« [書評]45歳、ピアノ・レッスン!―実践レポート 僕の「ワルツ・フォー・デビイ」が弾けるまで(小貫信昭) | トップページ | 胡錦濤のキューバ訪問 »

2004.11.21

Googleの自動翻訳に日本語が対象になっていた

 最近IT系の情報に疎くなりつつあるのでみなさんご存じのことかもしれないが、私は昨日発見したので最初は驚いた。Googleに日本語の翻訳機能が付いているのである。例えば、検索結果のページを英語から日本語に翻訳してくれるのだ。試してみると逆もできる。つまり、日本語から英語への翻訳も可能になっていた。私は英語もおぼつかないが、それでも、フランス語やドイツ語となると私はからっきし読めないので以前から英語を軸にした翻訳機能は重宝していた。日本語が使えるとなるとそれはいいぞと思ったわけだ。
 それにしても、いつのまにこんな機能が装備されいるのかと感心した。Googleもさすがだな、自動翻訳の分野にまで技術を持っていたのか。と、あんぐりを口を開けたもの、なわけねー、とか天啓なのか悪魔の弁明なのかあって、シストラン(Systran)と比べてみたら、機能は同じだった。若干シストランとバージョンが違う印象は受けるがエンジンは同じようだ。なーんだ、シストランと提携しただけなのか。
 どこと提携しても精度がよければいいのだが、ちょっと試してみるとわかるが、ベータ版の注意書きに恥じないものである。それでも、なんとか使えないわけでもないかもしれない。ちょっとやってみよう。
 翻訳用のサーバーは以下にある。


  • http://translate.google.com/translate_t

 例文はこれ。

According to a participant, Greenspan told G20 finance ministers and central bank governors meeting in Berlin that the U.S. savings rate was currently around zero and the transfer of savings to consumption was slowing.

 で結果はというとこれ。

関係者に従って, Greenspan はG20 大蔵大臣に告げ, ベルリン米国の節約率がゼロ現在だったと消費への節約の移動で 会う中央銀行ガバナーは遅れていた。

 使えませんね。ちなみにエキサイトなどが採用しているAMIKAIだとこう。

参加者によれば、グリーンスパン、米国の貯蓄率が0のまわりで現在あったとベルリンでG20大蔵大臣および中央銀行知事会に伝えました。また、消費への貯蓄の転送は遅くなっていました。

 開発に日本人が入っていると思われるAMIKAIのほうがちょっとマシかもしれない。
 今後日本でも自動翻訳のニーズが高まるので、技術も進歩していくだろうと思われるので、その意味で、現状での精度を云々するより、そうした市場ニーズがあるよということを喚起していくほうがいいだろう。ビジネス的には、Froogleがすでに日本語でも一部使えるように、通販などで採用されていくといいのかもしれない。
 ちなみに、Googleで翻訳させるには、translateサーバーにURIの引数を渡してやるだけでいいようだ。
 英和の場合はこれ。

  • http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=

 VOAをこれを使って翻訳するとこう。

 和英ではこれ。

  • http://translate.google.com/translate?u=

 まだ機能がよくわからないのだが、日本語版のGoogleサービスからは検索の際に自動翻訳は出てこないようだ。Googleの国際版で使える。追記(同日):日本語版Google.co.jpでも装備されていました。

 そして、[このページを訳す BETA ]をクリックすればいい。
 こうしたサービスが日本主導でできるといいなとも思うし、エキサイトやOCNなどはそうした志向があるのかもしれない。自動翻訳技術の難しさは四の五の言うまでもないが、早く実用レベルになるとグローバリズムというのも政治の話題からさらに広がるだろう。

|

« [書評]45歳、ピアノ・レッスン!―実践レポート 僕の「ワルツ・フォー・デビイ」が弾けるまで(小貫信昭) | トップページ | 胡錦濤のキューバ訪問 »

「ネット」カテゴリの記事

コメント

以前どこかで耳にした話なのですが、PCによる翻訳はアルゴリズムとしてはほぼ出尽くしていて、後は膨大なデータベースから検索・採用する力技で、PCの処理能力の向上待ちということらしいです。
となると、膨大なデータベース検索機能を持つサーチエンジンは、本質的に翻訳サービスに有利なポジションを占めているのかもしれません。一定量のアクセス数の多いキャッシュをPC側に置いた上での翻訳サービス提供などは良いビジネスモデルかもしれませんね。

投稿: カワセミ | 2004.11.21 12:31

>カワセミさん。
量が多いというのはとてもよくわかるのですが。
「どちらが妥当」かという判断は誰が与えることになるのでしょうね。
いっそgoogleなら、ユーザ参加で妥当性のぽち、と一手間なんてことになったら進歩早いんだろうにな。
(いっそもう一社くらいと提携してw)

投稿: 紅玉石 | 2004.11.21 13:13

んー、ちょっと言わんとしている事が分かり辛いのですが。的確な判断のために膨大な量が必要という意図で書いたんですけどね。
それとコンピュータウイルス同様、その仕組みが結果的に人間の脳内の仕組みと近似して、医学にフィードバックされるなんてことは無いですかね?

投稿: カワセミ | 2004.11.24 00:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Googleの自動翻訳に日本語が対象になっていた:

» Googleの新機能追加 part1 [sairix.ddo.jp]
Googleが何であるかはいまさらここに記述するまでも無いが、Googleは単なる検索サイトから様々な機能を備えた便利サイトに変身しつつある。 Googleの機... [続きを読む]

受信: 2004.11.21 16:23

» 極東ブログ [PCLaboのつれづれ日記]
Googleの翻訳機能。僕も先日みつけて驚いたが、精度は従来とそれほど変わりないようだ。(Googleだから..と勝手に期待したのだが) 実用レベルにはま... [続きを読む]

受信: 2004.11.21 18:41

» 日本ブログばかり見ていませんか! [海外旅行(フィリピン紀行)]
ブログと言えばアメリカから来たので有りますが・・今や完全に日本で定着した。 ★人 [続きを読む]

受信: 2005.03.27 17:41

» 日英、日中の自動翻訳機 旅行会話なら、数秒で [拾稔堂店長のこうかい?日誌]
【デーリー東北新聞】国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)は19日、携帯情報端末(PDA)を使い日本語音声を英語や中国語に翻訳するシステムを開発したと発表した。  PDAに付けた8個のマイクで音声を集め、携帯電話やPHSの回線でサーバーに送信。..... [続きを読む]

受信: 2005.10.21 16:03

« [書評]45歳、ピアノ・レッスン!―実践レポート 僕の「ワルツ・フォー・デビイ」が弾けるまで(小貫信昭) | トップページ | 胡錦濤のキューバ訪問 »