米国民主党の騒がしい日々
2024年の大統領選挙において、民主党は、あれから8年ということか、再び「自己崇拝」の罠に陥り、壮大な内紛を展開している。選挙戦の最終段階になってようやく党内で激しい議論が繰り広げられ、資金の使い方や広告戦略の失敗、そしてリーダーシップの欠如について多くの異論が噴出した。誰が責任を取るべきかについても各派閥で意見が分かれ、明確な合意が得られない。まあ、得られるわけもないが。このような内部の対立はメディアにも取り上げられ、民主党内の結束がいっそう揺らぐ結果となる。内部対立は深刻化する。民主党やその支持者は自らを「知的で正義」とか「公平で倫理的」とか見なし、他党との差別化を図ってきたが、その結果として内部で愚かな争いを続け、ドタバタを招いている。このような矛盾した行動は誰の目にも明らかであり、まさに、ありがちな滑稽さが浮き彫りとなった。
民主党じゃないだろのバーニー・サンダースは、民主党が労働者階級を見放したことが敗北の原因であると主張し、一方で不敗のナンシー・ペロシは、大企業の影響を受けすぎているとの批判に反論していた。また、オバマ上皇、いやいや、元大統領はバイデン王の撤退を促すなどの関与を小出しに見せたが、これが逆に党内の対立を激化させていた。主要メンバーたちは互いに責任を押し付け合い、選挙の敗北が「誰が悪かったか」を証明するための新たな舞台は、幕間狂言のように楽しい。次の幕が上がると、それなりに信じられるならばだが。内紛によって、民主党の結束はますます崩れていくのは、案外悲劇の始まりかもしれない。とりあえず源平合戦だ。ハリス陣営はバイデンを早期に「ベンチ」に追いやったことが敗因と声を上げるが、バイデン支持者からは「彼を下げた結果負けたのだから当然だ」と声があがる。
バイデン撤退の遅れと党内の混乱
バイデン大統領の撤退の遅れは、選挙戦略に大きな混乱をもたらした。早期に撤退していれば、民主党にとってどれほどの救いとなったかは計り知れない。ナンシー・ペロシもこれを批判しており、オープンな予備選が行われなかったことが大きな問題であったと指摘している。だが、バイデンは「タイミング」という言葉の意味を誤解したまま、その場に居座ることを選んだ。まあ、これにはもっと失礼な説明も与えることは可能なような気は駿河の茶の香り。
この撤退の遅れに関して、オバマ元大統領の関与も問題となった。オバマの元顧問たちはメディアを通じて、間接的にバイデンに撤退を促し、間接が陰険な効果を生んで、党内でバイデン支持派とハリス支持派の間に亀裂を生じさせた。撤退を進める過程で内部メモや公開声明を通じて圧力をかけたことも、党内の対立を助長し、それがハリス陣営をさらに弱体化させた。ということで背中をせっつかれたオバマがガウンを着て「救世主」として介入しようとしたが、うーん、やる気なかったでしょ、最初から。
労働者階級の離反とその影響
バーニー・サンダースは、民主党が労働者階級を見放し、大企業に迎合した結果、支持を失ったと批判している。まいどのことだけどね。「労働者の党」であるはずの民主党が、大企業との蜜月関係を優先し、労働者層との絆を失っていることは、まさに党のアイデンティティを揺るがす事態であるとかね。実際、労働者階級の不満は、サンダースが指摘する通り非常に深刻であり、「最低賃金の引き上げすら議会に持ち込むことができなかった」のは事実なんだけど、まあ、いつものことだよねという感じだ。自販機がなんか喋ったとして聞き入る人はないようなものだけど。
労働者階級からの支持を失ったことが、トランプの勝利にどれほど寄与したか。嘆息。民主党が労働者を取り戻すためには、まず彼らの目線に立って政策を考える必要があった。実際に彼らが選んだのは知的エリートの自尊心だった。例えば、労働者階級の切実な経済問題に対して、党のリーダーたちは大企業との協力関係を強調し、複雑な経済政策の重要性を説いた。頭のいい人の典型的なおバカな行為なんだがなあ、それ。このような姿勢は、労働者層からは現実から乖離したものと見なされ、彼らの生活に直接寄与する具体的な行動が欠けていた。この労働者層の離反がもたらす長期的なリスクについて、果たして党内でどれだけ真剣に議論されたのだろうか。まあ、議論はするだろう。対処はというと、まあ、わからん。
資金管理の失敗とその影響
カマラ・ハリス陣営は1億ドル以上の選挙資金を投入したが、その結果は期待を大きく裏切るものだった、いや、まさに期待通りだった。具体的には、ターゲティングの不十分な広告キャンペーンや効果的でない地域への資金投入した。だって、お金あるもん。特に、テレビ広告に対しては莫大な資金が投入された。そのメッセージはハリス支持層への共感を引き出せなかったが、まあ、そんなものだよ。選挙資金とみれば多くが無駄に費やされた。各地で開催されたキャンペーンイベントは過剰な演出に資金が費やされた。集客が少なく期待された影響を生み出せなかった。いいじゃん。そんなものだよ、地下アイドルだって。
「1億ドルを無駄にした」というエピソードは、民主党の資金管理の失敗を如実に物語っている。というか、結果論なんだけどね。結果を見るまで、誰も考えなかったのか。ハリス陣営は莫大な資金をテレビ広告に投入したが、ターゲティングができず、支持層にリーチすることができなかった。逆がトランプ陣営だった。選挙イベントの過剰な演出や、支持基盤とは関係の薄い地域でのキャンペーン活動に多額の資金が浪費されたが、まあ、それは悪いことでもないだろう。最終的に勝利につながる結果を生むことができなかっただけのことである。ハリス陣営に参加していた者からは「どうして1億ドルも使って勝てなかったのか?」という怒りの声が上がったが、使ったからだよ。なんらかの経済効果はあったはずだよ。
資金を集めすぎること自体が問題なのだ。大金を手にすると、その使い道を見失い、無駄遣いに走るのは、民主党に限った話ではない。しかし、それを見ている国民にとっては、まるで「滑稽なドラマ」として映っていたに違いない。滑稽に思わなかったのはトランプ陣営くらいだろう。
「滑稽なドラマ」といえば、ジョシュ・シャピロが副大統領候補として適任であったという声があったにもかかわらず、ハリスはティム・ウォルツを選んだとかもそうかも。シャピロはペンシルベニア州知事としての実績があり、その州での高い支持率から、重要なスイングステートであるペンシルベニアでの勝利が期待されていた。一方で、ウォルツの選定に対しては、彼の知名度の低さや、大規模な全国選挙での経験不足が批判されていた。この選定ミスが選挙結果に悪影響を与えた、かもしれない。。まあ、そうでもなかったかもしれない。結果が出なかっただけのことだよ。
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