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2006.03.23

生鮮コンビニ

 生鮮食品を売るコンビニを生鮮コンビニと言うのだそうだ。そういうのがあるというのは、昨年だったかニュースで聞いた。ローソンとかが始めたのだったか。だが、生鮮コンビニという言葉が時代のキーワードになっているとは知らなかった。先日のニュースによると、昨年五月に生鮮コンビニを開始したローソンが現状の三十五店舗から今年は百店舗に拡大。サンクスは先月この分野に参入し、同じく今年首都圏に百店舗。am/pmが首都圏に六十店舗ということらしい。いくら首都圏が広いといっても今年あたりから、生鮮コンビニが世の中の風景に目立つようになるのだろう。
 うまく言葉になってこないのだが、私は町の風景の変化というのが不思議でならない。以前ならそれがなかった。なのに今はある。そういう違いがうまく受け止められない。現在では沖縄でもスタバはあるが、五年くらい前だったか東京に出るたびにスタバが街に増えて不思議な気がした。それを言うなら、十五年前には携帯電話を持っているのは私だけでまわりにはいなかった。重たいのは当然だけど充電が面倒臭かった。逆に、以前は普通にあって今はないもの。昨年の一月「極東ブログ: 街中のタバコの広告」(参照)であの時眼前に見た巨大なタバコの広告が半年後に消えることを知って奇妙に思った。


あのでかいタバコの広告はもうすぐ私たちの街の光景から消える。人にもよるのだろうが、こうした光景について、なにが加わる変化より、何かが消える効果のほうが、弱いものの、鈍く長く残る違和感になるような気がする。

 最近、駅のフォームなどで、以前ここにタバコの広告があったなというところを眺めている。そこに、ない。別のなにかがあるのだけど、組織的に消えてしまったものへの違和感が強い。
 生鮮コンビニの話に戻る。私はローソンの生鮮コンビニに行ったことはないが、近所に99ショップというのか、ネットを見るとSHOP99か、があって、以前二週間くらいちょこちょこ買い物をした。小分けの生鮮食料品が便利に思えたのである。実際の価格は百円をちょっと超えていた。生ハムとかも小分けで売っていたし、冷凍食品は便利に思えた。でも、使わなくなった。理由は単純で口に合わないのだ。そんなに贅沢な物が食いたいわけではないけど、完成品に近い食品ほど味が決まってきて、つまり外食に近くなって、そういえば私はやけくそ的に食う以外はあまり外食が好きではない。
 その二週間くらいの間に、SHOP99でいろいろな人を見掛けたように思う。いろいろというのはスーパーやコンビニとは違った客層ということだ。夕刻は仕事帰りの人々、また若い人が多かったように思う。私がよく通っていた時期にレジが改変されていて光学式の読み取りになった。みな同じ値段なのにデータを取るというのは売れ筋をPOSで管理しているのだろう、けっこう情報産業だなこれはと思った。
 生鮮コンビニが近所で出来たら行くか? 行くと思う。私はけっこうすでにコンビニの人だし。以前、セブンイレブンで生鮮野菜の宅配をやっていてなかなかよかった記憶がある。とはいえ、セブンイレブンは生鮮コンビニには出てこないようだ。
 ネットを見ると、「100円生鮮コンビニ戦争勃発!参入各社の勝算とは」(参照)といった昨年の時点での詳しい話がある。ただ、あまりピンとこない。生鮮コンビニとは別分野なのか、ローソンでナチュラルローソン(参照)というのもあるらしい。街の社員食堂みたいなものか。店舗一覧(参照)を見ると、なんかそれっぽい地域がばかりのように思える。というころで、要するに、生鮮コンビニなどは都会の特定地域の生活の風景のようでもあるのだろう。単純に言って、こうした存在は現代人に向いているし、なんだかんだ言っても、あっという間に風景を変えてしまうのだろう。
 個人的には台湾都市郊外の夜市みたいなのがあったら楽しいのだが、そうはならないのだろう、日本は。

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コメント

そして、コンビニは何でも屋に回帰するのだった。

投稿: synonymous | 2006.03.23 17:02

>台湾都市郊外の夜市みたいなのがあったら

博多まで遊びにこられたらいかがでしょうか・・・。
小倉にも屋台でてます。酒だしませんけどおはぎ(というか、ぼたもち)はあります

投稿: KU | 2006.03.23 22:38

北海道のセイコーマートや
パン屋から来たヤマザキ系、
スリーエフやスパー等の小さい所、
単独経営の所、
の様に地域と密接で小回りも効く店舗は
以前から品物やサービスの幅が
大手とは全く違っていますね。
特に飯の面で。

ところで、SHOP99は元が元だけにデフレ飯用という感が。

投稿: 無粋な人 | 2006.03.24 11:05

台湾の夜市も博多の屋台もTVで見ただけなんですが、楽しそうですね~
岐阜市でも30年ほど前まで10軒近くの屋台が立ち並んだ屋台村がありましたが、屋台の経営者の香具師同志のケンカで殺人事件が起こり、廃止されてしまいました。

>そうはならないのだろう、日本は

↑ここが凄く気になりました。
その理由を詳しく聞かせて下さい。

投稿: 岐阜民 | 2006.03.24 11:55

>個人的には台湾都市郊外の夜市みたいなのがあったら楽しいのだが、そうはならないのだろう、日本は。

a.日本じゃ道路の使用許可が降りない。屋台の営業許可を新規に取るのは今はまず不可能に近い。
b.比較的気候が温暖な台湾なら冬でも大丈夫だが、日本では12月~3月は寒さで客足は途絶える。

投稿: F.Nakajima | 2006.03.24 22:45

>北海道のセイコーマートやパン屋から来たヤマザキ系、スリーエフやスパー等の小さい所、単独経営の所、の様に地域と密接で小回りも効く店舗は以前から品物やサービスの幅が大手とは全く違っていますね。

これらは株式公開されているから決算書が見れますが、大手コンビニに押されてスリーエフやデイリーヤマザキの業績は年々落ちてます。


投稿: F.Nakajima | 2006.03.24 22:50

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