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2003.12.04

インドと日本は協調したほうがいい

 朝日新聞社説「中印改善――竜と象の踊りの輪に」で、インドと中国の関係が改善されることが好ましいとしていた。ほぉっていう感じだが、朝日新聞社説には左翼と反米のフィルタがかかっていることがあるからなと警戒して読む。


 底流にあるのは、経済の発展を優先したいという共通の意識だ。そのためには何より紛争を避けたい。両国はともに今世紀の半ばには経済大国になる可能性を秘めている。巨大な市場や潜在力を互いに生かし合わない手はないというわけだ。

 それはわかりやすい。そのわりに、カンクン会議の暴れん坊とアジアのFTAボスという視点がないのは変だなと思って読み続けると、ご期待どおりの左翼節が出てきました。

中国は包括的核実験禁止条約に署名したが、批准はまだだ。インドは署名さえしていない。ミサイル関連技術の輸出規制や、弾道ミサイル拡散防止の国際行動規範には両国とも未参加だ。これでは困る。

 なーんだ中国を賛美してインドの核を牽制したいというだけか。つまんないなぁである。といわけで、まじめくさったくだらない話はさておき、私は2つくだらない話を書こう。
 1つはシッキムだ。

インド側はチベット自治区を中国領と初めて文書で確認し、中国側もそれまでインド領と認めていなかったシッキム州とチベット自治区との間の貿易の再開を受け入れた。

 前段のチベットの話はむかつくのだがある意味現実的には仕方がない。でシッキムだが、紅茶で有名なダージーリンの上のほうというか北西というかあのあたりで、いい紅茶が取れる。価格が同じならダージーリンよろシッキムのほうがうまい。が、最近ダージーリンの紅茶は驚くほど進歩している。5年まえならお笑いっぽかった有機の紅茶がうまいのだ。また、製法も最新の台湾烏龍茶の影響を受けているのか、すごいのだ。この2つを合わせたプッタボンやマカイバリの紅茶は、もうそれは香水なのだ!!って言ってどうする。私はキャッスルトンとかサングマとかが好きだったが、乗り換えてしまったよ。ああ、くだらない話。
 もう一つは、朝日新聞は「さて日本だ。首脳交流さえ乏しいインドはまだまだ遠い」というが知らないんだなと思った。個人的な話になるが、今年亡くなった桜内義雄元衆議院議長はインドにだいぶ心を砕いている様子を私は知っている。ただの坊主じゃないなと思ったものだ。ああいう気骨のあるインド愛好家がいなくなってしまったなと残念に思う。日本ではインド愛好家というとすっかり変な人が多い。たしかに、現地で暮らすとああなるのだろうなとは思うが、変な感じのインドというのはなんかすごく間違っていると私は思う。カルカッタの通りでチャンドラ・ボース(Subhas Chandre Bose)の立像を私が見ていたときだが、知識人と思われるインド人が日本との友好を熱心に語ってくれた。センター試験以降の世代のみなさんは知っているかな。知っていても小熊英二みたいにひんやりした知識にしてしまうのかな。とからかってしまってはいけない(参考)。私だてチャンドラ・ボースのことを知っているが親愛を強く持っていたわけでもない。すなかったなと思って帰国してから高円寺にちと墓参りに行ったものだ。

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