の米国大統領はチェイニーである。セプテンバー・イレブンのテロなどチェイニーにとってはイラク攻撃の口実でしかなかった。
 ということで、つらつらとこのところ湾岸戦争時代のチェイニーの活動を振り返る。興味深い。たとえば九〇年八月四日読売新聞記事”サウジアラビアに侵攻すれば、イラク本土の空爆も/米大統領言明”より。言うまでもなくこの記事のブッシュ米大統領はパパ・ブッシュのほう。

ブッシュ米大統領は三日、イラクがもしサウジアラビアに侵攻した場合、サウジの支援要請があれば「できることは何でもしたい」と述べ、軍事介入に踏み切る考えを公式に認めた。大統領はこれに先立ちチェイニー国防長官から、万一の際の軍事作戦の説明を受けた。当局筋によれば、その中にはサウジに対する兵器類の提供、海上封鎖、イラク本土への空爆などが含まれていたという。
 また米国務省報道官は同日午後「クウェートに侵攻したイラク軍はサウジ国境八―十六キロにまで迫った」と述べ、深刻な懸念を表明した。イラクは五日を期して撤兵するとしているが、米政府は「我々の要求は即時・無条件の撤収だ。まだ多くの疑問があり、事態を見守らねばならない」(大統領報道官)と依然、警戒的な姿勢を保っている。

 このあと、チェイニーはサウジアラビアの守護神のように東奔西走する。八日”対イラク 米、サウジに派兵 戦闘機や兵4000人 多国籍部隊構成へ”では。

 サウジアラビアが自国の基地に米軍の派遣を受け入れたのは前例がない。クウェートを占領したイラク軍のサウジアラビア侵攻に備える抑止力になると同時に、国連安保理決議による各国の対イラク経済制裁、石油輸送海上封鎖作戦計画と並び、軍事面からもイラク軍クウェート撤退へ圧力をかける包囲態勢の準備が整ったと言える。
 米海軍は七日、空母サラトガを米本土から地中海に出発させており、約十日後には、イラクをとりまく海域に空母三隻(艦載機合計約二百機)を含む三十隻の艦隊が結集、サウジ派遣部隊と合わせ、米軍にとってベトナム戦争以後最大の戦力集結になる。このほか、ソ連、英、仏などの軍艦約十隻もペルシャ湾に到着しているという。
 これに先立ち、ブッシュ大統領は六日、サウジアラビアにチェイニー国防長官を派遣した。長官はファハド国王らとの会談でイラク軍による同国侵攻の脅威が切迫していることを示す情報資料を大量に持ち込んで米軍受け入れの説得につとめた。

 湾岸戦争のときのフセイン大統領の目的はサウジの支配ではなかったかと私は考える。そして、チェイニーもまたそう考えていた。
 チェイニーにとっては、このころからサウジを脅かすイラクフセイン大統領を除去することが、事実上生涯の目標となったのではないか。
 ではチェイニーは虎視眈々とその機会を待っていたのかというと、そういう単純なものでもない。九〇年九月一八日読売新聞記事”バグダッド空爆発言の空軍参謀長を解任/チェイニー米国防長官”より。

米国防総省は十七日、マイケル・ドゥーガン米空軍参謀長(53)を同日付で解任したと発表した。同省によると、同参謀長は、さる十六日付のワシントン・ポスト紙とのインタビューで、湾岸危機がイラクとの戦争に発展した場合、イラクのサダム・フセイン大統領を標的とするバグダッド空爆が必要であり、これが、イラク軍をクウェートから撤退させる唯一効果的な手段であると述べていた。国防総省筋によれば、チェイニー国防長官は、この発言に激怒し、「同参謀長には、このようなコメントをする権限はない」として、異例の解任に踏み切った。同長官は、ブッシュ大統領とも解任問題を協議、大統領も同意したという

 あの時点で空爆などできるわけがない。だが、チェイニーの激怒の理由はそれだけだったのだろうか。
 先日解任されたラムズフェルドはチェイニーの上司であったこともあるし、その後も事実上の師弟関係にあった。ラムズフェルドがやれると言うならチェイニーもしかたないとしてイラク戦争が始まった……ということはないだろうか。
 言及するまでもないが、チェイニーの娘メアリーは同性愛者である。イラク戦争にも反対していた。チェイニー・パパはそうした娘も受け入れていた。私はこの娘の存在はチェイニーという人の存在の矛盾を表しているようにも思う。

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コメント

 今日の添削

>秋も深まりというわけでもないが、
→秋も深まりというわけではないが、
※「も」が2回続くのは読みづらいですね。

>朝日新聞や小林よしのりのように(中略)私はにはむずかしい問題だ。
→朝日新聞や小林よしのりのように(中略)私にはむずかしい問題だ。

>石油・食糧交換プログラムは独裁をフセインの独裁を深め、
→石油・食糧交換プログラムはフセインの独裁を深め、

>この問題はこのブログで執拗に扱ってきた。
→この問題は当ブログでも執拗に扱ってきた。(例)
※「この」が2回続くのは読みづらいですね。

>石油が市場から通常の商品として通達できるという状態そのものが、
→石油が市場から通常の商品として調達できるという状態そのものが、

>私が考えていることは、その市場なくしては日本は存立できないというだろうという思いだけだ。
→私が考えていることは、その市場なくしては日本は存立できないだろうという思いだけだ。

>その支配とは、自由主義なりグローバリズムというもののと同質であろう。
→その支配とは、自由主義なりグローバリズムというものと同質であろう。

>ということで、つらつらとこのところ(後略)
→ということで、このところつらつらと
※語感がおかしいかもしれませんね。

>このあと、チェイニーはあたかもサウジアラビアの守護神のように東奔西走する。
→このあと、チェイニーはサウジアラビアの守護神のように東奔西走する。
※用法は間違ってないと思いますけど、余計な修辞のようにも見えますね。修辞は省いてスッキリが吉。

>チェイニーにとってはこのころから、サウジを脅かすイラクフセイン大統領を除去することが、事実上生涯の目標となったのではないか。
→チェイニーにとっては、このころからサウジを脅かすイラク・フセイン大統領を除去することが事実上生涯の目標となったのではないか。
※句読点は少なくして吉かと。


 最後の1小節を膨らまして吉でしょ。そんな感じ。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.19 19:05

 追加

>私が考えていることは、その市場なくしては日本は存立できないというだろうという思いだけだ。
→私が考えていることは、その市場なくして日本は存立できないだろうという思いだけだ。

※「なくして」のあとに「は」は要りませんね。そんな雰囲気。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.19 19:07

ハナ毛さん、こんにちは。訂正のご指摘ありがとう。反映しました。コメントをもって履歴に代えます。

投稿: finalvent | 2006.11.19 19:24

>私が考えていることは、その市場なくして日本は存立できないだろうという思いだけだ。

 戦争賛成・反対だけでは割り切れませんね、と。世の中大変ですな。
 大変大変って連呼してると「変態変態」に聞こえてくるから、アラ不思議。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.19 19:41

今日一日、今回の中間選挙の結果に対する、日本の保守系ブログ、特にウヨクではなく自民党に近いシンクタンク系の言動をチェックしていました。その話は後段に譲るとして、まず、

>なぜあの時期だったのか?
英語版wikipediaのイラク戦争の項目を見る限り、2000年の大統領選挙の段階で共和党はイラクの民主化を公約にしています。(クリントンのイラク封じ込め政策では生ぬるいと共和党は主張したわけです)つまりブッシュ当選と同時にイラク侵攻という政策オプションが対イラク政策に追加されたわけです。(もしゴアが当選していたら民主党は侵攻を政策オプションには入れていませんでしたから未だにフセインは健在だったでしょう)

ネオコンの思想として「イラクの民主化」というのは自分達の理想を現実化する格好の舞台だったというわけです。時期は問題ではないと思います。ブッシュ政権になった時から「いつかは着手しなければならない政策」なのですから準備と口実が整い次第、9・11がなくとも遅かれ早かれ侵攻は起こっていた。と私は思います。

投稿: F.Nakajima | 2006.11.19 21:40

>自由主義なりグローバリズム

これをずっと追いかけていたのですが、実はアメリカの保守≒自由主義≒グローバリズムではないようです。
共和党の最大支持勢力である中西部を見る限り特にグローバリズムに対しては全面的支持、というわけではありません。共和党もネオコン・宗教的右派・リバタリアン・ニューイングランド派(穏健派)など主張はばらばらなのです。

投稿: F.Nakajima | 2006.11.19 21:52

さて、後段の話に移りましょう。
まず目についたのが、06年11/22付けの日本語版ニューズウィークで副編集長のコラム「共和党敗退にびびる日本の「変化恐怖症」です。

>政界地図の様変わりを解説する論調は、ヒステリックとは言わないまでも、悪い面を強調しているように見えた。

>自分達が会得したばかりの「ネオコン」スタイルが勢いを失うのが気に入らない人もいるのかもしれない。

彼の主張がどうも気になったので、いくつかのシンクタンク系ブロガーをチェックしてみました。驚きましたね。確かに今回の選挙の敗北をある意味ではアメリカの共和党支持者より深刻に受け止めていると思えるような文章の方もいました。すくなくとも自民党に近い人たちの中で今回の民主党の好意的どころか中立的に書いている方も誰一人いませんでした。全員ネガティブに受け止めています。

中にはネオコンと穏健派は違って、負けたのはネオコンで草の根保守は依然として健在だ、と強弁する方もいて(私はここで少しだけ苦笑する。)というfinalventさんの気持ちがよくわかります。

アメリカの論調は違いますね。「70年代から続いたアメリカの保守化への進行はもう続かない」という主張が有力になっています。
私の次の疑問はこれです。「米国で起こった思想変革は遅かれ早かれ(少なくとも10年以内に)日本にも同様なことが起きる。と言われている。では現在の日本版ネオコン政権である安部政権にも追い詰められるときは来るのだろうか?」

投稿: F.Nakajima | 2006.11.19 22:24

>F.Nakajimaどん

>ブッシュ政権になった時から「いつかは着手しなければならない政策」なのですから準備と口実が整い次第、9・11がなくとも遅かれ早かれ侵攻は起こっていた。と私は思います。

 これはそうだと私も愚考。米国の政治家は有言実行型が多いですから、民衆がヤメロと言っても俺はやる! みたいな展開になってたかもしれませんな。私っぽい。

>これをずっと追いかけていたのですが、実はアメリカの保守≒自由主義≒グローバリズムではないようです。

 アメちゃんに限ったことじゃなく、保守≒自由主義≒グローバリズムは当然じゃないかと。逆にお伺いしたいですが、どうすれば(どういう論法で)保守≒自由主義≒グローバリズムに成るのか。その手法で何億人の人間が生活圏・生存権を確保できるのか。そんな感じ。
 案外、孔子の小国寡民思想のほうが近いんじゃないですかね? メンタル的に。どちらのお国も俺様国家ですからな。

>では現在の日本版ネオコン政権である安部政権にも追い詰められるときは来るのだろうか?

 追い詰められる以前に任期切れだと思います。むしろ、安倍たんの跡目を襲う人が(同じ路線を踏んだ場合に)大変なんじゃないかと。

>弁当おじちゃん
>■もちろん駄文で 09:18
>チェイニーの独白っていうのをエントリ用に書こうかと思ったが、っていうか少し書き出して、シャレのわからんやつが多くなったのでやめた。(日記より引用)

 洒落分からんヤツが多いからこそ洒落吹いてナンボ、とも言いますがな。吹け吹け。あと、そういう寝言を言うのは老化の証拠。歳から考えると遅くて良かったねとも言うけど、書き師は20、30は蛆虫同然40過ぎてようやく赤子ってなもんなんだし、50逝ってようやく中卒でしょうに。書いてナンボ。わかんねーヤツがぐだぐだ言うのを鼻で笑うようじゃないと。見てて詰まらんよ。とか言った。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.19 22:45

 今日の修正

>どうすれば(どういう論法で)保守≒自由主義≒グローバリズムに成るのか。
→どうすれば(どういう論法で)保守=自由主義=グローバリズムに成るのか。

 添削忘れ。すまぬ。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.19 22:46

>ハナ毛さん
>保守≒自由主義≒グローバリズムは当然じゃないかと。
と私も思ってたんです。ところがアメリカ保守主義についての文献を調べていくとどうも保守=グローバリズムではないグループが出てくる。資料では「保守」と一括りにされていましたが、私個人の考えではどうも「保守」というより日本でいえば戦前の「国粋主義」じゃんといいたくなるような連中です。国粋主義者がグローバリズムを主張するっておかしな話でしょう?でも共和党支持者の中にはそんな連中もいるんです。

投稿: F.Nakajima | 2006.11.19 22:57

 嗚呼成る程。
>国粋主義者がグローバリズムを主張するっておかしな話でしょう?

 まんしゅー。とか言って。「満貫ご祝儀」じゃ有りません。東北部です。どうでもいいです。
 なんていうか、主義主張に凝り固まれば凝り固まるほど(自発的じゃなくても、生活そのものを縛られてるでも可)、限界が分かるもんでしょ。自ずから。んで、限界を感じるがゆえに現状打破のために一発大博打って、よくあることかと思うですよ。

 ジュリアナ逝って踊り狂うネーチャン達が店から出ると清楚可憐なおじょー様だったり。
 以前エロ本・エロゲーム雑誌の編集やってたときに感じたですけど、
 や た ら と 高 学 歴 者 が 多 い と か
 医 者 の 含 有 率 が 高 く ね え か と か
 な ん で お 前 ら そ ん な に 金 持 っ て ん だ よ と か
 オ タ ク 女 じ ゃ な く て 一 般 女 性 (笑 ひ) の 含 有 率 高 く ね え か と か
 な ん で 官 僚 (男 女 双 方) が 居 る ん だ よ と か

 そういうもんかと思うんで、別に不思議には感じませんですよ。居るとこには居るんだねっていうか、人間ってそういうもん? って感じでもありんすね。極と極は裏で繋がるですよ。ですよ。

>F.Nakajima丼
 が感じられる違和感(?)は、このようなものでしょうか。違いますか。そうですか。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.20 00:07

>医 者 の 含 有 率 が 高 く ね え か と か
>な ん で 官 僚 (男 女 双 方) が 居 る ん だ よ と か

 普通言わねえよって思いますけど、アンケートハガキの職業欄に結構書いちゃったりするんですな。ああいう系統の人は。人は。
 取るに足りないビンボー人風情が大半なんですけどね。
 フカシかどうか追跡調査やったわけじゃないから真相は不明ですけど、だからって500通程度の返信で含有率2%以上はさすがに有意だろーが、と。と。と。そういう状況把握の仕方です。

 なぜ、なにゆえ彼ら彼女らは不当に正直ですか。ですか。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.20 00:13

 極と極は裏で繋がるって感覚があるんで、基本的に「どっちでもいい」なんですね。私の発想は。そういう発想でなんか言ってるんで、「お前さっき言ったことと逆のこと言ってんじゃねえか」と思われましても、「どっちでもええよ」なんですな。そういうことで。人生すいません。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.20 00:18

 ちょっと訂正。
 「いいだもの」ではなく「いいだもも」ではないでしょうか?

投稿: nanbu_somosomo | 2006.11.20 05:10

 どうでもいいですけど、今朝の新聞見たら42歳臨時教員(♀)がケータイから自殺予告メール送ってとっ捕まってましたな。
 阿呆すぎるでしょ。ネット環境に匿名の自由なんかネーだろ。42歳になってそこに気付かない馬鹿が、臨時とはいえ教員やってるつー時点で、日本の教育レベルってもんが知れますな。と。

 最近のマンガ界隈見てるとスカイハイやらデスノートやら、精神系が流行ったりしますし。大人向けの漫画ではリアル系が流行ってますけど、それって要は「知らないから見て面白い」ってことかと。

 なんてこった。そんな感じ。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.20 07:51

nanbu_somosomoさん、こんにちは。ご指摘ありがとうございます。訂正しました。コメントをもって履歴に代えます。

投稿: finalvent | 2006.11.20 09:10

どの宗教が一番人を殺すのかな。

投稿: デコ | 2006.11.20 20:01

>国粋主義者がグローバリズムを主張するっておかしな話でしょう?

アメリカの精神の核にあるのは、植民者たち(ウィンスロップなど)が信仰していたピューリタニズムです。ピューリタンは、厭世的で、救済への強い強迫観念があります。その自己の『存在証明』から自由と民主主義を(自分たちが神に認められるための)『正義』として認識しています。日本の国粋主義と違い、アメリカのそれはもともと外向的なのではないでしょうか。

投稿: t.f | 2006.11.24 09:12

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