小泉独裁批判が意味すること
郵政民営化が参院で否決されたことで、小泉総理は衆院のほうを解散した。それは傲慢であり独裁的だという批判をよく聞いた。私はそれにアンビバレンツな思いを抱いている。が、どちらかというと、小泉が行使した権力こそが現在の状況下では総理のリーダーシップに必要な条件をなすのではないかと思うからだ。そのあたりを少し書いておきたい。
![]() ウォルフレン教授の やさしい日本経済 |
アカウンタビリティの問題は非常に根深いものがあります。日本は現代に至る数百年の歴史のなかで、このシステムを持つことがありませんでした。日本の政府、権力機構にあっては、結局誰がいちばん権力を持ち、誰がいちばんリーダーシップを発揮しているのかわからないという状況でした。
たとえば朝廷や大臣たちは名目上は権力を握っているはずですが、実際には誰が重要な決定をしているのか、誰が影響力を持って全体を動かしているのかはっきりしない。実質的な最高権力者をたどって、そうではない人を消去していくと誰も残らないという結果になってしまう。こうした権力の分散化は、千何百年たった現在も変わっていないように見えます。
正式には、内閣総理大臣と閣僚がすべての政府機関の長となって行政をコントロールすることになっているはずですが、実際に選出された政治家にはシンボル的な権力しかありません。誰が総理になっても、閣僚になっても変わらないのが実情です。
私たち日本人はそのことをよく知っている。まさに、誰が総理になっても、閣僚になっても変わらないのが実情です、ということを。
ウォルフレンは日本人とこの問題を語りつづけ、そのようすをこうまとめている。
ディスカッションをするとき、人によっては「状況はもう絶望的です」と結論づけることも時折ありました。なかには、「日本人は本当の危機が迫って否応なく対処を迫られない限り、この問題から脱却できないのではないか」という極端な意見を持っている人もいました。
この本を読むと、ウォルフレン自身、その極端な意見に近いのではないかと私は思うが、重要なのは「本当の危機」だ。が、話をもう少し戻す。
小泉になにが出来たか? 何もできないという意見を十分に否定することは難しいだろうと思う。そして、それは誰が総理になっても何もできないという公理のようなものの必然的な帰結である。ウォルフレン自身もこう小泉を語る。
小泉首相は、彼が首相になってから何カ月もの間、多くの人が期待していたことを、実現できていません。しかし、それは彼のせいではありません。これは日本の政治経済の仕組みから来ている問題なのです。
少し長くなるけど、とても重要なのはこの仕組みなので、さらに引用したい。
しかし日本の政治が抱えている問題は、トップのリーダーシップ欠如にあるわけではありません。日本の政治の構造は、リーダーシップの資質を備えた人たちであっても、その指導力を政策立案の形で発揮できないようになっているのです。政治家が政治システムの周辺に追いやられてしまっているというのが、日本の政治の構造なのです。
日本では、公式には政治家がコントロールしているとされていますが、実際に権力をもっているのは政治家ではなく官僚であり、官庁です。
日本には政治のエリートが存在します。これはビジネスのヒエラルキー構造のトップと、官僚機構のトップの人たちから構成されています。そして彼らは、何らかの形で自民党に結びついています。
つまり、欧米諸国に確立されているような政治のリーダーシップは、日本ではほとんど存在しないということです。政治家が自ら政策立案にイニシアティブをとろうとした途端に、彼は政治のシステムから引きずり下ろされてしまうのが、日本政治のシステムです。
ここで合いの手を入れると、今まさに小泉が引きずり下ろされるかの瀬戸際でもある。
続けよう。
ですから、小泉首相が真の構造改革を実現できなかったとしても、彼の責任を問うてはいけません。小泉首相は一生懸命改革しようとしています。そこでは、日本の総理がリーダーシップとしての資質を持っていないという批判も、まったく的外れです。日本の統治システムの構造を変えない限り、政治家のリーダーシップは実現されないからです。
なので、こうなる。ウォルフレンはこう言う。
しかし小泉首相をひどい首相だと言うつもりはありません。過去数十年の歴代首相も、同じようなものだったのですから…。
まったくダメなのか。どうしたらいいのか。
ウォルフレンは次のようなプランを出した。二〇〇一年のことである。彼のプランが実施されない怒りがこの本を書き上げたのだと言っていいのだろうとは思う。
私が本書で説明してきたことを小泉首相が十分に理解していたならば、そして今の暗い日本を、新たな経済的活力に満ちた元気いっぱいの日本に変えたいと本気で思っていたのであれば、二〇〇〇一年の参院選のときに衆院選も同時に実施することができたはずです。衆議院を解散して総辞職した後、新党を結成する道もあったはずです。そうしていたならば、彼はおそらく衆院選で勝利をおさめていたことでしょう。そして、野党のかなりの数の議員と自民党の一部議員が彼に協力するようになっていたでしょう。そのような劇的かつ勇気ある行動に出ていたら、本当の意味で効果的な政策転換を実行できる態勢になっていたはずです。
私は、彼が首相になってから数週間のうちに受けたいくつものインタビューで、これらの点をすべて指摘しました。世論調査で彼の支持率が途方もなく高かったころでしたが、そのときからもう、彼が思いきった行動に出ないかぎり真の改革の可能性はないことがわかっていたからです。
そして、この文脈が先の「しかし小泉首相をひどい首相だと言うつもりはありません」と続く。
ウォルフレンは正しいだろうか。正しかっただろうか?
私はウォルフレンは間違っていたのだと思うし、小泉首相は正しかったのだと思う。いや、ようやくそう思うようになった。
なぜか。
ウォルフレンが頼みとしているのは、結局のところ、「世論調査で彼の支持率が途方もなく高かった」というあの熱狂である。私は、あの熱狂のなかで小泉に強権が行かなくてよかったのだと考える。それこそが衆愚政治であり、民主主義が独裁を生む道なのだと考えるからだ。
むしろ、今、彼の正しさが本当に問われ、罵倒まみれになり(おかげでこちたらまでとばっちりがくる有様だが)、そうした多事争論のなかで彼をあらためて国民が支持できるかということが国民の決意になるのだと思う。
そして、このエントリでは十分に触れられないが、私は今決断を必要とする危機的な状況になっていると思う。
ウォルフレンも先の統治システムの説明に続けてこう言っている。
同じように、首相を公選制で選ぶというシステムも、近い将来実現されることはないでしょう。しかし、政治的な緊急事態が生じた場合には導入されることがあるかもしれません。日本周辺の不確実な政治情勢を考えれば、緊急事態の可能性も否定できません。
別の言い方をすれば、国民がその危機をどれだけ認識しているかによって、統治システムの変更を起こすようなリーダーシップの確立を必要としているかがわかるのではないか。
もちろんそこを強調すれば一種の脅しのようなトーンになるだろうから、衆院選と関連づけてその危機を問いたいとは、私は、さらさら思わない。
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コメント
下記、投稿しました。
「VIDEONEWS.COMで反対派荒井広幸氏(参院議員)の話しをじっくり聞きました。いや~ぁ、小泉の"郵政民営化"なんてとんでもないナ。」
読んでいただけたらうれしいです。
投稿: SOBA | 2005.08.15 12:16
初めまして、素晴しい解説ですね。
リーダーシップを持った首相は小泉さんが初めてでしょう。汚職まみれの匂いが無く、官僚達からのしがらみから孤立しているからコレが出来るのでしょう。だから永田町では変人(私にとっては、いい意味で)と呼ばれる。
郵政問題反対派は、少子高齢化と言う日本の危機が見えず、対案すらない、聞く価値も無い。経済問題(郵政・国債)は延命治療では無く、緊急手術が必要な状態でしょう。今 日本の国際的に認められているのは何故か?経済力が無くなった時、解ります。
投稿: NZ life | 2005.08.15 12:45
極東ブログの最近の政治の記事を読んでいると、肝心なところが書かれていないように思われます。危機だと訴えているのは小泉さんたちなわけですが、finalventさんが言っている危機というのは何ですか?
投稿: Aho | 2005.08.15 13:20
で、賛成派は市場原理主義で少子高齢化を解決できると?
投稿: French | 2005.08.15 13:53
小泉が4年前に解散をしなかったのは、あそこで衆議院を解散したら、橋本派も同時に勢いづいて、とてもでないが、改革を実行できなかったからだと思います。小泉自身がそう意識していないくても、あのときの解散は、小泉の独裁を防ぐと同時に橋本派の増長も防ぐ意味もありました。さらに悪いことに、あのときは、田中真紀子も健在で、下手をすれば、田中真紀子人気に火がつく危険性もありました。
小泉就任後の国政選挙は、自民党の議席を伸ばすというより、橋本派の議席を減らすことに苦心してきたような気もします。実際、今回のような反小泉の評論家まで感動する演説はいつでもできたのですが、それをせずに、「人生いろいろ」なんて、おちゃらけた言動ばかりしていました。
もちろん、これは結果論であり、小泉本人が意識していたのかどうかはわかりません。どちらにしろ、今回の選挙だけは、小泉は本気だと思います。
投稿: タカダ | 2005.08.15 15:06
タカダさんの言うとおり、初期は単に解散できなかっただけでしょう。
むしろ、今回は郵政を利用して衆愚の熱狂を取り戻そうとしているようにも見えますが。
投稿: EX | 2005.08.15 17:14
まず訂正
×>あのときの解散は、小泉の独裁を防ぐと同時に橋本派の増長も防ぐ意味もありました。
○>あのときの解散回避は、小泉の独裁を防ぐと同時に橋本派の増長も防ぐ意味もありました。
EXさん:
>むしろ、今回は郵政を利用して衆愚の熱狂を取り戻そうとしているようにも見えますが。
そうなんですよ。小泉は今まで衆愚を煽る機会がありながら使わずに、今回のように非主流派を一掃できる機会で初めて動いた。今回の怖いところは、中選挙区というセーフティーネットが残る参議院ではなく、小選挙区が主体の衆議院でその宝刀を抜いたことです。戦後の日本の選挙史上初めてじゃないですか?
ムードに流された衆議院選でどんな結果がでるかわかりません。あえて指摘すると、自公で300議席を越えるなら、民主党は大敗により瓦解します。そこから議席を拾えば、320議席も視野に入ります。320議席を確保すれば、参議院がいくら郵政民営化に反対しても、衆議院で単独採決しますし、その次は改憲になります。
今、日本に「本当の危機が迫って」いれば、選挙後は間違いなく議席の3分の2を占める巨大連立与党が出現します。
投稿: タカダ | 2005.08.15 18:12
身を捨ててこそ浮かぶ瀬。
小泉さんに限らず、今はこの心境で旧弊に拘らない政治スタイルを確立すべき時期では有るんですよね。
確立されれば小泉さんの役割は終わりでしょう。
破壊と創造は別種の作業ですから。
さてポーランドのワレサ、ロシアのゴルバチョフ=エリチンのように晩節を過ごすのか?
投稿: トリル | 2005.08.15 18:59
>で、賛成派は市場原理主義で少子高齢化を解決できると?
反対派は解決できる方法すら示せない。
日本がいくら国債を持ってて、現在、利子しか払えない現状をご存知ですか?
市場を動かすのは2つの方法がある。
1つは、公務員主体で公共事業を起こす事。公共事業は反対派の民主党も反対してる、そして公務員の増大は国債の増加を呼び国家倒産のつながる。
もう一つは、巨大市場(郵政)を民間に開放し、企業間の競争を起こす事。公務員も減り、企業が利益努力を行い、税収も増える。公務員減は少子高齢化対策にもなるし、国債繊細の目処も立つ。NTTやJRは立派な企業になりました。
投稿: >French さん | 2005.08.15 19:53
地方は郵政民営化ヤダって言うのも、ある意味悪しきプロパガンダ。高齢化が進む中、老人の貯金箱・配達人に意味はない。それより民営化して、新しい企業(流通や金融)になれば、公務員でなくても、わざわざ都心部に出なくても働け、町に活気がでるのに。町や県の再開発にもつながるし、税収増にもつながる。ただ今の官僚主義に縛られるやり方は、自分達の首を絞めてる事に気付かねば。
投稿: ルルコ | 2005.08.15 20:09
>>で、賛成派は市場原理主義で少子高齢化を解決できると?
福祉や医療は官に作らせるよりも、民間にまかせたほうが多様なサービスが生まれるよ。
官の仕事を増やしても、お互いに不幸になるだけだし。
投稿: むにゅう! | 2005.08.15 23:55
というか、郵政民営化と少子高齢化というまったく別種の問題を持ってきて
> で、賛成派は市場原理主義で少子高齢化を解決できると?
とかいうあたりは釣りだと思うんだが というのを言うのは野暮なのかなやはり。
投稿: (anonymous) | 2005.08.16 00:33
↑釣りと言うより、自分でも問題の所在が明らかになってなくて喚けばそれで十分と思ってるだけなんじゃないかと。
投稿: うんこ | 2005.08.16 01:41
強権的手法で貧富の格差拡大に邁進した、
偽りの改革者小泉純一郎を断固糾弾しよう!!!
小泉・飯島・竹中売国奴ファッショ政権=売国ユダヤ×カルト宗教団体
このままファッショ政権の横暴を許す無知な日本国民の行く末は、
アメリカ軍への日本国民「人材派遣」法成立だろう。
投稿: N.K | 2005.08.16 13:42
>アメリカ軍への日本国民「人材派遣」法成立だろう。
そうなると、アメリカ軍やアメリカ政府への日本人の発言力は非常に強力なものになりますね。
投稿: ほるほる | 2005.08.16 19:43
みなさん、強い方が多いのですね。相当ご自分に自信があって、収入があって、資本の配当を受けている方々なんですね。ところで、民間企業って誰のことですか。ほんとに、それで日本が良くなっていますか。地域に雇用の場が生まれてますか。非常勤や派遣など不安定・低賃金雇用を増やしているだけではないですか。全てが市場原理主義で解決できると思ってる皆さんは、公が悪で、民が善であると主張されます。つまり、国民一人ひとりの幸せを見るのでなく、公を使ってどうやって利益をあげるかだけでしょ。公務員の比率は欧米と比較しても日本がダントツに少ないのですよ。なぜ、それでも日本はこんなに財政赤字なのですか。公務員を減らせば財政赤字が解消する理由は?少子高齢化対策になる理由は?私は、そんなに利口でないですから、教えてくれませんか。小泉内閣になってから、資本企業にでなく、一国民にプラスになったことありますか。
投稿: ははは | 2005.08.17 18:18
強かあないが、他に道も見えず。
あるんだったら教えてくれい。
投稿: ふふふ | 2005.08.18 13:41
>全てが市場原理主義で解決できると思ってる皆さんは、公が悪で、民が善であると主張されます。つまり、国民一人ひとりの幸せを見るのでなく、公を使ってどうやって利益をあげるかだけでしょ。
別に賛成派は全てを市場原理で解決できると思ってるわけではないはず。
警察や自衛隊や裁判所も民営化しろとはいってないでしょ。
郵政三事業はどれも民間がやってる仕事だから役所がやる必要ないだけ。
それと国民の多くは民間企業で働いてるんですよ。
あなたは役所で働いてる国民は善で民間企業で働く国民は悪であり撲滅すべきだとでも言いたいんでしょうか?
それと利益を上げずにどうやって生活していくんでしょうか?
民が全て赤字だったら倒産失業はもっと増えて税収も減り、役人も養えなくなりますよ。それでいいんですか?
>公務員の比率は欧米と比較しても日本がダントツに少ないのですよ。なぜ、それでも日本はこんなに財政赤字なのですか。公務員を減らせば財政赤字が解消する理由は?少子高齢化対策になる理由は?
日本は租税負担率もダントツに低いんですよ。役人の給料は税金から出てるんだから、公務員を減らせば赤字は解消できはしないでしょうが、赤字は減ります。
民間企業だって赤字を減らすために人件費減らしたりしてるでしょ。
少子高齢化で社会保障の負担が増えるから、他の予算を削らないと全体の負担は増えます。
増税がいやなら他の予算を減らすことには賛成するしかないでしょ。
それと、財政赤字が増えてるのはデフレで税収が減り、高齢化で社会保障の負担が増え、減税や公共事業で累積赤字が多くなり利払いも増えているから。
ただ政府の負債から政府の資産を引いた純負債で見ると、GDP比では他の先進国と大差はない。
橋本のころは他の先進国よりGDP比純負債は少なく、財政再建の必要性などなかった。
小渕も財政政策ばかりで金融政策はなく、株価上昇と最高税率引き下げで企業と金持ちが潤っただけ。デフレも止まらず自殺や失業は増えた。
橋本小渕のころから多くの国民にプラスはなかった。
失業倒産犯罪自殺が急増したのもこのころからだし。
投稿: ほほほ | 2005.08.19 10:31
>finalventさん、
中根チエの「タテ社会の人間関係」と言う著作を思い出しました。
投稿: 名無しさん | 2005.08.23 10:08
甘い、甘すぎる。政府が大嘘つきでインチキ、詐偽漢であるということが全く分かっていない。考えても見るがいい、戦争に文字通り行ってきた、
即ち体験した人の話と、体験せずに、資料だけを多く調べて巧妙な捏造話を作り上げ、国家を好き勝手に引っ掻き回そうとするカルト思想との
違いを!日本はあの時、間違いなく抑圧的であった。対外的にも対内的にもである。どうして抑圧的なのか?さんざん今まで述べてきたはずだ。
亡徳川の亡者、つまり儒教主義者である関東系在日朝鮮人どもの儒教王国復帰運動だ!
やつ等の側についた新撰組などという連中が行っていた言葉を思い出せ、尽忠報国、
国に対する忠誠心、将軍に対する忠誠心だとかいう、無責任愛国心、いわゆる愛国
カルト宗教どもである!こやつ等は日本の未来など端から考えてはいない!やつ等
にとっての目的は儒教の王国が増えること、儒教の信者が増えることだけなのである!
徳川幕府というものは、発足当初は儒教的ではなかった。しかし戦国時代に味わった
下克上という自由競争に恐怖するあまり、徳川の天下を脅かす存在が現れることを危惧していた。
そんな時、シナでは遠い昔弾圧された儒教(当時は朱子学というが)が流れ込んできた。
そう、今の北朝鮮、韓国とよばれるあの腐った半島からその思想ウィルスはやってきた。人間関係を
階層化し、家庭を一つの封建社会の単位と捉え、父親を神として崇める抑圧宗教、礼儀の正しさと公
平の美徳を謡う、その宗教はもう一つの戦略的使い道を
秘めてはいたが。
投稿: 1 | 2006.08.19 20:21
少なくとも儒教王国朝鮮のスパイ、日本名で林羅山、古賀、三宅、野中などそう、どこかで聞いたような名前を訪仏とされる裏切りものどもが、徳川家光に換言したのだ。人民の宗教を一つに
まとめ、洗脳することに成功すれば天下は揺るがない、神に逆らう人間はいないだろう、一度洗脳に成功すればその子孫も後々まで同様の
思想を受け継ぐだろう。世代を超えたマインドコントロールは独裁政権を必ずや磐石なものにする。なぜなら朝鮮がそうであるからだ・・。当時関東には朝鮮出兵で大量に朝鮮の技術者を拿捕
して来ており、そやつらと結託して幕府によるマインドコントロールが始まった。そうとも、エタである。やつ等は表向きは被差別部落、所謂奴隷でも背後では政治勢力と取引し、カルト宗教
によって信者を増やすこと、支配に自信のない日本の徳川勢力に封建思想を定着させればやつ等の権力体制も揺るがずこちらも潤う。まるで今の自民党と公明党と同じ関係としてズブズブ体制
を築いたのだ。そして洗脳された信者は漏れなくこう行った。私は国を、いや日本を愛している。その為に将軍に忠を尽くすなどぬけぬけと。しかし、林や野仲、古賀達の洗脳には一つ弱点が
あった。この国ではあらゆる宗教も天皇には及ばない。国家が狂い、制御不能になるとき、最後の判定は日本そのものの建国者である天皇がお決めになられる。だからこそ、その潰し忘れが
明治維新という、儒教洗脳支配を失敗した奴らにとっては胸糞の悪くなる御一新につながった。もちろん影の復讐として、韓国併合も成功したが。だからこそ東條など、その時代の愛国者、
いわゆる儒教徒は考えた。今度は天皇を幽閉、もしくは無力化させておけば成功は間違いないと。奴は国家の衰亡につけこみ、明治の仕返し到来とばかり、乗っ取りプランを進め上げたのだ。
投稿: 1 | 2006.08.19 20:22
天皇は自分の手に落ちている。後は反対派を忠殺するだけだ・・。多くの非儒教徒が暗殺され、多くの穏健派は成りを潜めた。同時に今まで虐げられていた儒教徒どもが
関東を拠点に一斉に蜂起。クーデターを起こし名実ともに日本は儒教徒の手に渡った。これが昭和の乱(奴ら逆賊にとっての維新)の全貌だ。
これだけ言ってもまだ分からないか!?日本を信頼させておいて背後から裏切って背中を突き刺すような奴らが在日朝鮮人であることを!東条
英機の顔つきが朝昇竜と同じようにモンゴル系鮮卑、つまり朝鮮人であることを!(エラまではってやがる!)新撰組が在日朝鮮人であるように、奴らが住んでる
多摩部落が朝鮮人を囲っていた在任部落であることを!そして朝鮮人の異常な愛国運動が今も変わらないようにいかれた儒教主義者であることを!儒教の正体が礼儀を
用いて他者を欺くというユダヤ教であることを!当時ヨーロッパでは同じタイミングでユダヤ人が作ったマルクス主義が共産主義や社会主義を作り上げたことまでも見よ!
この不気味なインチキ宗教、嘘が政治を喰らう虚構の時代に、東條のような逆賊どもがいかに行動しやすかったか!嘘が現実を喰らうことを洗脳だとするならば、日本人は
文字通り悪魔に忠誠を誓ってしまったのだ!愛国心が嘘っぱちというのは当然であり、これは国が搾取を強めるための餌に過ぎん!
投稿: 1 | 2006.08.19 20:22
精神までも差し出せといっているのだ悪党どもが!この呆れた下種野郎どもを一匹たりとも生かして返すな!国内に潜む在日朝鮮人を全て摘発しろ!小泉も安部も在日朝鮮人であり、
正真正銘のエタだ!刑務所に放り込め!わが国の階級闘争の歴史で儒教徒が支配側に廻るといつもろくなことがない!それは明らかなことだ!日本人よ、愛国洗脳するナショナリスト
どもを全てデストロイ(壊滅)せよ!洗脳される前に敵を殺せ!奴らは悪知恵は働くが戦争はからっきしだ!奴らが全ての政治権力を手中に収め、反対派を神風と呼んで忠殺する前に、
先に皆殺しにせよ!!昭和の借りを返すのは今しかない!神は我々誇り高き大和民族に復讐の機会を与えたのだ。在日石原新太郎、在日小泉、在日安部などを皆殺しにせよ!我々には
復讐する権利があり義務がある!これこそが、新しい日本、新しい国民を作るレジスタンス運動なのだ!儒教徒を抹殺せよ!逆賊を一匹たりとも許すな!
投稿: 1 | 2006.08.19 20:23