裴勇俊狂想曲を考える
考えたって、無駄である。でも、考えてみる。同姓だが裴世清(ペ・シチン)の子孫ではないと思う。問題は、なぜ裴勇俊に日本人女性が熱狂するのか、なのだが、まるでわからない。滝に飛び込むほどではないが、不可解。なにより、私には関心もなった。しかし、社会事象としては事件である。その人気たるや、殺到して怪我人を出すほどである。なんだろね。先日台菜屋台で30代後半の女性に訊いてみたが、不明、っていうか、関心ないらしい。だよね。でも、昨今の世相見るにそうでもない。不可解。その奇妙な疑問となにか無意識にひっかかるものはある。もちろん考えはまとまらない。ま、たかがブログである。書いてみる。
![]() ジャズ (紙ジャケット仕様) |
あのころのお姉さんたちが、またやっているのかな?と思った。秋吉久美子とかまだまだ週刊現代の元気なアイドルだしな。あのお姉さんたちは、私より5歳くらい上だから現在52歳くらい。「SHは恋のイニシャル」だともうちょっと上。
さて、年代はどうなのかと朝鮮日報"ホテル側の曖昧な嘘が原因?"(参照)の写真を見ると、そうかなという感じもするが、さすがに50代は少ないかとも思う。わからない。
はてと考え込む。私の世代、つまり40代後半の女性の若い頃のアイドルといったら、御三家だよ、郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎だね。そりゃ、もう。でだ、同じ世代だからある程度異性の感性もわかるのだが、裴勇俊とかに熱狂しちゃうってことはないと思う。ってことは、御三家より下の世代? でも、30代後半だと、すでに違うようだし。
すると、ゾーンとしては、自分より5歳下、つまり現在42歳くらいの女性が熱狂の中央値なのだろうか? あのころのアイドルって?と回想するのだが、太川陽介あたりかな。往時の写真を見るとなんか昨今の韓流っていう感じも出ているよね。
いろいろ思い出す。順序立ててみよう。まず、フォーリーブスがあって御三家があって…で? そこでジャニーズを思う。御三家とジャニーズの間だが、そこって開いているのか? そこってツボ?
別の発想をしてみると。基本的に「冬の恋歌」は日本人にしてみると懐古的な物語である、というのは言うまでもない。それで、その熱狂には疑似恋愛感情があるのだから、ファンの青春時代の美男子やその雰囲気なんかと類似性があるのではないか? そう思って「誕生日・1962年(昭和37年)に生まれた人々」(参照)とかいうリストみていると、あ、やっぱそんな感じがする。小熊英二とかも雰囲気似てない?
ゾーンは現在42歳くらいの女性なのだろうか。この世代の女性の婚期は26歳くらいではなかったか。クリスマスケーキってな洒落があったくらいだ。そうだと仮定すると結婚して16年。子供は中学生。手が離れた、ちょっくら遊ぶわ、っていうことか。
現在の都市部の女性の結婚年齢は30代後半になってきているわけだが、ざらっと言うと、彼女らは30代頭出したくらいではまだばりばり恋愛とかとかとかやっているわけで、学生終えてから、二花、三花くらい咲かせている…(まそれで慣れてしまうのでしょうけど)、こうした傾向は世代というより女性の一般性でもあるだろうから、すると26歳くらいで結婚したあの世代の女性の人生では、30代に花咲かず、みたいなのが「恨」みたいに残っているのではないか。時代もバブル前夜でお立ち台にも乗れなかったし…とエネルギーを貯め込む。あ、全然違いますか。なんか全然違ってるみたいですね。はい。
話を戻して、裴勇俊の人気っていうのは明かにと言っていいと思うが、「冬の恋歌」っていう物語があってこそなので、それって、つまり「萌え」と同じカラクリ。キャラもだけどそれよりストーリーなんだよね。
ってことは、世代論だのうだうだやるより、ただ「萌え」の時代ってことではないか。物語さえあればいいのであって、消費できる物語が多様にあって、それと現実との狭間が見えるとなお吉ということ。
愚考、ここまで。
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コメント
こんにちは。
中間値に属するものとして、考察を興味深く拝見しました。
う~ん 社会が甘やかしてしまったのか・・・?
若さゆえでなんとか許容される迷惑行為だと思いながら
見てました。(身も蓋もないコメント、お許しください)
投稿: serena | 2004.11.28 09:33
「裴勇俊の人気」なんですが、そこそこよく知るど真ん中年齢の女性によると、日本の男性アイドル/アクターは男らしさがないのだとか。もうちょっとつっこむと、適度なマッチョ感(ムキではないが大きく逞しい)が欠落している。だから、「韓流」スターというより裴勇俊がよいのだそうです。ジャニーズの誤算ということでしょうか。
投稿: Sundaland | 2004.11.28 09:44
昔から役者狂いというのはありました。役者買いというのもありましたな。莫迦が金と暇を持て余していると、ヨンさまおばはんになるのだと理解していますが。──って、そう思ってるなら、自分のブログにはっきりそうかけよ>ヲレ、と自分で自分に突っ込み入れてどうする(笑)
投稿: かわうそ亭 | 2004.11.28 10:13
「冬のソナタ」は、コミック「キャンディキャンディ」の韓国版だと言っていた人がいた。
私は、ドラマは一話しかみていないけど、ノベル化された本の方が面白かった。
日本は、芸術作品を分類化しないので、わからなくなるのも当然。文献をおうこともできないし。
この冬12/11より、韓国映画「僕の彼女を紹介します」が、シネコンで大ロードショー。こちらは、若い人をターゲットにしている。やっぱり、映画や映像の力は強いし、韓国では映画政策が国策にもなっている。ちなみに、その映画や映像をささえている音楽は、日本人の力や影響が大きいみたい。
韓流は、日本の演歌歌謡曲の世界でもあるね。あと、日本のスターは痩せすぎ男女ともに。
投稿: 野猫 | 2004.11.28 10:15
かわうそ亭さま
役者狂いとは、もう少し知識もやる気あって狂度の高い今でいうオタクにほど近い人びとを指していたのではないでしょうか。毎日同じ舞台はないのだとせっせと劇場に通う人などはマスコミがどう言おうと狂い続けます。ものぐるいですね。ですので、なんかこう、この件にその言葉を付けられるのは、なんかこう、糞もミソも同じ色的判断にみえてで釈然としません(笑)。と、役者狂いの友人たちを持つ私はちょっとそんな程度のいいもんじゃないんじゃない?と言いたいと思います。
もっとダサダサな空騒ぎでしょ、としか見えないんですけど。
ちなみに、私はだいたい極東さんがおっしゃるターゲットゾーンに入るところに友人ネットがある層ですが、今のところ多分少なくとも50人ぐらいにはこの話ふってますが、誰も関心がないようで、なんなんだろうかと私も不思議に思ってます。郷ひろみのファンでした、はい(^.^;;
投稿: Soreda | 2004.11.28 11:20
極東さま
郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎の御三家は息が長いので、現在40歳にかかろうかというぐらいまでにとっても御三家はアイドルだと思いますよ。小学校の時下敷きに西城秀樹とか入れてた友達を思いだします。同世代を好きになるんじゃなくて、ちょっとお兄さんってのがいいというのが定番だった気がします。ルイルイはちょっと弱過ぎ。
思いつくままにクラスメートの下敷きに入っていたアイドルを思い起すと、フィンガー5、あいざき進也、定岡正二、原、ベイシティーローラーズ、クィーン、オマケに中三トリオとか。ベイシティーローラーズに至っては学校でコンサート禁止令が出るぐらい、いわゆる失神騒ぎが全国的だったと思いますです。
投稿: Soreda | 2004.11.28 11:32
んー?
別にいいんじゃないですか、私はあの人怖いけど。
不思議に思ったり、わざわざ否定的な言い方したり、韓国での人気を取り上げたりする人のほうがよくわからんです。
昔っから、人気があるって言われてる人とか、カリスマとかいう言葉自体が全くわからないので、「今回の件」のみを取り上げられる方々のがより不思議。
いやまあ、非難してるつもりは全然ないんですが。
ぬいぐるみ遊びとか、男の場合のアイドルなんかは、知性を感じさせては駄目だとか(いや頭は良さそうな顔ですけど、ぺさん)、そういうものなのかなぁとなんとなく思ってますが。
少なくともその辺はわかる方が、今回のことが気になるということなんですかねぇ……?
投稿: 紅玉石 | 2004.11.28 11:36
ああ、ごめんなさい、毎回毎回、ブームのたびに疑問投げかけて来た方らってこともあるのでしょうね。
決め付けてごめんなさいσ^^。
投稿: 紅玉石 | 2004.11.28 11:37
Soredaさん、こんにちは。ご指摘、そうです、失神騒ぎってありましたね。あの時代からどうやって現在につながっているのか、自分も歴史の証言者なのにいまひとつピンとこないところがあります。余談ですが、病後の西城秀樹ってなんか人間的な深みがあっていいなぁとか思います(っていう感性が古すぎかも)。
投稿: finalvent | 2004.11.28 11:37
はじめまして。
「Yon-sama」という言葉を昨日初めて「英語」で知りました。西オーストラリアのローカル新聞に出るくらいだから、もう日本では社会現象になっているのですね。中年の女性が夢中になっているとのことですが、ヨーロッパやオーストラリアではどうもそうした「中年オバサマがみな夢中になる芸能人」の話をを聞いたことがないので、興味深く読みました。これってメディアがさらに煽った結果なのでしょうか。
これまた余談ですが、郷ひろみは1972年のNHK大河ドラマ「新・平家物語」の最初のほうにチョイ役で出ていましたね。まだ御三家のひとりとして爆発的人気の出る前でしたが、中学生だったわたしにとってその振り返った顔の美しさは衝撃的ですらありました。
投稿: がび | 2004.11.28 13:37
http://blog.livedoor.jp/adoruk626/archives/2316221.html
「冬のソナタ」は作られたブームである
今の「韓国ブーム」は電通を主導に作られた極めて胡散臭いものである。各マスメディア、マスコミは来年2005年の「日韓友好40周年」に向けた一大イベントを計画しているのだが、その「プレ・キャンペーン」と言えるのが、昨今お茶の間をにぎわせている「冬ソナ現象」なるものの正体だ。たとえば外務省が発信した「プレスリリース」を見てみると、6月3日に「日韓友情年2005年実行委員会」が発足され、東京芸術大学学長の平山郁夫委員長以下、(株)電通会長の成田豊氏らが名を連ねているのが分かる。このプレスリリースには、最後に次のような文章が添えられている。
http://kiri.jblog.org/archives/001203.html
韓流サクラ疑惑
まあ、そりゃあ仕事で逝って車に轢かれりゃ治療費は普通会社持ちだわなあ。でも美形なおっさんが個人で払うといいつつ実際は入っていた保険から支払うつもりだったらしく、ババァを業務で派遣した会社が受取人になる可能性もあるので揉めているということらしいのだが。やはりここは保険屋にひとつ騒いでいただきたい。あの、サクラ会社に金払うのはやなんですけど、とかいってさ。
投稿: (anonymous) | 2004.11.28 13:45
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2004/10/21eat100.htm
報道発表資料 [2004年10月掲載]
都営地下鉄・特別企画
話題の韓国映画 僕の彼女を紹介します
特別試写会に285組570名様をご招待
平成16年10月28日
交通局
(東京都)交通局では、クイズに正解された方から、抽選で話題の韓国映画「僕の彼女を紹介します」の特別試写会にご招待します。
1 クイズ
下記の○に入る文字をお答えください。
新橋から羽田空港までを最速23分で結ぶ「エアポート快特」を
運転している都営地下鉄の路線は ○○線
「日韓友情年2005」公式サイト イベントカレンダー
http://www.jkcf.or.jp/friendship2005/japanese/events/
「最終目的地は日本」公演
メール:kiyama-co@hkg.odn.ne.jp
演劇 公演 (ソウル)3月24日・25日、(釜山)3月28日・29日 木山事務所
03-5958-0855 (韓国)ソウル・世宗文化会館小劇場、釜山・文化会館
在日韓国人女性の指紋押捺の裁判のプロセスを通して、日韓の歴史と問題点を浮き彫りにする。作/堤春恵、演出/末木利文
日韓合作演劇「祖国に種を蒔く」(韓国、日本公演)
www.iris.dti.ne.jp/~erumu/ メール:erumu@iris.dti.ne.jp
演劇 公演 2月(ソウル・釜山他)、5月(東京他) 劇団えるむ、韓国演劇協会、ソウル市立劇団
03-3205-0029 (韓国)ソウル・釜山、(日本)東京
心ならず閔妃暗殺に加担した禹範善を父に持ち、農学博士として活躍する禹永春の生涯を舞台化。
記念事業の認定
http://www.jkcf.or.jp/friendship2005/japanese/project/index.html
「日韓友情年2005」実行委員会では、「日韓友情年2005」の趣旨にふさわしいイベントを「記念事業」として認定し、広報を行っています。
記念事業の認定申請があり、以下のガイドラインに合致する場合、本友情年の記念事業と認められます。
投稿: (anonymous) | 2004.11.28 13:55
これは、ブームでは無く、キャンペーンだと思っています。
最低でも来年までは続きそうで、うんざりしますが。
>問題は、なぜ裴勇俊に日本人女性が熱狂するのか
いえ、問題は日本人女性が熱狂しているのか、では?(w
>考えたって、無駄である。でも、考えてみる。
つまりは、そういう事ですね。
投稿: (anonymous) | 2004.11.28 18:46
北東アジアの文化産業が(ハリウッドに倣って)、
莫大な費用と複雑巧緻なアイディアを投入してグローバルな宣伝を展開しはじめたのは、
別に韓劇だけの特殊事情(陰謀?)ではありませんし、
いかに大規模で巧妙な宣伝を展開しても、売れないモノは結局売れないと、
王家衛監督《2046》(木村拓哉氏も出演しておられた)が証明した通りと思います。
そして、日本人の女性が北東アジアの芸能人に寄せる熱狂的な支持も、
裴勇俊に始まるものではなく、ここ二十年間継続的の現象の一部と考えます。
2002年に張國榮(レスリー・チャン)が自殺した直後、
外国人が完全に消えたSARS禍の香港で、
日本から追悼に来た女性ファンの集団を見かけましたが、
彼女たちの熱狂と蛮勇には、驚きつつ、いささかの敬意を表したものです。
もっと古い話では、ジャッキー成龍の日本人女性ファンの熱狂ぶりも有名で、映画にもなったはずです。
さらに古い話に遡ると、崔承喜や李香蘭などという名前も思い出されます。
結局、裴先生のブレイクは、
1)北東アジアの文化産業の宣伝戦略が大きく変化しつつある
(《臥虎蔵龍》、張藝謀《英雄》、韓劇の海外戦略、《2046》)
2)日本では北東アジアの芸能人の価値が突然高騰する現象が定期的に発生する
というふたつが合わさった結果で、
韓国の陰謀や女性諸君の嗜好の歪みを警戒されるには及ばないかと、よそながら思います。
ちなみに、香港・台湾には三年ほど前から《韓流》が入って来ておりましたが、
人気が出るのは全智賢や李英愛などの美人スターばかりで、
総じて顔の幅の広すぎる(失礼!)韓国男星の人気は冴えなかったようです。
投稿: heung | 2004.11.28 19:49
本ムーブメントは単に日本と韓国の政財界が
広告代理店に依頼して創り出したイベントかと思いますが…。
政経的な意志は明かに、絡んでいるでしょうね。
結局、「大衆扇動って思っていたよりもずっと簡単ですね」
ということなのでは。
投稿: kagami | 2004.11.28 20:11
どうだろう。
馬鹿みたいに扇動しているのは確かだろうけど、
それだけでもないのでは。
「オバサマ向け」の若い男性アイドルがあまりに少なすぎたことはやはり大きいでしょう。
例えば氷川きよしは俳優じゃないからドラマ経由で「萌え」ることはできないし、演歌好きだってそんなに多くないし。
投稿: スープ | 2004.11.29 02:56
韓流ブームの隠れた仕掛け人はあの事務所?
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200411260000/
isaさんによればジャニーズ事務所の男性アイドル囲い込みが原因ではないか?ということ。
まあこれは半分冗談なのでしょうがちょっと納得してしまいましたw
投稿: (anonymous) | 2004.11.29 03:03
あの方たちはいかにも貴公子然としていて、あくまでも "スター" であることの義務を果たしておられるからなのではないかと思います。
私としては、あの方たちが "日本" とか "日本人" に対してどのような感情をお持ちなのかの方が気になります。
日本のおば様方(そんなに年齢変わらないのですが)については、宝塚ファンとの関係が気になります。
宝塚も、今の日本男児が持ち合わせない女性が欲する理想の男性像を体現なさってますから。
ちなみに、私はどちらも興味ないです。
情熱を持てる方々がうらやましいとは思いますが。怖くもあるし。。
投稿: macomoco | 2004.11.29 07:26
わ、凄いね! 何なんだこの盛況ぶりは? こんなところにもブームである事は判ります。ブログでは批判論、陰謀論が多いようにも見えますが、これってブログの層とヨン様ファンの層が殆ど交差していないという事のようですね。てっことは、トランス脂肪酸をまったく知らない層であるかも、と無理矢理こじつけるてみる。
大スター不在世代論、『オニババ化する女たち』論、「萌え」、やっぱりここは凄いな〜。後、キーワードは昭和?関係無いですかそうですか。「冬の恋歌」自体は女性の広い世代に受け入られているようにも見えます。セカチューブームもあったし、こういうの考察するのって男性が多いわけですが、そこに限界があるんじゃないかと思います。
投稿: hasenka | 2004.11.29 10:19
無理して漢字で書かなくっても。
裴勇俊?
裴容浚?
投稿: (anonymous) | 2004.11.29 15:43
あの国のスターは意外とマッチョな感じがしますねえ。
やっぱり徴兵制のせいなんでしょうか?
顔はイケメンだけど体はマッチョというのが、日本のおばさま
受けするのかも。日本の男性アイドルは細身ばっかりだし。
投稿: Baatarism | 2004.11.29 23:34