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2006.06.17

恋は四十過ぎからの時代へかも

 はてなブックマークをたらっと見ててなにげに、はてな日記「esereal」のエントリ”でもまあなんていうか彼氏いらない”(参照)のフレーズ「ちなみに、19年の人生の中で異性もしくは同性に恋愛感情やそれらしきものを抱いたことは一度もありません。恋ってどうやってするものなんですか?」を読んで、脊髄反射で「あと20年くらい修行。」と呟いた私は今年四十九歳です。
 吉本隆明が娘さんに恋について諭して曰く、一生のうちに一人くらいは好きな人がいるもんだよ、いなきゃそんなものかと諦めな、だったか、正確には覚えてないが、そんな感じ。考えようによっては深いお言葉というか深すぎて地盤沈下デスチニー!かもだが、昨今では安珍清姫的物語はなくなったのでなんだが恋てふものはデザスター。しかたないよ。
 このところ「蜻蛉日記」をつらつら読むに、いやこれとても恋の形てふいふべきものか。右大将藤原道綱母日記を閉じるに満年齢三十九歳。一巻の終わり恋の終わりといういうべきかわからぬが、絶世の美女知性派眼鏡してたら現代でもクリステル嬢より萌え萌えの蜻蛉三十九歳の様を思う。かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世にふる人ありけりというも、今の俺より十も若いしまだまだ乳だってあるかも(いやそれはないかも)。
 日記はそこで閉じられるが後の人無粋にもまとめサイトならぬ年表なるものを作る。見るに蜻蛉六十歳まで生きていて、その五年前、あはれともいうべきか、敵、兼家六十一歳の死を見る。恋の末路。見るべきものは見果つか。人生ってなんなんでしょ。加えて道綱は凡庸絵に描くがごとしのオッサーンであったようだ。人生ってなんでしょ^2。
 ってなことはある意味で現代人にはどうでもいいというか、ネオテニー進化の現代人にしてみると死は八十歳くらい、恋の現役六十歳くらいか、女でも。いずれにせよ、四十歳くらいじゃ現役バリバリじゃんてことで、ゆかりたんガンバレ。
 負け犬さんも藻男さんも、四十くらいから恋をしてみるもよいのではないか、恋をいたしましょ~♪、とおじゃる丸の歌みたいに言うのも、ニューズウィーク日本語版6・14「負け犬たちを待つ輝かしい未来」が妙に面白く、世の移ろいかくのごとしと得心した。曰く。


20年前には「40歳の女性が結婚する確率は2.6%」だが自由なスタイルでチャンスをつかむ女性が急増中

 ネタかよと思ったがアーティクルを読むに、そうでもなさげ。四十過ぎて結婚というトレンドがあるそうだ。しかも晩婚カップルのほうが破綻しづらいようでもある。
 少子化というとなんとか初婚で子供産ませろみたいな、三十代お母さんのイメージがあるが、そういう方向をすっぱり止めて、四十歳くらいで結婚して産んでみるとか、子供を産むのが難しければ養子を取るとか別のチョイスもあるのだろう。グリーンスパンから学ぶべきことは経済だけじゃない。
 とまつまらんネタエントリ書くんじゃねーみたいな話だが、マジこいても未婚者の大半は結婚願望を持っているのは確かだし、米国ではそれが少しずつ目に見えるような流れにシフトしてきているようだ。だから、日本でもあと五年くらいしたら、多少はそうなるんではないか。少子化とかの問題解決にはならんでしょうけど。

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コメント

>安珍清姫的物語

 おいこらおっさん。おまい先日ビッグコミック読んだろ?

 とか言って。

投稿: 私 | 2006.06.17 13:24

 うちの姉ちゃんは38歳でケコーンして42歳で子供を産みました。以上、終わり。

 時代を先取りする素敵な一家に生まれてますが、何か?

投稿: 私 | 2006.06.17 13:27

 滝川クリステル→滝が湧くリスTel、に変換されました。

 どんな電話機やねん。

投稿: 私 | 2006.06.17 13:34

finalventさん、こんにちは、

前にも申し上げましたが、40歳を過ぎて、恋愛だけでなく、結婚、出産とつながってほしいものです。

なんといいますか、やはり恋をして、パートナーといっしょに「生活」して、できれば子どもをいっしょに育ててみて初めて人生の悲哀と味わいが経験できるような気がします。

投稿: ひでき | 2006.06.17 17:12

ブログ「うみおくれクラブ」は「産み遅れ」という意味です。
そのブログ主のゆみです。
「(嫁に)いきおくれ」という言葉があるので、そのあとの「うみおくれ」という言葉を日本に定着させようと狙っております。
40歳丁度の誕生日に入籍、43で初出産。
息子も3歳になりました。「負け犬」の先をトレンドしています。貴ブログの今日のエントリーは私のブログにどんぴしゃり。さて、日本共産党は10代と40代以降の妊娠出産を認めておりません。産む自由を20、30代にしか与えておりません。それは何故かと言うと・・・今日の私のエントリーにしよっと。finalventさま、すみません。自分のブログの宣伝をして。お許しくださいませ。

投稿: うみおくれクラブ | 2006.06.17 21:58


>日本に定着させようと狙っております。

明確に無駄な努力も、労惜しまず頑張って吉。
別方面で労報われて吉。
頑張りは大抵別方面で開花して常道。

投稿: 私 | 2006.06.18 10:34

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