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2006.09.16

出産について聞いたこと

 先日文仁親王妃が出産を終え宮邸にお帰りになるというニュースがあったが、こうしたことは庶民の出産でも同じで、病気というわけではないが母親は産後一週間ほど入院する。別段どうという話でもないのだが、先日ラジオ深夜便でオーストラリアの出産事情について興味深い話を聞いた。出産後の入院だが出産後四日もすると病院ではなく高級ホテルに移ることもあるというのだ。もちろん夫も休暇を取り、三、四日、妻と新生児と過ごす。お祝いのシャンペンとかも出るらしい。病院とホテルでも連携はできているらしく、ホテルには常勤の看護師もいるとのこと。
 話を聞いてこれはいいんじゃないかと思ったし、日本とかでもやればできそうな気がするが、実際にはいろいろ規制があってだめなのだろう。

cover
笑う出産〈2〉
 そういえば以前まついなつきの「笑う出産〈2〉やっぱり2人目もおもしろい」(参照)を読んだおり(この本はもう手元にはないので記憶によるだが)、二人目の出産はいろいろ面倒見のいいホテルっぽい感じの病院を選んでよかったというのがあった。台湾でも出版された前作ベストセラー「笑う出産―やっぱり産むのはおもしろい」(参照)の印税でたぶん生活も潤っていたからリッチな選択もできたのだろうが、産後の母親の心理というのを知るのに面白かった。余談だが、まついなつきのこのシリーズは三男の「アトピー息子―笑う出産スペシャル」(参照)と続くのだが、大団円は「愛はめんどくさい」(参照)と見たい。連続して四冊読むとすごい感動する。
 オーストラリアの出産事情の話に戻ると日本と違うのは無痛分娩が多いというのもあった。けっこう安全に下半身だけの麻酔ができるようだ。そういえば以前米人の女性と話したとき、日本の出産は信じられないと彼女はいろいろまくしたてていたことがあったな。概ね彼女の言っていることが正しいのだろうと思った。
 文仁親王妃の出産は帝王切開だったが、そういえば沖縄暮らしのとき知人のシビリアンの妻も二子目は帝王切開ということになった。オリオンビールを飲み刺身を食いながら、手術では内臓を一旦全部出してという話を聞いていたのだが、その手の話がすげー苦手の私はちと吐きそうになった。が、彼は帝王切開なんてフツーだよという感じであった。
 彼からもひとくされ米国の出産事情を聞いたのだが、その話のなかにへその緒のカットをするのは父親の役割だというのがあった。血まみれの赤ちゃんが出てきて、ずるっとくっついているチューブをきらりと光るハサミを夫が持って切るというのだ……うっぷす思い出してまた吐きそうになった。
 そういえば、オーストラリアの出産事情でも夫は出産にずっと立ち会うのだそうだ。日本でも今ではそうなのか? 知らない。シビリアンの出産話では男子誕生の場合、ついでにちょんと割礼もするとか言っていた。ほんとかね。

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「生活」カテゴリの記事

コメント

性とその結果に対して責任をとるのがかっこいいって文化なんでしょうね。ナマナマしいけど。たぶん家畜を常に生活の一部として扱ってきた強みでしょう。
日本の少子化って結構ナマなことが嫌だというのを容認するカルチャーから来ているのでは??

投稿: | 2006.09.16 22:48

僕は最初の子もこの7月末にできた2人目も、全部立ち会いましたよ。かっさばいた腹から子供が出てくるのをずーっとデジカメでビデオ撮影してました。他の父親がどうかはあまり知りませんが。

投稿: R30 | 2006.09.16 23:21

望ましいお産とは何かについては、様々な意見があるようです。

医者の都合からすれば、陣痛促進剤を効果的に使って勤務時間内にお産を済ませるように調節し、分娩台の仰向けに乗せて下半身麻酔を施し、会陰切開をして取り出すのが簡単かつ効率的で良いということになるでしょう。ホテル並みの施設や夫の立会いなどは医療ではないから、オプションとして用意すれば、費用を顧客持ちにしても、顧客満足度は高まり、病院のイメージ・アップも図れる・・・そんなところでしょう。

その一方で、自然なお産に徹底的に拘る医者たちもいます。会陰切開は極力控え、陣痛促進剤も使わず、自由な体位でお産をする。もちろん、容態の急変に備えて手術設備の整った病院との連絡は絶やさない・・・そんなお産の普及に努めている人たちもいるようです。

どちらが良いとか悪いとか一概には言えないとは思いますが。

投稿: 信濃者 | 2006.09.16 23:48

 30代後半になると筋が固まってくるから帝王切開しないと。自然分娩だとおマタバリバリに裂けて死にますがな。それでいいなら否定しないけど。

 うちの姉ちゃん連中の場合、30代に入ってからの出産でひとり死産ひとりアトピーひとり体質虚弱が出た。私も高齢出産末っ子で体質虚弱なんで、いろいろ同情するところがあるね。

 自然分娩がイイ…かどうかは人それぞれだろけど、初産でもない限り、なるべく30までか、逝って35くらいまでに片付けとかないと赤子にいろいろ問題が起こるかも試練ね。
 出産て、なんのかんので生きるか死ぬかの一大事なんでしょうな。ご苦労さんなことです。

投稿: ハナ毛 | 2006.09.17 06:59

 42歳初産の次姉は母子ともに超健康で毎日はっちゃけてる。人それぞれ。

投稿: ハナ毛 | 2006.09.17 07:00

R30さん、こんにちは。おや、それはおめでとうございます。あかちゃんはまだ首も据わらない時期なのですね。

投稿: finalvent | 2006.09.17 08:23

弁当オジチャソにも相手にしてもらえないハナ毛がオモシロイw

投稿: ミミ毛 | 2006.09.17 14:02

昨年、家内が米国で出産しましたが、確かに最初から立ち合い、へその緒を切りました。出産時に割礼をするかどうかはあらかじめ聞かれます。分娩後は家族で過ごせる個室で、食事を除けばホテルみたいでした。特にオーダーしたわけではなく、それが普通みたいです。但し入院は2晩のみです (帝王切開の場合は3晩だったかな?)

投稿: shiro | 2006.09.17 14:25

 現代だから生まれる命、現代だから生き延びられる命ってあるんだな、と思うことがありますな。
 自由がいいからと言うことで若い頃の結婚を潔しとしなかった次姉も、帝王切開出産後はいろいろと考えることがあるようです。

 生き物として不自然な形態を採らないと人間としての自由が制限されるというのは、なんだか壮大な皮肉な気もしますね。

 生きるって難しいですね。

投稿: ハナ毛 | 2006.09.19 02:51

ハナ毛さん、こんにちは。ハナ毛さんが「生きるって難しいですね。」とお考えなのは意外でした。すべて達観されているのかと思ってましたので。

投稿: finalvent | 2006.09.19 09:05

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