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2003.11.11

沖縄切り捨ての読売新聞にむかつく

 開票を見ていた疲れで昨日はぼーっとしていたら、あれあれという間に加藤紘一が復党。まさかと思っていた自分が大甘でした。そして保守新党が解党。これは予想されたことだけど、早かったという感じがした。自民党やその関連の焦りのようなものが感じられる。今朝の新聞各紙社説では読売が「保守新党の合流」とかぬかして自民基盤の強化を喜んでいた。読売って憲法改正の旗を振るせいなのか、いつからこんなに露骨な新聞になったのだったのだろうかと驚いた。デマもがんがん飛ばしている。


菅代表は衆院選の最中、米海兵隊の沖縄からの移転を訴えた。北朝鮮の核やミサイルが日本の深刻な脅威となり、日本自身の安全のために、日米同盟の一層の強化が必要な時、菅氏の発言には、首をかしげざるを得ない。

 ふざんじゃないよナベツネさん、というか読売新聞。米海兵隊の実態や機能をちゃんと調べてほしい。あれは基本的に中近東向けの兵站とインテリジェンスのためのもので、揚陸艦も沖縄ベースの単独では機能しない。これ以上沖縄で問題が起こる可能性を考慮して裏でオーストラリア移転のバイパス・プログラムが動いている。「北朝鮮の核やミサイル」とか脅してデマをばらまく世界最大の新聞だよ、読売。もちろん、対中国的なシフトはある。今回の低周波ソナーだ。だが、この実態を見て嘆かない日本人はどうかしているぜ。このブログでは小林よしのりをなんどもくさしたが、彼の義憤はわかるよ。結語は悪い冗談だ。

憲法や教育基本法は、国家の基本法制だ。政治の最高指導者として、小泉首相自身が、明確な国家像、教育理念を持って主導していくべき問題だ。

 私の意見は珍妙だろうからはっきり言うけど、憲法は成文法ではない。むしろ変な成文法をリメークするより、我々の戦後史の累積の慣習法をきちんと憲法だと考えたほうがいい。国家像は重要だが、教育理念など最低の道徳の問題以上はどうでもいい。そして道徳の退廃はいまや日本人の大人の問題だ。街に溢れる自転車を見ろよ。日本人モラルが狂ってきている。そして小泉に至っては、およそ人間30年も生きてきたらあんな人間、変だと思う。変人宰相とかじゃなくて、人間として変だよ。あえて言うのだが、家庭も持てず、妻子への愛のかけらも感じられない男なんて、相手にしちゃだめだ。高橋がなりが言っていた、確かこんなひと言だったと記憶している。「オレは離婚した男を信じない。」偉いぜ。どんなにエロをばらまいても、おまえさんのほうをまともだと信じる。
 朝日新聞社説「公明党 ― 自民を支える事の意味」は歯切れが悪かった。もって回った青臭いレトリックを駆使しているが、ようするにもっと公明党を批判したいのだろう。

 首都圏では、協力の見返りに「比例は公明へ」と叫ぶ自民党候補も目立った。そんな公明党頼みに、自民党内からは「公明は麻薬と同じだ。よく効くが依存症から抜け出せなくなる」と自嘲(じちょう)の声も聞こえる。

 伝聞ぶっているが伝聞なしが本音だ。その本音をずばり言うのが言論人だと思うね。ま、朝日新聞も広告取りや発行部数の問題などもあってそうもいかないのかという点は武士の情けの部類か。
 だが、以下の言及の意味がわからん。文脈を外しているのは重々承知だ。

忘れてならないのは、創価学会が第2次大戦中に宗教弾圧を受けたことだ。細川政権の崩壊後に新進党に参加したときも、自民党が創価学会の池田大作名誉会長を参考人として国会に呼ぼうという動きさえあった。結局、大切な組織を守り拡大するには、権力の中にいて影響力を持つべきだということになったのだろう。

 これって創価学会への色目なのか。ま、そうなんだろう。それにしても、創価学会の体制の内部崩壊は秒読みになっているのに、なにをのんきなこと言っているのだろう。あるいは、のんきじゃない、別の動きを業界では察知しているということなのだろうか。
 それにしても、公明党を巡る言論のくぐもったこの状況のうっとおしい感じってなんとかならないのか。ならないのだろうな、それが民主主義のコストでもあるんだろうし。

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