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2004.10.23

コーヒーは心臓に悪いらしい

 またコーヒーと健康の話。今回はコーヒーが心臓に悪いよということ。マジ? ま、そういう可能性は高そうだ。ネタ元は"American Journal of Clinical Nutrition"という健康研究誌。みのさんじゃない。
 話は、"Associations between coffee consumption and inflammatory markers in healthy persons(健康な人の炎症マーカーとコーヒー消費量の関係)"。概要はこれだ(参照)。で、結論はこういうこと。


Conclusions: A relation exists between moderate-to-high coffee consumption and increased inflammation process. This relation could explain, in part, the effect of increased coffee intake on the cardiovascular system.
【試訳】
結論:適量のコーヒー消費と炎症過程には相関がある。この相関は、部分的ではあるが、コーヒー摂取量増加が心臓血管系に影響をもたらすことを説明しうる。

 ロイターだともうちょっとわかりやすい。"Coffee Tied to Inflammation, Perhaps Heart Disease(コーヒーは炎症に関係がある、たぶん、心臓病にだね)"(参照)がその記事。同種のCBSだと"Coffee Tied To Heart Risks(コーヒーは心疾患リスクを高める)"(参照)。
 この調査は3千人を対象に問診したものだ。心疾患に関係する炎症マーカーは、コーヒーをまったく飲まない人に比べて、飲む人は一日一杯のコーヒーでも影響を受けることがわかった。より具体的には、コーヒー二杯以上がよくないようだ。この影響は性別とか喫煙とは独立したものらしい。
 コーヒーのなにがよくないかというと、やっぱしカフェインらしい。とすると、コーヒーだから悪いというものでもない。影響がでるのは一杯を28mgとすると二杯は56mg。この量は、健康ドリンクとかに含まれている量50mgにも近いから、あれも心臓によくないかもねである。
 さて、このネタをどれだけマジに受け止めるか?
 もちろん、この調査でコーヒーは心臓によくないと決まったわけではない。この手の研究はけっこう覆ることがある。
 でも、心臓に不安のある人は、コーヒーは避けておくのが無難かもねとは言えそうだ。
 余談としてだが、ちょっと専門的に見ると、詳細はこう。

Compared with coffee nondrinkers, men who consumed >200 mL coffee/d had 50% higher interleukin 6 (IL-6), 30% higher C-reactive protein (CRP), 12% higher serum amyloid-A (SAA), and 28% higher tumor necrosis factor (TNF-α) concentrations and 3% higher white blood cell (WBC) counts (all: P < 0.05).

 IL-6とTNF-αの増加が目立つので、今回の結論とはなったのだろうが、CRPも高めるので**(伏せ字)のリスクも高まるのではないかと思う。っていうか、そういう研究も次には出てきそうな気はする。

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コメント

カフェインの血中濃度を急激にあげるのが不自然なのかもしれない。ほうじ茶は、カフェインを高温度で適量殺しているので、一日に平均的に飲むのは良いのかも。禅寺は、カフェインを長い年月うまくつかっているみたい。低血圧気味の私には、必需品になりそう。ただ、やっぱり薬のつもりで飲むので、定量摂取はしないつもり。

あと、最近の缶コーヒーが一番カフェインが含まれていて、インスタントが一番少ないらしい。美味しいコーヒーの第一要素は、カフェインで。あと、コーヒーと煙草の組み合わせの方が、身体に悪そう。私は、たばこを吸わないので血圧が低くなりやすいのかも。

投稿: 野猫 | 2004.10.23 20:29

Aerobic Exercise is Best Fitness Program for Patients with Stable Heart
Failureエアロビック運動が、慢性心不全疾患患者にとって、
2007年平成19年6月11日付け米国循環器学会で発表。

散歩と自転車ツーリングは、心臓の大きさと駆出能力を改善する。
繰り返す運動リハビリで、太ももや殿部をすっきりさせ、たるんだ心臓を再成形すると言われている。最新の研究によれば、エアロビック運動が、以下のような作用を育成すると報告している。
つまり、慢性心不全患者の拡張性心が、全身に血液を駆出するすっきりした、 より効率の高い臓器に変身させられたと述べている。
2007年6月19日付けに出版された、米国循環器学会誌の記事は、結論付けて発表した。心不全患者の812人でデータを収集し、分析している。
ここで、エアロビクスに焦点を当てていることと、かつ、ウエイトリフティングを加えた点が最も評価される。この研究によれば、心不全疾患の患者が週に何回かエアロビクスをすれば、拡張した心臓が顕著に縮小し、血液の駆出が目だって改善することができたと報じている。研究者が、筋肉力を向上させる為、定期的な運動として、ウエイトリフティングを行った患者の心臓の大きさと機能は同じように改善しなかったことを発見して驚いたことである。

投稿: メディカルテクニカ | 2007.07.26 15:52

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