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2004.01.11

朝鮮日報、それは考え過ぎ

 朝鮮日報社説「日本という国の偏狭さ」を読んで笑った。と書くと誤解されるかもしれない。嘲笑でも苦笑でもない。おもろいこと書くなと思ったという単純なことである。もっとも、ことが笑い事では済まれないのだろうとは思う。ちと長いが雰囲気を伝えるために引用する。


 韓国政府が独(トク)島の自然をテーマにした切手を当初の計画通り、今月中旬に発行するとの方針を示したことに対し、日本の麻生太郎総務庁長官が「日本側も対抗措置として独島をテーマとした切手の発行を検討しよう」と提案したという。
 今年1月1日に小泉純一郎首相が日本の伝統服飾姿で、第2次世界大戦のA級戦犯らが祭られている靖国神社を突然参拝、韓国および中国国民を激怒させたのに続き、今度は日本政府の高位関係者らの常識外れの言動が相次いでいる。
 このような日本の妄言は今日に始まったことではないが、最近の動きをみていると、日本内の空気が尋常でない方向に流れているのではないか、という懸念を抱かざるを得ない。

 「あのぉ、そんなことはないんです」と、おじゃる丸の貧乏神様の声で言う。日本人の大半は竹島のことなんか念頭にない(それも問題)。小泉総理の靖国神社参拝もきな臭いなと思っている。それが日本の大衆の意識だ。ちと、こう言いたい「朝鮮日報様、日本にいらっしゃって、養老の滝とかで飲みつつ、日本人と対話されてはどうでしょうか。料理がうまくないのは申し訳ないと思いますが、いや、沖縄料理屋がいいかも、豚料理はうまいですよ(うまい店なら)。沖縄人も改名させられましたよ、日本は単純ではありません」と。
 引用が多いがもう一つ。

 予定通り独島切手を発行するとした郵政事業本部の決定は、いかにも当然のことだ。日本のこのような動きに、「高句麗史は中国史の一部」と主張する中国の露骨な意図を重ね合わせると、北東アジア情勢に重大な地殻変動が迫っているような印象を受ける。
 結局、このような一連の問題の根本的に解決するためには、国力を強化するほか道はないようだ。「放心しているうちに、一世紀前のあの事態を繰り返すことになるのでは」と考えると、今の国内情勢にため息が出るばかりだ。

 韓国が切手を出すのはけっこうなことだし、あの島を領土だと思うのもかまわないと思う。だが、日本もあの島が領土だと思っていることを配慮して、妥協してはどうだろうか。あんな島自体はなんの価値もない(とあえて言う)のであって、ようは海域の利権の問題。つまり、金の問題じゃないか。金でかたがつくことは金でかたを付けるのがいい。他の方法をとってもこじれるだけ。と、書いても、たぶん通じもしないだろう。それが隣国問題というものだ。どの国も隣国とは仲が悪いものなのだ。せめて、熱くならないようにすることだ、日本もね。
 こんな冷やかしの話を書いたものの、中国にまでタメをはろうとするなら国力を強化するより、日本と連携したらいい。そんなことわからないわけもないと思う。東亜日報によれば、李滄東(イ・チャンドン)文化観光部長官は、新年記者懇談会で「中国の高句麗史歪曲問題について、政府レベルで対応するのは問題解決に何の役に立たない」と述べたらしい。そりゃ、そうだよ。
 しかし、小中学生を1万に近く米留させてしまう韓国社会には、やはり通じないのかと思うと、このあたり、日本の大衆としては、大きく構えるだけの余裕を持てということになりそうだ。日本はどう隣国にメッセージを送るべきなのか、困惑する。
 ふと思ったのだが、韓国が日本の文化を解禁したといってもまだまだアニメは先のことになる。残念だなと思う、ぜひ例外でいいから、「おじゃる丸」を放映してもらいたいと思う。日本の大衆というはああいうものなのだから。

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コメント

ハン板やnaver見過ぎたせいで偏狭になりすぎてるかもしれませんが、韓国(朝鮮)人って、韓国(朝鮮)が嫌いなんでしょうね。でもって、その愛憎反転の装置としての日本という面がある。

もっかい日本人なれば、なんて口が裂けても言ってはならないんでしょうが。

投稿: a watcher | 2004.01.11 09:25

どもです。あれから思ったのですが、朝鮮日報が懸念している日本のイメージというのは自分自身のことなんでしょうね。もう少し軟化できないものかとは思いますが。

投稿: finalvent | 2004.01.11 19:04

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