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2003.12.03

「はてな」からココログ(TypePad)へ

 昨日、「はてなダイアリー」からこちらに引っ越しをした。ブログを開始する当初、MTにするかちと悩んでいたが、やはりブログの主流はMTになるだろうから、MTベースがいいだろうと考えていたので、早々に移転した。リファラや統計の情報は得られないが、仕事でもないしいいだろう。ちょっと残念なのは、はてなの旧「極東ブログ」でPageRankをある程度まであげ、もう一歩でフレッシュクロールかというところだったが、それが消えることだ。しかし、もとからはてなのほうはキーワードリンクが多く、Googleにひっかかりやすいリンクファームの趣が強いので、それはそれでこのあたりで引き上げておいたほうがいいのだろう。あまり有名になってもろくなことはないという感じもする。それにしても、特に意味もなく保持していたニフティの会費がこんなところで生きるとはねである。
 MT移行については、ちと「うざったいコメントが嫌になったか」とも思われたようだが、そのあたりの心情は漠としている。もともと掲示板(フォーラム)でがんがんやってきた古くさいネットワーカーなので2ちゃんねるように荒れていなければ、対話は嫌いではない。だが、どうも荒れてなくても、若い人と話が通じないなというのは多くなった。
 そういえば、はてなでは先月、東浩紀がはてなに持っていた日記がコメントで荒れたため閉鎖するという「事件」があった。閉鎖前には次のように言っていた。(参考


基本的にははてなで続けるつもりですが、別のシステムでも実験してみるべきかもしれません。結局MTを採用するような予感もします(笑)。

 MTだからってどうという違いもないだろうと思ったが、東浩紀のような有名人の場合はコメントというか掲示板的な機能がブログについているとどうしても「荒れ」対策が必要になるのかもしれない。それに対して、MTがいいソリューションなのかはよくわからないが、現状のはてなダイアリーでは特定日のコメントが長くなると話題のほうが見づらくなるという欠点は確かにある。と、書いていたら、ご本人の新規MTサイトにご本人の弁があった(参照)。ふーんという感じだ。余談だが、ちとPerlの動作がトロいような気がする。それと、誤解されるかもしれないが、私は哲学の文脈以外では東浩紀にはほとんど関心がないので、この話はこれまで。
 話を戻して、はてなとココログだが、なにかと話題の感度の高いはてなのほうでは、ココログという大衆化したMT(正式には機能限定のTypePad)をどう受け止めているかと思ってみたら、すでにキーワードが立っていた(参考)。こういうところが、はてなはすばらしいと思う。これを読んでみると、関心はあっても、私のように、さらっと移行した人はいないようだ。はてなに魅力を感じている人が多いのだろう。ざっと見ても、これだけはてなに魅力がある。(1)キーワード機能で話題が共有できる。(2)CSSのカスタマイズ性がいい。(3)Googleに強い。と、実は3つとも同じことでもあるのかもしれない。
 TypePadのほうもCSSくらいはいずれ調整できるようになるだろう。が、昨日私が始めたときは、ちと文字の小ささにまいった。私は眼がよくないので、できればでかい字がいいなとは思う。ただ、慣れはあるようだ。昔のMacのような感じもする。
 話がちと前後しかねないが、はてながちとまいったなと思うことがあった。コメントの問題ではない。もともと私のブログなどコメントはたいしてない。まいったなというのは、はてなが村化していることだ。私という人間はどこにいても一匹狼的な人間なのだが、そう言って気取っているわけではないことは、どっかおちゃらけのサービス精神のようなものがあって、他人の目が気になるのである。また、回りの環境に馴化しやすいこともある。というわけで、どうしてもはてな村の雰囲気やはてな文化に影響を受ける。これが良い面もあるが、疲れる面もある。4か月はてなでブログしてみて、そこで物を書く人間の大半がセンター試験以降の世代になったのだと知って愕然とした。おそらく面と向かえば言葉も通じないだろうと思う。反面、私が好きな出版文化のほうは、書籍的にはまだ団塊から私(46歳)の世代だが、雑誌は30歳台に移行している。それでも、その下にブログの書き手がくるようだ。もちろん、そうではない例外も、例外という以上には多い。
 恐らく、私とはてなの関係はこれから薄くなっていくようにも思うのだが、そう急いで全面的に移行するというものでもなく、旧極東ブログのアーカイブと残してきた若干の対話の場でもありつづけるだろう。
 別の面から言えば、MT化したことで、トラックバックの拠点になれたので、もう少し広い世界への対話が可能になればいいとも思っている。こういうと偉そうな言い方がだ、世の中に3人くらい話の通じる人間がいれば、私はそれでいいのだ。傲慢が過ぎるかもしれないが、以前のネットワークの活動で得た得難い知人たちには、この4か月の間のブログは秘密にしてある。我ながら矛盾しているが、Googleのフレッシュクロールくらいになったら、自然にわかるだろうとも思っていた。わかりあえる可能性のある知人をほったらかして、何を言っているかであるが、ま、少し遠いところに向けて声を出してみたいのだ。

追記12.4
リファラの情報があると参考になるので、追加した。


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コメント

ココログ、現段階提供されているBasic版では直接ソースをいじることができないのですが、それでもかなりカスタマイズは可能なようです(サブタイトル欄を活用する方法など)。
少しだけですが解説しているサイトを見つけてまとめましたのでよろしければご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/yukatti/20031204#p3
#ちなみにわたしは1968年生の共通一次世代です。

投稿: yukatti | 2003.12.04 04:46

あ、どうもです。埼玉住人さんというかたのブログが話題にあんっていたので、関連のを見ながら、昨晩私も解析していました。h2のなかにscriptタグはlinkタグを入れてしまうので、ちょっとぉと思って手が出ません。はてなですら、CSSをオーバライトで変更していた気持ち悪りぃと思っていたので。ただ、この技は流行るでしょうね。

投稿: finalvent | 2003.12.04 09:56

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