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2006.06.29

東宣公園からダーク国連への裏口

 日本の政局に関係ないよ変数宣言を最初しておき、ほいで過去エントリのフォローの意味だよとして、ごくわずかに、朴東宣の近況について。というのは外信を見ていると少し動きがある。日本国内の情報はというと、どっかにあるのか? ないわけないんだけど、知らない。
 過去エントリはとりあえず二つ。石油・食糧交換プログラム不正問題(参照)については今日はあまり立ち入らない。


  1. 極東ブログ: 朴東宣のことを淡々とブログするよ(参照
  2. 極東ブログ: 暗いニュースリンクでもたぶんあなたに熟考してほしくない暗いニュース(参照

 この間の経緯で一度エントリを起こそうか悩んでやめたのだが、朴東宣は今年の一月に米国で逮捕された。幸いブルームバーグに記事”South Korean Tongsun Park Seized in Oil-For-Food Case”(参照)やNBC記事”Korean arrested on oil-for-food scandal charges”(参照)が残っている。この時点での詳細はないが逃避行中だったらしい。というかマークされていた。極東ブログで昨年四月に扱ったころには親切な仲間の多い東京に潜伏しているだろうという噂もあった。
 最近のニュースのポイントはこのあたり。AP”Witness in New York oil-for-food trial describes work for Iraq”(参照)。Samir A. Vincentはイラクからの帰化した米人である。

Samir A. Vincent, who pleaded guilty last year to being an unregistered agent for Iraq, said he worked for years with South Korean businessman Tongsun Park to persuade U.N. officials to allow Saddam's government to sell oil to pay for humanitarian supplies.
(イラクの非公認スパイとして昨年有罪とされたイラク系米人セミール・ヴィンセントは、数年に渡り韓国人ビジネスマン朴東宣と共に、サダム・フセイン政府が人道的物資のための石油売買が認可されるよう国連職員を説得する工作をした。)

Vincent said he recruited Park to Iraq's lobbying team because of his friendship with then-Secretary General Boutros Boutros-Ghali.
(ヴィンセントが、朴東宣をロビー・チームに取り立てたのは、朴東宣がガリ前国連事務総長と親交があったからだ。)

Over two days of testimony in Manhattan federal court, Vincent has described numerous meetings and communications that he said Park arranged with the former U.N. chief, including some that occurred at Boutros-Ghali's residence. He also identified a series of letters in which he reported the results of those liaisons to top Iraqi officials.
(マンハッタン連邦裁判所での二日にわたる証言で、ヴィンセントは朴東宣が前国連会事務総長に合わせて手配した数多くの会合や交流に触れた。これにはガリ前国連事務総長宅での会合も含まれている。
またヴィンセントは、イラク高官との連絡結果について報告した一連の手紙の存在を認めた。)


 というわけで、現状のニュースは朴東宣がイラクからの帰化米人のつてでガリ前国連事務総長宅訪問したという程度しかわかっていない。
 なーんだという感じでもある。が、この背景には、この問題についての国連の独立調査委員会ではガリ前国連事務総長は無罪とされているので、ヴォルカーさん仕事したのかよぉというのがある。
 今後の展開、及び全体の構図ははっきりとは見えない。現在の世界情勢から米国の意図というあたりで考えていくといろいろ想像されることはあるが、ブロガーなんかが関心持つのやめとけ領域であろう。
 関連してであろう、ヤフーに奇妙な記事が上がっていた。”Tongsun Park Website Announced”(参照)である。朴東宣のオフィシャルサイトが数日前にできたというのだ。つまり、この機にだ。
 シャレのような名前のサイトTongsun Park(参照)はスルメのように噛めば味わい深い一品である。

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コメント

昔、「朴東宣」が一躍人気者になった「コリア・ゲート」騒動のとき、「朴東宣」と関係が深い大物政治家の一人に、剃刀「ベーカー」の名前がよくあがっていたと思います。
「コリア・ゲート」のとき、朴東宣は、金髪の美人女性秘書と「カリブ」の方面に逃避行したと、噂が流れていたと思います。
金正男のもっていたパスポートから、中南米の地域に、コリアン・セーフハウスが存在し、そこでトロピカル・カクテルと葉巻を楽しんでいるのかもしれません。
ついでですが、朴東宣は、コリア・ゲートの際、ワシントンに、怪しげな「クラブ」を運営して、ロビー活動にいそがしかったようです。
ところで、イラク・国連関係の朴東宣の関与は、今では老け込んでフリーランス的な活動で活路を見出した朴東宣が、米国のいずれかの機関の手先として「食い込む」要請、イラク側からの要請、コリア・中国関連のお得意様の要請等々で、同じ活動で一石三鳥?とかを朴東宣がもくろみ、各方面から報酬を二重取り?三重取り?しようとした、「ポポフ」的な立ち回りをして、策におぼれた感じがしてしまいます。
ワシントンもニューヨークも思惑は錯綜してたり複雑な人間関係があると思うので、僕のような一般人では、到底わからない事が潜んでいるのでしょう。
情報と口入を各方面からフリーランスで請け負うのが、朴東宣の現在の糧なのかもしれません。

投稿: 市ヶ谷 | 2006.06.29 20:11

あまり参考にならない話で申し訳ありません。

「朴東宣」関連情報は、すごく参考になりました。
今後もがんばってください。

投稿: 市ヶ谷 | 2006.06.30 19:22

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