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2005.08.06

戦争を忘れないということの裏にあること

 ブログを長く書いているとネタがなくなるものだという。そうかもしれない。戦後六十年の節目ということで、いろいろ思うことがないわけでもないが、このブログでは、昨年までにその手の話題をよく書いたような気がしている(参照)。もうさしあたって書くことはない…そうだろうか。
 今朝は八時十五分にNHK総合のテレビをつけた。式典の映像はそこにあった。特に変わった印象は受けなかった。小泉総理の挨拶には真剣な響きはなかった。
 式の中継が終わり、そういえば原水協と原水禁は今も分裂したままだったかとグーグルをひいてみた。そのようだ。二つのグループで統合した行動が取れないのに平和を求めるものなんだなと皮肉な思いも去来するが、それにもそれほど関心はない。
 なにか心に引っかかっているものがある。なんだろう。毎日新聞”チョムスキー教授:人類は核戦争に着実に近づいている”(参照)の記事が少し気になっている。


 原爆投下はおぞましい犯罪だ。個人的には東京大空襲はさらにひどい犯罪だと考えている。しかし、戦争犯罪を定義したのはニュルンベルク裁判だった。枢軸国の行為のみを戦争犯罪、平和に対する罪、人道に対する罪と定義し、大都市への空爆など連合国もした行為は定義から除かれた。

 思い起こすと個人的にお会いする機会は逸したが、チョムスキー先生とも長いつき合いか。日本では当初べ平連がらみで受け止められていたようにも思う。そういえば、ご本人直ではないだろうが、沖縄にいたときは沖縄を支援するメールも戴いた(無くした)。九・一一以降、日本では突然若い世代にも人気を得ているようだが、いい意味でも悪い意味でもチョムスキーは変わっていない。その言語学理論のようにいつも不自然なまでにリゴラスな側面がある。毎日新聞の記事で東京大空襲に触れているのもそうした側面からなのだろう。
 そういえば、先日の一日は長岡大空襲の日だった。長岡戦災資料館(参照)のサイトではこう説明してる(参照)。

 昭和20年(1945年)8月1日の午後10時30分ころから翌2日の午前0時10分までのおよそ1時間40分間、長岡はアメリカの爆撃機B29による焼夷弾爆撃を受けました。
 投下された焼夷弾の量は925トン、163,000発余りの焼夷弾が文字どおり豪雨のように降りそそぎ、長岡を焼き払ったのです。
 この空襲により、市街地の約80%が焼け野原となり、学童約300名を含む1,470余名の尊い生命が失われました。

 通称裏日本の空襲としては、被害は七月一九日福井大空襲(死者約約千六百人)に次ぐと言えるのかもしれないが、投下焼夷弾は長岡のほうが多かった(福井空襲は九千五百発)。
 他に裏日本の地域での空襲はない(追記:ここは間違い。同日の富山空襲があります。また、八・一四土崎空襲などがあることをコメントで教えていただきました)。しかも原爆投下スケジュールも決定済みの八月一日になぜ長岡を狙ったのか。そして、長岡大空襲が事実上最後の大空襲となった。このあと目立った空襲といえば、六日未明の阪神空襲があるが、死者は百四十五人(参照)。規模は小さい。そして、同日の朝、広島には原爆が投下された。
 なぜ長岡が狙われたのか。当時の人は山本五十六の墓があるからだと思ったようだ。長岡空襲というサイト(参照)はこう記しているが、他にも類似の記事は見られる。

当時、「長岡は山本五十六元帥の墓地が有るので、国民の戦意喪失を目的として空襲を受けた」と噂された。

 しかし、先日私は暑い暗闇のなかでじっと思っていたのだが、狙ったのは墓ではあるまい。嫌な汗が身体から吹いた。むしろ生家を狙ったのであり、その類縁の血統を絶やそうと米国は狙ったのではないか。報復というよりもっと残虐が意志がそこのあったのではないか。
 Wikiの山本五十六の項にはこうある。

 彼の生家は長岡空襲で焼失し、現在は山本記念公園となっている。ここには復元された生家や胸像が建っている。この胸像はもともと全身像で、かつては霞ヶ浦にあった海軍航空隊にあったものであったが、終戦後の1948年に密かに霞ヶ浦に投げ込まれ、後に引き上げた際胸部のみを長岡の山本元帥景仰会が貰い受け、ブロンズ像に鋳直したものである。また、公園の向かい側には山本五十六記念館がある。

 墓についてはこうある。

彼の墓は多磨霊園と故郷・長岡の長興寺にあるが、後者にある墓は2004年10月23日の新潟県中越地震で倒壊し、翌2005年4月に復旧した。

 米人が墓を狙うことはないだろう。
 しかし、と、ここで私は闇にせせら笑われるように、問いかけられる、そんなことは実証できまい、と。
 そうだ。たぶん、実証できない。戦争や戦後に纏わる多くの欺瞞はかならずしも実証できない。だから、それらは妄言とされる。
 しかし、そういうものだろうか。
 「松代大本営の保存をすすめる会」(参照)のサイトに長岡空襲の経験者の次の話がある(参照)。

アメリカ軍の資料の中に、山本五十六の生地だから長岡を襲撃するとの文言は全くありませんと聞き、驚きました。

 その驚きの意味は語られていない。
 私はどう考えたらいいだろうか? 歴史学的な見地からすれば、長岡大空襲の目的が山本五十六の類縁の血を抹消するための報復だったとは言えない。しかし、私は、それが長岡大空襲の意味であると疑うことができない。
 この思いはどう解消されるのだろうか。
 私の山本五十六の評価は低い。理由は単純である。真珠湾を決定的に壊滅しなかったからだ。奇襲は成功した。石油が封鎖された日本において博打的とはいえ最善の戦略だった。しかし、そこで終わった。山口多聞(参照)が進言した壊滅的な攻撃は遂行しなかった。海軍内の話とすれば南雲忠一(参照)が日本の勝機を潰した。しかし、その最終的な責任は山本五十六にある。
 言えば奇矯な話になるのだろうから洒落を交えて言うが、日本はあの戦争に勝てた。ハワイを完全に封鎖すれば米軍は日本と停戦に持ち込む以外はない。そういう可能性を日本から引き出すかも知れない血を米軍は恐れたのだ。私はその思いがうまく否定できない。
 いうまでもなく、戦争を抽象的にとらえるなら、すべきではない。しかし、その話も、もう「極東ブログ: [書評]戦争を知るための平和入門(高柳先男)」(参照)で書いたから、繰り返さない。

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「歴史」カテゴリの記事

コメント

戦争について記事アップします。TBお願い。

投稿: とし坊 | 2005.08.06 16:03

いつも読ませていただいてます。論旨についてではないのですが、
>他に裏日本の地域での空襲はない。
これは誤認されているのかなと。終戦の前日、秋田の土崎港が空襲されております。父の実家がありましたので…(父自身はなぜか武庫川にいて、工場に動員されてました)。
下記urlをごらんください。ここでは「投下された爆弾は約1万2千発、総重量約1,000トン」という数字が書かれています(真偽不明ですが)。
http://www.city.akita.akita.jp/city/pl/pb/koho/htm/20050801/8-01-2.html
とにかく一夜明ければ終戦という日の空襲でしたので、ご遺族の悲しみや空しさは倍化したと伺っております。

投稿: uumin3 | 2005.08.06 17:16

uumin3さん、こんにちは。貴重なコメントありがとうございました。とりあえず追記しました。こうした点に不正確なことを書いてしまったことを恥じます。

投稿: finalvent | 2005.08.06 17:27

いつも興味深く拝見させてもらっております。
uumin3さんに更に蛇足ですが、富山も8月1日夜空襲を受けました。今でも当時の記憶談を聞くことがあります。出典により異なるかもしれませんが、死者2,300名、地方都市最大の爆撃被害と言うことです。米軍のことですから実利的に工業地帯を、あるいはあまり細かいことは考えずに目標を選んだ可能性もあると思いますが。

投稿: アノニム | 2005.08.06 21:46

ワタシも山本五十六には批判的ですが、再攻撃に関しては現場指揮官の責任で決断することなので、そこは仕方ないでしょう。

博打(攻撃時に空母が真珠湾に停泊してる保証などない)を立案したのを批判してるのなら同意ですが。

米軍の本土攻撃といえば、戦闘機による無差別銃撃も酷いですね。イラクのような危機的な状況で誤射するのとは違いますから、当時の米軍がどれだけ狂気に溢れた戦闘集団だったのか、ということでしょうか。

投稿: ■□ Neon / himorogi □■ | 2005.08.06 22:10

 じゃあこっちも洒落で。

>言えば奇矯な話になるのだろうから洒落を交えて言うが、日本はあの戦争に勝てた。

 死んだ子の歳を数えたら鬼が笑いますがな。

 ハワイを封鎖して停戦に持ち込んだとしても、欧州戦線がひと段落ついたら絶対反攻したでしょう。それに、米軍の虐殺戦志向(本土爆撃)から言って、ハワイ封鎖(事実上の占領)なんかやられちゃったら米国側の怒りや反撃はより大きくなったかと。
 単純に工業力や動員兵力(武器弾薬の類)を比較しただけでも、日本軍が一発銃弾を撃ったら1000発バズーカで撃ち返されるくらいの差があったわけで。
 そんだけ彼我の実力差があれば、一撃叩いてから外交戦で果実を得れば…みたいな甘い考えは通用しないでしょうに。ハワイ封鎖なんかやったら下手に大義名分を与えてしまって徹底的に叩かれるのが落ち。

 それら大義名分を与えていない状態ですら本土空襲や原爆投下で何十万何百万の命を奪ってる相手に「勝てる」「勝てた」なんて、あまりに考えが甘すぎやしませんかね?

 山本五十六元帥のやり方が最高だったとは思いませんが、当時の情勢を考えると、あれで最善だったのでは? と思いますが。

投稿: うんこ | 2005.08.06 22:11

アノニムさん、こんにちは。ご指摘ありがとうございます。富山空襲は同日なので長岡空襲の一部として考えていました。被害の点からは分けて考えるべきですし、この点もエントリで配慮すべきでした。

投稿: finalvent | 2005.08.06 22:12

 目先の勝利にこだわって徹底的に叩くような真似をしたら、反撃を受けたときに徹底的に潰されるでしょう。もしかしたら、ポツダム宣言とかそんなの関係無しで、とことん潰されたかもしれない。
 攻撃しなければ(国内的に)収まりがつかない、攻撃をすれば後が怖い、みたいな情勢だったわけですから、ちょっと叩いてハイ撤収~のほうが、結果的に無難だったんじゃなかろうかと。

 戦争で勝った負けたをネタにする人って、なんでこうも彼我の実力差を無視・軽視しますかね? 国力で10数倍、投入兵力で5倍、使用された武器弾薬で1000倍近い差があるのに、勝てるわけないでしょ。

投稿: うんこ | 2005.08.06 22:18

管理人さんの本文は当然の事ながら、今日のコメントのみなさんのお話も特に面白いです。
 対立や補足があって、より本文が際だちます。
 獣のような殺し合いをした大戦から数十年、
人は賢く変わったのでは無く、その獣性を隠しているだけ。核を使った取り返しの付かない蛮行の為に、その黒い衝動を社会全体でため込んでいるだけかもしれないと、本文を読んで思いました。

 

投稿: hiro | 2005.08.06 23:06

 だいたい戦前の日米関係なんて鬼畜米英とイエローモンキーだろう。それなりに理知的な上層部・首脳陣ならある程度理性的な判断をするだろうけれど、下々の庶民なんて殺せ殺せやってしまえの一点張り。日米問わず。そんなとこで「徹底的にやってしまえば実力を認められただろう・交渉も有利に進められただろう」なんて考え甘すぎ。
 台所に湧いたゴキブリが炊事場を占拠したら「ゴキブリの癖にやるじゃないか、感服した」って交渉するか? しねぇだろうに。

 洒落だから洒落で返すけど、finalventさんが言ってる
>言えば奇矯な話になるのだろうから洒落を交えて言うが、日本はあの戦争に勝てた。
 なんてのは、奇矯以前の問題。幼稚園児がボブ・サップに喧嘩売って「あのとき噛み付いて肉のひとつも千切ってれば参ったって言っただろうな」なんて言ってるのと同次元だよ。そういうやみくもなバブリー感覚を無くして情勢や彼我の実力差をきちっと見極めた上で冷静現実的な判断を下すのが「歳相応の知性」ってやつじゃないの?
 「勝てた」なんて、昭和20年以降生まれの知識人らしい傲慢さですよ。犬も食わないような妄言を勝手に撒き散らさないように。

投稿: うんこ | 2005.08.06 23:15

いや、正直勝てた可能性はなくないと思う。
それを言うなら日ロ戦争も勝てる戦いではなかった。
大東亜戦争が始まる前までは戦艦巨砲主義が横行していたため、大和、武蔵を大々的に宣伝し、また他にも類似艦隊を多数隠し持っていると言っていれば戦争にならない可能性すら有った。ルーズベルトも、戦争しないと言って大統領になっていたから日本から戦争を仕掛けなければ出来なかったはずだ。オランダにだけ宣戦布告してインドネシアだけ解放して大東亜宣言でも出すか、もしくは戦争になったとしても、航空戦力に集中して増強し、末期はゲリラ戦を繰り返していればアメリカとも有利な条件で講和条項を結べた可能性は十分有るだろう。
そもそも戦力の配分がおかしい、中国など内地まで攻め込まないでハワイに大部隊を送り込んで石油備蓄を抑えさえすれば
圧倒的有利に戦局を運べただろうに。

投稿: ash | 2005.08.07 00:11

戦争だって、単なる戦いの本質からそうそうはずれるものではない、勝てばその分自由が増えるし、負ければその分不自由になるのだ、物理的にも精神的にも.....

勝ちたかったなぁ....

投稿: i | 2005.08.07 00:13

>戦争で勝った負けたをネタにする人って、なんでこうも彼我の実力差を無視・軽視しますかね? 

小国が大国を打ち破った例が多くあるからですよ。
国力の差が戦略や戦術の差につながるわけではありませんからねえ。

投稿: むにゅう! | 2005.08.07 00:37

ま、「勝てた」という言葉が「甘い」のが気に入らないようだけど
不快にしかならない煽りをやるくらいなら

>ハワイを完全に封鎖すれば米軍は日本と停戦に持ち込む以外はない。

この部分に、当時の情勢も踏まえて反論してよ>うんこちゃん
一㍉も勝てる可能性は無かったのかどうか。

投稿: 卑怯者 | 2005.08.07 00:55

http://www.bekkoame.ne.jp/~bandaru/deta02p1.htm
(ランチェスター戦略論について)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120036111/qid=1123344324/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-3210419-3216367
(マハンの海軍戦略)

>小国が大国を打ち破った例が多くあるからですよ。国力の差が戦略や戦術の差につながるわけではありませんからねえ。

ええ、日本では古くは最近流行りの義経・または桶狭間。または日露での奉天会戦などの例は見出しえます。
「但し」物量の圧倒的な差・武器の克服不可能なほどの技術差(例えば戦車におけるM4シャーマン対97式・戦闘機におけるゼロ戦対ムスタング・B29対日本の防空体制)はもとより、日本の作戦立案能力のどうしようもない後進性(士官学校による日露戦争よりほとんど変わっていないカリキュラム教育による)をどうやって克服するのかという視点が「太平洋戦争」では見出しえません。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.07 01:19

煽りに肩入れするわけではないけど
やっぱり無理でしょ?アメリカにあの時勝てたかもなんて。紺碧の艦隊じゃあるまいし。

可能性の話なんかしたらキリないですよ?
可能性は常にゼロではないんですから。

山本五十六の最大の罪は、陸軍に同調して開戦をとめられなかったことでしょう。

投稿: はりぼで | 2005.08.07 02:06

訂正します。

「開戦をとめられなかった」ではなく
「開戦に断固反対しなかった」です。

山本さんだろうが誰だろうが、開戦は止められなかったでしょうし。

投稿: はりぼで | 2005.08.07 02:10

>いや、正直勝てた可能性はなくないと思う。
無いでしょ。

>戦争にならない可能性すら有った。
その可能性を精神論でねじ伏せたのが当時の軍部でしょ。

>航空戦力に集中して増強し
航空戦力増強ができないからゼロ戦使い倒したんでしょ。

>末期はゲリラ戦を繰り返していれば
ゲリラ戦やられたら困るから本土空襲したんじゃないの?
それに、沖縄の惨劇があるから昭和天皇は本土決戦を否定したんでしょうに。

>アメリカとも有利な条件で講和条項を結べた可能性は十分有るだろう。
講和is平和じゃないでしょ。いずれ因縁つけてやり返されるに決まってる。そうなったとき負けたら、それこそトコトンやられるだけ。

>そもそも戦力の配分がおかしい
それが国情ってもんでしょう。

>圧倒的有利に戦局を運べただろうに。
戦術優位を確保しても戦略不利・国力の差は覆せないんだから意味ない。

 「勝ちたい」と「勝てる」は違うでしょ。
 過去の寡兵衆を討つの事例にしても、彼我の戦力に著しい差が無かったとか敵の長期遠征を迎え撃つとか大将さえ倒せば蹴りがつくとか、そういう事例に限られる。
 先の大戦はそういった戦術優位でひっくり返せない総力戦なんだから、個々の事例をあげつらってもしょうがない。

 負けは、負け。そこを認められないで愚図愚図ゴネてもしょうがない。何だったらもういっぺんやるか? って話でもないんだし。

投稿: うんこ | 2005.08.07 02:17

 あと、「ゲリラ戦をやれば」なんて安易に口走る神経が理解できない。
 誰がやるの? 自分がやるの? じゃあやれば?
 人に押し付けるなよ。

 ベトナム戦役の事例があるから粘り勝ち路線も考えられないわけじゃないけど、それやったベトナムがどれだけ国土興廃したか分かって言ってるの?

 ちなみにウチは親戚から何人か水兵出して全員死なれてるし、火垂るの墓じゃないけど、叔母が貧困と栄養失調で死んでる。5歳で。
 そういうのを見て聞いて育った感覚からすると、「勝てそうだからやる」でトコトン突っ走るのは、ギャンブルに入れ揚げて身代潰す馬鹿と同じにしか見えない。

 叔父叔母の死に「国力差」を痛感する私としては、例え「悔しいから」が前提としても、旨くやれば勝てた式の考えには同調できないね。

 こういう考えが煽りのひと言で片付けられるほどに、いまの日本人は傲慢になってしまったのかね?

投稿: うんこ | 2005.08.07 02:37

http://www.geocities.jp/toyamakushunokaii/introduction.html

富山空襲の規模は結構デカいです。
でも、富山には有名な軍人はいません。

あ,瀬島龍三が…(笑)

投稿: 富山出身 | 2005.08.07 02:47

finalventさんは洒落と前置きしながら、洒落に聞こえない事を言っているので、神経を触られる気がするのでしょうか。

世の中の出来事に可能性0はありません。それだけが客観的評価であります。勝てないよと言うのはその意味横暴ですが、勝てたというのはもっと横暴でしょう。

だいたい日米戦争と日露戦争を比較する事が可笑しい気がしますし。東京大空襲に、原爆投下に戦術的であったかと言えば、なるべく多くの非戦闘員を意図的に殺す事しかなかったわけです。こんな事、日本はアメリカ相手にはできなかったでしょう。そんな国相手に戦ってどう勝ち目があるのか。物量で言ったって、当時の石油の大部分をアメリカが握っていた事を考えれば、本土決戦ができないような戦争(ゲリラ戦争に持ち込めない)での勝ち目などはほとんど0としか言えないでしょう。

>ハワイを封鎖して停戦に持ち込んだとしても、欧州戦線がひと段落ついたら絶対反攻したでしょう。それに、米軍の虐殺戦志向(本土爆撃)から言って、ハワイ封鎖(事実上の占領)なんかやられちゃったら米国側の怒りや反撃はより大きくなったかと。

これはかなり的を得ていると思います。ルーズベルトなんかは中国に随分と肩入れして、リメンバーパールハーバーを使ってやっとの思いで日米開戦にこぎつけたわけですから。それにあの真珠湾攻撃は今でもアメリカの人の脳天にまで刻み込まれている屈辱の歴史のようですから。だから原爆を落としてあれだけの被害が認められながら、東京大空襲でナチス顔負けの虐殺を行いながら、平然とパールハーバーのお返しだと言うのです。

投稿: たぶ | 2005.08.07 03:08

山本五十六の評価ですが、真珠湾攻撃をして取り返しのつかない戦争のトリガーをひいてしまったという意味で、大戦犯です。ドイツの戦局が変わるまで、南部戦線で小さく戦っていれば、本土を焦土化させるにはいたらなかったかもしれません。実際に南部への進駐というのが当初の陸海軍の予定であったはずですし。

投稿: たぶ | 2005.08.07 03:15

本当に残念だったのは、ハワイを封鎖しなかったことじゃなくて、数年で負けると分析できていた戦争を回避して臥薪嘗胆を実行できなかったことでしょう。
50年後、100年後を見据えた決断がでてきてれば、台湾と韓国と満州の一部は日本のままで、いまごろ人口三億の世界一の経済超大国だったかも知れませんし、靖国やら教科書やら竹島やら日本海やら、どうでもいいことで難癖をつけていじめられなくてもよかったかも知れません。

投稿: nh | 2005.08.07 03:57

>こういう考えが煽りのひと言で片付けられるほどに

考えは良いと思います。
そして反論する事自体を煽りだと言ってるわけではありませんよ。
まあ、うんこさん独特の文体だからとも言えるけど、
出来る事なら冷静に議論が出来るように反論してほしいな、と思っただけです。
ご親類の件もあって難しい面もあるでしょうが。

投稿: 卑怯者 | 2005.08.07 04:57

>>卑怯者

 何を寝惚けたことを。

>この部分に、当時の情勢も踏まえて反論してよ>うんこちゃん
>一㍉も勝てる可能性は無かったのかどうか。

>まあ、うんこさん独特の文体だからとも言えるけど、
>出来る事なら冷静に議論が出来るように反論してほしいな、と思っただけです。

 なんでレスがいっこ付いたくらいで「うんこちゃん」が「うんこさん」になるんだよ? 言い分も微妙に変わってるじゃないか。いい加減なこと言ってんじゃないよ。
 「冷静に議論できるように反論して」なんて初手から相手に要求する図々しさが冷静な議論を不可能にしてんだよ。

 相手が何をどう言おうとそこから主張の骨子を抜き出して対応できる論拠なり言い分なりを自分で揃えればいいだけのことだろう。
 そういう努力をする気がないか怠ってるから、相手の「言い分」よりも「言い方」のほうが気になって余計なツッコミするんだよ。

 少なくともfinalvent氏の
>言えば奇矯な話になるのだろうから洒落を交えて言うが、日本はあの戦争に勝てた。
 なんて発言は、ツッコミどころ満載の妄言でしかない。時期も悪いやな。なんでもない平日に言えばギャグで通ったものを、わざわざ戦時中の思い出が甦る時期にやるこたぁなかろう。
 そういう真似を安易にするのが戦後人の傲慢さだと言っとるんだ。

 だいたい、そんなに勝ちたければ自分ひとりで勝手に勝てばいいだろう。戦争とか、ひとりの力だけではどうにもならないこと持ち出して「ああすればこうすれば」って、じゃあそれを 誰 が 実 行 す る ん だ よ 。
 舐めたこと言ってるんじゃないぞ。

投稿: うんこ | 2005.08.07 05:42

>なんでレスがいっこ付いたくらいで「うんこちゃん」が「うんこさん」になるんだよ?

単なる煽り発言と、感情的になるだけの理由がある場合の発言は違うと思います。
呼び方が変わったのは、そういう事を考慮しなかった私の最初のレスが浅はか過ぎたからです。
そして後のレスは「こういう考えが煽りだと~」という発言に対してです。
最初のレスの「反論して~」という部分は言い分というより、要望ですね。
言葉遣いなど、全般的に間違っていました。
すみません。失礼しました。

> 「冷静に議論できるように反論して」

というのは、このエントリに対しての反論であり、私なんかが要望する資格はありませんよね。
勝手な事を言ってすみませんでした。

>finalvent氏

余計な事を書いてしまってすみません。

投稿: 卑怯者 | 2005.08.07 06:32

>本当に残念だったのは、ハワイを封鎖しなかったことじゃなくて、数年で負けると分析できていた戦争を回避して臥薪嘗胆を実行できなかったことでしょう。

それこそ石原莞爾将軍の構想であったわけです。http://www.aozora.gr.jp/cards/000230/files/1154_3530.html

投稿: (anonymous) | 2005.08.07 12:30

うんこは文字道理、シュミレーションすら考えられないうんこだな。だからうんこなんだよ、くそが。(失礼)

敗北は敗北として、なぜ負けたのか。どこが敗因だったのか。どうすれば勝てたのかを考えられない人間は同じ事を繰り返す。おまえはそういう人間だ。うんこよ。

まあ戦後世代で、そう言う教育を受けて育って来たのだから仕方がないのだろう。また
君の個人的な感情や怨念など、どうでもいいんだうんこよ。貴君のような人間は敵前逃亡して射殺されるのが落ちだろう。

残念ながら、今の日本は歴史を学んだと言い難い、無謀な計画を実行し続け失敗を訂正しない愚かで無知な官僚組織。出来ない理由を挙げ続けるうんこ。他国のスパイに翻弄され続けるマスコミ。なーなーなままヤクザ国家日本が成立してしまったことを悔やまずには居られない。

確かに石原莞爾中将が予見していたようにいつかは米と戦わなくてはならなかっただろう。
またその時期があのときであったことは日本にとって不幸であった。
だがそれでも正義を味方にすることは出来たはずだ。何が本当になすべき事であったのか
君は理解しているのであろうか?

投稿: ash | 2005.08.07 22:00

いくら正義を味方にしたところで、あの時点の日米の戦力比はくつがえませんぜ。
大体正義を見方にしたところで、どの国が日本を支援したのか。英語圏は駄目、ソ連も駄目、ドイツイタリアもヨーロッパで手一杯、中国も当然駄目、覆すなんざ無理じゃないですか。
まさか日本は神国だから正義があれば勝てたなんてバカなことは仰いますまいな?

投稿: | 2005.08.07 22:33

finalventさんは、「あの戦争に勝てた」と言っているだけで、米国に完勝できた、とは言ってないわけで・・・。
この違い、分かります?
欧州戦が片づけば次は大平洋だ、も米国が何をロ実に第二次大平洋戦争をしかけてくるか、もいずれもうんこさんの脳内の予想、仮説にすぎないわけですし、対する日本がどう振る舞うかも、仮説にすぎないわけです。
大体、軍事オタクほど米国必勝他の思考はゆるすまじ、の考えになるようですが、戦争なんか、所詮は支配ビジネスのー方法にすぎないわけですから、双方せずに済ませる手打ちは理念的に絶無、宿命的に雌雄を決っせねばならない、なんて大層なものでもありませんし、そう信じるのもうんこさんの仮説にすぎません。

ものわかりのよい忠実な負け犬に相手を改造するのが「戦後教育」の目的なら見事な成功の実例になりそうな気がします。

投稿: しっこ | 2005.08.07 22:57

不思議な人達が大勢いますね。

世の中を確率的に表現したときに、どのくらいの確率で勝てたとおっしゃっているのですかね?もしその確率が5%?いや1%もなければ、勝てたなど言うのは傲慢だと思いますけど。あとどれだけの御霊をささげる必要があったのですかね?それとももっと勝てる確率があったとみなさん言っているのでしょうかね。

うんこさん、好きじゃないですけど、言っていること正しいですよ。

>だがそれでも正義を味方にすることは出来たはずだ。何が本当になすべき事であったのか
君は理解しているのであろうか?
随分と偉そうですね。すべきことなんてものがわかるなんて。

>大体、軍事オタクほど米国必勝他の思考はゆるすまじ、の考えになるようですが、戦争なんか、所詮は支配ビジネスのー方法にすぎないわけですから、双方せずに済ませる手打ちは理念的に絶無、宿命的に雌雄を決っせねばならない、なんて大層なものでもありませんし、そう信じるのもうんこさんの仮説にすぎません。

仮説仮説って話の腰を折りますね。戦争が所詮ですか…。支配ビジネスの一方法にすぎないと…。絶句です。

投稿: ぶらいあん | 2005.08.08 01:59

しかし、分からない人は何度も愚かな事を繰り返しますよ。

投稿: (anonymous) | 2005.08.08 02:59

うんこ君は道理としての正しい・間違いと、事実として道理的間違いによる可能・不可能論を分離して考えないから、リアルを語ろうとしているのに空想妄言に陥ってしまうんだよ。
最近見かけないと思ったら、R30のブログを荒らしてたときと1ミリも成長してないじゃないか。
もう一度お勉強しなおしてきなさいな。

投稿: くれふ | 2005.08.08 04:37

富山大空襲ですが、まず富山市周囲をぐるりと焼いて逃げ場をなくして後、その中をしらみつぶしに絨毯爆撃したそうです。人々は神通川縁に追いやられ、そこで折り重なって焼け死んでいったそうです。伝聞表記しておきますが一次情報です。

他の都市の爆撃も同様なんでしょうが、これって虐殺の意志でしょう。原爆とか勝敗とかとは関係なく、アメリカ軍的には日本人大虐殺の意志があったと。

ヒロシマナガサキの報道を見るたびに違和感を覚えるのですが、原爆が大虐殺の意図を消すネタに利用されているように思います。

投稿: sundaland | 2005.08.08 07:51

>いくら正義を味方にしたところで、あの時点の日米の戦力比はくつがえませんぜ。

当時の太平洋方面の戦力比は対等レベルでしたよ。

戦術面なら勝利を収める可能性はありましたし、史実では真珠湾奇襲でそれをやってのけました。

展開済みの即時使用可能な戦力は艦船のみ。
戦争を太平洋にひろげず、ハワイをめぐっての紛争程度に限定しておけば日本の勝利はありえます。

投稿: (anonymous) | 2005.08.08 10:43

>くれふ

あははは
それに耳が痛いと感じるようであればこういう荒らし方はするまい、ましてや切込の所でさえあんな妄言で自己アピールするような、自分の滑稽さを受け止めてほしいような可笑しさを振りまく姿には涙すべきのみではないか。

耳が痛いのは私もだが。
関係ない話申し訳なく。

投稿: kurogane | 2005.08.08 13:44

>戦争を太平洋にひろげず、ハワイをめぐっての紛争程度に限定しておけば日本の勝利はありえます。

だから、それが不可能なんだってば。ハワイ占領されてもアメリカは西海岸で待ち構えるよ。フィリピンにだって軍がいた。さらに米空母は撃沈できてないわけで。ハワイ占領して講和(占領できたかどうかも怪しいが)求めた所で、アメリカが応じたかどうか。
まだ蘭印侵攻のみにして置けばよかった、というほうが現実味がある。

投稿: (anonymous) | 2005.08.08 14:17

まぁ、妙な表現ではあるかもしれない。
「勝てた」というのが外交上の処理としても、ハワイに手を出せばそれは紛争ではなく全面戦争だし。問題になるのは戦術ではなく艦船の建造速度とか言う話になる。講和可能としたらフィリピンの独立にとどめておいて、米国の伝統である、戦略的現実を受け入れるという形にする以外にないのでは?

それに多くの人が敢えて無視しているようだけど、当時の核兵器はせいぜい威力の大きい爆弾としての認識しかなかったでしょう。もう少し戦局が拮抗した段階で開発されてなくて良かったとしか思えないのだが?日本が先に開発する可能性はありませんでしたよね。

投稿: カワセミ | 2005.08.09 00:06

いつも興味深く読ませていただいています。
皆さんの議論にふと疑問が沸いたのでコメントさせていただきます。
私はハワイを占領したぐらいで停戦は不可能だったのではないかと思います。アメリカがそれで厭戦状態になると思いませんし、日本国内が停戦に賛成するとも思えません。はたして国民は一回の勝利だけで満足するでしょうか?一回勝利すれば次も勝利すると考えるでしょう。その結果、停戦に対して反発する世論が形成されるのではないでしょうか。陸軍も海軍もアメリカに対して敵意を抱いていたので停戦に反発するでしょう。
またハワイ占領と停戦が達成されたとしても、日米関係は容易に正常化はされないと思います。当時の日本は欧米に経済的に依存していたので、関係が正常化しなければ日本経済は自壊したのではないでしょうか。

投稿: まりも | 2005.08.09 23:54

管理者様へ。新しく書いたブログの内容を告知させて頂くサイトを立ち上げました。宜しければ、ブログ更新の際に是非当サイトをご活用下さい。尚、ご興味無いようであれば、お手数ですがコメント削除の程、宜しくお願い致します。

投稿: BC7管理人 | 2005.08.14 05:42

まあ、先制攻撃でアメリカ本土無差別爆撃したら良かったよ!日本軍はアメリカとの闘いを、軽視したと思うね。負ける事は、わかっているなら相手に被害を少しでも多く与えるべきだった!アメリカ本土無差別爆撃でアメリカの軍事施設、工場などを破壊したら日本国民は、「日本軍もアメリカ本土無差別爆撃したから、負けても悔いは無い」と、考えるだろう。大平洋戦争を推進した日本軍と右翼は、「無能であり、敗戦責任を転嫁、回避している卑怯者」です!また、右翼は左翼に意味不明の「いちゃもん」を付け、暇を潰しています。戦後は、アメリカの忠犬となり「飼い主であるアメリカ」に対して「東京裁判は違法、原爆投下、空襲は戦争犯罪」と言って、「飼い主に、噛み付くオマヌケ犬」に、なりました。右翼は、日本の恥です!

投稿: 飛龍 | 2010.08.07 13:32

日本軍は、アメリカを甘く見ていたから負けた

投稿: ゼロ戦大好き | 2010.08.08 10:48

日本軍の補給軽視、特攻隊という人命軽視作戦などが、被害を拡大させた。敗因を学ばずに、原爆投下、空襲などでアメリカを非難してばかりでは、進化しない

投稿: ゼロ戦大好き | 2010.10.30 04:27

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