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2005.08.20

郵政民営化問題:ワシントンポストとフィナンシャルタイムズ

 今朝の新聞社説やネットの意見などを散見すると、郵政民営化問題を主題に取り上げるのはおかしいとか、郵政民営化問題はたいした問題じゃないといった論が目立つように思えた。いろいろな意見があってもいいと思う。なので、私は全然そうは思わない。
 ちょっと偽悪的に言うと、そんな意見、G8を構成するような先進民主主義国( leading industrial democracies)の論調では見たこともないな。もちろん、それほど各種の議論を見てないせいもあるのだろう。また、郵政民営化の問題は極めて日本の国益に関係しているので海外の意見など参考にもならないという意見もあるかもしれない。
 でも、私の考えでは郵政民営化と日本の政治の未来は、先進民主主義国にもある程度重要な問題だ。なので、日本内の意見と先進民主主義国の意見がそう食い違うというのは、ありえないんじゃないか。
 とはいえ、そのあたり簡単にワシントンポストとフィナンシャルタイムズの意見についてメモしておいてもいいだろう。
 この話題について、ワシントンポストの記事は、十四日付の”The Stakes in Japan's Vote”(参照)が妥当なところだろう。


We hope that Mr. Koizumi wins his political gamble and holds on to a parliamentary majority in the election on Sept. 11.

 まず、明確に、小泉にこの選挙で勝ってほしいとしている。こういうざっくりとした意見をいうのが米国の論調の特徴かもしれない。

The vote will be a referendum on his plan to privatize Japan's postal savings system, which has amassed an astonishing $3 trillion in deposits by offering above-market interest rates to savers; a good chunk of this capital gets used to finance pork-barrel infrastructure projects.

 ここでワシントンポストは"referendum"(レファレンダム)としている。この認識がいい。つまり、憲法制定や独立なみの民意が問われているというのだ。
 考えてみればあたりまえのことで、この選挙で日本国民の富の行く末を問うのだからそれだけの重みがある。なのに、郵政民営化問題を主題に取り上げるのはおかしいとか、郵政民営化問題はたいした問題じゃないとかいうのは、民主主義国家というものがわかってねーんじゃないかとか毒つきたくなるが、まぁまぁそんなこと言うもんじゃないよ、と。

Privatizing this system so that capital is allocated according to market criteria would boost Japan's economic efficiency. It would also deprive the ruling LDP of a vote-buying slush fund, which is why reform is at once urgent and difficult.

 これはおまけ。海外からも抵抗勢力なんて"pork-barrel infrastructure projects"と見えているわけだ。そりゃそうでしょ。
 米国側がこうした明確な態度を取るのは、世界経済を日本にも支えてほしいという背景がある。

A more dynamic Japan would buy more imports, both from the United States and from its Asian trading partners, which in turn would trim the unsustainable U.S. trade deficit. It would also allow the world economy to survive a U.S. slowdown that might come, for example, if home prices level off and mortgage refinancing slows.

 ドルがへたったときには助けてくれと言うのだ。あまりに赤裸々な本音だけど、現代の世界というのはそういうものだろう。
 次はフィナンシャルタイムズ。十一日付の”Koizumi's gamble”(参照)が標題からもわかるようにこの問題を扱っている。

The election due on September 11 essentially has been turned into a referendum on reform.

 フィナンシャルタイムズも、今回の選挙を改革のためのレファレンダムとしている。が、一見して論調はワシントンポストより醒めている。話は、民主党が勝つこともありうるだろうし、それも日本の政治には有益かもしれない、ともしている。
 が、読みづけるとそう醒めているわけでもないか。

The real risk in Mr Koizumi's move, however, lies in the possibility that neither the LDP nor the DPJ win enough seats to form a government. Mr Koizumi would then probably be replaced with a compromise candidate as leader of the LDP, who could woo the post office rebels back in order to form a government. This would hand victory to the anti-reform rebels and thereby entrench the depressing lesson that a reform-minded programme with a clear-cut ideological stance is an electoral liability in Japanese politics. Japan's democracy, not to mention its economy, would emerge impoverished.

 小泉自民党であれ民主党であれ、この選挙で十分な議席が取れなければ、自民党は不安定になり、抵抗勢力が返り咲くし、そうなれば"the depressing lesson"だぜ。気が滅入るような教訓ということになる。経済問題だけではない、日本の民主主義が弱体化するだろう…と話が進む。
 英国流でもってまわった言い方だが、民主党が圧倒するか小泉自民党が圧倒するかのいずれかしかないだろうということだ。民主党にそれができますかということでもある。
 最後の締めは含蓄深い

Building on the credit he has won for perking up Japan's economy, Mr Koizumi therefore needs to spare no effort in explaining to voters why the country's ageing population and feeble growth rate require further reforms. In doing so, he can exploit the DPJ's opportunistic decision to oppose postal privatisation, which dented its reformist credentials. Having been brave enough to create this window of opportunity, Mr Koizumi now needs to use it deftly.

 私の読みが勘違いしているかもしれないが、結論的には、フィナンシャルタイムズは、ジョンブル的に小泉を叱咤・激励していると理解したい。

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「時事」カテゴリの記事

コメント

海外誌の紹介ごくろうさまです。それはさておき、そろそろ極東ブログの郵政民営化賛成という立場の土台になっていると言う「危機」の内容を説明してもらえないでしょうか?

投稿: catherintherye | 2005.08.20 18:32

700兆円借金があるといっても海外に借款があるわけではないのにね。
だいたい金融資産が1400兆円ある国がなんであたふたしてるの?
だいたいほとんどの財政赤字は金持ち優遇税制しただけで、金が国の中で移動されただけだしね。空騒ぎ。

投稿: kikiですかw | 2005.08.20 22:31

既にハッキリしてるのが700兆円なんで。

特殊法人などに貸し付けてる財投債焦げ付きとか、サンセク借金など含めた地方の隠しXX、社会保険庁の食い潰しと解体費用、計画中の新幹線や高速道路など含めると1000兆円は優に超えてると噂されてるのですが、大丈夫なんでしょうか?

投稿: トリル | 2005.08.20 22:56

経済市場主義者でもなければ、郵政民営化より人権擁護法案の方が重大だと考えそうなもんですが。

投稿: (anonymous) | 2005.08.20 23:04

>経済市場主義者でもなければ、郵政民営化より人権擁護法案の方が重大だと考えそうなもんですが。

えーー、日本の大半が経済市場主義者でできていたら、それはそれで面白そうですが。

投稿: (anonymous) | 2005.08.20 23:12

民営化が重要であることをいくら力説しても無駄でしょう。むしろ小泉独裁論を批判したほうが効果があるかと。世論調査でも小泉の手法への反発は根強いものがあります。今回の選挙は改革・民営化の是非というより小泉の是非になりそうです。

投稿: 国民新党 | 2005.08.21 00:13

>郵政民営化と日本の政治の未来は、先進民主義国にもある程度重要な問題だ。なので、日本内の意見と先進民主義国の意見がそう食い違うというのは、ありえないんじゃないか。

相当検索をかけてみましたが、郵政民営化による国際経済への影響に関するレポートを私はみつけることができませんでした。郵政というのは(これまでアメリカのこの分野への経済圧力がなかったことから見ても)finalventさんが力んで強調するほど(←あえてダブらしている(笑)「そんな意見、先進民主義国の論調では見たこともないな。」

又、引用しているワシントンポストの記事は筋のいい情報とは言えません。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/d4a9d5b78e3c36df0d2005c4e87a4176
他人のブログですが、アメリカ政府筋というのはここまで「小泉びいき」になっています。この記事はアメリカの新聞社が第3者の立場から書いたものだと見るべきではなく、アメリカ政府筋の小泉に対する応援メッセージと(ワシントンポストのアメリカ政府に対するスタンスからみても)考えるべきです。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.21 00:25

ここで去年のアメリカ大統領選挙を思い出していただきたい。ケリー対ブッシュはたった一つの事をめぐって討論を行ったでしょうか?
少なくともイラク・減税・医療保険・妊娠中絶などいくつもの論点をめぐって争っていたはずです。

それをモノラルな争点に焦点化する事自体、「そんな意見、先進民主義国の論調では見たこともないな。」といわざるを得ませんが。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.21 00:39

>それをモノラルな争点に焦点化する事自体、「そんな意見、先進民主義国の論調では見たこともないな。」といわざるを得ませんが。

で、民主党はというと
年金問題の議論から逃げ、更に「対応策はある」と言いながら
「議員年金廃止」なのだから反吐が出る。
議員年金ぐらい払ってやるさ、貧乏国じゃあるまいし(笑

イラクから撤退? シーア派を見捨ててか?
イラクが内戦状態になってもOKか?


>だいたいほとんどの財政赤字は金持ち優遇税制しただけで、金が国の中で移動されただけだしね。空騒ぎ。

「地方を優遇した」と言って欲しいな(笑
小泉改革の大テーマはこれだよ。「地方VS都市部」


投稿: ペパロニ | 2005.08.21 00:53

どうもこんにちは。>finalventさん
教えて頂きたいのですが、finalventさんが考える“先進民主義国”とはどんな国なのですか?そして現在その“先進民主義国”に相応しい国とは何処なのでしょうか?

投稿: きこり | 2005.08.21 00:58

>そして現在その“先進民主義国”に相応しい国とは何処なのでしょうか?

>そして現在その“先進民主義国”と呼ぶに相応しい国とは何処なのでしょうか?

投稿: きこり | 2005.08.21 01:01

結局、郵政以外は論点にできない(重要性を示せない、または差異が無い)からここまで集約されているのでは。

争点を示せない以上、恣意的な意見といわざるを得ませんが。(←あえてダブらしている(笑)

投稿: (anonymous) | 2005.08.21 01:34

人権擁護法案に関しては自民党古賀氏あたりは推進派だし、民主党はもっと過激な法案を出そうとしてるし郵政が論点になるわな。

投稿: (anonymous) | 2005.08.21 02:09

>ここで去年のアメリカ大統領選挙を思い出していただきたい。ケリー対ブッシュはたった一つの事をめぐって討論を行ったでしょうか?

いや、討論なら日本だっていろいろなテーマでするんですよ。このところは毎日のようにテレビに自民・民主両党の幹部クラスが出演してますが、当然番組の司会者は郵政だけじゃなく年金なり財政なり外交なりとテーマを振っていきます。でも先の米国大統領選だって基本的にはブッシュは「テロとの戦いの継続」一本でキャンペーンを張ったわけでしょう。だからこそ勝利宣言は「テロとの戦いの継続と勝利」だったわけです。基本的に与党は選挙の前と後で政策が変わるわけではありませんから、訴えるテーマは自ずと絞られるでしょうし、それ以外は有権者がそれまでの与党のやってきた事をどう判断するかであって、むしろ争点が少ないのは争点を作り出すことのできない野党の責任でしょう。

投稿: (anonymous) | 2005.08.21 02:14

皆さんのご意見、了解しました。
しかし、わがままを言わせてもらえば

〃〃∩  _, ,_
 ⊂⌒( `Д´) < 日本でもアメリカみたいな討
  `ヽ_つ ⊂ノ     論会みたいよう~
     ジタバタ
 というのが本音なんですが。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.21 02:52

F.Nakajima氏に質問。

>この記事はアメリカの新聞社が第3者の立場から書いたものだと見るべきではなく、アメリカ政府筋の小泉に対する応援メッセージと(ワシントンポストのアメリカ政府に対するスタンスからみても)考えるべきです。

とありますが、私はワシントンポストはブッシュ批判側(米・民主党寄り)と理解していたのですが、氏は何を持ってワシントンポストがアメリカ政府の代弁をしている「スタンス」だと見て取ったのでしょうか。私の勘違いでしたらそう御指摘ください。

投稿: (anonymous) | 2005.08.21 03:04

やっぱり民営化の具体的なメリットとその確度が分からない。

投稿: yosuke | 2005.08.21 03:31

有名な、前回大統領投票直前のケリー支持表明ですね。(あのときはこれでケリーが勝ったとおもったんだがなあ)
実をいうと私もこの部分は記憶を頼りに書いているのですが、他の新聞(NYTだとかUSAtoday
だとか)よりワシントンポストは政権内部に人脈を持っているためより直接的な(例えば今回の記事も他紙の扱いと比べてみてください)表現をすることがあります。
もちろん証拠はありません。しかし、他の記事と比べてあまりにも書き方が露骨過ぎます。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.21 03:33

>私はワシントンポストはブッシュ批判側(米・民主党寄り)と理解していたのですが

横レス済みません。
共和民主に拘わらず共通の国益や理念はありますよ。
つまり政権筋と言うよりは政府筋という表現は的確と思うし、小泉を結果的に応援してるのかどうか判らないですが、彼らの価値観やロジックからは一貫したものを感じます。

>アメリカの新聞社が第3者の立場から書いたものだと見るべきではなく

未だこの程度では陰謀説やロビースト説を採るのは弱いと思いますよ。
アングロサクソン的な発想では客観的なものかも知れません。

投稿: トリル | 2005.08.21 03:44

上の質問者です。F.Nakajima氏、トリル氏、ありがとうございました。当方が読み違えていた部分があったようです。

投稿: (anonymous) | 2005.08.21 04:07

一応自分の立場を明示しておかないと卑怯なので、自分の立場を明示しますね。
私は民営化論者でこの選挙は小泉自民党に投票します。

それで思ったこと。
上記では民営化論者と言いましたが、それは0%を選択するか1%を選択するかという最低最悪の選択肢の中で、与えられた環境の中で最善の選択をしようと思うからです。
正直、民営化を国民の利益(経済的、政治的、その他もろもろ)として考えた場合、その損得に関しては判断のしようがありません。
一方でこれは重要な問題であり、民営化問題よりも重要な問題がある等の論説は愚かであるとも思っております。
でまあ、正直に言えばどちらに転んでも良いのですが、重要な事は、この瀬戸際に国民がどう動けるのかと言う事のような気がしてなりません。
ここまで煽られた状況で、国民が如何に議論を尽くし、その価値観の対立を繰り返す中で得た合理的判断による国民意思の統合という作業が成立するかどうかです。
民営化ありきで理論武装する人とそうでない人、民主党支持ありきで理論武装する人とそうでない人。
多分そのどちらも下らない未来しか導かない芽でしかないように思えます。
2ちゃんねるとか各種ブログを斜め読みしていると、平気で嘘をついて論調を誘導する人が恐ろしいほどいます。
感情が優先して、もちろん人間の為にする事なので感情を抜きにして論議する事は危険な事なのですが、にしても論議というテーブルを蹴散らすためにしか向けられない感情論は傲慢で、主張者によって作られた嘘にまみれていて、その行為に意義を見出す事が出来ません。
記事で嘘をつく人、コメント欄で嘘を垂れ流す人、この人たちは一体何がしたいんでしょうか?
私は現在民営化論者ですが、選挙当日までにそれに代わって1ミリでも有益であると思える論理が出れば、それに鞍替えます。
そうでありたいし、国民の論調としてそうであって欲しいからこそ、自分自身がそうであるべきだと戒める訳です。
そのための価値観の対立と論理の対立という
議論を経て、国民の意思表示が行われる事を願って止みません。
おそらく、今回の選挙でその芽が出なかったら、日本はもうダメでしょう。
とまあ、朝なのにまだ酔っ払っている自称まだお兄さんは思うのですよ。

投稿: くれふ | 2005.08.21 05:58

きこりさん
>そして現在その“先進民主義国”と呼ぶに相応しい国とは何処なのでしょうか?

先進民主義国って何ですか?
先進民主義国の定義を明らかにしなければ、finalventさんも答えようが無いと思うのですが。

投稿: むにゅう! | 2005.08.21 07:37

きこりさん
すいません。先進民主義国は、finalventさんが使用していたのですね。

ごめんなさい。前の質問を取り消します。

投稿: むにゅう! | 2005.08.21 07:40

私はくれふ氏の主張に最敬礼し、全面的に賛成いたします。
昨晩、郵政民営化賛成派のブログを徹夜でウォッチしたのですが、彼等ブロガー及び投稿者たちの主張はまるで民営化=日本の全ての問題の解決策であり、他人の主張を感情的に罵倒する思慮の狭いことに絶望しておりました。
私も民営賛成派ですが、現在の郵政賛成派ブログの内、かなりの数にのぼる他人の主張を罵倒する風潮にはついていけません。

投稿: F.Nakajima | 2005.08.21 09:31

郵政三事業の民営か官営かは、経済的な「損得」の問題ではなく、国柄とか、社会の基本構想の問題だと思います。
官営をよしとすることは、「官吏の汗は民より尊い」という思想で国をつくる、ということだとおもいます。だから、民営化しても、官営のままでも結果が同じなら、官営であるべきではない、と私個人は判断しています。

それから、郵政三事業は無味無臭の機能集団ではなくて、この組織をコントロールをできる人々は、「国会議員をいびり殺せる権力者」ですよね。ついこの間の事件です。
日本が健全な民主主義の国であるためには、その事実を放置して彼らの武勲としておいてよいのか?
と思います。

先進民主主義云々という言葉が飛び交っていますが、そもそも世界のどこにも、国民の冨をここまで集約している官営金融など存在しないのですし、それが物流と密接不可分でなければならない、と主張している(不思議な)人々も存在しないのではないでしょうか?
他国の人々は、そもそも「なぜ必然だと主張するのか理解できない」仕組みなのではないか、と思います。

投稿: tam | 2005.08.21 12:39

今こそ共産主義への未練を断ち切り、社会主義から資本主義に向かいましょう、そして中国共産党の解体→ソフトランディングという未曾有の長くて険しい道のりを米と共に本気で歩みませんか?ということを問われている気がします。ていうかそう考えると、ここ数年間の小泉首相と米の動きは納得がいきます。

投稿: ぽこたん | 2005.08.22 07:59

http://www.soi.wide.ad.jp/class/20020001/slides/07/13.html

今年から来年にかけて、転落の高齢化50年が始まります。経済が落ち込めば民間は放置しても破産し、整理されていきます。しかし役所はそうではない。国家規模縮小に向けて動いていかないと駄目。郵政民営化はその試金石。早い話が、これを皮切りにもっと民営化するぞ、ということ。

私はそのように理解しているので、極東ブログさんの見解に大賛成です。自民党に票を入れるのは本当に初めてな気がします。

投稿: miyakoda | 2005.08.22 15:33

>むにゅう!さん
>すいません。先進民主義国は、finalventさんが使用していたのですね。
>ごめんなさい。前の質問を取り消します。

別に謝らなくていいですから、その質問をそのままfinalventさんにぶつけてみて下さい。

投稿: きこり | 2005.08.22 23:23

>先進民主義国って何ですか?

プログ主がスルーしていたのでは議論にならんでしょう(笑)
しかし文脈から”先進民主義国≒アメリカ合衆国、またはアングロサクソン理念による当座の推進すべき方向性の先にある想定的ユートピア国家”と言い換えて、そう間違いはないと思いますよ。
故に乱暴に言えば此処で言う相応しい国とはアメリカのことでしょう。
どんな国か?と言われればアングロサクソン的論理的一貫性理想に裏付けられた架空の国という意味でそう違わないと思います。
媚米と言われる(笑)のは微妙に心外でしょうから、アングロサクソン的という修辞は省いて”結果としてグローバリゼーション主導をする”と言い換えても良いんじゃないでしょうか?

違ったらごめんなさい(笑)

投稿: トリル | 2005.08.23 16:07

>トリルさん

いやん。まいったなぁ。
もうちょっとまったり(チクチク)と行こうと思ってたのに(苦笑)。

>アングロサクソン的論理的一貫性理想に裏付けられた架空の国という意味でそう違わないと思います。

このエントリーの話を総合すると、必然的にそうなりますよね。でも、絶対にそれを口にしたくないから、色々苦労されているみたいですね。ブログ主様の苦衷をお察し致します。

投稿: きこり | 2005.08.24 01:13

「先進民主義国」という誤字を修正し、あわせて語義を補足するべく、「G8を構成するような先進民主主義国( leading industrial democracies )」と修正しました。

投稿: finalvent | 2005.08.24 08:25

どうもきこりさんは勘違いされてる部分があるようなので、一つだけ。
日記のほうで反対論=コメントスパムとされていましたが、これは事実と異なります。
私は実際見ましたが、コメントスパムはfinalvent氏を誹謗中傷するもので、郵政の問題とは直接関係の無いものでした。

投稿: Ks | 2005.08.24 17:25

つまり、フィナンシャル・タイムズやニューヨーク・タイムズやカレル・ヴァン・ウォルフレンから日本もようやく普通の国になったと評価されるために郵政民営化をするべき、ということなのですね。
最初からそう言っておけば余計な誤解もすみ、歯切れの悪い弁解もせずにすんだかと思います。財投機関債が悪いから郵政民営化をするべきと話を持ち出したのが間違いのもとでした。

投稿: 国民新党 | 2005.08.26 19:16

良くは知らないのですが、ドイツも9月にシュレーダー首相の自爆解散選挙があるそうです。
この前ナカニシヤ出版のドイツ応用倫理学の現在という本を読んだんですが、ドイツに限らず、アメリカ流の単純化した倫理性で裁断するのが現実的ではない問題は多いです。
というか、アメリカ以外ではその方が主流でしょう。
アングロサクソン的というのではなくG8的と言うのはその辺示唆があると思いますが、そうなると多様性についての言及が必要になると思うんです。
この辺はタイトル的に先進民主主義国というのが単一に近い価値観や基準、タイムスケジュールを指向するような文脈表現を採られているように思うので、補足が欲しいなと思います。

投稿: トリル | 2005.08.26 20:43


これでは行けない郵政民営化法案
あなたの老後の生活を支える年金が失われる。
町に公共事業の仕事が失われる。
自民党をぶっ壊す小泉不純一郎が日本国民の生活をぶっ壊す。
小泉牧場の羊の話はココをクリックして下さい。
http://www.aixin.jp/ysmss.htm


投稿: 愛信 | 2005.09.10 22:31

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