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2006.11.08

イラク・フセイン元大統領死刑判決について大手紙社説への違和感

 イラクのフセイン元大統領への死刑判決が五日に出たことで、昨日は日本の大手紙もそれぞれ社説で扱っていたが、産経新聞社説を除いて奇妙な印象を持った。
 まず事実関係の確認からだが、今回の判決は、通称「ドゥジャイル事件」と呼ばれている、一九八二年にドゥジャイルで起きたシーア派住民一四八人を虐殺したとされる事件についてだ。問われている裁判判決の最初のものでしかも一審に過ぎないのだが、各紙社説は死刑判決が出たことでこれで裁判は終わったかのような論調を示していたように思われた。
 朝日新聞社説”フセイン判決 疑問はぬぐえない”(参照)では事実認識に決定的な間違いはないが、次の文脈からはこの裁判の限定性また裁判というものをよく理解してないように思われた。


 もう一つの大きな疑問は、ほかにも問われるべきことがあるのではないかということだ。住民らの弾圧、虐殺などの罪を問うのは当然としても、元大統領の最も大きな罪は対イラン戦争やクウェート侵攻、そして今回のイラク戦争を招き、多くの命を失わせたことだ。
 大量破壊兵器の開発に走り、近隣国を侵攻した引き金は何だったのか。背後にどのような国際的駆け引きがあり、どこで判断を誤ったのか。イラク国民にとっても、国際社会にとっても、この責任をこそ問いたいのではないか。

 毎日新聞社説”フセイン判決 歴史の評価に堪える審理を”(参照)も朝日新聞と同じ論調なのだが、この裁判の限定性をもう少し理解しているようだし、論調の基本部分の矛盾について次のように多少自覚的だ。

 今回の判決は、82年にバグダッド北方のドジャイルで起きたシーア派虐殺事件(犠牲者約150人)に関するものだ。2審で判決が覆らなければ元大統領は絞首刑になる。起訴された案件ごとに判決を出す方式だが、既に死刑判決が出たため、他の裁判の審理や起訴に至っていない事件調査が形がい化する可能性もあるという。

 裁判が形骸化するかどうかは可能性として見るのではなく、具体的な報道で追っていかなくてはならない。別の裁判は継続中だ。
 読売新聞社説”[フセイン判決]宗派間抗争をあおりはしないか”(参照)も基本線では朝日新聞や毎日新聞の社説と変わりないのだが、次の点について私は具体的なことを知りたいと思った。

 気がかりなのは、判決が早々と確定した場合のことである。刑が確定すれば、大統領評議会の承認を経て30日以内に刑が執行されることになる。
 フセインの罪状は、イラン・イラク戦争中のクルド人虐殺のほか、化学兵器使用や90年のクウェート侵攻・併合など多岐にわたる。早期処刑が行われた場合、これら歴史の真相が十分に究明されないままになる恐れがある。

 この解説はどこまで正しいのだろうか。というのは、私が読んだなかでこの件の社説で評価できる産経新聞社説”フセイン死刑判決 一日も早く「法の支配」を”(参照)では次のように説明している。

 イラク高等法廷は2審制で、無期懲役以上は自動的に控訴審での審理が行われるため、フセイン被告の刑の確定は先のことになる。また訴追対象事件が10以上にも上るため、同被告の刑の最終確定はさらに先に延び、すべての司法手続きが終了するまでには何年かかるかも不明だ。

 私の印象では産経新聞のこの指摘が正しいように思われる。
 ところで私が今回の判決にそれほど関心を持たないのは、現在進行中の「アンファル作戦」の裁判のほうにより関心を持つからだ。VAO”Saddam Back in Court for Genocide Trial”(参照)より。

Dressed in his now familiar black suit and white shirt, Saddam sat in silence as a series of witnesses described the alleged atrocities during the so-called Anfal campaign that prosecutors say killed more than 180,000 Iraqi Kurds in 1987 and '88.

アンファル作戦とよばれる虐殺疑惑の証言が続く中、お馴染みの白いワイシャツと黒いスーツを着て、サダムは黙って座っていた。検察によれば、一九八七年から八八年にかけて一八万人ものイラク・クルド人が殺害されたとされている。


 イラク・フセイン元大統領によるとされる二十万人近い虐殺を問う裁判が、現在進行している。
 「アンファル作戦」の裁判については八月二二日産経新聞記事”クルド人大量虐殺事件の初公判 フセイン被告 人定質問拒否”(参照)では次のように伝えていた。

 検察側は、1100人にのぼる証人を準備しているとされ、全員が法廷で証言すると裁判は相当長期化するとみられる。

 ネットを見渡すと毎日新聞記事”フセイン判決:刑確定時期は不透明 政治的な駆け引きに”(参照)が同日の社説とややそぐわずに詳しい。

 88年2月から8月にかけてイラク軍が北部クルド人居住区で実施したこの作戦では18万人が殺害されたとされる。クルド人勢力にとって、旧政権による犯罪を立証することは民族の悲願とも言え、アンファル作戦の審理を終えないままでの早期の死刑執行には消極的とみられる。

 新聞各紙社説も、表層的な状況論から今回のドゥジャイル事件の判決を見るのではなく、より大きな規模の「アンファル作戦」裁判との関連でこの問題を論じるべきではなかったか。

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コメント

 面白い注文のつけ方だと思います。>べんとー殿

投稿: ハナ毛 | 2006.11.08 19:57

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朝日新聞は、まづ、ブッシュの「戰爭責任(War-guilt)」を問ふべきでせう?

ブッシュの有罪は明白なのに、「國際女性戰犯法廷」は何をしてるのかなあ(笑ひ
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投稿: by-passer | 2006.11.09 03:54

まぁ確かに「判決」でもなく「法廷」や個々の「訴追内容」に否定とかまでいかない違和感やモヤモヤを感じている向きは多いと思うので、この件に関する報道の扱い方もですが、こう解説してくれるような記事のあり方とかほしいですよね。
こう政府・外務省の見解のようなもの?を単に垂れ流すような感じじゃなくて、解説面にアルジャジーラと提携するとか、イスラム世界ではどのように見てるのか?とか。

投稿: トリル | 2006.11.09 06:33

「まだアメリカはやっていない、いかにも独裁者らしい残虐行為」で明らかになっているのはとりあえずそれだったのでは。
虐殺で500人殺すのと、治安を悪化させて20000人殺すのはどちらが罪深いのだろう。

投稿: Nasty | 2006.11.09 09:40

治安の悪化は現地人の民度の低さの問題であり自己責任なのでこれが中東クオリティなのです(棒読み

投稿: 無粋な人 | 2006.11.09 11:00

 っていうかそこでアメリカ非難したら、ケツ毛バーガー事件は、そもそもそんなネタ写真をPCに収めるようなバカタレが安易にキンタマウイルスに引っ掛かんじゃねぇよ二重馬鹿かよって話に限りなく近くなりますな。雰囲気が。

 どっちもどっちと言えばそのとおりなんだけどさ。

 原因まで遡ってアレコレ言い立てたところで仕方ないから、ある程度まで認めてある程度から「先は」アウトって形にしないと。現実的な対処にゃ成らんでしょ。

 やったモン勝ちって非難も出ますけどな。

 ある程度のところで、こりゃマズい、で矛を収めて吉でしょ。
 お前だってやってんじゃねーよ責任はどーしたんだよぉって言い立てちゃったら、お前も同類って思われて終わりっちゅうか主客転倒でしょ。

 じゃあお前は、って言われるだけだよ。不毛。毛の生えたお話きぼん。

投稿: ハナ毛 | 2006.11.09 19:46

 正義は力ですから。そもそも論でひっくり返せるならアメリカなんざとっくに最低3回は死ん㌦でしょうよ。

 何を今さらって漢字?

投稿: ハナ毛 | 2006.11.09 19:55

> Nasty さん
2万人ではありませぬ。

死者65万人、避難民340万人

です。Google News で検索して見なされ。
現在進行中のダルフール紛争(死者45万人、避難民250万人)より多いです。
この2つの件に関する温度差については finalvent さんにダブルスタンダードを感じる。

投稿: き | 2006.11.13 19:50

きさん、こんにちは。
 そのデータは最近のランセット調査に基づくものではないでしょうか。総合的な情報は以下にあります。

Lancet surveys of mortality before and after the 2003 invasion of Iraq
http://en.wikipedia.org/wiki/Lancet_survey_of_mortality_before_and_after_the_2003_invasion_of_Iraq

>この2つの件に関する温度差については finalvent さんにダブルス
>タンダードを感じる。

とのことですが、以下、2点をコメントします。

1 衝撃的なランセット調査が報告されたのは、”The second survey published on 11 October 2006”とのことだという点に配慮下さい。つまり、私がその情報を考慮しなくてはならなくなったのは事実上この秋以降のことであり、ダルフール虐殺の死者推定値はそれ以前のことです。率直に申せば、ダブルスタンダードという評価は不当であると感じています。

2 問題の質の違い。ダルフール危機の問題は本質的にはジェノサイド(民族浄化)の問題であり、ホロコーストやルワンダと同質の問題です。それに対して、イラク戦争の2003年以降の死者増加は主に医療体制崩壊によるものです(だからランセットが注視しているわけです)。別の言い方をすれば、ベトナム戦争では多数の死者が出ましたが、これをポルポト政権によるジェノサイドと死者数という数値で比較して論ずるべきでしょうか。

 イラク戦争後遺症による問題の課題は治安の獲得です。治安が回復されれば医療体制が戻り、死者は自然に一定値に戻るでしょう。これに対して、ダルフール危機での課題は、今進行中の虐殺を止めることです。(近代医療体制整備以前の国家犯罪が問題なのです。)

投稿: finalvent | 2006.11.14 08:43

お返事ありがとうございます。以下リンクしていただいた先の記事を斜め読みした以上の知識はありませんが何か事実誤認があれば指摘して下さい。

1 何年も前から悲惨な状況は漏れでてきており、数十万人の死者が出ているであろうということは想像に難くなかったように思います。既に2004年9月には同じ人々が第一回の調査で「死者10万人」という発表をしています。ちなみにメディアで最も報道がなされたファルージャについてはわざわざデータから除いた「保守的」な推定の数字でです。finalvent さんはそういうイラクからの報道に対しては一貫して、僕の印象としては、あたかも「プロ市民乙」という嗤いを含んだような冷笑的な態度であったように見えました。(「ラムちゃん、バイっちゃ」というような言葉をダルフールについて言えますか?)

2 「医療体制崩壊によるもの」といわれるのは finalvent さんらしくもない(?)、全くの、完全なる詭弁に見えます。別に盲腸やインフルエンザでフセイン時代より65万人余計に死んでいるわけではありませんよね。御自身のリンク先で第一回の調査について「論文によると、増加した死のほとんどは暴力によるものであった」(According to the article, violence was responsible for most of the extra deaths)とあります。今年発表された第二回の調査でも調査対象はあくまで「暴力的な死のレート」(violent death rate)です。

アメリカ政府の代弁者の立場なら「死者数という数値で比較」されたくないでしょうが、殺される側にとっては民族浄化で殺されようが侵略戦争後の準無政府状態で殺されようが死は死、でないでしょうか。(ましてや全世界の反対を押し切って無理矢理始めた侵略ですから、その帰結について米英政府が非難されるのは当然では。)

「治安が回復されれば医療体制が戻り、死者は自然に一定値に戻る」というのは既にアメリカの侵略と破壊を所与のものとした話ですよね。現状から考えればアメリカの傀儡政権が全土に実効支配をおよぼすようになるのが一番マシな未来である、と仰っている。そうかも知れません。しかしそもそもの原因となった侵略戦争に賛成されてそれを取り下げていない方が言われても、ダブルスタンダードと思われるのは仕方がないのでは。

finalvent さんがダルフールの事について尽力されている事はすばらしい尊敬すべき事であると思っています。

投稿: き | 2006.11.14 16:59

きさん、こんにちは。

まず、印象なり本心はこうだろうというご批判にはお答えしづらいものがあります。

>finalvent さんはそういうイラクからの報道に対しては一貫して、
>僕の印象としては、あたかも「プロ市民乙」という嗤いを含んだ
>ような冷笑的な態度であったように見えました。

というような印象について私が回答できないことはご理解いただけるかと思います。また、「しかしそもそもの原因となった侵略戦争に賛成されてそれを取り下げていない方」が私を指しているのならそれは誤解です。私はイラク戦争に賛成したことはないはずです(反対もしてはいませんが)。私に対してある親米のイメージで捕らえていらっしゃるのではないでしょうか。それは誤解ですとだけは申しておきたいと思います。

ランセットの推定ですが、私は"According to the article, violence was responsible for most of the extra deaths"に反意を持っているわけではありません。しかし、それは統治の失敗がもたらしたアノミーの結果であり、アノミーがなければ暴力も医療崩壊も一定の水準に収まると考えます。

>殺される側にとっては民族浄化で殺されようが侵略戦争後の準無政
>府状態で殺されようが死は死、でないでしょうか。

きさんと私は、殺される側にいるのでしょうか。きさんも私もこの世界のシステムのなかではその思想の如何に関わらずどちらかといえば殺す側にいるのではないでしょうか。私はその前提から考えます。

そのとき、ある社会のアノミーの現象と、ジェノサイドは同じ次元で捕らえられるものでしょうか。私はそれは違うという前提から考えていますし、なにより、ルワンダ・ジェノサイドの時、人類はもう二度とこれを繰り返さないと約束したのではなかったでしょうか。

投稿: finalvent | 2006.11.14 18:07

お返事ありがとうございます。

1 「印象なり本心はこうだろうというご批判にはお答えしづらいものがあります」はもっともですね。hankakueisuu さんばりに supporting evidence をズラズラと列挙しようかとも思いましたが、なんだか不毛だし、というかそもそも彼のようにもう一度何年分か全部読み直して拾い上げてくるような根性もないので(^^;、とりあえず finalvent さんが
「私がその情報を考慮しなくてはならなくなったのは事実上この秋以降のことであり・・・ダブルスタンダードという評価は不当であると感じています」
と仰ったのに対しての私の発言二点
・既に2004年9月には同じ人々が第一回の調査で「死者10万人」という発表をしています
・「ラムちゃん、バイっちゃ」というような言葉をダルフールについて言えますか?(一貫して冷笑的な態度であった、の直近の例)
への finalvent さんのお答えはなかった、という事だけで止めておきます。

finalvent さんから「親米のイメージ」というのは、何年も前から読んでますが特に感じたことはありません。どっちかというと「finalvent さん程の人が思想の根っこからアメリカに尻子玉抜かれてしまってるというのはなんでなのかな?世代的なものなのかな?」という感想(非難とかではなく率直な印象として)

「賛成したことはない」といいつつ「統治の失敗がもたらしたアノミーの結果であり、アノミーがなければ暴力も医療崩壊も一定の水準に収まる」というのには御自身では矛盾は感じないのでしょうか?その前に書いた「既にアメリカの侵略と破壊を所与のものとした話ですよね」というのにはお返事はありませんでしたが。

2 「殺される側にとっては民族浄化で殺されようが侵略戦争後の準無政府状態で殺されようが死は死」というステートメントは今現在「きさんと私は、殺される側にいる」かどうかに依存しません。(「殺される側に立ち共感する」という考え方に対して山本七平さんがいつも反論されていたのの影響かもしれませんが、そういう主張をしているのではなく、この場合有効ではないです。)
ちなみに、今回の主題となってるイラク戦争に関して「殺す側にいる」とは全然思いません。日本の同盟国アメリカが帝国として定期的に戦争を必要としており日本もその世界体制に乗っかってるという意味で仰っているのかもしれませんが、今回の侵略はアメリカの国益にとってすら有害な、米国内の反対を押し切ってのブッシュの私闘であると考えています。日本は反対できたしもししていたらそれは米政府の政策判断に非常に大きなインパクトがあったと思います。今回に関しては不可避的に日本が降りられないようなシステムの問題ではない。(上で書いた「所与のものと」以外に、このへん個別具体的な判断を停止して全部一緒くたに考えてしまうあたりにも尻子玉云々を感じるのでありました。)
そういう大枠の話でなく今回は小泉さんの政策判断でその影響力を行使しなかった点について、ということだとしたら、それに対しては私個人が責任を取るというのは「フセイン体制を打倒できなかったイラク人がフセインの行動への懲罰戦争で殺されるのはしかたがない」というロジックと相似形であり、そういうものを受け入れる必然性は特に感じません。私は一億分の一票しか持ってませんし選挙という不完全なシステムではそもそも戦争についての是非だけを云々できない。
だいたい自分が常に「殺す側にいる」という前提に立っちゃうならジェノサイドがあろうがなかろうが一緒では。(世の中0か1かではないんではないでせうか。)
別に世界市民とかそういうお花畑の話ではなく、私の子や孫や曾孫が殺される側にたつかたたないかという意味において、こういうイラク戦争のようなまともな口実すら設けることを放棄した形の戦争はやりにくい雰囲気が世界から完全に失われることのないよう努力する事には意味があると考えます。実際にそう思う人が多かったから世界中で反対があったのではないでしょうか。

同様にジェノサイドを絶対に許さない、という事が極めて重要でありダルフールについての finalvent さんの尽力が尊いものである、というのはいうまでもない当然の前提です、誤解のなきよう。

投稿: き | 2006.11.19 21:14

きさん、こんにちは。言葉多くがただ誤解を広げるだけのようにも思えるのでごく簡単に二点。「finalvent さんのお答えはなかった」については私がきさんの疑問が理解できてないためです。私が理解してないらしいという推察の含みがないので回答は難しいと思いました。もう一点は本当の思想とは個人の思惟の選択ではなくその存在が投げかけるものの受託・開示であると思います。きさんと私は現在世界において日本人としてか参加していません。それが存在であり、この存在は殺す側に機能していることは明白であると私は考えます。だからこそ思想はその責務(倫理)として問われるところから始まります。

投稿: finalvent | 2006.11.20 09:16

いずれにせよアメリカのイラク侵略支配中に数十万の人間が死んだということ、これが組織的なジェノサイドの結果でなかったとしてもその所業の大きさを矮小化されるべきではないということ。

投稿: パンツにコカイン | 2006.11.20 18:57

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