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2003.11.21

南の国のシュパーゲル

南の国のシュパーゲル
 丸井の地下で白アスパラガスが売っていた。なんで?と思ってみたら、オーストラリア産である。南半球はこれから水着のサンタさんの季節なのだ。なるほどねと思って買って食ったが。それほどうまくない。今の日本の季節で食うものでもないのか。それにしても、国産の白アスパラガスもたいしてうまくない。オーストラリア産もこの程度。なのに、ドイツの直輸入ものはうまいんだよな。種類が違うのか。

地方交付税問題がわからん
 今朝の新聞各紙社説は曖昧な印象を受けた。最初からまともに社会問題を議論するのかわからんような産経や朝日はさておき、日経が取り上げていた「避けて通れない地方交付税改革」は重要な話題だ。だが、よくわからない。


だから47都道府県のうち32の県で地方税収より交付税の受取額のほうが多い。地方税の2倍、3倍を受け取っている県も珍しくない。市町村では歳入の大半が交付税という例もある。「財源が足りない」では済まされない状況である。何をもって「足りない」というかを究明すべきだろう。
 遅まきながら、財務省も歳出総額の費目別見直しに着手したようである。交付税を所管する総務省も自治体も高い次元に立って見直しに参加してほしい。

 「何をもって足りないというかを究明すべきだろう」って言ってもなぁ、おまえさんその言及だけなら床屋談義だよ。日本経済新聞なのだから、もうちょっときちんと言って欲しいものだ。
 かく言う私はこりゃ地方の問題だよと思うけど、全体のパースペクティブがわからない。

家畜に耐性菌
 NHKのニュースからだが、食肉用の家畜に耐性菌広がっているらしい。食肉用の牛や豚、鶏の79%が抗生物質が効かない耐性菌を持っているとのこと。それって直接人間に影響があるのか? それと同ニュースで気になったのだが、畜産の現場では治療や成長促進などに人間の2倍以上の抗生物質が使われているとのこと。成長促進の抗生物質ってなんだ?とも思うが、日本の畜産は問題の巣窟っぽい。それと、いずれにせよ自然界に撒かれた抗生物質は人間に跳ね返ってくるのだが…。

模造品の購入はいけない?
 NHKのニュースからだが、特許庁はブランドの模造品を買わないように、テレビ、インターネット、ポスターでも呼びかけるというのだが、なんとも不愉快。模造品がいけないのは、ブランド業者の利益を守るためで、しいては産業のルールを守ることになるのだが、一義的には消費者の問題ではない。税関できちんと取り締まればいいだけのことで、くだらん金使うなよ特許庁と思う。そうでなくても特許事務の遅れのほうをなんとかしろ。

リンボーに資金洗浄疑惑
 CNNから。これは以前のヴァイコディン話の補足だ。リンボーに資金洗浄疑惑が出ている。リンボーとかぎらずみんなやっているのだろうな。日本でも例えば、○○隊長とか。

トランス脂肪酸の話題
 ロイターヘルスにトランス脂肪酸の話題があったが、特に新しいインフォはない。ラベリングについても2006年まで。ちと気の長い話だ。それでも今回の話題では、米国油脂メーカーのシフトが理解できた。それに比べて、日本! サイテーだ。とくにサイテーなのが、「買ってはいけない」系の食品メーカーだ。トランス脂肪酸が野放しなのだ。なにがアトピー問題だよ。

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